One's daily life                  

                         

                              過去の日記へ

 

               6月30日 雨のち曇り 

              仕事から帰宅後、夜7時頃に散歩に出たが、

              夕焼けがきれいだった。

              オレンジ色の太陽とグレーの雲が縞の模様をなして、

              西の空を染めていた。

              しかし、こんなに夕焼けが綺麗だと、

              明日は再び、強烈に暑い日になりそうな予感が。

              でも梅雨のうちに、たっぷりと雨に降ってもらわないと、

              農作物も人間も困ってしまう。

              そしてせめて梅雨のうちは、クーラーをあまりつけずに、

              過ごしたいものである。

              しかし今夜はクーラーなしで眠れそうなので、

              それはちょっとうれしいぞ。

              と言うことで、そろそろグッドナイトでございます。

              

               6月29日 晴れ 

              考えてみたらこの5年ほど、長い休みを取っていない。

              自分で経営していたお店では、

              そうそう休む訳にもいかなかったし、

              今の仕事も社員ではないので、

              有給休暇や夏期休暇なんてのも、当然ない。

              なにしろ0.5のおばちゃんが、

              風邪引いて40度近い熱を出した時でさえ、

              電話を入れたら、

              「そんなこと突然言われても困る」

              と言い放った会社なので、

              「1週間休みま〜す!」などと言おうものなら、

              「そのままずっと休んでいて結構です」

              と返されるのがオチだ。

 

              今や夜バイトも週5日入ってしまうし、

              とりあえず休みの日だけは、仕事を入れないよう、

              身体を休めるよう確保してはあるが、

              普段の日の自分の時間のなさに、

              いささかウンザリ気味である。

              しかし、働けど働けど我が暮らし楽にならざり。

              ぢっと足の裏を見る・・・・。

              (足の裏がヒビ割れているもんで)           

              

               6月28日 晴れ 

              夜バイトで、忙しく動いていたら、

              なぜだか食器を片づける場所から、

              ふわ〜んとよい香りがしてくる。

              鼻がおかしくなったのか、

              それとも気のせいかと思ってよく見たら、

              萎れかかったくちなしの花が、コップに活けてあった。

              昨日までは置いていなかったのに。

              しかし、その場所に来るたびに、

              そのくちなしの香りで、気分がリフレッシュする。

              これはまさしくアロマの効果だ。

              そのせいか、今日は気分よく仕事に励めた。  

              やっぱりよい香りって、神経的・精神的にも、

              よい影響が出るってことなのね。

                                  

               6月27日 晴れ 

              0.5のおばちゃんが、

              「なんか足の辺がモソモソする。痒い。」

              と言い出した。

              そう言われてみると、時々モソッと痒くなる気がする。

              「なんなんだろうね、これ」と言ったら、

              すかさず、

              「デパチュウ」

              と答えた。

 

              デパートにいる虫のことだそうだ。

              特にストックなどに行くと、足にポツポツと赤く刺された痕が、

              たくさん残るらしい。

              デパチュウに刺される販売員、

              それはデパート夏の風物詩・・・・。

              

               6月26日 晴れ 

              6/1〜14まで、お勤めをしているデパート4Fで、

              ブランド対抗インナーコンペなるものが行われた。

              年に数回ある催しなのだが、

              要するに対抗ブラントを決めて、

              毎日の数字を競わせ、

              売り上げを伸ばすデパート側の陰謀コンペである。

              うちの店は、毎年毎回絶望的と言っていいくらい、

              数字が悪いのだが、今回はどうしたことか、

              奇跡的に毎日の売り上げを伸ばし、

              Dクラスのトップに躍り出てしまった。(A〜Fまでクラスがある)

              そして、昨年より50%売り上げUPという

              脅威の成績を取ってしまったのだ。

              ちなみにトップのブランド販売員には、

              5000円相当の品がカタログの中から選んでもらえる。

              ちなみにわたくしは、コーヒーメーカーを頂いた。

              おまけに全体朝礼で、表彰までしてもらった。

              この日、店長がお休みだったので、

              私がその表彰式に出たのだが、

              この時、景品も手渡された。

              ちなみにうちの販売員が貰った景品は、

              コーヒーメーカー2台、ジューサー1台。

              それを私一人で持たされたまま、朝礼の話を聞いた。

              そのうち手がしびれてきて、顔が引きつってきた。

              「おっ、重い・・・。」

              それを見た部長が、

              「もうちょっとの、我慢ね」

              とお茶目に言った。

              景品を貰えたのはうれしかったが、

              なにもそれを表彰式で渡さなくたって・・・・。

              しかしコンペで優勝なんて、

              今回だけって噂も・・・・。

  

