One's daily life
5月31日 雨のち曇り
さて、5月も終わりである。
これからどんどん暑くなっていくと思うと、
本当に憂鬱だ。
何が憂鬱かって、電気代だよ、電気代。
24時間のクーラーフル稼働で、
2万は行くな、絶対。
しかし、その前にガーガーゴーゴーと、
まるで工事現場のような音のする、
13年前の、このクーラーがひと夏持つかどうか、
その方が問題だったりして。
5月30日 曇りのち雨
このところ夕立で、雷がなることが多い。
うちのスノは大の雷嫌いなため、
ゴロゴロ鳴り出すと大変だ。
ヒンヒン鳴き通し、ブルブル震え通し、
おまけに、ジャーッとシッコも垂れる。
この間、帰宅したら部屋の中がなんかシッコ臭かった。
ひどい夕立があった日だったので、
どうやらスノが怖さのあまり、漏らしてしまったようだ。
昨日も、雷が鳴り出したら、
ジャーッと垂れていた。
もしかしたらこの夏は、雷が鳴るたびに、
毎回シッコを垂らしてくれるのだろうか。
う〜ん、うちってジュータンなのよね・・・・。
それも敷き込みの。
一夏過ぎたら、部屋の中はアンモニア臭でいっぱい、
ってことだけは、ちょっとごカンベン。
5月28日 晴れ時々雨
夕べ深夜1時まで、ファミレスのバイトだったのだが、
仕事が終わり頃、わざわざ板橋から友人夫妻が来てくれた。
その友人は、お店がOPENした時から、
足げく通って下さったお客さまであったが、
奥さんもダンナさんも、本当に良い方で、
気がついたら、いつの間にか仲の良い友人になっていたのだ。
仕事が終わったあと、そのままそのファミレスで深夜3時まで
久しぶりのおしゃべりに花を咲かせた。
3月の東京インターに出かけた際、
サモエド絵柄のマグカップを購入したのと、
私の大好きな「TINTIN&SNOWY」のグッズを、
いくつかゲットしたので、
わざわざそれをプレゼントということで、持って来て下さったのだ。
実はそのサモエドマグカップは、うちでも売っていたものなのだが、
手元には一つも残していなかったので、結構うれしかった。
もう一つのは、パピーの写真プリントのもので、
こちらは持っていない。
板橋から三鷹まで、夫婦でバイクにまたがり、
わざわざ私の為に、こんな素敵なプレゼントを
届けてに来てくれたなんて、本当に感激。
お店をやっていて、こうゆう友人たちと出会えたことに、
幸せを感じる。
でもその代わり、今は何にも返してあげられない我が身が、
少し悲しくもあったのだが・・・。
ラッピングも可愛かったので、しばらく使わずに、
そのまま飾っておこう。
5月27日 雨
昨年の12月、錦糸町「そご○」の閉店セールで
お手伝いをした洋服メーカーが倒産した。
今、私のいるデパートの3Fに、
そこのタウンウェア・ブランドが入っているため、
今朝、朝礼で連絡事項として聞いたのだが、
とにかくビックリした。
実は、閉店セールのお手伝いが終わった後、
そこの営業さんから、「プロパー(ショップ)で、やってみないか」と、
お誘いを受けたのだが、
欠員のあるデパートが遠かったため、お断りをしていたのだった。
もしそこで働いていたのならば、
今日から私は無職になっていたはず。
そのメーカーの顔見知りの営業さん、
販売員さんたちの顔が、次から次へと浮かんでしまった。
なんだか知っているだけに、とっても人事とは思えない。
明日は我が身。
5月26日 曇り
お休みだったので、一日中寝ていた。
しかし夜は、バイトが入っている。
休みの日にスケジュールを入れるつもりは、毛頭なかったのだが、
提出したスケジュール表に、
「この日は出来ません」と書かなった故、
気がついたら、予定を入れられてしまっていた。
人手がないから、今更「変えて下さい」などと言うと、
まわりの人達が困るだろうし、
まっ、しょうがない。
あ〜あ、今日は寝過ぎて疲れた。
しかしそれは、今の私にとって、ヒドく贅沢なことである。
なにしろ一番の楽しみが、休みの日の前の晩、
「明日はゆっくりと眠れる」と、ウキウキすることなのだから、
まったくもって、お金のかからない楽しみではあるが、
なんとなく情けない気もしないではない。
でもいいんです、贅沢は敵です。
ええ、なにしろビンボー人の私ですから。
本日の2匹
(内容とは無関係)
5月25日 晴れ
朝方、リビングから「ムシャムシャムシャ」
という音が聞こえてきた。
何の音だか、ぼやーっとした頭で考えつつも、
「ムシャムシャムシャ」の音は消えない。
「ちょっとー! あんたたち!
