One's daily life
8月31日 晴れ
残暑が厳しいが、8月も今日で終わり。
マンションの6Fから眺めた夕焼け。
灯り始めた家々の明かりが、
なんとなく秋の訪れを感じさせる色合いと余韻だ。
6月の終わりに退院をし、もう2ヶ月経ったなんて、
まるでワープをしたような気分になる。
次の仕事に入るまで、まだ数日あるが、
月、火と本社での研修が入るし、
夜のバイトもある。
あと2日間位はゆっくりと出来る予定だが、
これからまた再び、
あの睡眠不足と足の痛い日々が訪れるのだと思うと、
のんびりしていた退院後の生活が、すでに懐かしく思えてきた。
さて、明日は借りてあるビデオを観て、ウトウトと昼寝をしよう。
8月30日 晴れ
マンゴーの缶詰が100円で売っていた。
もちろん買う。
ついでにブルガリアヨーグルトを買ってきて、
明日の朝は、マンゴーヨーグルトだ。
市販のマンゴー入りだと、小さな角切りがチョコチョコと
入っているだけなので、どうしても食べ足りない。
だからザクザクと切って、シロップと一緒にたくさん入れて、
好きなだけ食べる。
考えただけでも、ウキウキしてくる。
ああ、私の小さな幸せよ。
ちなみにドライマンゴーも好物だ。
(もちろん、生マンゴーが一番好きだが)
しかし、こんなことで幸せを感じる自分が、
なんだか少し情けなくも思えて。。
8月29日 晴れ
例のパピヨン、チワワのいる美容院へ出かけた。
今日は私の他にお客さんがいなかったので、
パピヨンのパスタくんは、私の膝の上にずっと乗っかっていた。
ところでここの美容院、今日の午前中に、
「DOG WORLD」の取材が入ったそうだ。
なんの取材かまでは聞かなかったが。
(多分、店の紹介だろう)
ところで、ここのご主人は実業家を目指している。
奥さんの実家が軽井沢の一等地の土地持ちなので、
タダで貸して貰える店舗もあるし、結構広い土地もあるらしく、
あと数年後には、犬連れカフェとドッグランを作る目論みらしい。
3年前に開いた美容院も、かなり軌道に乗っている様子で、
今後の色々な青写真があるらしく、
老後は「沖縄に住む」とまで決めていらっしゃる。
ところで、ここんちの飼い犬は、パピヨンのパスタくんに、
ロングチワワのココアちゃんがいて、
「まだスタッフにもナイショなんですが、
実はもう1匹増えました。2ヶ月半のブルテリアです。」
と耳打ちしてきた。
ふ〜む、2年半で3匹増か。。。
「これ以上増えたら、軽井沢に移住します。」
ときっぱり。
次に飼いたい犬は、「ボストンテリア」だそうだ。
これで軽井沢移住は決定のような??
8月28日 晴れ
夜のバイトが終わり、PCの前に座るとホッとする。
ファミレスというのは、四六時中動き回りながら、
お客様にサービスをする仕事なので、
たった3、4時間の労働でも、
昼の立ち仕事の9時間に相当するぐらい疲れる。
まだまだ当分は、昼夜の仕事を続けなければならないが、
なるべく早く、昼だけにしたいのは本音だ。
さて、疲れもピークに達しているので、もう寝るとすっか。
8月27日 晴れ
7月下旬からお手伝いをしていたブランドの仕事が、
今日で終わった。
個人的には好きなブランドだったので、
商品が入荷するたびに、
「あれも欲しい、これも欲しい」状態になっていたが、
(欲しいだけで買わない)
お客さんの少ないデパートでの仕事は、もう当分いいや。
9月から勤務予定のショップは、
大都会の、それも駅からそのまま入れるデパートに、
新規オープンするので、売る大変さはあっても、
お客さんが少ないということはないだろう。
ここのも、ニューヨーク・ブランドのかなりオシャレな服である。
(好みという点では、今日までお仕事のブランドの方が好きだが)
しかしなぜだか、本当にここに勤められるのかどうか、
未だ不安を感じているは、どうしてか?