               6月25日 晴れ 

              ムシムシした一日であったが、

              犬たちを井の頭公園に連れて行ってあげた。

              御殿山の林へ入ると、

              気温も2度ほど下がるのか、少しだけ気持ちがよい。

               

              あっちこっちに咲いている、あじさいがきれいだ。

              井の頭公園は、お店を始める前に、

              毎日散歩に出かけていた場所。

              犬だけでなく、私もその散歩が楽しみであった。

               

              
              井の頭公園沿いにある、立派なレンガ貼りの家。

              どんなお金持ちが住んでいるのか、

              門の方へ回ってみると、案の定ベンツのSクラスが置いてある。

              あこがれの一軒家は、

              絶対にレンガ貼りで、窓の回りは白い木枠。

              ヨーロッパの家のような。

              あっ、でもうちのマンションは、一応茶色のレンガ貼り。

              しかし、去年改修工事をするまでは、

              そのレンガが上から落ちてくる、

              怖ろしいマンションであったがね。


               

              
              これまた外国の家のような。

              写真では見えないが、

              屋根の上には、レンガの煙突がある。

              それは多分、家の中に暖炉か薪ストーブがあるってことだ。

              これには写っていないが、ちょうど右側にバラのアーチがあり、

              そこが門代わりだ。

              白いドアに回りがレンガというところが私好みで、

              ドアにはおしゃれにリースがかけてある。

              

              井の頭公園付近には、こんな家がたくさんある。

              犬の散歩の途中、いつもこうやってまわりの風景を見たり、

              咲いている花や、木々を見上げたり、

              そんな何気ないことに気をとめるのが、

              結構好きであった。

               
                    


              さて、最後に本日の2匹。

              ひとつのボウルから、仲良くゴハンを食べ合っている。

              食べ物に関しては、2匹ともかなり意地汚いのに、

              なぜかケンカはしない。

              不思議だ。         

              

               6月24日 晴れ 

              最近凝っているもの。

              それはUNA味覚糖の「梅すこんぶぐみ」。

              噛めば噛むほど弾力のある梅味のグミに、

              昆布パウダーがまぶしてある。

              味は、都こんぶブラス梅ガムだ。

              グミというと、普通フルーツ味がほとんどであるが、

              これは、お茶が飲みたくなるようなシブイ味だ。

              そしてこのグミは、かなりの弾力で、

              かぶせた歯や、詰め物が取れそうな、

              そんなヤバい予感も・・・・。

              しかし、食べ出すと、噛み出すと、

              やめられない、とまらない。

              今も噛みながら、パソコンに向かっているが、

              ウニッと歯にくっつくたびに、

              詰め物が持ち上がるのでは、

              と、スリルも一緒に楽しめるお菓子である。

              

               6月23日 曇り 

              この仕事を始めてから、膝が痛くてしょうがなかったのだが、

              消炎作用の薬を塗ったら随分とラクになった。

              しかし、自分の足をよく見てみると、

              あっちこっちの毛細血管が内出血している。

              長時間の立ち仕事は、気がつかないうちに、

              身体の負担になってるいるようだ。

              しかしそんなことで、仕事をやめるわけにもいかないしね。

              まわりの販売員さん達を見てみると、

              膝にサポーターを巻いている人が結構いる。

              毎晩ローラーをかけている人もいるし、

              神経痛を患って、足を引きずっている人も。

              生活がかかっているオバさん達が多いから、

              みんな身体にガタが来ていても、

              必死で働いているって感じだ。

              う〜ん、現実は厳しい・・・。           

 

