One's daily life
８月３０日 晴れ
行きつけの美容院には、パピヨンとロングチワワの
２匹の犬がいる。
普段は、スタッフルームの中で大人しくしているが、
犬好きな人がくると、２匹を出してきてくれるので、
大騒ぎとなる。
まだ「ディア スノーウィ」をやっていた頃、
飼い主さんがパピヨン連れで、よく遊びに来てくれた。
このパピヨンのパスタくん（ＧＵＥＳＴ ＤＯＧ参照）は、
店に来ると帰るのをいやがるぐらいの、
大の大型犬好きである。
今日久しぶりでその美容院へ出かけたら、
ちょうどロングチワワのココアちゃんが、シーズン真っ盛り。
それでも抱いたり、撫でたり、さわりまくって帰宅したら、
スノが、クレージーになった。
ポレが来てから、私にマウントなどしたことがなかったのに、
ココアちゃんの匂いが相当していたらしく、
しつこいぐらいにマウントをする。
しかし、マウントをしていると、
ポレが来て「ガウガウ」言いながら、スノに噛みつく。
「とうちゃん、なにすんねん、かーちゃんに」
という怒り方だ。
しかし、それでもスノはしつこいぐらに私に乗ってくる。
そのたびごとに、ポレは「ガウガウ」と噛みつく。
何度かそれを繰り返したのち、
今度は、私の背中にスノがへばりつき、
スノの背中にポレがへばりつき、
「親ガメの背中に、子ガメを乗せて〜」
と２匹でウリウリ始めた。
人様には決して見せられない、秘密の姿がそこに・・・。
ああ、なんという、はしたない一家。
これぞ、ヘンタイ家族。
８月２９日 晴れ
月に一度の２連休である。
あれもこれも、と思いだけが先行し、
しかし結局、ダラダラと過ごしてお終いになる一日だ。
それにしても、この眠さはいったい何なのよ。
普段あまり睡眠を取れないせいか、
休め、休め、と脳が伝達するのか、
それとも、ただの怠惰なのか、
そこのところはよくわからないのだが、
とりあえず、身体が必要としている睡眠を取ることを
第一とする私。
したがって、家の中は相変わらずの、
しっちゃかめっちゃかのままで、
目をつぶり見ないことにしている。
しかし、目覚まし時計をかけないで眠れるってことは、
この上ない幸せだ。
明日の朝もゆっくりするぞ〜！
８月２８日 晴れ
もう８月も終わる。
夏も終わりだ。
夜の闇の中から、
コオロギの声がひときわ大きく聞こえた。
８月２６日 晴れ
ネクタリンを食べた。
甘酸っぱい味が、口の中いっぱいに広がった。
そういえば昔、不二家の「ネクター」が大好きだったけれど、
あれって、白桃？ それとも黄桃？
それとも両方とも？
このごろ、あのネクターをとんと見かけなくなったが、
やはり廃盤商品として、
世の中から消えてしまったのだろうか。
無いとなると、無性に飲みたくなるのが世の常である。
しかし、探すほどの根性は持ち合わせていないので、
白桃と黄桃を食べて、「ネクター」の味を忍ぼう。
８月２５日 晴れ
あまちゃん、ろずまりと大崎の食べ放題の店へ集結した。
なにしろ、いくら食べても同じ料金で、
更に時間を気にしないでいられるこの店は、
とってもグッドなので、本日も１２時ぐらいから
３時半までいた。
とにかく話好きの３人が集まると、
そりゃもう大変である。
口泡飛ばして、互いに遠慮なんかせず、
我も我もと自分の話題を口にし、
完全にうるさいおばさんと化す。
話を聞いている間は、相づちをうちながら、
バクバクと皿の料理を平らげ、
食べ終わると、スッと立って再び料理を取りに行く。
食べては話し、話しては食べ、
その繰り返しだ。
そして、廻りを見渡し閑散とした店内に気づいたら、
今度は河岸を変えて、
スタバで３時間弱、しゃべり続けである。
でもこうやって、
溜まりに溜まったストレスは、発散されるのよ。
食べることと、おしゃべりすること、
おばさんになったら、この楽しみに尽きるのさ。
８月２４日 晴れ
うちのＳＨＯＰと同じ４Ｆの、
同じ「趣味のサロン」に所属している
「バラ色の暮らし」という洋服メーカーの
大々的な夏物バーゲンが今日から１週間行われる。
「バラ色の暮らし」略して、「バラクラ」。
すごい店の名前だが、メルヘン調のフリフリのついた
ブラウスやら、刺繍のワンピースやら、
アンティークっぽいセーターやら、
その名前以上に、
インパクトのある洋服を作るメーカーだ。
そしてメルヘンおばさんファンが多いのも
特徴である。
（しかし販売員以外で、似合っている人を見たことは
一度もない）
蓼科にある「バラクラ・イングリッシュガーデン」も
ここの経営だ。
販売員の、特にサブの女の子とは、
顔を会わせれば必ず立ち話をしたり、
挨拶をしたりする。
年も近い感じだし、横に太いのも一緒だし、
どうも互いに親近感を感じるらしい。
今朝、デパートが開く前に
早速バーゲン商品を見させて貰った。
