One's daily life
6月30日 雨のち曇り
入院してから、胃の具合が今ひとつだ。
手術後2日間は絶食させられ、
(腸に食べ物が癒着するのを防ぐため)
その後流動食から、3分、5分、全粥、一般食へと
移行していく中、寝てばかりの状態では、
そうそう胃の動きも活発にはならず、
食事を取るたびに胃は重くなってゆき、
四六時中胸やけがする状況に陥った。
しかし、そんな中でも腹だけはしっかり減る。
減れば食べる。
食べると、また胃が重い。
そんな悪循環の、胃のスッキリ感がない分、
これはダイエットするチャンスか、とも思ったりして、
いいんだか、悪いんだか。
6月29日 雨
朝、電話のベルが鳴ったので、
ベッドで眠っていたところを急いで起きて出た。
「もしもし、あっ、こんにちは〜」
と言った瞬間、いきなり気持ち悪さが襲ってきて、
気づいた時にゃあ、台所の床に倒れていた。
顔から落ちたらしく、前歯を強打し、
唇は切れて血だらけ。
歯が折れなかったのは幸いだが、
夜になった今でも、まだ痛い。
その時、電話をかけてきた友人は、
いきなり受話器からの会話がなくなったので、
「もしや」と、あと5分待って応答がなければ、
すぐに私の家へ行こうと思ったらしい。
幸いにもすぐに覚醒したので、連絡を入れたが、
「大人しく寝ていなさい」のその一言に従い、
今日一日はベッドでゴロゴロと過ごす。
う〜ん、私って、やっぱ、まだ、病人なのね〜
ところで、スノ。
あんとすさんちでは、11日間腹出して寝放題、
撫でて貰い放題、
そんな自分んち状態で過ごしたはずなのに、
帰宅翌日から、血尿を出している。
おまけに、あんとすさんがお散歩代行しに来ると、
またお泊まりに連れて行かれると思うらしく、
外に出るのをイヤイヤする。
彼も彼なりに神経を使っていたようで。。
6月28日 曇りのち晴れ
さて、驚異の回復力のわたくし。
今日は、用があったので
午後から浦安まで出かけた。
そして昨日まで病院のベッドで眠っていた病人とは
思えない程の元気さで、一日を過ごした。
しかし、さすがに腹のツレはまだなくならない。
(当たり前だ)
お腹の傷を見てみると、
まだくっついていない箇所がいくつかある。
いや、くっついていないどころか、
くっついていたのが、
今日電車に乗って出かけたせいで、
少し剥がれてしまったようだ。
う〜ん、術後10日目ぐらいでは、
まだまだ大人しくしていなければダメらしい。
(当たり前だ)
明日は一日ゴロゴロしてしよう。
ところで、スノとポレの散歩。
友人がお見舞いの代わりにと、
ペットシッターのあんとすさんに2週間、
スノとポレの散歩をして貰えるよう、
ポケットマネーで頼んでくれた。
今回ばっかりは、
それをありがたく受け取らせていただき、
スノとポレの散歩から解放させて貰っている
ちょっと幸せなわたくしだ。
ところで、仕事。
入院している最中に色々な事情が重なり、
ニットショップの仕事を
やむなく降板することとなった。
もちろんすぐに新しいところを
派遣会社に探して貰っているが、
ある人から、
「もう少し身体を養生しなさいという神様からの
メッセージだと思って、少し休みなさい」
と言われ、精神的、経済的にはあせりつつ、
せめて腹の傷がくっつくまでは、
大人しくしていよう、とのプラス思考に転じて、
もうしばらくのゴロゴロ生活は続きそうである。
6月27日 雨
お陰さまで、無事退院致しました。
親身に付き添って下さったkei-1-1さん、
毎日のように通って下さったMさん、
スノとポレを見て下さったあんとすさん、
また、その他たくさんの方々が心配して
お見舞いに来て下さり、
本当に本当にありがとうございました。
また、我がHPでもたくさんの励ましのカキコを
重ね重ねありがとうございました。
我ながら感心するほどの回復力で、
術後まだ9日目でありながら、
元気に家の中を歩き回っております。
洗濯も、掃除も、帰宅後すぐに出来ました。
さすがに犬の散歩は、
まだあんとすさん任せですが。
さて、今日はちょっと疲れ気味で、
かなりの睡魔なため、
詳しい「入院日記」は、また後日。
あっ、ちなみにわたくし、
自分の身体から出てきた13コの筋腫の写真を
貰って帰宅いたしました。
一応、家宝にするつもりです。
6月16日 曇り
一昨日、夜中じゅう雷が鳴っていた為、
スノが怖がって、
私も眠れるどころの騒ぎではなかった。
朝5時半に寝て、起きたのが6時。
睡眠時間は、たったの30分!
