One's daily life 

                      過去の日記へ

 

                 4月30日 晴れ 

                売り場では、当然冷房が入っているので、

                ふくらはぎから下が、なんとも重痛い。

                ただでさえ立ち仕事は足がキツイのに、

                更に追い打ちをかけるような、そんな季節の到来である。

                

                 

                さて、ジャクリーヌ・デュ・プレも、こんなに咲いていてくれる。

 

                   

                       シャリファアスマの開花も、もうすぐ。

                5月は仕事など行かずに、ずっとベランダでバラだけを見ていたい。

                いつかはそんな日が来ることを夢見て。

                

                 4月29日 晴れ 

                気温はグングンと上昇したが、

                風は涼しく湿度の低い、気持ちの良い一日だったので、

                夕方スノとポレを連れ、井の頭公園まで散歩に出る。

                2時間歩いて、帰宅後犬と共に爆睡。

                これがまた気持ちいいんだわ。

 

                  

                 さて、「マダム・ポンポン・紫」などと勝手に命名した

                 つるバラだが、どうやらオールドローズの、

                 「ファイルヒェンブロウ」という種類の様子。

                 黄色いシベと、紫色の花びらに白い斑が入るのが特徴で、

                 写真で見るのと、まったく同じである。

                 (「一季咲きでトゲが少ない」と書いてあるところも一緒)

                 なんだか名前が分かって、スッキリした。

                 ところでうちのバラは普段、

                 私と同じ6Fの住人以外の目に触れることはないのだが、

                 7Fにお住いの方が、咲く日を楽しみにして下さっていることが判明。

                 毎日外に出られるのに階段を使用し、

                 「いつ開花するのか」と眺めては、待っているらしい。

                 こうゆうのも、ちょっとウレシイ今日このごろ。

 

                 4月28日 晴れ 

                昨日の嵐では、それほどの被害を被らずに済んだのだが、

                その代わり、またまた自分でスィート・ジュリエットの、

                蕾付きシュートをボキリとやってしまった。

                トホホホホ・・

                そして蕾たちは膨らんでいるのに、なかなか開いてくれないジレンマ。

                うちって日当たりが今ひとつ、いや今二つだからねぇ。。

                

                  

                       ここまで膨らんだ、メアリー・ウエブの蕾。

                          早く蜂蜜の香りを嗅いでみたい。

 

                      

                       これは、名前の分からないつるバラ。

                     某バラサイトで品種を訪ねてみたが、反応なし。

                       勝手に「マダム・ポンポン・紫」と命名する。

              

                 4月27日 雨 

                いやはや夕食後横になったら、もうダメだ。

                気が付けば、夜中の2時3時。

                そして深夜の日記UP・・

                それにしても、今日の風の強いこと、強いこと。

                明日の朝、バラたちを見るのがコワイよ〜

                蕾なんか落とされていた日にゃあ、

                私の人生の最大の楽しみを、マジに奪われてしまうことになる。

                朝、やっと名前の分からないつるバラが1輪咲いていてくれてたのだが、

                これもどーなっていることやら・・

                

                 

                 これがそのつるバラ。結構綺麗だ。

 

                 

                 これは、梶みゆきさんの「バラの園を夢見てPart2」でも、

                 紹介されていた、「スーブニール・ド・デリゼ・バルドン」

                 最初は剣弁高芯咲きに見えるが、

                 花びらが開いてくると、和紙のような不思議な質感になる。

 

                 ここしばらくは、私の頭の中は、バラ、バラ、バラ。

                 これこそまさに、「ラ・ビアン・ローズ」(バラ色の人生)

                 ああ、この季節がずっと続いてくれたならば。

 

                 4月25日 晴れ 

                ちょっとここの所、色々とあり、

                精神的にダウン気味である。

                こんな時、スノとポレに添い寝をして貰い、

                バラを眺めて気分を落ち着かせる。

                それでもなかなか復活しなければ、

                希望ある未来を妄想の如く考える。

                それでもダメならば、どーすっかなぁ。。

                私の場合、気分爽快、スッキリ感到達は、

                宝くじに当たれば、全部解決よ〜

                (しかし、肝心の宝くじを買っていない)

                こうなると、ついマンションを売って、

                八ヶ岳移住なーんてことを考えてしまうのよね。

                (まぁ早い話、今の生活と仕事がイヤなんだけどさ)

