アフリカの薬草の苦味が魅力

●フランス陸軍軍人ガエタン・ピコンがアルジェリアに派遣された時、現地で使われている薬草に注目。除隊後の１８３７年に、その薬草を原料として造ったのが「ピコン」である。オレンジの果皮やゲンチアナ、キナなどスピリッツに浸漬して造られる。「アメール(苦い)」の名のとおり、独特の苦味が特徴となっている。エキス分は１０．８％。食前酒として人気の高いリキュールである。

甘酸っぱい、飲みやすいカクテル

◆アメール・ピコン…1/2　◆スィート・ベルモット…1/2

以上の材料をミキシング・グラスでステアし、カクテル・グラスに注ぐ。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ピコン・カクテル

独特の苦味がソーダで、和らいだカクテル

◆アメール・ピコン…45ml　◆グレナデン・シロップ…3dash　◆ソーダ…適量

氷を入れたタンブラーにソーダ以外の材料を注ぎ、冷やしたソーダで満たし、軽くステアして、好みでレモン・ピールを絞ったり、グラスに落としても良い。

ピコン・ハイボール

LAMER PICON HIGHBAL