One's daily life    

                            

             過去の日記へ

 

             9月30日 曇りのち雨 

             三鷹の森ジブリ美術館が、明日OPENの為、

             今日は鼓笛隊のパレードなどが行われて、

             三鷹も吉祥寺も、ずいぶんと混んでいた。 

             今や、宮崎駿のアニメ人気は国民的である。

             したがって、この美術館も我が三鷹市の目玉となることは、

             間違いあるまい。

             宮崎駿氏は、確か吉祥寺に住んでいる。

             サモエドを2匹飼っているNさんちの散歩コースに

             このアニメ大作家の自宅があり、

             「もののけ姫」のヤマイヌは、うちの2匹がモデルとなったと思う、

             とNさんは自信を持って言っていた。

             しかし、Nさんと宮崎駿氏は一面識もない。

             はっきり言って、Nさんの大いなる犬親バカなのだが、

             確かにヤマイヌを見ると、妙にサモエドっぽく、

             いつも散歩で通る、2匹のサモエドを目にした宮崎駿氏が

             創作の参考にしなかった、とは言い切れないものを感じるのは、

             なにもNさんだけではない。

             

             まっ、そんなこんなで、「三鷹の森ジブリ美術館」は、

             明日OPENです。

                                      

             9月29日 晴れ 

             金木犀のいい匂いが、街の空気を包む。

             この香りがすると、「ああ、やっと本格的な秋が来た」と思う。

             近所の生け垣から生えている、

             孔雀草の白い花も咲き始めた。

             気がつくと、9月ももう終わり。

 

             八百屋さんで、リンゴを買った。

             紅玉の赤に惹かれたが、

             「生食だと、かなり酸っぱいよ」と言われたので、

             (酸っぱいとは分かっていたが、他のリンゴより、

              赤くって、小さくって、一番おいしそうに見えたから)

             次に赤い「津軽」にした。

             一年中食べ慣れている味なのに、

             旬の味は、その季節に食べるのが、

             やはり一番おいしいのかもしれない、と思うほどの、

             甘酸っぱさが口中にひろがった。              

        

             

                          9月27日 晴れ 

             同じ売場にある、

             某SHOPのディスプレイケースの中に、

             「アンティーク・レース展」のポスターが飾られていた。

             その写真の綺麗さに引き込まれ、

             思わず我がHPのTOPで紹介してしまった。

             そう! ガーデニング好きだったら誰でも知っている、

             「蓼科高原 バラクラ イングリッシュ ガーデン」の催事だ。

             「行ったことはなくても、いつかは行きたい」

             と、ホームガーデナーたちが心に誓う、

             本格的なイングリッシュ・ガーデンの聖地で、

             特にバラの花の頃が最高らしい。

 

                   

             

             パンフレットを読んでいると、すべてをイギリスから輸入し、

             「世界のイングリッシュ・ガーデン」の一つとして、

             イギリスの権威ある専門書にも収録されるくらいの、

             日本でありながら、イギリスにいるような気分にさせる、

             そんな場所らしい。

             

                   

              

              私が特に惹かれたのは、11月17日から1月6日まである、

              「クリスマス・デコレーション」

              冬枯れの庭が、楽しくて華やかなクリスマスいっぱいに!

              上記の写真(わかりにくいが)のような、

              雪の中のクリスマス・デコレーションを

              是非是非見てみたい!!

             

              

              9月26日 晴れ 

             夏にアンダーコートが抜けたスノーウィ。

             秋になって、モコモコしてきた。

             しかし、なぜかくせっ毛状態で、

             プードルを連想させる。

             コンチネンタルカットでもしたら、

             案外いけるかもしれない。

             GO! GO! イケメン・スノーウィ!