               6月22日 曇り 

              最近よく勘が働く。

              以前に接客したお客さまの顔が浮かぶと、

              それから1時間後ぐらいに、そのお客さまがご来店されるのだ。

              それも1回や2回ではない。

              もう5回以上もそんなことが続いている。

              気のせいかと思っていたのだが、

              さすがに5回も続くと、少々気味が悪くなった。

              その他、メール等でも同じようなことが数回起こっている。

              これがねー、人の顔ではなくって、

              宝くじの数字なんかが、頭に浮かんでくれれば、

              本当にありがたいんだけど。

              そのうちエスパー・スノーマンで、デビューでもすっか。

 

               6月21日 雨時々曇り 

              ノエママさんと一緒に、再びラビさんのお見舞いに行ってきた。

              帰りに銀座に立ち寄り、ケーキとお茶を飲んで帰宅した。

              あまりゆっくりとは出来なかったが、

              2ヶ月ぶりにノエママさんにお会い出来て良かった。

              

              このところ、雨のせいか過ごしやすい日が続いているので、

              クーラーも1、2度つけたぐらいである。

              この調子で、せめて6月ぐらいは涼しいままでいてもらいたい。

              どーせ梅雨が開ければ、

              グッタリするほどの暑さがやってくるだろうから。

              今ところ2匹は食欲も全開、パワーダウンもせず、

              毎日元気で過ごしていてくれる。

              長時間家を留守にする私にとって、それがなにより。

 

               6月20日 雨のち曇り 

              ポレちは、いつでもどこでも私にひっついてくる。

              お化粧をしていると、その足元でゴロゴロしているし、

              座って新聞など読んでいると、

              人の背中にドスンと思いっきり、身を投げ出して来る。

              私がスノが寝ている横で添い寝をし、

              「ね〜むれ〜、ね〜むれ〜、は〜は〜のむ〜ね〜に〜」

              などと口ずさんでいると、

              「ぼぐも゛ね゛る゛の゛〜」と、やっぱり人の背中にドスンと来る。

              その甘ったれ度はたいしたものだ。

              どんなに熟睡していても、私がスノを撫でていれば、

              必ず背後霊のように後ろから、

              「ぼぐも゛〜な゛ぜで〜」と忍び寄ってくるし。

              スノも甘えん坊だが、

              ポレちの「ぼぐも゛、ぼぐも゛」的態度を目の当たりにすると、

              どうも白けてくるらしく、

              「フン、どーせ、あいつは子供だよ、

              ぼくが我慢すりゃいいんだろ、フン」

              って感じで面白い。

              しかし2匹で、お互いの顔をペロペロと優しく舐め合っている姿を

              見るにつけ、きちんと信頼関係が確立されていることに、

              結構感動するのである。

              

               6月19日 晴れ 

              まきもんご夫婦が来てくれた。

              去年12月に、別のデパートで仕事をしていた時も来てくれたっけ。

              まきもんは帽子をかぶり、髪の毛は金髪で、

              どこの外人さんかと思った。

              ダンナさんは、相変わらずかっこいい。

              ちょうど店長が休憩に出ていたので、

              20分ぐらいだったが、売場でおしゃべりすることが出来た。

              自分でお店をやっていた時は、

              カウンターの中に入って貰い、お茶の一杯でも出せたのだが、

              今はそれも出来ず、せっかく来て下さったのに

              なんだか申し訳ない気が・・・。

              これも宮仕えの悲しいところだ。

              

              さて、明日の朝は早いのと、

              深夜1時まで仕事のスケジュールが入っているので、

              今夜は、とっとと寝ちまいます。

              フトンへLet’s GO!

                         

                       6月17日 晴れ 

              ポレは遊んで欲しくって、よくスノにちょっかいを出すが、

              最近のスノは、面倒臭そうに、

              「ガウッ!(うるざい!)」と一言声を発して、

              お終いなことが多い。

              それでもしつこいポレは、

              前足で寝ているスノの身体をパンパンとはたき、

              「お゛どう゛ざ〜ん゛、あ゛ぞぼ〜っ゛」

              と誘う。

              そんな時すかさず私は、

              「スノ〜、かっこいい〜、がんばれ〜、

              ポレちなんかに負けるな〜!

              負けたら親の沽券にかかわるぞっ!