おまけにこの日は、朝から夜中の12時までの
昼夜通しのお仕事だった。
うううううう。
貧血は起こしそうになるし、手を震えるし、
腰は痛いし、足も痛いし、
帰宅後、這ってベッドに入った感じである。
そして夕べも、4時間の睡眠。
今夜は入院の用意もしなければならないというのに、
すさまじい睡魔が襲ってくる。
ああっ、もう、いいわ、
全部明日に回してやる。
ホント、もう、どーでもいいわ、
今夜はこのまま寝てやるわよ〜
6月14日 曇り
先程ポレを洗った。
シャンプーの間、中腰の姿勢を続けるので、
終わった後は、
まるで腰の曲がった老人のようになる。
養鶏場のポレは、白色レグホンの子から、
美しい白鳥になった如く、フワフワのモコモコだ。
しかし、リンスインの安いシャンプー使用のせいか、
汚れの取れ方が今ひとつで、
労力の割には報われない感じがし、
少しばかりの空しさが残る。
さて、今日は入院のための買い出しに、
吉祥寺へとチャリで出かけた。
と言っても、パジャマ類は友達が何枚も
プレゼントしてくれたのがあるし、
よくよく考えてみれば、
それほど買い出すものがない。
で、入院ヴァカンスを有意義に過ごせるよう、
厚めの本を5冊購入。
もちろんビンボーな私なので、すべて文庫本だ。
どれもこれも好きな作家の、
読みたい本ばかりなので、
「入院」をいいことに、ためらわずにレジへ直行した。
しかし、退院後の私は、
もっともっとビンボーになっているので、
これからは、無料の図書館使用を考えよう。。。
6月13日 曇り時々雨
現在、夜中の1時半。
なのに、外ではなぜかカラスが鳴いている。
なんでだ〜???
鳥目のくせして、
夜中のフラフラすんじゃないつーのっ!
6月12日 雨
昨日とうって変わっての寒さ、もとい涼しさである。
近所の庭に、くちなしの大きな木を発見。
見事なくらい大量の花をつけていて、
しばらくボーッと見とれつつ、
これぞ夢心地と、
よい香りを存分に楽しませて貰った。
そうそう匂いと言えば、
洗ってまだ数日のスノーウィは、
清潔感を誘う、かすかなシャンプーの残り香だ。
しかし、その横にたたずんでいるポレはというと、
なぜか養鶏場を思い出してしまう臭さ。
今度の休みには、もちろん洗う予定だが、
なんでこんなに臭いのか。
それも養鶏場の。。。
( ↑ 鶏のフン的匂いね )
そんなわけで、養鶏場の白色レグホン・ポレには、
是非卵でも産んで貰いたい。
6月11日 晴れのち曇り
非常にムシムシした一日であったが、
こんな日は、心の底から涼しい高原に
住みたいと思う。
いつか手に入れるわよ〜、夏の家を。
もっとも今の私にとっては、
夢というより、妄想に近いけれど。
でも、ポジティブシンキングね。
そう思っていると、
まだ別荘のベの字にも近づいていないのに、
すでに持っているような気分になってくるから
不思議、不思議。
こーゆーのを、
バカと言おうか、幸せと言おうか。。
しかし、一度っきりの人生、夢見なきゃソンソン。
叶うかどうかは別としても、
生きていく上で、ほんの少しの希望は必要よ。
6月10日 晴れ
午前中、麻酔の検査に行ってきたが、
検査というよりも、問診だけで終わった。
それから歯医者さんへ。
夜、スノーウィだけを洗い、腰の痛みでダウン。
あ〜、しんどい。
6月9日 晴れ
午前中に吹いていた風は、
湿度の低い高原にいるようで、
さわやかすぎるぐらいの、さわやかさであった。
そんな風に乗って、くちなしの香りが漂ってきた。
さて、めったに衝動買いをしない私であるが、
今日は買ってしまった。
向かいの売り場にあった、白い綿レースのスカート。
もちろんセール品だ。
もうすぐ入院で色々と物入りなのに、
安さとあまりの可愛さと、
ウエストがゴムだったので、つい・・・
( ↑ いくら食べてもオッケーね、、)
しかし、このスカートを履いて、
いったい何処にお出かけするのか。
仕事着にはならないしねぇ。
まっ、いいや、今年の夏はお出かけする時、
これを毎回履くことにしよう。
そうすりゃ気分は、ヴァカンスよ〜
6月7日 晴れ