                でも現実は厳しくて難しいぃ。

                逃げたいけれど、逃げられないジレンマにイライライラよ〜

                

                 4月24日 晴れ 

                昨秋に注文を入れていたバラ苗が届いた。

                相原ばら園さんというナーサリーで、1500円という廉価である。

                価格上、あまり良い苗は期待はしていなかったのだが、

                箱を開けてみてびっくり。

                つやつやと輝いている葉に、しっかりとした茎。

                思いの外良い苗で大満足である。

                (もちろん、大枚をはたけば立派な苗を購入出来るが、

                1500円というナイスな価格で、それ以上の価値がある苗、

                という意味ね)

 

                沢山の蕾をつけて咲いている、アンヌマリ・ド・モントラベル

                     

                 とっても可愛い白い小さなバラである。                   

                

                 4月23日 晴れ 

                図書館から借りてきた本の中に、最相葉月の「青いバラ」がある。

                それを読み出したら、なぜか急に「青いバラ」が欲しくなってしまった。

                仕事場の屋上にあるガーデニングショップに、

                「ブルーヘブン」という、青系バラが売っていることを思い出し、

                給料日に屋上に走り、思わず購入してしまった。

                お金もさることながら、置く場所が限界なのに、

                まったく懲りない私である。

                この本、まだ途中までしか読んでいないのだが、

                「青いバラ」を作るために、世界各国の種苗家が奔走した過去の話、

                また現代では、遺伝子操作で「青いバラ」を作ろうとしている

                化学者及び生物学者及びメーカーの話や、

                あるいは「青いバラ」にまつわる古今東西の文学の話、

                そして「ミスター・ローズ」と呼ばれた、世界に誇る日本の育苗家、

                故・鈴木省三氏との対話など、「青いバラ」に絡めて数々のエピソードを

                緻密な資料の基に書き記したノンフィクション本である。

                未だ真に「青いバラ」は出来ていないそうだが、

                この「ブルー・ヘブン」は岐阜県の河本ばら園の河本純子氏が、

                バイオ技術に頼らず伝統的技法で、

                20年かけて作ってきた品種ということだ。

                花色はブルーというよりも、薄いグレーがかった水色という感じらしい。

                (確かデメタンさんも同じバラを持っている)

                蕾がいくつか上がっているので、咲いたら画像UPに乞うご期待。

                

                     

                              ブルーヘブン

             

                 4月22日 晴れ 

                我が家の開花一番のバラはジャクリーヌ・デュ・プレだった。

                  

                 

                 さて今朝撮影したばかりの、ご近所さんのバラ庭写真を。

                  

                             これは白モッコウバラ

 

                      

                            アップにするとこんな感じ。

 

                  

                          こっちは黄モッコウバラ  す、すごい・・

 

                       

                               これが噂の原種バラ

 

                 4月21日 晴れ 

                朝の散歩途中にある、バラ庭の家の人としゃべることが出来た。

                このお家はただ今、白&黄モッコウが満開である。

                そして、見たことのない白いツルバラは、

                「ナントカ・ヒマラヤン・ローズ」という原種系のバラだとか。

                お家の方も、正式な名前は覚えていらっしゃらない様子だった。

                (ピンクの花を咲かせる「ポールズ・ヒマヤラン・ムスクとは別種類)

                しかし、原種といっても一重の大人しい花ではなく、

                例えて言うならば、豪華な白い矢車草と言う感じか。

                濃い緑色の葉に、ボタンアイがくっきりの、

                これがまた素晴らしく美しいバラである。

                ツルバラの大家、村田晴夫さんのばら園で購入されたそうだ。

                かなり大きくなる種類らしいが、私も庭付き一軒家に住めた暁には、

                是非是非欲しい一品となってしまった。

                (この家の方は、村田さんのお弟子さんとお友達ということで、

                そちらに教えて貰いながら、プラス自己流で、

                ツルバラの誘引をこなしていらっしゃるとか)

                これ以外にもバラの絡まるアーチやフェンスがいくつかあり、

                もちろんアーチ以外にも、沢山植えていらっしゃる。

                そして「バラが咲いたら、是非見に来て下さい」

                とおっしゃって下さった。

                やはり季節になると、バラを見に沢山の人達が来られるそうだ。

                明日は、垣根越しに例の白いバラの写真を撮らせて貰おう。

 