それはねー、その原因はねー、やっぱり、サイズでしょ、
それっきゃないわな。
まっ、いいや、どーせ試着販売と言われても、
あそこのあんな細い服に、私の身体が入るわけがない。
いざとなったら、大きいサイズを買って着る。
それでいいのよ、もー開き直りよ、フン。
8月26日 晴れ
この4日間ほど、油断をして食べたら、
あらあらなんだか、ウエストが前横に広がったみたい。
なんでこんなに簡単に太るんだよッ!
ああ、もう、あの努力はいったい・・
8月25日 晴れ
3日間の仕事が終わった。
しかし明日からまた2日間、客の来ないデパートでの接客だ。
再び耳鳴りがしないよう、祈るしかない。
さて、今夜は早く眠るとするか。
8月24日 晴れ
このところ、毎日梨を食べているので、
スノとポレ、そして私の争奪戦が行われる。
普段、人間の食べ物を上げることはないのだが、
リンゴと梨だけは特別で、
飼い主と分かち合うことを許してしまっている。
したがって梨を切り出すと、スノの目がランランと輝き、
テーブルに持ってゆくと、期待に充ち満ちた表情で、
2匹でお座りをし、食べられるのをひたすら待つ。
1個の梨を3等分。
1切れの梨を3等分。
気を許すと取られるので、結構真剣勝負だ。
しかし、分け与える権限は当然私にあるので、
いつもズルをして、私が多く食べる。
そしてポレは食べるのが遅いので、
スノの方が、1切れぐらい多く貰っている。
1人と2匹のあくなきバトルは、まだ始まったばかり。
秋が深まれば深まるほど、ますます過熱化してゆくだろう。
我が家の「梨戦争」ゴングは、今日も鳴り響く。
8月23日 雨
本日から3日間は、臨時のお仕事である。
9月から仕事予定のブランドセールだ。
といっても単独で店を出すのではなく、某デパートが別に会場を設けて、
大々的に開催するセールなので、所狭しと色々なお店が出る。
(食料品、靴、陶器などもあった)
こんな天気なので来店数も心配されたが、
去年よりも客数は多いらしく、うちのブランド商品も売れに売れ、
とりあえず安堵。
が、まだ明日、明後日とあるので油断は禁物だが。
ところでこのブランド商品、サイズがムチャクチャにタイトで、
11号でさえ普通の9号より小さい感じがする。
7号にいたっては、「子供服???」と勘違いをするぐらいだ。
これを私に試着販売しろ、つーのはまず無理な話だな。
うーむ、果たして9月になったら、
私は本当に勤めているのだろうか。
それが今、とっても疑問なのである。
8月22日 晴れ
図書館へ出かけた。
もちろん本を借りるためであるが、
いざ探すとなると、あまり借りたい本がない。
それにさんざん人が触った本というのは、
独特な匂いがして、更にはくしゃみ、鼻水が出てくる。
(特にアレルギー体質でないのだが)
それでも1冊の写真集と、3冊の単行本を借りた。
写真集は、「東京懐かしの街角」というタイトルで、
昭和40年代から平成までの、東京のごく普通の町並みを
白黒写真で撮影しているもので、
本から妙な懐かしさが醸し出されていたため、
つい手に取り借りてしまった。
うちの近所でも、昭和30年代ぐらいに建てられた、
いい雰囲気の木造家屋が、マンションに建て変わる。
新しい家やマンションが建つと、前にそこがどんな建物だったのか、
思い出せなくなるのが不思議だ。
今ではもう思い出せない東京の町並みを、
この写真集で堪能させていただこう。
り。
8月21日 晴れ
朝、目が覚めたら、昨日の耳鳴りがウソのように止んでいた。
売り場に立つと、「お金を貰っている以上は売らなければ」
との強迫観念に近いものが襲ってくるので、そのせいか?
なにしろ、来店客の少ないデパートだからねぇ。。
午前中、友人から、
「夕食をごちそうするから、吉祥寺まで出てこない?」
と、お誘いの電話が入る。
「行く行く」と即答。
今夜は、吉祥寺南口にある「ニギロカフェ」へ。
ここはアメリカンテイストがウリのオープンカフェである。
二人でシーザーサラダをシェアして、
友人は、バジルのスパゲッティ、
私はアボガドと海老のベーグルサンドを注文。
友人が食べていたバジルのスパゲッティを
少し分けてもらい味見をしたが、
ズッキーニとインゲンがほどよい固さで、
自分の注文したベーグルサンドよりおいしく、
「これにすりゃ良かった・・」と、少々後悔。
ちなみに私は、バジルが大好きである。
この香りがたまらない。
食後のデザートは、そのカフェ近くに出来たばかりの、
「麻布茶房」へ。
友人は、「ソフトクリーム白玉ぜんざい」、
私は、「カスタードバナナ」を注文。
ダイエットはいったい何処に?