              フレ〜! フレ〜! ス・ノ・ー・ウ・ィ!! がんばれ〜!」

              と応援してあげるのだ。

              すると今までやる気まったくナシ、

              うっせーなー的態度だったスノが、

              いきなりガバッと起き出し、

              「おおっ、やったるでぇ!見ててみぃ!」

              という感じで、ポレとガウガウ遊びだす。

              更に「フレ〜! フレ〜! スノがんばれぇ!」

              と声援を送ってあげると、

              「ガウガウ」する顔も声もいよいよ本格的、

              「かあちゃんが応援してくれるなら、負けてられっかっ」

              と、目はランラン、やる気もマンマン、

              さっきまでの老人的態度がウソのようだ。

              部屋の中を何周も全力疾走し、

              軽々とジャンプなんかもこなしたり。

               

              犬もおだてりゃ、木に登る・・・・。

       

               6月16日 曇り 

              あまちゃん、ろずまりとラビさんのお見舞いに行く為、集結した。

              場所は、大崎。

              入院先は「虎ノ門病院」なのに、なぜ大崎か。

              それはねぇ、1000円で食い放題のレストランへ行くためさ。

              病院のお見舞い時間は、多分3時ぐらいからだろうと踏んで

              お昼を大崎にある、あまちゃんご推薦の「1000円食い放題」の

              店に決めた。

              12時ぐらいに入って、3時まで唾飛ばしてマシンガンのように、

              3人でしゃべり続け、

              その後、河岸をラビさんの病院に移し、

              ここでもまた、入院しているラビさんをしり目に、

              「この前、ダンナのお父さんの入院先で、

              エレベーターのドアが開いたら、

              点滴しながら乗っているおじいさん達が5人位いて、

              みんなゾンビに見えた」(あまちゃん談)とか、

              「前に末期ガンの友人を見舞った時、

              その姿が悲しくって、ベッドに寝ている友人の前で、

              泣きに泣いてしまった」(私)とか、

              おおよそ入院中の人に聞かすのには、

              遠慮した方がよい内容ばかりを、

              遠慮せずマシンガンのように話した。

 

              ということで、顔の色つやもよく、

              ラビさんは結構元気に見えました。

              (しかし術後の痛みは相当らしく、痛み止めの点滴をしていた)

              そしてベルクパパが、

              「掲示板にみんな勝手なことを書いている」と

              少々おかんむりでした。

 

              病院を後にした私たちは、

              更に渋谷でお茶して、再びマシンガンのようにしゃべり続けたのさ。

              

                        6月15日 雨 

              うちには時々幽霊が来るらしく、

              スノとポレが反応する。

              なにしろ、近くに斎場になるお寺さんが2つあり、

              よくお葬式が行われているせいか、

              死んだ人が、「どれどれ」という感じで

              家の中を覗きに来るみたいだ。

              ちなみに私は、「見えない、聞こえない、感じない」の

              3鈍感のため、せっかく来て下さった幽霊さんたちに、

              気づいて上げられないのだが、

              スノはかなり敏感なせいか、

              顔を上げたと思ったら、あらぬ方向に目を走らせ、

              視線をずらしながら追っていく。

              そして同じ事をポレもやってくれる。

              この部屋に引っ越して来てから10年経つので、

              もう慣れっこになっているが、

              一番イヤなのは、寝ている時にスノが起こしに来ること。

              どうやら、いつになく怖そうな霊が来た時のみ、

              震えながら起こすようだ。

              私を起こして一体どうしろ、と言うのか。

              起こしに来た当の本人は、何事もなかったように

              すぐ寝てしまうのが、また悔しい。  

 

              しかし、うちに来る幽霊さんたちは、

              「どれどれ」程度の興味本位で、

              家の中を覗いて行くという感じなので、

              悪さをされたことは一度もない。

              この程度の幽霊ならば、きっと何処の家にも来ているはずだ。

              たまたまうちの2匹が気づくので分かるが、

              よっぽど霊感が強くない限り、

              この人たちが来ていてもわからないだろう。

              ああ、それにしても霊視が出来なくって良かった。

              出来ていたら、今頃この部屋には

              住んでいられなかっただろうに。

              