                さてさて、またまた我が家の蕾たち。

                 

                        これはERの「メアリー・ウエブ」

                    咲くと蜂蜜のような、お菓子にに近い香りらしい。

 

                 

                         ピエール・ド・ロンサール

                     なんとか7コぐらいは上がって来てくれた。

 

                   

                 ちょっとピンク色が見えてきた、オノリーヌ・ド・ブラバン

             

                 元気に育っているバラたちの中で、

                 悲しいことに、先日買ったばかりの「ラ・レーヌ・ヴィクトリア」が

                 立ち枯れし、お亡くなりになってしまった。

                 かなり憧れていたバラなんだけれど・・

                 セール価格で購入したとはいえ、やはりとても残念だ。

                 それからクレマチスのスノーフレーク。

                 こちらは元気良くツルばかりが伸び、花芽がまったくつかない。

                 これは日照時間が短いせいか。

                 それから、あまりにウドンコがすごすぎて、

                 アイスバーグの新芽がほとんど枯れてきてしまったので、

                 仕方がなく化学薬品を使用する。

                 これで少しはウドンコが落ち着いてくれればよいが。

                 明日からは届いた月桃エキスで、

                 再び減農薬の消毒に励んでみよう。

 

                 4月20日 晴れ 

                

                 蕾その1・もうすぐ咲きそうなジャクリーヌ・デュ・プレ                

 

                    

                 蕾その2 房咲きで沢山の蕾をつけているジャクリーヌ

 

                  

                 蕾その3  眺めの良い場所にある、種類の分からないツルバラ

 

                  

                 蕾その4  うどんこにやられて、波打っている葉。

                           ERのアンブリッジ・ローズ

 

                

                 4月17日 晴れ 

                お昼に、あまちゃん、まーすけさんが我が家を来訪。

                ゴハンを食べ終わった頃、

                仕事帰りのろずさんが到着で、

                久し振りの「尻デカ春の集い」が開催された。

                昼はあまちゃん持参の総菜で、バケットサンドイッチ大会、

                夜はろずさん、あまちゃん手作りの手巻き寿司大会。

                更にはまーすけさんからは、チョーうまケーキの差し入れがあり、

                食べて良し、しゃべって良しの、非常に有意義な一日だった。

                何から何まで、主婦の皆々様方にやっていただき、

                私はただ食べるだけの、まるで亭主の如きで、

                おまけに米ナシ、調味料ナシの、見事な男所帯っぷりを披露する。

                ホーント自分で書くのもなんなんだけれど、

                最近、私は男性化が著しく、

                「オジさん」と呼ばれる日もそう遠くないかも、

                と密かに思ったり。

                いや、きょうび男性の方がよっぽど料理をするかもね。

                

                 4月15日 晴れ 

                毎朝散歩時に通る、某家の広い庭には、

                バラが沢山植えられている。

                しなだれる柳の大木の如くに白モッコウバラが降り咲き、

                緑がかったミニバラ・グリーンアイスを中輪にしたような、

                見たことのないツルバラも咲き始めている。

                (この品種名を是非知りたいと思うのだが、

                 なかなか家の人に遭遇しない)

                とにかくここの家の前を通る時は、

                どのバラが咲き始めたのか確認しつつ、

                自ずと足取りがゆっくりとなってしまう。

                とにかく、どのくらい種類があるのか分からないぐらいの

                沢山のバラなので、

                自分ち以上に、すべての開花が待ち遠しく思えたり。

                

                さて、人様の庭もさることながら、

                うちの一番咲きはどの子だろうか。

                可能性としては、膨らみから少し白っぽい色が見えて始めてきた、

                オノリーヌ・ド・ブラバンか。

                (といっても、このバラは白ではなくピンクに赤のストライプ・・)

                それから次は房咲きで沢山の蕾をつけてくれた、

                ジャクリーヌ・デュ・プレか。

                (蕾の数がどんどん増えて、いまや20数個)

                毎日毎日ベランダに出て目が離せないのだが、

                蕾だけではなくウドンコ病が多発のため、

                そちらの方にも目が離せないのが、ちょっと残念。

                本日うどんこによく効くという、「月桃エキス」の注文を入れた。

                それが届くまでは、木酢液+砂糖水で、

                なんとかバラたちに乗り切って貰いたい。

 