１、２枚いいな、と思うものもあったが、
その販売員がしきりに、
「これが良いよ、これだったら売場で着られるじゃない。」
と黒のフリフリのついたブラウスを勧めてくれた。
しかしね〜、これを着て売場に立ったら、
私は絶対に「バラクラ」の販売員に間違えられる。
目と鼻の先にあるバラクラのフリフリ服を着た、
ニットショップの販売員。
ヘンだよ〜、絶対にヘンだよ〜
この秋は試着販売をするため、
仕方がなくお店の商品を一枚買う予定であるが、
（もちろん、トーゼン、定価では買わない）
どうせお金を出すのであれば、
やはりもう少し若者向けのブランドで買いたい、
と思うのが本音である。
８月２３日 晴れ
ちょっと今夜は疲れがピークに達しているので、
もう寝る。
わざわざ日記を開けて下さったみなさん、
たいしたこともかかずにすんません。
そんじゃ。
８月２２日 雨のち晴れ
台風の来ている本日のデパートは、非常にヒマであった。
人影もまばらな売場の通路は、
端っこから端っこまで、誰もいない時があり、
（普段はそんなこと考えられない）
「ここを全速力で走ってみたい」的衝動に駆られたが、
それをやったら、多分クビになるので、
想像だけで我慢した。
しかし滑らない床にしてあるのこの通路、
滑り止めのついた靴を履いていると、
障害物はなにもないのに、やたらとけつまずく。
思いっきり走ったら、途中で絶対に転ぶであろう。
（たまに、お婆さんが転倒している･･
よく保障問題にならないもんだ）
さて、話は変わるが、
会社を早終わりしたラビさんが、売場に寄ってくれた。
0.5のおばちゃんがいたので、
あまりゆっくりとは話せなかったが、
今週末、河口湖の「モンターニャ」へ行くというので、
そこのオーナーご夫婦によろしくお伝えするよう、
お願いした。
（なにしろ、そこんちの奥さんが、まだ学生さんの頃から
知っているもんで、ペンションが流行っているのが、
自分のことのようにうれしい）
さてさて、伊豆の旅行は１０／１３、１４に変更となり、
秋の海を満喫する予定である。
先へ延びても、あ〜、やっぱり楽しみだ。
８月２１日 雨
台風だ。
いいぞ、夏の終わりって感じがして、
なぜかウキウキする。
台風が来たら、梨を食べよう。
なんかそれって、私にとっての夏の終わりのセットなの。
９月の台風は、栗がセット。
去年の日記にも書いたのだが、
子供時代、台風一過の朝、
バケツをぶら下げた父が、近所の栗林に行き、
山のように栗を拾ってくるのよ。
もちろん、人様の栗林なのだけど。
そして夕食は、大きな栗がボコボコと入った栗ゴハン。
ああ、ここしばらく忘れていた味だわ。
いよいよ、秋の味覚がスタートで、
ますますビッグな女になりそうな、わたし。
８月１９日 晴れ
最近、ヤマザキの「吹雪まん」という
お饅頭に凝っている。
薄皮の中に、たっぷりの餡が入っていて、
どかっと大きくて、それでいて８０円という安さ。
食べ応え満点だ。
ここ４日間ほど、毎日食べているが、
飽きないおいしさだ。
そういえば、昔、田舎のお葬式で貰った「葬式饅頭」、
実はこれが大好きである。
あんなに大きなお饅頭は、
ここ何十年も食べていない気がするのだが、
今でも田舎では、お葬式の時に出しているのだろうか・・・。
８月１８日 曇り時々雨
今夜の風は、涼しいのを通り越して寒いぞ。
だから気持ちよく眠れそうだ。
窓から入ってくる心地のよい風に
うちの２匹もスヤスヤとお休みだ。
ということで、今夜もさっさと寝ちまおう。
８月１７日 晴れ
マンション横にある、ほんの猫の額ほどの草っぱらに、
月見草と、風船かずらが咲いている。
月見草は、わりとどこにでも見かけるが、
風船かずらは、どこからかやって来た種が
風に舞って根付いたらしく、
小さな白い花と、緑色の風船をつけている。
紫式部も実が成りだした。
まだまだ白っぽいが、空気がさわやかになってくると、
紫のきれいな色へと変わってゆく。
アスファルトばかりの都会でも、
季節の移ろいの中で、小さな草花たちが
ひそやかに息づいている。
なんだか急に、コスモスの咲く田舎の
畦道を歩きたくなってしまった。
ああ、秋の高原へ行きたい。
８月１６日 晴れ
休みであったが、なにもせず、
昼間中、ずっと眠っていた。
夕方モソモソと起きだし、
チャリに乗って、吉祥寺まで買い物に行き、
犬の散歩に出かけてお終い。
しかし、時間を気にせず眠れるって、
素晴らしいわ。
さてさて、昼間さんざん眠ったのに、
今もまた眠くなってきた。
どうせ明日も早いんだ。
今夜は、とっとと寝ちまおう。
８月１５日 晴れ
ああ、またはずれたジャンボ宝くじ。
でも、５枚買って３００円の当たり。
どうせ１０枚買ったところで、
３００円しか当たらないのだから、
それを考えたら、５枚で３００円の当たりは、
まだマシか!?