               6月14日 雨 

              パトカーや、救急車、消防車が通ると、ポレは遠吠えをする。

              スノがしなかったので、

              最初「ウォウォー」という声を聞いた時はびっくりしたが、

              今では、「いょ〜! 今日はいい声だねぇ!」とか、

              「う〜ん、今日は鐘ひとつ」とか、

              その日によって、ちゃんと声をかけて上げる。

              時々、「うぉ」と中途半端な声で終わってしまうこともあるが、

              「さあポレくん、お腹から声を出しなさい。

              もっとうまくなるよう練習しょう!」

              と叱咤激励する。

 

              しかし、沢山の人が待つ赤信号の前でやられると、

              ちょっと恥ずかしいが、

              「うぉー、うぉー」とサイレンに合わせて、

              浪々と吠えるポレちは、    

              まるで舞台を演じるオペラ歌手のようで、

              まわりで聞く人間達を観客代わりにしているようだ。

              

               6月13日 曇り 

              立ち仕事を始めてから、足の裏が悲惨な状態に陥っている。

              冬でも夏でも、きちんとクリームを塗って、

              それなりのケアをしてきた私だが、

              この暑い季節に、毎日クリームをしこたま擦り込んでも、

              ひび割れが治らない。

              真冬でもスベスベだったのに、

              今では、足の裏でストッキングが伝線してしまうくらいの、

              ガサガサ具合だ。

              足の裏だけ見ていると、まるで老婆のようだが、

              うちの犬たちの足の裏も、

              ガサガサとささくれだっているので、

              自分の足の裏と、

              犬たちの肉球を触りながら、

              「う〜ん、いい勝負」

              とガサガサ具合を比較する、

              結構ヤバイ飼い主である。

 

               6月12日 曇り 

              ポレの毛もかなり抜け始めた為、

              ブラッシングを丁寧にするが、

              その抜ける毛の多さに、もううんざりである。

              たった数十分しただけで、

              大きなビニール袋3杯に毛がいっぱいだ。

              それだって、まだ全部抜けた訳ではない。

              ブラシをかけるのがいい加減イヤになり、

              一時休止したまでである。

              それでもまだ、ポレの身体はモコモコだ。

              部屋の中もまるで雪が積もったよう。

              掃除機で全部吸い取るのに、1時間かかった。

              よく言えば、これがサモエド飼いの醍醐味?

              おかげで夕べは、ずいぶんと咳き込んだ。

              これもサモエド飼いの醍醐味?

              しかし、本家のシベリアにいるサモエドは、

              こんな丸ごと抜ける換毛期などあるのだろうか?

              少々疑問に思った一日であった。

              

               6月11日 晴れのち雨 

              フィラリアの薬を貰いに、2匹を連れて獣医さんへ行ってきた。

              車がないので、散歩がてら井の頭公園から玉川上水べりに

              片道50分かけて歩く。

              あじさいの花がきれいだ。

              

              2ヶ月半ぶりの獣医さん。

              スノとポレの体重を計ってもらい、

              聴診器で状態を見て貰う。

              前回スノは22キロちょっとの体重で、

              「もう少し太らせなさい」と言われていたのだが、

              今日は24.5キロまで増量していて、

              少し安心した。

              そして、増えなくてよいポレまで、

              24.5キロから、26.5キロに増量していた。

              こいつは、マズい。

              少し食べさせ過ぎである。

              

              フィラリアの血液検査と、

              まだ打っていなかった狂犬病の予防注射をしてもらい、

              ついでにフロントラインも貰ったら、

              「おまえ金ねぇんだろ」

              と獣医さんが一言。

              「ああ、ないよ」と返したら、

              少しだけおまけをしてくれて、

              そして、犬用のおやつをいっぱいくれて、

              「ウヒヒ、も〜かった、も〜かった」

              と帰宅したものの、

              それでも全部で2万以上の出費で、

              なにがも〜かったんだか、

              よくわからない一日であった・・・。

                           

               6月10日 曇りのち雨 

              どこからともなく、

              甘いくちなしの香りが漂ってくる。

              数年前、お店の庭に植えた小さなくちなしの木は、

              去年から花をつけてくれた。

              今年は咲いているだろうか。

              それとも、すでに抜かれてしまっているのだろうか。

              もしも庭付き一軒家に住めたならば、

              白い花水木とくちなしは、絶対に植えたいと思うほど好きだ。

              ただし、アゲハチョウの幼虫がつきやすいのが、

              ちょっと難点ではあるけれど。

 

