おにぎり持って出かけよう。

ふるさとおにぎり

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弥生時代にまで遡るおにぎりの長い歴史の中で、各地に郷土色豊かな味わいが生まれました。ドライブランチにおすすめの10種紹介します

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菊かおりおにぎり

しそ・わかめ入りおにぎり

青森県

宮城県

食べやすくヘルシー。そして何より、冷めても美味しい!手作りのおにぎりを持って、秋のドライブに出かけませんか♪

昔、南部藩主が京都から食用菊を移入したのが始まり。作り方:@菊の花びら15輪は酢少々加えた湯で茹で、冷水にとって絞る。A枝豆は塩茹でし皮をむく。Bしめじ100gに醤油大さじ1をかけておく。C米3合に水3カップ、酒大さじ3、塩小さじ1弱とBを加えて炊き上げ、@Aを混ぜ握る。

しそとわかめは宮城県の特産品。中にもなんと小さなおにぎりが! 作り方:@塩気を残すようにさっと洗って刻んだ塩蔵わかめ30gに、しその実大さじ2と白炒りごまを混ぜる。A普通に炊いたご飯3合に@を混ぜ、丸く小さく握って海苔で巻く。上からさらにご飯を握りつけ、大きなおにぎりにする。

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きび赤飯おにぎり

しょうゆ飯のむすび

けんさ焼

合戦むすび

群馬県

千葉県

新潟県

愛知県

かってはお祝い時に作られた。ほんのりと甘い花豆ときびの相性が好い。作り方:@もち米2合ときび1/2合は同量のの水に一晩浸しておく。A花豆の甘煮1カップは、塩少々入れた熱湯で茹でこぼす。B@に酒大さじ2、塩小さじ1を加えて炊き、Aをのせていっしょに蒸らしてから、混ぜて握る。 野良仕事の合間、3時のおやつ代わりに食べられていたというもの。作り方:@米3合は醤油大さじ2を加えて普通の水加減にし、鰹節10gを入れて炊く。A卵3個を割りほぐし、砂糖大さじ2、塩少々を加えて細かい炒り卵にする。B炊き上がった@にAを混ぜ、芯に梅干を入れて握る。 武士が剣先に刺して焼いたのが始まりという説も。作り方:@米3合は普通に炊いて、やや平たいおにぎりにする。Aすりおろしたしょうが1片分に、味噌60g〜80g、砂糖大さじ1、醤油小さじ1混ぜる。Bグリルやオーブントースターでじっくり焼いた@に、Aを塗って焼き目がつく程度に焼く。 長篠の戦いの際に徳川家康が作らせたという由緒正しいおにぎり。作り方:@米3合を普通に炊く。A赤味噌(八丁味噌、三州味噌など)60gをアルミ箔などの上にのばして焼き、梅干し大に丸める。BAを芯にして握ったおにぎりをフライパンや網で焼き、醤油を塗って焼き上げる。

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めはりずし

わかめむすび

すだちおにぎり

しそのにぎりめし

三重・奈良・和歌山県

山口県

徳島県

宮崎県

もとは山仕事のお弁当。目を見張るほど大きい、目を見張るほどおいしいなどのいわれがある。作り方:@米3合を普通に炊く。A高菜漬け150gに醤油大さじ1、酢大さじ1/2をまぶしてしばらくおき、軸は細かく刻む。B刻んだ軸を芯にしてご飯を大きく握り、広げた高菜の葉でしっかりと包む。 わかめは「万葉集」にも詠われた古くからの山口の特産品。ご飯の水分を吸うといっそう香り高く、おいしく変身する。作り方:@米3合を普通に炊く。A干しわかめを香ばしくあぶってから、細かくもんでおく。B梅干を芯にして、手に塩をつけながらご飯を握り、まわりにAをまぶす。 名産のすだちを使ったさわやかな一品。作り方:@米3合を普通に炊く。A塩鮭2切れは焼いて皮と骨をとり、ほぐしてすだちの絞り汁をかける。Bすだちの皮の表面をすりおろす。Cご飯にAと白炒りごまを混ぜ、塩適量で味を調えて、すだちくらいの大きさに握り、Bをまわりに振りかける。 自家製のしその味噌漬けを使った小さな俵形のおにぎり。田畑で食べたと言われる。作り方:@青しその葉に味噌を塗るようにして重ね、1週間程漬け込んでおく。A米3合は普通に炊く。Bご飯を小さめの俵形に握り、@の青しその味噌漬けで巻く。ご飯に@の残りの味噌を少々塗っても美味。