それにしても、夕食を外で食べるのは久しぶりだった上、
すべて驕りで一銭も使わず、
非常に満腹、満足で帰宅したのは言うまでもない。
8月20日 晴れ
昼食を済ませて、売り場に戻ってから、
今の今まで、ひどい耳鳴りが続いている。
外耳か中耳か、それとも内因性か分からないが、
低音の「ゴー、ゴー」と響く音で、テレビの音声さえ不快に聞こえる。
明日は仕事が休みなので、耳鼻科で診て貰わねば。
(めまい、頭痛はナシ)
8月19日 台風
通勤途中、電車で多摩川を渡るのだけれど、
さすがに今日は、大量に水かさが増え濁流が渦巻いていた。
これではアザラシのタマちゃんも、いなくなるのは当然だろう。
きっと海まで流され、帰るべき故郷に向かっているのかもしれない。
とりあえず無事でいることを祈るのみだ。
8月18日 雨
手術をして、今日で丁度2ヶ月が経つ。
あの時はまだ梅雨真っ盛りで、毎日のように雨が降っていた。
病院のベッドで眠っていた私は、雨が降っても晴れても、
生活をするのには、全く支障のない日々を送っていた。
時が過ぎ去るのは、なんて早いのだろう。
昨日今日は台風の影響で、かなり涼しく、
それが秋の訪れを感じさせる。
尤も台風が去れば、フェーン現象が起き、
いきなり30℃以上気温が上がり、暑さが再びぶり返すのは、
毎回のことと分かっているが。
今夜はクーラーなしに気持ちよく眠れそうである。
あと少しで8月も終わりだ。
8月17日 曇り
深夜バイトからの帰り、自転車を走らせていたら、
身体に当たる雨まじりの風が寒い。
明日もちょっと一息つけるかしらん。
8月16日 晴れ
このところ、夜はクーラーをつけない時間が増えてきた。
もちろん日中はまだまだ暑いものの、
やはり真夏は峠を越えて、という感じか。
夜の散歩に出ると、草っぱらではコオロギが沢山鳴いている。
夏から秋に変わる風情が、私はなんとも言えず好きだ。
そして、なんでこんなに季節を感じることが好きなのだろう、と思う。
なにしろそれは、物心ついた時からの感覚なので、
生まれ持って来たリリカルさ、なのかもしれない。
もっと自分の語彙が豊富ならば、
自分の感覚をもっと忠実に、もっと詩的に表現できる、
詩人にでも、歌人にでも、俳人にでもなれたかもしれない。
しかし残念ながら凡人のため、ありきたりな文章でしか表現できず、
そこで終わってしまうのが、悲しい現実なのだが。
風や光や匂いを肌で感じ、季節の流れに気がつくこと、
それは私の心の憩いでもある。
8月15日 晴れ
以前にこの日記で書いた、半村良の文庫本「晴れた空」、
たまたま1巻だけ買って読んだら面白かったので、
残り2巻を、と思ったらすでに本屋にはなく、
出版元の集英社にも在庫はなく、
絶版になるのは時間の問題と思っていた矢先、
日記を読んで覚えていてくれた友人が、
「BOOK OFF」(注:古本屋)で見つけて、買ってきてくれた。
そして読み出したら止まらない。
う〜ん、こんなに面白い内容なのに、
どうしてみなさん読まないのだろう。
まっ、地味といえば地味なので、それがアダとなっている??