                 4月13日 曇り 

                近所のHCへ出かけた。

                もちろん目的はバラの土などの購入なのだが、

                まずは最初にペットコーナーの生体部門へ向かう。

                1週間前の休日に出かけた時、黒い子犬が売られていて、

                そこに「父・パピヨン×母・トイプードル 種類MIX」

                と書かれた紙が貼り出されていたのだった。

                そしてお値段が、税込み価格207.900円(本体198、000円)で、

                「血統書はありません」と書き込みがあり、

                ぶっこいた、ぶっこいた。(註:ひどく驚く)

                一代雑種って、売られていても大抵2,3万ぐらいなのだが、

                いやはや20万を超えるとは、なんとまぁ暴利を貪っているか、

                と呆れて口があんぐり。

                そして今日はその子がどうなっているか確認したかったのだ。

                そのガラスケースには、「売約済み」の貼り紙が・・

                うっそー!! こんな法外な値段で買う人がいるのね。

                またまた、ぶっこく。

                ちなみにこのパピヨンとトイプーハーフの子は、

                かなりトイプーに近い容貌で、

                毛が若干ストレートという感じか。

                その子が入っていたガラスケースの下段の、

                「ミニチュア・ダックス 特価78000円」が、

                妙に虚しく見えた本日のわたくし。

                 

                 4月11日 晴れ 

                ここのところ初夏のような陽気で、

                水をたくさん飲むスノの膀胱は、私が帰宅すると同時に爆発だ。

                我慢に我慢を重ねているみたいで、かなり可哀想である。

                それゆえ今年は早めにクーラーを入れることになりそうで、

                今から電気代に戦々恐々の思いだ。

                こうやってくると、やっぱり涼しい高原にあこがれる。

                (尤も寒い冬は、高原のコの字も出てこない)

                

                さて、バラに思いを馳せる日々だが、

                まだまだ欲しい品種は山ほどある。

                しかし、現実的にお金と置く場所が限界に達しているので、

                あとは昨秋に注文済みの某バラ園の商品を待つのみで、

                打ち止めを余儀なくされている。

                2つの仕事をしていても、

                借金返済で、右から左へとお金が無くなってゆくビンボーな私ゆえ、

                バラなんか買っている場合ではないのだけれど、

                一度突っ走り始めたらブレーキは効かず、

                安い苗を探しに探して、

                いっぱしの園芸趣味人になってしまった。

                そして犬と同様、今はバラが生き甲斐に。

                それにしても、もし万が一、引っ越しなんて場合、

                この鉢だけで運送料金が跳ね上がりそう・・

                

                 4月10日 晴れ 

                近所のモッコウバラが咲き出した。

                今年の開花はいつになく早い気がする。

                うちのバラたちの中で、一番蕾をつけているのは、

                ジャクリーヌ・デュ・プレ。

                数えたら15以上あった。

                香りもとても個性的だし、

                去年から本当に良く咲いてくれる優秀バラだ。

                それから、アイスバーグ、ボニカ’82、ウィリアムシェイクスピア2000も、

                上がってきたぞ。

                昨日届いた小さな苗3種、

                オールドローズのフェリシテ・パルマンティエ、ルイーズ・オーディエ、

                そしてイングリッシュローズのチャールズ・レイニー・マッキントッシュ。

                (実は昨年10月に振り込み済だったのだが、

                生産が間に合わず、半年待ちで我が家にやって来た)

                こちらは挿し木の小さな新苗のため、

                今春の開花はちょっと無理かもれしれないが、

                咲かなければ咲かないで、また来春の楽しみに。

                ここのところ、毎朝ベランダで蕾を確認しては、

                「あー、仕事行きたくない。一日中バラたちを眺めていたい」

                ため息をつく。

                今からこんな調子なもんで、来月花が咲いたらどうなることやら。

                完全に出社拒否かも。

 

                  

                         マダム・ピェール・オジェの蕾

                  最初は白い花なのに、太陽光線が当たるとピンクに変化してゆく、

                  一番人気のオールドローズ。

 