家の中で、通勤用バッグの中を
ガサゴソやっていたら、
ケータイを下に落としてしまった。
拾うのを忘れたまま家を出て、
少し歩いたところで、ハッと思い出し、
すぐに引き返したのだが、後の祭り。
そのケータイは、すでにポレが前足で
大切そうに抱え込み、
素晴らしい状態に分解してくれていた。
おまけにこの日は、ロッカーの鍵は忘れるわ、
自宅に引き返した分、遅刻はするわ、
商品が売れず、売り上げが0だわ、
で、踏んだり蹴ったり。
ああ、なんて素敵な一日だったのでしょう、
キーッ ( ← 歯ぎしりしている )
6月6日 晴れ
今日の検査は、
心電図、呼吸、血液、尿、X線であった。
終わった後、とりあえず医者の話があると言うので、
診察室まで入ったが、毎回医者が違うので、
入院中誰が私の担当医なのか、未だに分からない。
今日は30代の女医さんであった。
「入院当日は、担当医からお話がありますので、
ご家族の方もご一緒に来て下さい。」
「あのー、家族がいないもので、
当日友人が一緒について来てくれますが、
お話を聞ける時間までいられるかどうか。。。」
「しょうがないですね。しかし翌日の手術は必ず、
ご家族の方にいて貰って下さい。」
「あのー、ですから家族がいないもので、
手術当日も友人が付き添ってくれる
予定なのですが。。。」
「えええっ!!!
家族じゃなくって友人!?」
と白目をむいて軽蔑するように、
この女医はのたまった。
それも半端ではないデカイ声で。
(看護婦さんもびっくらこいて振り向いた)
「ええ、すみませんが両親はもう他界しておりますし、
一人っ子なもので兄弟はおりません。
結婚もしておりませんので、夫、子供もいません。
ですから友人が付き添ってくれる予定です。」
と、説明してもバカにした目で私を見る。
ムカ ムカ ムカ ムカ ムカーッ
ムカツキ度200%
なんだか悔しくって涙が出てきた。
この女医が担当だったらどうしょうか、
と思ったが、どうやら違う医者らしくホッとした。
確かに手術中は100%安全とは言えないから、
家族が付き添うのが当たり前かもしれない。
しかし例外なんて、いくらでもあるではないか。
家族が付き添わないことが、
そんなに白目を剥くことか。
バッキャーロー!
しかし日本って、こーゆー時不便ね。。
6月5日 晴れのち雨
激ネムである。(激しく眠いっつーことよ)
明日は、心電図等の検査があるので、
今夜は早々とフトンに入ります。
あ〜、ネームネムっと、こりゃ〜♪
( ↑ 歌っている )
6月4日 晴れ
7日ぶりの休みである。
混合ワクチン接種に、獣医さんまで出かけた。
ついでにフィラリアの血液検査と薬も貰ってきた。
今日の注射に、またまたポレが大騒ぎ。
この世の終わりのような声を出して、
まるでこちらが虐待をしているような騒ぎ方をする。
それから先生が爪を切ってくれた。
パチンと切った瞬間、
スノが「ギャイーン」と叫んだ。
血が飛び散る。
再び「ギャイーン」。
なんてこった、2度も深爪である。
ああ、これでまた爪切りが嫌いになってゆくのね。。
ポレは、先生の助手のトリマーさんが
やってくれたので、何事も起こらずに終了した。
最初からトリマーさんがやってくれていれば。。。
6月3日 晴れ
あじさいの花が大輪となり、色を付け始めた。
梅の木は、青い実をたわわにつけている。
(そして下に落ちた梅の実を、ポレがくわえて歩く)
時のまわる早さに、自分も又、目がまわる思いがし、
気がつけば早6月。
この季節、
願わくば甘いさくらんぼが食べたい。
それも腹一杯に。
6月2日 晴れ
帰宅したら雷が鳴り出した。
雷嫌いのスノが、フルフルフルと震え出し、
私の側へピタッと寄ってきた。
それを見ていたポレ。
いきなりスノのお尻を、前足でポカッと叩いた。
「お゛どう゛ざ〜ん゛、がみ゛な゛り゛だよ゛〜」
こいつ、実の父をおちょくっているのか。。
そうそう散歩途中で、ラズベリーの木を発見。
す、すごいたくさんの実がなっているのよ〜
これならば、育てがいもありそう。
それでもって、食べがいもありそう。
来年は是非育ててみたいわ〜