インスタントくじでは、５枚買って１１００円当たった。
同じマンション階下の友人は、
この前１００円くじを５枚買ったら、
１０万当たったそうだ。
その前も、５枚で５万当たったとか。
おまけに相続税８７０万滞納していて、
自分の住んでいる今の部屋を
差し押さえられていたのだが、
知り合いの不動産屋さんが、
お金を立て替えて、滞納していた税金を
全額払ってくれたそうだ。
もちろん、その部屋を売って返済する予定なのだが、
差し押さえ物件では、売りたくても売れなかったので、
その不動産屋さんが、まるで神様のように見えた、
と言っていた。
ツキ出すと、うまい具合に歯車が噛み合って回っていくらしい。
私も今は、ちょっとばっかし、
ツキに見放されている感じがあるが、
不運が早く、頭の上を通り過ぎてくれるのを、
願うのみ。
ここで一発、宝くじでも当たってくれれば・・・・
（って、すぐに他力本願）
８月１４日 晴れ
ついにデパチュウに刺された。
それも５ヶ所！
なにしろストッキングを履かず、
靴下とサンダルで売場に立っているものだから、
靴下の中にまで入り込まれた。
これがさぁ、とっても痒いの。
デパチュウって、虫よけスプレーがきくのかしらん。
（だいたいデパチュウの姿を誰も見たことがない）
ああ、今も痒くって、痒くって・・・・
８月１２日 雨のち曇り
雨が降ると、急に秋っぽくなる。
虫の声も賑やかさを増してきた。
八百屋さんにも、梨が出回り、
なんだか夏が色褪せてきた感じだ。
各ＳＨＯＰでも、晩夏、初秋ものの洋服が並び始めた。
ボルドー、ベージュ、カーキ、グレーと
すっかり秋の色である。
いち早く秋になるのは、洋服屋さんが一番かもしれない。
販促用の「オータムコレクション」のハガキを、
お客様に書いていたら、
気分はすっかり秋めいてしまった。
しかしよく考えたら、まだ８月の中旬じゃないか。
ああ、まだ暑い日はぶり返して、続くのね・・・・
８月１１日 曇りのち雨
町の中を歩いていると、
どこもかしこも、「８月１２日から１９日まで夏休みです」
なんて張り紙をしている。
いいなぁ、夏休みを取れるところは。
休んだらお金の出ない仕事をしているのは、
お店時代も今も同じ。
昼だけなく、夜のバイトも週４日以上
しっかり入っている私は、
１ヶ月に一回、２日間の連休を取るのがやっとだ。
そしてその連休でさえ、死んだように寝ているだけ。
ああ、情けなや〜
（でも実際疲れていて、何処にも行きたくない・・・）
しかし、世の中には良い人がいる。
ポレち姉犬飼い主のかたぼんが、
伊豆の別荘にご招待して下さった。
車を売ってしまった私のために、
自分ちの車まで出しくれる。
おまけに、こちらがお世話になるのに、
「やっと行ってくれる気になりましたか」
な〜んて言ってくれたりして、大感激だ。
９月末に行く予定だが、今からとっても楽しみ。
ももっちとスノとポレが、伊豆の砂浜を走っている姿を
思い浮かべては、
また、一泊でも久しぶりの旅行が楽しめると思うと、
今からとってもワクワクしている。
ああ、持つべきものは友人！
８月１０日 晴れ
本日は何を隠そう、わたくしの誕生日である。
しかしＰＣを開けるまで、すっかり忘れていた。
いつも掲示板にカキコをしてくれる「まてぃあ」さんから、
バースディーメールをいただき、
「おお、そうだ、そうだ、今日でまた一個年を取ったんだ」
と思い出した。
お店をやっていた時は、友人やお客さんから、
いつもお花が届いたので、
「私って、芸能人みたい」とほくそ笑んでいたが、
今年は自分でも忘れていたぐらいに質素である。
しかし、いつのまにかこんな年齢になってしまった。
２０年前はついこの前だったような気がするが、
これから先の２０年は、もっと早くに巡ってきて、
あっという間に、自分の人生が終わるのだろうか。
しかし、振り返って見ると、
確かに容貌等は、顕著に年齢を重ねているが、
心の中は、相変わらず夢と希望を追い続けている。
「もう○○才だから」などとは、全然思っていない。
むしろ、「これからさ、これから」なんて、
若い時よりも、心が自由になっているような気がする。