                 4月9日 晴れ

                昨日、ショップで万引きを捕まえた。

                丁度、店長、サブ、私と3人出勤していた日で、

                たまたま3人で固まっておしゃべりをしていて、

                入って来たお客さんにサブが目をやった瞬間、

                棚に並べてあった白いサマーセーターを紙袋に突っ込んだのを、

                目撃してしまったのだ。

                サブはすかさず私に、「今、あの人が紙袋に商品を入れた」と囁き、

                まずは私がそのお客さんにぴったりとくっつき、

                それからサブが事務所へ走り、

                店長は電話で保安に連絡した。

                その間私は、そのお客さんに接客するフリをしつつ、

                紙袋の中を確認しょうと、

                さりげなく、それでいてしつこく手元を見る。

                商品が中に入っているは確実なのだが、

                「こちらからその紙袋の中身を見せろ」と、

                迂闊に言えないルールがあるため、

                タイミングを見計らいつつ確認をいそぐ。

                私がそのお客さんの手元を凝視すればするほど、

                その人は紙袋をギュッと引き、見られないようにしてくる。

                そのうち、「あら、このスカート素敵ね。試着したいんだけど」

                と声を震わせながら言い出したので、

                (絶対に試着室には入れるもんか)

                と心の中で思い、  

                あれやこれやと商品を勧めつつ、

                逃げられないように店長とその人を囲む。

                しかしお客さんは、必死にこの場を乗り切ろうと色々誤魔化すのだが、

                睨みつつにじり寄る私に、手元がガタガタと震え出し、

                ついには、「すみません、これ取りました」

                と、観念して紙袋に入ったセーターを取り出したのだ。

                そして保安に突き出される前に、

                「商品を購入するから」と許しを請い、

                一番安いカットソーを買い、震えながら帰っていったのだった。

                ショップの面々の連携プレーと、

                商品を盗もうとした人が、たまたま逆ギレすることなく、

                正直に紙袋に突っ込んだセーターを差し出したので、

                事なきを得たが、

                やはりどう見ても常習犯のような気がした。

                (保安から警察に通報されるより、

                正直に謝って商品を購入すれば、

                簡単に許して貰えることをよくわきまえている)

                ちなみにこの人、70過ぎの女性。

                サブ曰く、

                「あの年齢でこんなことしているのって、とっても惨めよね。

                 いくら手癖が悪くても」

                更には、

                「○○ちゃん(私)のようなでっかい身体ににじり寄られれば、

                誰もが逃げられないと思うかもよ」

                だって。

                フン!それは余計! 

                

                 4月8日 晴れ 

                お釈迦様の誕生日に生まれたポレち。

                思い起こせば今から5年前、

                「だんご三兄弟」のヒット曲に乗りながら、

                5匹の兄弟妹でこの世に出てきた。

                生後8ヶ月の時に、ひどい薬物中毒で死にかけたこともあったっけ。

                獣医さんの尽力と、ポレちの生命力で、

                なんとか助かったあの日。

                お店では、たった1年の店員生活であったが、

                それなりの接客で、お客さんを喜ばせていた。

                ただし、ひどい脱走魔の一面も・・

                そんなこんなのポレちは、今日で5歳。

                いつまでたっても、おバカ丸出しのままだが、

                そこがポレちのポレちたる所以。

                (なんのこっちゃ?) 

                皆さんからのポレちへの暖かいメッセージ、

                どうもありがとうございます。

                バカ息子に成り代わり、心から御礼申し上げます。

                これからまたどんなバカをやるかわかりませんが、

                どうぞ暖かく見守ってやってて下さい。

 

                 4月7日 晴れ 

                今に始まったことではないが、

                夕食後ついウトウト眠ってしまい、

                気が付けば朝、などという毎日で、

                この日記を書くのも一日おきだ。

 

                さて、バラの蕾がグングン上がってきている。

                名無しのツルバラ、ジャクリーヌ・デュ・プレ、マダム・ピエール・オジェ、

                オノリーヌ・ド・ブラバン、ポール・ネイロン、粉粧楼、

                スィート・ジュリエット、メアリー・ウエブ、グラミス・キャッスル、

                アンブリッジ・ローズ、シャリファ・アスマ、etc

                5月の開花を考えると、思いっきり胸が弾むのだが、

                しかし柔らかい新芽と蕾は、虫たちの格好の餌食となり、

                注意して見ていないと、アブラムシだらけになっていたり、

                葉裏にハダニがビッシリとくっついていたり・・

                また一つの苗がうどんこ病にやられると、

                1,2日で他のバラにうつっている。

                こんなところがバラは大変と言われてしまう所以だろうが、

                毎日のケアでなんとか最小限度の被害に止めて、

                あとは開花の季節を万全に迎えたい。

                また自分ちだけでなく、

                人様の庭のバラも気になり、つい蕾を探してしまったり。

                そんなこんなで、ただ今の私の頭の中はバラでいっぱいの、

                とりあえず今の生き甲斐なのさ。

 