                         

              9月25日 晴れ 

             休みの日だと、なんにもやりたくない。

             家の掃除は、とりあえず掃除機だけかけるが、

             あとは見て見ぬふり。

             テープルの上には、物を置かないようにしているので、

             何にもない。

             何も乗せなきゃ、整理する必要もない。

             しかし、寝室。

             う〜ん、ここだけは魔の地帯。

             多分、妖怪が住んでいると思う。

             (あっ、4畳半の和室は論外。開かずの間)

           

             さて、犬たちは日がな一日、秋のうたた寝である。

             それにつられて私も、当然うつらうつらである。

             うつらうつらしすぎて、銀行に行くことも、

             獣医さんに行くことも、すべて忘れていた。

             それにしても、このだるさ。

             眠っても、眠っても、だるくって、

             ああ、もう、どうしょうもない。

 

            

              9月24日 晴れ 

             スノとポレが、仲良く2匹でチュッとしている姿を見ると、

             「お互い信頼し合っているんだなぁ」

             と心が温かくなる。

             犬同士が認め合っている、というのはいいものだ。

             とにかく、今年9才になるスノーウィには、

             ポレのため、私のために、うんと長生きしてもらいたい。

 

              9月23日 晴れ 

             朝方、6時前にポレが寝室に来て、

             ボーッと座って待っている。

             これはいつものことなのだが、

             それに「ピー、ピー」とかすかな鼻声がつくから、

             寝ていられない。

             スノーウィは、私が起きてくるまで、

             ひたすら寝ていてくれるから、まだいいが、

             ポレの「ピー」と、ベッドの横に座っているその気配で、

             このところ何度も目が覚め、

             体調は最悪だ。

             明日の朝は、絶対に「ピー」の声が聞こえても、

             目覚ましが鳴るまで起きるもんか、

             と固く心に誓う。            

             

              9月22日 晴れ 

             おお、いきなり冬だ。

             ざむ゛い゛!

             こたつに入りたくなった。

             鍋焼きうどんが食べたくなった。

             犬の散歩で、思わずダウンを着ようかと思った。

             明日の朝は、初雪が積もっているかも。

             

             

              9月21日 雨 

             前回グループ内で優勝をした、ブランド別売り上げコンペが

             昨日まで行われていた。

             今回は残念ながら3位入賞。

             それでもうちのSHOPが所属するDグループでは、

             1位〜3位までのブランドが、ぶっちぎりの強さを見せた。

             ちなみに今回は3位なので、1,500円相当の品物が貰える。

             しかし、商品よりも商品券か、お買い物券の方がうれしいのだが。

             たとえ1,500円でも・・・。

            

             ところでインタネ懸賞。

             応募しても応募しても、ハズレる。

             1ヶ月前にTVで、毎日10時間PCに向かい、

             インタネ懸賞応募に命をかけている30代夫婦が出ていて、

             この半年に当たった品物、商品券等を合わせて、

             300万に達するそうだ。

             これは、なにかコツがあるのか。

             それとも、この夫婦の運が人並みはずれていいのか、

             そこのところが、よくわからない。

             ちなみに今の私、運はサイテーらしい。

             3人に一人が当たる確率のものでも、当たらない。

             こんなんじゃ、宝くじが当たらないのも、当たり前。

             ああ、人生って酷・・・・・。             

                          

 

              9月20日 雨のち曇り 

             室内で履く、スエットパンツのゴムが伸びに伸びてしまい、

             いくら太いウエストの私でも、ズルズルとズリ落ちるぐらいだったので、

             チャリで吉祥寺の「ユニクロ」まで出かけた。

             スエットはもちろん、ついでに仕事着用のニットを1,900円で買い、

             靴下4足を買い、それで4000円ちょっとなんだから、

             本当にユニクロ様々である。

 

             試着販売用の店のニットは、「まだ暑い」と言う理由で、

             お金を払っていない。

             しかし、定価で買うと59,000円もする品物である。

             今欲しいと思っている、斜め向かいのブランドの

             ファーの襟付きジャケットと同じ値段だ。

             もちろん販売員は、定価で買うことはないのだが、

             社員価格でも、斜め向かいの欲しいと思っている、

             かわいいニットが買えてしまう。

 

             なんだか、だんだん買う気が失せてきた・・・

             (ただ取り置きする時に、店長にブーブー言われたので、

             今更キャンセルする訳にはいかないのよぉ)

                         

              9月19日 曇り 

             せっかく仲良くなった、「バラクラ」(バラ色の暮らし 註:SHOP名)の

             女の子が今日でやめることになった。

             犬好きで、妙に気があった上に、

             テレビや雑誌に出ていた我が「ディア スノーウィ」のことを知っていて、

             「いつか行ってみたかった店、そしてあんなに有名なお店の

             オーナーさんだったなんてスゴイ」と言ってくれる。

             「あんなに有名」って、そんなに有名だったのか? うちの店。

             まあ実際は、知る人ぞ知る、知らない人は知らない、

             というところがせいぜいだろう。

 