何食べてんのよっ!」
とベッドから飛び起きて、リビングへ走ったら、
そこらじゅうに、テッシュを食いちぎった残骸が・・・・。
テーブルの上に置いてあったテッシュを落として、
2匹で思う存分、堪能していたらしい。
ああ、禁断の味。
あんたたちは、カミキリ虫か!
5月24日 雨
スノの毛が大量に抜け始めた。
前回は確か、昨年の12月だったから、
ちょうど6ヶ月だ。
お店をやっていた頃は、4月から冷房を入れていたので、
暑さをあまり体感しなかったせいか、
年に1度ぐらいしか抜けなかった。
しかし今では、気候に合わせた生活をさせているため、
暑くなったら、きちんと抜ける状態に戻ったようである。
やっぱり夏はねぇ、毛が少ない方が、
過ごしやすいのは当然のこと。
しかし、ポレちは相変わらずのモコモコで、
この子は夏に間に合うような換毛期が、
きちんと来るかどうか、少々不安である。
5月23日 雨
何もしていないのに、
人様のHPで使用している、
MIDI(音楽)音量が、いきなり小さく聞こえるようになってしまった。
自分のHPのは、今まで通りにちゃんと聞こえるのだが、
人様のがねぇ・・・・。
こう見えても、自分用のMIDI選曲にはかなりこだわっている。
なるべく多重に作られて、編曲がよいもの。
もちろん曲が気に入ったものであるのは、言うまでもない。
しかし、もう少ししたら著作権の関係で、
HPに使用できなくなるらしいが、
まっ、取り締まりが強化されるまで、
使かってやろうじゃないか。
うちのHPに音楽がなくなったら、
イメージ、雰囲気等、すべて半減しそうだからねぇ。
5月22日 曇りのち雨
風邪が本格的にヒドくなってきた。
今日は休みだったのだが、これから夜バイトが入っている。
こういう時に限って、3夜連続だ。
おまけに明日の朝は、売場案内のペーパーテストがあるぞ。
横文字だらけのSHOP名と場所を覚えなければならない。
さっきまで勉強していたが、1時間が限界だ。
最近の店名は、フランス語だかなんだか知らないが、
ヴィとか、ヴァとか、ヴェとか、
カエルを踏み潰したような発音ばかりが多い。
舌を噛みそうである。
さすがの私でも、0点を取るのはイヤなので、
夜バイトの出勤時間まで、
もう少しマトモに勉強するか。
5月21日 晴れ
なんだか風邪をひいたみたいである。
何もしなくても、鼻水がタラ〜リと垂れてきて、
閉店時、お客さまお見送りでも、
「ぶはっくしょん!」
とやり、失笑を買った。
ということで、今日はトットと寝ちまおう。
5月20日 晴れ
このところ暑いので、
犬たちは玄関や台所の冷たい床部分に寝ている。
未だ子犬の時のように、カエル寝をするポレ。
腹這いで眠ると、冷たくて気持ちがいいらしい。
そういえばポレは、座っている時も、
後ろ足がなんとなんカエルっぽい。
そのままピョン、ピョン飛びはねそうだ。
ということは、ガニ股っうことである。
ちなみにポレの兄弟リーフも、ガニ股だ。
もしかしたら、一族みんなガニ股かもしれない。
もしかしたら、何代か前にカエルの血が入っていたのかもしれない。
だからあんなに、ケロケロ帽が似合うのか?