              甘く、そして少しだけもの悲しく香るくちなし。

              その香りを吸い込むと、

              なぜだか切ない気持ちになってしまう、

              そんな雨の日だ。

              

               6月9日 曇り 

              またしても、ポレちの悪さでキレた。

              帰宅したら、ビデオのリモコンが落ちていて、

              スキャナー部分を食いちぎった後が。

              予約録画が完全に出来なくなってしまったので、

              近日中に電気屋さんに注文しなければ、と思いつつ、

              10年前のビデオデッキに適応したリモコンがあるかどうか、

              少々不安である。

              それに例え数千円とはいえ、予定していないが故に、

              痛い出費だ。

              もう2才を過ぎたのだから、いい加減大人になって欲しいぞ、

              シッコたれ息子、ポレちよ。

 

               6月8日 曇り 

              6月に入って、売り上げもまあまあのSHOPだったが、

              この3日間で悲惨な状態に陥った。

              「3日前に専務が来てから悪いですよねぇ、

              もしかしたらあの専務は貧乏神かも。

              お払いでもした方がいいんじゃないっスか?」

              と言ったら、

              「そうよ! お払いをしましょう!」と店長。

              いきなり水で薄めた洗剤の入ったトリガー(霧吹き)を出してきて、

              SHOPの床(絨毯)に、その液体を撒き始めた。

              ついでに私も「払え給え〜、清め給え〜」と

              はたきで払うマネをした。

              それから数分後、あっ、とびっくり。

              本当に10数万の商品が売れてしまった。

              「いやあ、お払いの効果がありましたねぇ。」と言ったら、

              「明日お塩を持ってきて、盛り塩をしましょう!」だって・・・。

              おいおい、本当にやるのか?

              

               6月7日 晴れのち雨 

              スノに続いて、ポレも毛が抜けてきた。

              スノはすでにスカスカの状態で、

              非常に夏向きなスタイルを保っている。

              このまま10月位まで、下毛が生えてこなければ尚良し。

 

              今日のポレちは、散歩に出るまでにトイレが間に合わず、

              リビングで大量のシッコを漏らした。

              暑くなってくると、水分を大量に摂取するため、

              膀胱のたまり具合も早いらしい。

              私が家にいないと、一日中寝ているので、

              15時間ぐらいは大丈夫なのに、

              最近はそれが12時間だったり、早いと7,8時間ぐらいでダメだ。

              雷がなると、スノがシッコ漏らすし、

              ポレもこのところ何回か、我慢できずに漏らしている。

              その都度、丁寧に掃除をするのだが、

              それでもうちのリビングは、

              スノとポレのトイレと化しているようで、

              人様を呼ぶのが、ちょっと憚られる。

              

               6月6日 雨 

              今度の土曜日、私が勤務しているニット会社の慰安旅行がある。

              もちろん私は行かないが、店長は参加する予定で、

              今日営業がその「旅のしおり」を持ってきたので、見せてもらった。

              旅行先は日帰りで千葉・房総だ。

              目的地は、マザー牧場。

              そしてスケジュールは、「体育館を借りてドッジボール大会」。

              ついでに「子豚のレース」見学も入っている。

              しかし、なんで房総くんだりまで行って、

              「ドッジボール大会」なんだ !?

              よくわからないぞ。

              大のおとなが、嬉々としてドッジボールをするのだろうか?

              それも房総くんだりまで行って。(しつこい)

              おまけに店長は旅行の実費を払わなくてはいけなくって、

              1万7千円も徴収されるそうだ。

              1万7千円も出して、房総でドッジボール???