                 

                       オノリーヌ・ド・ブラバンの蕾

                   (新芽が柔らかくて、サラダにでも使えそう)

 

                    

                   ベランダのバラたち(赤のポリタンクがご愛敬)

 

                 4月5日 晴れ 

                昨日はマジに疲れた。

                しかしホテル催事では、売らなければならない数字プラス、

                数十万円の上乗せが出来たので、かなりホッとする。

                深夜バイトも無事終わらせ、

                ヘロヘロになりながらも、妙な達成感があり、

                更には本日の睡眠がたった3時間でも、やたらとテンション高く、

                たまっていた家事を片っ端から片付け、

                腰を抜かしそうになりながらも、バラの世話を焼き、

                アブラムシとゾウムシとうどんこ病が出ていた葉に

                木酢&碧露を散布して、

                更には出てきた小さな蕾たちに、

                「がんばって咲いてくれよ〜」

                と励ましの声をかけ、

                犬と共に朝晩ガシガシと歩き、

                更には薬を貰いに獣医さんにも出かけて、

                そしてやっぱりヘロヘロになりながら、

                今PCの前に座っている。

                後は寝るだけ。

 

                 4月3日 晴れ 

                明日はホテル催事で、朝5時起きだ。

                夜は夜でバイトが入っているし、考えただけでもキツ〜

                そうそうスノの噛まれた傷は、かなり綺麗になってきた。

                ポレが舐めすぎて毛根が溶けて無くなった、

                ズルむけの肌はピンク色でちょっと可愛い。

                が、そうは言ってもハゲはハゲ。

                果たしてここから再び毛が生えてくるのだろうか、

                と少々不安を感じる。

                

                さて、昨年秋にやって来たバラ苗に、小さな蕾を発見した。

                飛び上がらんばかりに喜ぶ。

                これが自分ちで育てる醍醐味と、今日一日なんだかウキウキする。

                また近所のモッコウバラには、とても沢山の蕾が上がっているが、

                うちの白モッコウは全然ダメ。

                いつか一軒家に引っ越せる奇跡が起きれば、

                その時は是非地植えにして上げたいと切に思う。

                マンションの狭い日当たりの良くないベランダで、

                モッコウバラを育てるのは、やはりかなりの無理があるのねぇ。。

                      

                 4月1日 晴れのち雨 

                100歳の叔父が亡くなったので、告別式に出かけた。

                なにしろ母の長兄のため、

                                   母とは年齢が20歳以上離れている。

                (母は末っ子の上、私は遅く生まれた子供だったので)

                叔父の弟妹はすべて早死にしているのに、

                入り婿に入った叔父だけが100歳まで生き続けた。

                最後の10年はアルツハイマーの為、病院に入ったままだったが、

                元は芥川賞候補の作家である。

                (前に日記で、直木賞と書いたのは間違いだった)

                ボケけても原稿用紙は手放さなかったらしい。

                それゆえ棺の中には、書き込んだ原稿を一緒に入れて上げていた。

                この叔父は、10代初めで読んだ小説に感銘を受け、

                家を飛び出して、丁稚、土方、行商などを経て、

                更には苦学に苦学を続けて大学を卒業し、

                (なにしろ小学校もろくすっぽ出ていなかったため、

                ひとつひとつ検定をクリアして、大学までたどり着いたという話だ)

                初心貫徹させ作家となり、

                (もっとも作家だけでは到底食べて行けなかったので、

                他の仕事もしていた)

                好きな文学を一生涯続けていった人である。

                たとえ作家として売れていなくても、

                好きな道を貫徹させ、生涯を終わらせたその強さに、

                深い感銘を受ける。

                「叔父さん、天国でどうぞ好きなだけ小説を書いて下さい」