と呆れるぐらい、くだらないことを書いたところで、
自爆気味のまま、今夜はもう寝ます。
5月19日 晴れのち夕立
夕方5時近くに、あまちゃんご夫婦がSHOPに寄ってくれた。
ヒルトンで友人の結婚披露宴に出た帰りだそうだ。
あまちゃんは着物での出席ということだったが、
店に来た時はすでに、シャツとGパンだったので、
残念ながら美しいその姿は見られなかった。
ちょうど、私が夕方の休憩時間だったため、
上の喫茶店に行き、45分ほどおしゃべりをした。
すご〜い息抜きになった。
(いつもなら、夕方の休憩は、
屋上にある社食に行き、ガーゴー寝ているだけ)
お茶までごちそうになってすまなかったねぇ、
ホント、気を使って下さって、ありがとさんでした。
あまちゃん&ダンナさん。
5月18日 晴れ
目のゴロつきは無くなっていた。
どうやら眼球ヘルペスではない様子なので、一安心。
ところで、今日は風が気持ちよかったですねぇ。
お休みだったから、夕方犬の散歩がゆっくり出来たのだが、
涼やかな風が気持ちよくって、
いつまでも外を歩いていたい気分だった。
そうそう、葉っぱに毛虫がいっぱいついている。
小さいアゲハチョウも見かけてしまった。
ということは、すでに毛虫が羽化しているって証拠だ。
これから夏まで、垣根や草むらは毛虫がついているぞ。
サモエドは毛が長いから、散歩から帰ると、
毛の中に毛虫や青虫がいたりする。
小さなアリはしょっちゅう、くっつけて帰るが、
やっぱり毛虫はね〜、気持ちいいもんではない。
そうそう、もう青い小さな梅がいっぱい落ちているね。
あじさいも、蕾がたくさん。
湿度のないこんな気持ちのよい日は、あと何日ぐらいだろうか。
6月がもうすぐ来る。
5月17日 晴れ
左目がゴロゴロする。
逆さまつげでもないみたいだし、
もしかしたら8年前にやった、「眼球ヘルペス」再びか。
ちょうどその頃麻疹にかかり、重症のため入院したのだが、
身体の抵抗力が落ちたため、
「眼球ヘルペス」にかかってしまった。
「ひどくなると失明する」なんて脅かされたが、
眼科に数回通っただけで治り、
とりあえずその後、再発はしていない。
しかし、目の中がゴロゴロするのは、
とっても気持ち悪いし、異物感もかなりあるので、
医者に行かなければダメかなと思いつつ、
犬のことならすぐに獣医に出かけるくせに、
自分のこととなると、あ〜あ、とっても面倒。
しかし「失明」するのは困るので、
一晩寝ても、ゴロゴロが取れないようならば、
やっぱり医者に行くしかないか。
5月16日 雨のち曇り
出勤前、スノとポレが気持ちよさそうに寝ていると、
つい私も横になって、添い寝をしてしまう。
「ああ、今日が休みならば、
このまま私も気持ちよく眠れる」
毎回そう思うのだが、出勤の時間は刻々と迫る。
私も犬になりて〜。
(ただし飼い主がよい人の犬ね)
5月15日 晴れ
スノの目の下に出来ていた「麦粒腫」が、
いつの間にか取れていた。
あ〜、良かったと思ったのも束の間、
目の横に新たなる「麦粒腫」の芽を発見。
これって、「ものもらい」みたいにうつるかしらん。
5月14日 晴れ
気がついたら昼間の12時まで寝ていた。
普段、仕事中に眠くてどうしょうもなく、
ただひたすら、「休みの日に眠る」ことだけを楽しみにしている。
眠れば、足の痛みも、膝の痛みも、腰の疲れも
全部和らぐので、休日の長時間寝がないと、
身体も復帰せず、ダウンしてしまうだろう。
やはり、昼も夜も立ち仕事というのは、
足腰にかなりの負担がかかっているようだ。
また明日から、休みを待つ日々である。
しかし、眠ることだけが楽しみだなんて、
私の人生、いったいなんざんしょ !?
