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建設省職員組合は、第19回定期全国大会において、建設省労働組合総連合会からの脱退を決定した。
建設総連規約第22条に基づき、脱退することを届け出るとともに、採択された議案を以下のとおり記し、脱退理由書として提出する。
建設総連の結成の目的、3年間の活動経過とその総括を踏まえれば、建設総連結成以後の情勢の変化、政策の違い、相反する基本路線や全的統一への展望が全く期待できないことがはっきりし、基本的考え方や政策が大きく食い違う組織間でつくっている総連運動にはおのずと限界があり、このため成果もあがらず、いたずらに費用と労力を浪費するのみである。
建設総連の存在意義は認められない状況といえる。
建職組としては原点に返り、労働組合主義を基調とした民主的労働運動を発展させることが、真に建設省職員の処遇改善につながると確信するものであり、共産党系統一労組懇に加盟している全建労との連合体である建設総連を脱退するものである。
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