まっ、破れかぶれな人生を送っているもんでね。
ここまできたら、怖いものはもう何もない。
（あっ、ウソです。健康を害するのと、借金の返済が
出来なくなるのと、犬と一緒に暮らせなくなるのは、
とってもコワイ。）
まっ、なにしろ占い師さんからも、
「大丈夫、あなたは絶対に大丈夫。」
と言われていることを、暢気に信じているから。
（でも現実は、全然暢気じゃないんだけれど）
それでも、一生懸命生きていれば、
そのうち報われる時が、きっと来るさ。
さて今日から１年、次の年齢が加算されるまで、
また、がんばって生きよう！
８月８日 曇り
近所で、ブルーベリーの生け垣がある家がある。
今を盛りに、藍色に熟れたブルーベリーが、
たくさん実っている。
毎朝一個づつ、それを失敬しているのは、
この私だ。
口に入れると、程良い甘さで、
売っているブルーベリーの味とまったく遜色ない。
こんなにおいしく実ったブルーベリーを
この家の人達は、
なんで収穫して食べないのか、不思議になる。
なにもしなくても、太陽を浴びるだけで、
こんなに甘いブルーベリーが育つのならば、
マンションのベランダで、
ブルーベリーを育ててみたくなった私だ。
（育てると言うより、ただ単に食べたいだけね）
８月７日 曇り
立秋を過ぎたら、なんだか秋っぽい陽気となった。
このままこの涼しさで
８月が過ぎてくれればうれしいのだが、
そうは問屋が卸さない、はず。
しかし、もう青い栗がたわわに実っている。
そんな風景を見たり、
心地よい風にあたると、
なんだかもう秋になってしまったような
錯覚を起こすが、
しかしその錯覚は、近日中に当然の如く、
裏切られるはずである。
さて、こんなに涼しいのに、
スノとポレはなぜか食欲がない。
特に大食漢のポレが、朝も夜も食べてくれないので、
非常に心配になった。
しかし、元気はある。ゲボもピーもしていない。
今夜は、フードに牛乳をかけてあげたら、
それは全部食べてくれた。
そして、スノーウィにしつこいぐらいマウントしていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ハハ〜ン、原因はこれか？
どこかの犬に恋煩い？？？
と言うより、青春の悶々か？？？？
まっ、とりあえずゴハンは食べてくれたので、
もう少し様子を見てみよう。
さてさて、本日のスノーウィ。
牛乳がけゴハンを食べられて、
ご満悦な表情である。
８月５日 晴れ
夜バイトで、
「何時に終わるの？
おいしいお寿司屋さんが吉祥寺にあるんだけど、
食べに行かないか？」
と、５０代オヤジから誘われた。
これって、もしかしたらナンパか !?
しかし、５０代オヤジがおばさんをナンパするの図は、
客観的に見て、とっても気色が悪い。
そしてなにより、色気オヤジは
イヤだ、イヤだ、イヤだ、イヤだ、イヤだ 〜っ
８月４日 晴れ
今日は昼の仕事で、頭がドガンと爆発した。
爆発したのがずっと納まらず、
目の前の売場でやっている、「2,900円均一セール」で、
ワンピースを買ってしまった。
衝動買いというよりも、爆発買いである。
しかし、爆発買いと言う割には、
2,900円のワンピ一枚というところが、
妙に悲しく、妙にビンボーたらしく、悲哀が漂う、
可哀想なわたくしであった。
ああ、昼も夜も、仕事やめて〜
８月３日 晴れ
それは突然の蝉時雨だった。
近所の農家の大木から、
うるさいほどの蝉の鳴き声。
ああ、やっぱり夏である。
８月１日 晴れ
さてさて、８月が来てしまった。
そして暑さもぶり返し、
いよいよ夏のフィナーレへ突入だ。
蝉の鳴き声は、相変わらず聞かないが、
時間だけは、どんどんと過ぎてゆく。
さて、わたくしは先月と変わりなく、
仕事三昧で８月を過ごすことだろう。
だからせめて、気持ちだけは、
よき夏を堪能しよう。
思い切り素敵な想像を巡らし、ヴァカンスを楽しもう。
第一、休みの日に何処かへ出かけるより、
うちで寝ていた方が好きな私である。
これぞ私にとっては、究極のヴァカンスだと思い込み、
（単なる負け惜しみという節もあり）
夏の終わりを楽しもう。