昭和45年第17回東京モーターショーは東京晴海で開かれました。
また、外車ショーも本格的に一緒に開かれました。
日曜日のこととて人の波、人気のあるブースは頭の間から見る状態でした。

この年のコンセプトカーは環境にやさしく、かつ場所をとらないスモールビークル。
TOYOTA から出品された 二人乗りで買い物の荷物も積める小型三輪電気自動車です。
前輪に大きな電気モーターを装着、コストと重量の軽減を図っています。
このような努力が後に“プリウス”につながったのでしょう。


三菱自動車は RR小型ファミリーカー三菱500で乗用車に参入、ファストバックスタイルのF800、F1000、さらに1500ccセダンを発売していましたが、この年、コルト・ギャランを発表しました。
よく出来た車で、1300、1500cc、さらにギャラン GTO に発展します。
コロナ、ブルーバードに挟撃されるも立派な実績を残しました。


縦型四灯の二代目グロリアです。
初代の豪華さを卒業し、直線を多用した美しい車です。
プリンス自動車と日産自動車の合併直後で、日産の高級車セドリックとはまったく別の車でしたが、次モデルから統合されます。
いまでも根強い人気のある車です。

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