5月13日 晴れ
今夜は、ラビさん夫婦が千葉からの帰り、
わざわざ私のバイト先のファミレスまで寄ってくれた。
お二人と、ベルクもずいぶんお疲れのようであった。
私も今日は疲れた・・・。
もう寝るわ。
5月11日 晴れ
今日は夜バイトがなかったので、
絶対に早く寝ようと思ったのだが、
やっぱり、ダメよ。
昨日からUPしようと思っていたページに、
かかりっきりになってしまったわ。
あ〜あ、明日もまた眠くてつらい一日になりそう〜。
5月10日 曇り
久しぶりに美容院へ行った。
カットだけしてもらったが、
「肩につくと、ファミレスのバイトで髪の毛を結って、
ネットをかぶらなければならないので面倒。」
とこぼしたら、そんなに深い意味で言ったつもりじゃないのに、
気がつくと、あらららら、
いつの間にか襟元がスッキリとしていた。
(ちなみにカットされるまでは、ロングの域に入るぐらいの長さである)
別にそこまで短く切ってくれ、とは言っていないのに・・・・。
残っているパーマを利用して、
毛先が外側にクルンとカールしているが、
しかし、どう見てもおしゃれな髪型というより、
ただ単に、寝グセがついただけにしか見えない。
あー、明日SHOPで何を言われるやら・・・。
5月9日 雨
仕事から帰ると、2匹が元気よく迎えてくれる。
スノもポレもシッポをパタパタ振りながら、
「お゛があ゛ざ〜ん゛、お゛がえ゛ん゛な゛ざ〜い゛」
と、うれしそうに部屋の中を何度も回ってくれる。
しかし、それから2度目のお勤め、
ファミレス夜バイトに出て帰宅すると、
ポレは相変わらず、
「お゛があ゛ざ〜ん゛、お゛があ゛ざ〜ん゛」なのだが、
スノはテーブルの下に入ったまんま、
背中を向けて知らんぷり。
名前を呼ぶと、一応シッポだけは振る。
それもつまらなさそうに。
しかし、どんなに「おいで」と呼んでも、
背中を向けたまま、こちらへは来ない。
どうやら私が四六時中、家を開けていることへの、
(もちろん仕事でだ)
スノなりのささやかな抵抗らしい。
「あのねー、こうやって働かないと、
あんたたちは、ゴハンが食べられなくなるんだよ!」
と、少々むかつきながら、スノに向かってしゃべっても、
相変わらず背中を向けたままの、頑固なスノだ。
5月8日 雨
近くのお寺の塀の上から、さくらんぼが成っている木が見える。
カラスどもが結構つついているが、
あのさくらんぼが食べられるのか、食べられないのか、
甘いのか、酸っぱいのか気になって仕方がない。
そのお寺は6月19日、太宰治の命日「桜桃忌」で有名だ。
だから、さくらんぼの成る木が植えてあるのか・・・・。
一個でいい、食べてみたい。
5月7日 晴れ
スノとポレが、ガウガウ遊んでいると、
2匹とも歯をむき出しにして、とってもコワイ顔になる。
しかし親バカな私は、その顔さえも、
とってもプリティと思ってしまう。
スノが、眉間にシワを寄せながら、
鼻下をクッと上に上げて、ポレに向かって怒った顔をすると、
「いや〜ん、スノちゃん、チョーかわいい〜」
なんて言いながら、コワイ顔して遊んでいる2匹の間に割り込み、
ブチュブチュと、チューしまくるパカバカぶりだ。
他人には絶対に見せられないのだが、
きっと何処の飼い主も、似たようなことをしているはず。
なにをしても、かわいいうちの子たちである。
(と思っているのは、飼い主だけ)
5月6日 晴れ
一年ほど前から、スノの左目に出来ている、
「麦粒腫」が、大きくなってきている。
今のところ、そのデキモノで目が刺激されているわけではないが、
そろそろ鉗子でガバッと手術かも。
取った後は、火で焼いてジューッと止血するそうだ。
それも麻酔なしで・・・・。
しかし考えたら、かなり野蛮な治し方である。
ひとたび間違えれば、目に傷がつくだろうし、
火が目に入ったらどうするんだ?