             うちの犬たちを是非ナマで見たいというので、

             いずれ我が家に遊びに来る予定だ。

             でもせっかく仲良くなったのに、これから仕事場で会えないのは、

             やっぱり寂しい気がする。

             「バラクラ」の店長も大の犬好きで、

             今日は3人で話がはずんでしまったが、

             それも今日が最後だと思うと、やっぱり残念だ。            

              

              9月17日 晴れ 

             友人の妹(32才)が、六本木でクラブの経営をしていたが、

             ついに閉店することとなった。

             26才で会社を作り、女の子たちを自分でスカウトし、

             お店をOPENさせ、いっときは2店舗目まで出し、

             同じ六本木に、自分用のマンションを現金で購入したくらいの

             やり手であったが、そのお金を落としてくれた、

             一番のお客さんのサラリーマン達が、

             会社の接待費削減のため来店しなくなり、

             このままでいったら、借金がかさむばかりの結果が見え、

             やむなくの決断であった。

             しかしこの彼女、クラブのママをやりながら、

             結婚もし、さらには保険の外交員もし、

             そして放送大学の学生もしている。

             いずれはアメリカの大学院で学びたい、という夢も持っている。

             

             こういう女性だから、

             数年後には、また何かやらかしているかもしれない。

             次の彼女のステップアップが楽しみだ。

            

              9月16日 雨のち曇り 

             誰にも言わずに、秘密にしていた大好きなHPがあった。

             更新もほとんどされずにいたが、

             そのHPの表紙を見て、音楽を聴いているだけで、

             なぜかホッとした。

             アメリカでテキスタイルを学んだ日本女性のサイトで、

             その色使いやレイアウト、使用している素材に至るまで、

             すべてのセンスの良さに脱帽していた。

             

             しかし、残念ながら突然の閉鎖。

             何があったのかは知らないが、

             あのHPをもう2度と見られないと思うと、

             すごく悲しかった。

             

             そして再び密やかに、次の大好きなHPを見つけるべく、

             探訪の旅が始まる。

             (しかし、実際にそんなヒマはない・・・)

            

              9月15日 晴れ 

             この季節になると、ロンドンの街を思い出す。

             お店の商品の買い付けに一人で出かけたのが、

             9月だったからだ。

             それまでに、ロンドンは3回ほど行っていたが、

             商品を探すべく、

             電車、地下鉄、タクシーで、市内を廻りに廻ったのは、

             この時だけで、それゆえ一番印象に残った旅行であった。

             

             あれから6年。

             もう随分と海外にも出かけていない。

             次に行けるのは、いったい何時であろうか・・・。            

             

              9月14日 雨のち曇り 

             今の職場でも、犬を飼っている人はけっこういる。

             互いの飼い犬の話題になり、そしてお店をやっていたことを話すと、

             「是非写真を見たい」と言われるので、

             掲載雑誌を持っていったら、

             あっちこっちの人に回し読みされた。

             そして、

             「なんでやめちゃったの〜」と、口々に言う。

             なんでってそりゃあんた、

             経営が大変だったからに決まっているじゃないか。

             お店の維持がずっと出来ていれば、

             私はこの売場にはいない。 

             

              9月12日 晴れ 

             帰宅したら、飾ってあった絵が落ちていた。

             「誰だ〜! こういうことするのは!」

             と犬たちを見まわしたら、

             ポレはテーブルの下から出てこない。

             スノーウィはリビングの真ん中で、

             すでに横になってお腹を出していた。

 

             どっちが犯人なんだか。

             (指名手配は、もちろんポレ)

               

              9月11日 台風のち晴れ 

             台風一過。

             12年ぶりの関東直撃だそうだ。

             しかし休みであった私は、暴風雨を後目に、

             窓を開けて、朝10時半までガーガー、ゴーゴーと寝ていた。

             雨と風が吹き込んでも、ちっとも気がつかない粗忽者であった。

 

             夕方、台風が去り、犬たちの待ちに待った散歩に出かけて、

             小さな秋を発見。

             

                    彼岸花である。

 今年は涼しかったせいか、

 例年より早咲きのような気が

 する。

 

              

                 農家の栗林。

                 まだ青い栗がゴロゴロと

                 落ちていた。

                 ああ、もったいない。
      

 