 

              不思議な会社だよ・・・・。             

                            

               6月5日 曇り 

              うちの犬たちは朝5時前に起き出す。

              そして私を起こしに来る。

              当然、そんな時間には起きないので無視する。

              すると、リビングの方がムシャムシャムシャの音が・・・・。

              テーブルの上に置いてあった折り込み広告、

              お風呂場の流し口の網目皿、

              500円で買った健康サンダル、

              タンタンのイラストがついたフォーク、

              お風呂場に干してあるストッキング、

              台所の流しに置いた布巾、etc

              これらをリビングまで持ってきて、

              カミカミ、ムシャムシャしてくれている。

              「ほ〜ら、起きないと、こんなもんまで、

              食べちゃうからね、ほ〜ら」

              という感じだ。

              仕方がないので、一応起きる。

              そして、

              「あんたたち、いい加減にしな!」

              とゲンコツ。

              そして再び眠るのだ。

              これが毎年繰り返される、因果な夏の朝。

              細切れの睡眠は疲れるのよ〜。

                           

               6月4日 晴れ 

              夏だ! いきなり夏がやって来た。

              朝から汗をかきながらの出勤であった。

              去年の夏の日記を何気なく読み返してみたら、

              「リゾート」、「別荘」、「くそ暑い」

              この3点に集約されていた。 

              要するに「暑いのは嫌い」を

              毎日、こぶしを振り上げて言い放っていたわけだ。 

  

              しかし、今年もまた「リゾート、別荘欲しい!」

              そして「くそ暑い、なんとかしろ!」で寂しく終わるのか。

              ああっ、2001年も耐える夏。

              フンどうせ、仕事とバイトで終わるのよ。              

              こうやって、ますます夏が嫌いになってゆく。

              こうなりゃ、嘘八百で重ねた

              「でっちあげリゾート日記」なんてのでも、

              ちょっくら書いてみるか。

                      

               6月3日 晴れ 

              やっぱり日中晴れると、結構暑いですねぇ。

              今日はお休みで、うちにいたのだが、

              やることは山積みなのに、相変わらずドヨロ〜ンと眠く、

              昼寝にいそしんだ。

              そしてあまりの暑さに目が覚めた。

              (考えたら長袖着て、さらにスローをかけて寝ていた)

              犬たちもかなり暑そうであったが、

              「今からクーラーをつけたら、あんたたちは夏を乗り切れない!」

              と言い含め、

              当分はクーラーなどという、ぜいたくなモノはつけない、

              がんばるスノーマン一家なのだ。

              (単にケチってだけの噂も・・・)

               

               6月1日 晴れ 

              さて、6月です。

              あっという間の6月です。

              このままで行くと、気がつけば早12月、

              な〜んてことに、なっているかもしれない。

              しかし、これからジメジメと蒸し暑くって雨ばかりだ。

              去年購入したレインシューズは、すでに穴があき、

              雨の日に履くと、水が入りダボダボになる。

              ほんの数ヶ月前に買った傘は、すでに骨を折り、

              しばらくの間、安いビニール傘で代用していた。

              これから雨が続くと言うのに、

              雨の日にも、必ず散歩に出なければならないと言うのに、

              雨靴も傘も、雨対応になっていない私はビンボー人です。

              (あっ、でも傘だけはビニールでないのを買った。

               それも駅のコンビニで。)

              私のいるSHOPの前が、昨日まで丁度コート売場で、

              レインコートが花盛りだった。

              私のお気に入りは、

              白黒のグレンチェックや小さなギンガムチェック柄のもの。

              しかしお値段を見ると、3万近くもする。

              シルクのものなど6万以上だ。

              我がSHOPの0.5のおばさんは、イギリス製イエーガーの

              10万もするレインコートを着ているそうだ。

              いくらレインコートでも、10万なんて高い値段のものは、

              雨が降ったら外に着て出られないぞ、私の場合。

 

              毎日、レインコート売場の販売員さんたちの、

              販売トークを聞いていたので、

              すっかりレインコートに詳しくなってしまった私だが、

              レインコートに数万も出す予定のない、私のご愛用は、

              「DEAR SNOWY」で一番最初に作った、

              オリジナルイラストの白いナイロンコートである。

              この季節に着るのには、ちょっと暑いが、

              やっぱり自分で作った分、愛着もひとしおだ。

              今までさんざん着た為、だいぶくたびれてはいるものの、

              まだまだ散歩には、十分対応できそうである。

              あとは、水の入らない長靴をゲットすれば、

              梅雨に向かって完璧なのだ。