そう思うと、やっぱり、まだ、いいや。
5月5日 晴れ
お財布の中味が40円しかない。
なんでかって言うと、
昨日と今日、銀行がお休みだったから。
そうとは知らず、昨日仕事に行く前に、
銀行へ立ち寄ったら、
「オー、マイ、ガット!」
その時点で財布の中には、1500円しか入っていなかった。
昼間、運悪く社食の食事用プリペイドカードの残額が少なかった。
それで仕方がなく、1000円出して購入。
残りは500円。
食事の後は、どうしてもコーヒーが飲みたくなる。
おまけに社食で「柏餅」が売っていた。
季節柄、食べたい甘味だ。
当然の如く買う。
夕方の休憩、喉が乾ききっていたので飲み物を購入。
帰宅後、夜のバイトに出てその帰り、
お腹が空いたので、コンビニでパンを買う。
これで残りが40円。
だから休みの今日一日、
何にも買いませんでした、いや、買えませんでした。
う〜ん、久々の大貧乏。
しかし、こう書くと、
私って食べ物しか買っていない・・・・。
5月4日 晴れ
このところ3時間ほどの睡眠で仕事に挑んでいたら、
もう眠いのなんのって。
SHOPで立っていると、眠さのあまり意識がなくなる。
座り仕事だったら、ガーガーゴーゴー寝ているわ、絶対。
3夜連続のファミレスバイトも入っており、
疲れもピークに達していた。
頭と身体が眠気と疲れで、朦朧としてくる。
GW中はバイトの人手も足りず、我が許容範囲を越えての忙しさ。
案の定、ミスのしっぱなし。
それを見て業を煮やした、
副店長のスパルタ教育が再び始まった。
これがまたね、嫌みったらしいの。
で、ご指導だけならまだしも、
あまりに理不尽なことを言われるので、
さすがに頭に来て、思いっきり睨みつけてやった。
その後店長から、
「睨んできたから、この人はガッツがあると思った」
と言われた。
おいおい、それはね、ガッツがあるんじゃあなくて、
単にむかつきを顔に出しただけさ。
でも高校生とかは、こんな風にいやみっぽく指導されると、
ビビッて縮こまっちゃうのかなぁ。
もっと、しおらしいのかなぁ。
私の場合、年の功で相当図々しい?
でも、自分の位置はわきまえるているつもりさ。
これでも、一応。
5月3日 雨のち曇り
いつも散歩道、モッコウバラが満開だ。
また今年も巡ってきたバラの季節。
垣根に絡まり咲く、
一重の白いバラも、清潔なかわいさを感じる。
少女を思わせる、赤と黄色のかわいいカクテル、
貴婦人のような豪華なバラたちも、蕾がほころび始めた。
もう少し経つと、町中がバラで満開になる。
ああ、なんて素敵で、華やいだ季節か。
5月2日 曇りのち雨
昼間の仕事で、最近仲良くなった45才の女性がいる。
ダンナさんとは、いずれは離婚する予定で、
今年高校を出た短大生の娘さんと、
7才のゴールデンの男の子と一緒に家を出て、
二人と1匹で暮らし始めた。
しかし今まで専業主婦としてやってきた彼女は、
販売員として自活を始めたものの、
犬の為に借りた一軒家の家賃が生活を逼迫させ、
今新たに安い家賃の、犬と一緒に暮らせる部屋を探し始めている。
一度は娘さんが短大を出るまで、
犬を誰かに預けようかとも考えたらしいが、
やはり手放す決心はとても出来ず、深刻に悩んでいた。
それで私が夜、ファミレスでバイトをしている話しをしたら、
「そんな風に見えないわ。でも話を聞いたら、
なんだか元気が出てきた。
私もがんばって夜のバイトを探す!」
と、同じように近所のファミレスを回り、
夜の仕事探しを始めたらしい。
人間やれば結構出来るものだ。
前にテレビドラマで、
「出来るか、出来ないかではなくって、
やるか、やらないかだけなんだよ」
なーんてセリフがあったが、ホントその通り。
取りあえず、やるってことが大切よ。
だってやらなきゃ出来るか出来ないか、わからないしね。
と言うことで、是非是非、彼女にもめげずに、
がんばって欲しい。
5月1日 晴れ
このところ、なんだか薄ら寒い。
でも、藤の花やすずらんが咲き始めている。
季節はもう初夏。
近くの幼稚園でも、大きな鯉のぼりが上がり、
街路樹は、ついこの間まで、
芽吹いたばかりの若緑の葉が鮮やかだったのに、
今では深い緑へと変わっている。
新しい月がめぐるたびに、
時間の流れの早さにため息が出てしまうが、
移りゆく季節の1コマを発見することは、
とっても楽しい。
日々の生活は、あわただしく忙しくても、
季節の小さな移ろいを感じられる、
みずみずしい心を、いつまでも失いたくはない。