                                 

 甘い香りが漂っていた。

 これは珍しい、

 「銀木犀」の花。

 「金」ではなく、「銀」。

 しかし「銀」というより、

 クリーム色。

 あと半月もすれば、

 金木犀の匂いで町中が

 いっぱいになる。 

 

            

              9月9日 雨 

             時々、思い出したように、

             お店で出会った方々からメールをいただく。

             それもHP検索で引っかかって、

             またわざわざ検索で探してくれて、

             と色々なのだが、

             みなさん一様に、

             「ディア・スノーウィのお店を、

             しみじみと、そして懐かしく、そして寂しく

             思い出します」

             と書いて下さる。

             お店を閉めて、もうすぐ一年。

             ファミレスの常連さんでも、元お店のお客さんがいて下さり、

             「スノちゃんのお母さんに会えて良かった」

             と言ってくださる。

 

             あの頃が、まるで遠い夢の出来事だったような・・・・

             

              9月8日 曇りのち雨 

             今朝、犬の散歩道の途中にある、

             イチョウの大木を見上げたら、

             銀杏が鈴なりに成っていた。

             落ち葉の頃になると、その実もたくさん落ち、

             あの独特の匂いがそこら中に漂う。

                 

             なんだか急に、

             アルバート・ハモンドの「落ち葉のコンチェルト」が

             聴きたくなった一日である。

 

             

              9月7日 曇り 

             電車の中で、熟睡できるようになった私。

             ああ、今日もまた眠い。

             今の夢は、一日中ただひたすら眠ること。

             犬と一緒に眠れれば、それが最高の幸せ。

             ああ、こんな人生って、いったい。

 

              9月6日 曇り 

             この頃、夜バイトのメンバーはお疲れ気味が多い。

             深夜0時から朝6時まで入るキッチンのおにいちゃんは、

             昼間は普通のサラリーマンをしている。

             19才の女の子は、

             週6日ガソリンスタンドにて12時間のバイトをし、

             更に週3日9時間勤務で、このファミレスにも入る。

             大学生の女の子は、ディズニーランドでバイトをし、

             家庭教師と塾講師をし、更にファミレスにも入る。

             つい1ヶ月前に入った30代の女性は、

             昼間は派遣OLで、金〜日は大学生、

             そして週3日は、このファミレスでバイトだ。

             こんな調子なもんで、

             「疲れた」、「眠い」、「シンドイ」、「帰りたい」、「ああダメ、もう限界」、

             毎夜、こんな言葉が飛び交っている。

             しかし、なんでみんなこんなに働き者なのか・・・。

             と言うか、お金が欲しいのよね、みなさん。

             私一人じゃないってところが、少しばかり安心。

             

              9月4日 曇り時々雨 

             右下歯茎(特に奥歯のまわり)が、ぶよよ〜んと腫れた。

             痛いなぁ、と思っているうちに、

             小さな口内炎がぽつぽつと出来てきた。

             喉まで痛くなってきた。

             う〜ん、まさか麻疹・・・・。

             いや、麻疹は数年前に、入院するほどのひどいのをやった。

             自分で病名を考えるより、医者に行った方が早いのだが、

             これは歯科か、耳鼻咽喉科か、

             またまたそこで悩む。  

             左鼻の中にも、数ヶ月前からおデキが出来ていて、

             時々痛む。

             今年は出来ものの当たり年か。

           

              9月3日 曇りのち雨 

             毎日毎日働いてはいるけれど、

             それでも山のような支払いを前にすると

             ため息ばかりが出る。

             今日の私は、相当暗い。

             どのくらい暗いかというと、

             廻りに火の玉が飛ぶぐらい、暗い。

             今の気分は、夜の墓場でPCを入力しているが如く。

             ああ、うらめしや。

                          

              9月1日 晴れ 

             すっきりとした湿度のない、初秋の一日であった。         

             9月といえばお月見。

             湿度がベールを張ったような夏の闇が去り、

             透明感の出る秋の宵に、

             ススキの穂、桔梗、りんどう、おみなえし、われもこうの花を飾り、

             お団子を供えて、月を愛でる。

             今年は月を見ながら、「ツキ」でもいただこうか。

 

             ああ、お月様、どうぞ私に宝くじの1等を・・・・。

             そして明日は、月餅も食っちまおう。