しかし絶版になるのは、非常に惜しい気がする。
それにしても、小説を書くという作業は、
念入りな取材と資料を付き合わせながら物語を考え、
更には読者を、どんどんと突き進んで読ませていく文章力が必要な上に、
多大なる想像力、そして忍耐力も必要だ。
私のような凡人には、到底出来ない作業である。
しかしそれでも売れないと、「絶版」という憂き目に会うのだから、
努力が報われない因果な商売だ。
実は、うちの母の長兄が小説家であった。
もちろん売れない作家であったが。
しかし、直木賞にはノミネートされたことはある。
名だたる作家の方々とお友達でもあった。
しかし、出した本はすべて絶版。
この本好きの姪の私でさえ読んだことがない、
幻の無名作家なのである。
もちろん小説などでは食べてゆけないので、
他に職業を持っていた。
叔父の家に遊びにいくと、いつも書斎に籠もって、
難しい顔をしながら、原稿用紙の升目を埋めていた姿を思い出す。
直木賞にノミネートされるぐらいだから、
書いた本はきっと面白かったに違いない。
うちの母のことを書いた文章もあったそうだが、
親戚からの話だけで、その実物は読んだことはなく、
それくらいは手元に残していてくれても良かったのに、
と今更ながら残念に思う。
ちなみにこの叔父、今はボケてて、
私の顔も忘れている始末で、
小説など書いていたことさえ、「本当かよ〜」と思うぐらいだ。
さて、私が今NO.1に好きな作家は、篠田節子。
どの小説も文句なくイイです。
ただし最近出た文庫本の「弥勒」、
これはヘビィでした。すごい重量級。
頭の上から杭を打たれて、ズンズン地面に沈んでいく感じ。
おまけに読んだの入院中だったし。
ああ、なんだか書いているうちに、内容が支離滅裂になってきた。
まっ、私の文章力なんて、こんなもんです。
8月14日 晴れ
夕べ、スノの足を踏んづけたら、
どうやら神経に触ったらしく、すごい声でヒンヒン鳴いた。
動く角度が悪いと痛むらしい。
夜中は、1時間おきに「ヒンヒン」鳴く。
私もその度に起こされ、スノを見ると、
なぜか仰向けの腹出しのままで、「ヒン」と鳴いている。
寝返りを打ったり、寝る場所を変えようとすると、
痛みが走るようだ。
しかし見るたびに、腹を出したままの寝相で、
痛いわりには、リラックスしているように見えるのは何故??
そして一晩眠ったら、すっかり治って朝から熟睡している。
しかし1時間おきに起こされた私は、
仕事場で30連発のアクビに悩まされたのは言うまでもない。
8月13日 晴れ
さて旧盆に入った。
うちは両親とも山梨県人だったため、
7月の新盆よりも、8月の旧盆の方がピンと来るのだ。
田舎では仏壇から位牌を全部出して、茅を敷き詰めた祭壇に飾り、
さらにナスやキュウリに割り箸の足をつけて馬や牛を作り、
これに乗って祖霊たちが帰って来られるよう、
そして帰ってきたら、お腹いっぱいに食べて貰えるよう、
たくさんのお供え物をする。
12日の夜は、近所の小川まで行き、
盆に返ってくる祖霊たちの、道標の迎え火を焚く。
お盆には地獄の釜が開き、
普段は地獄で苦しんでいる霊たちも、一時この世に戻ることが出来、
ごちそうをお腹いっぱいに食べられ、
飲めや歌えのドンチャン騒ぎができると、物の本に書いてあった。
そして宴の3日間が終わり、16日には送り火で帰っていくそうだ。
しかし、この時帰るのをイヤがる霊もいるらしく、
お盆時に身体の具合が悪くなった人は、要注意らしい。
(帰りたくない先祖が子孫の身体に憑くため)
位牌の前で、姿勢を正したちょんまげのオジさんや、
楽しそうに踊っているオバさんや、飲んでクダまいているジイさんや、
お菓子をおいしそうに頬張る子供たちや、
オイチョッカブなんかしている若いニイちゃんたちを想像するだけでも、
年に一度の祖霊パーティーという感じがして、
「霊も元は人間よ、楽しい、うれしい、悲しいも一緒よ、
それにみんな先祖だもんねぇ、、」
なんて気持ちになってくるのだ。
盆提灯に明かりが入る夕暮れ、蚊取り線香の匂いと共に、
田舎のお盆が懐かしく思い出され、
うちでも両親の位牌を前に、ささやかなお供え物をしてみた。
8月12日 曇り
お盆休みを取っている人が多いのか、
バイト先のファミレスも、結構ヒマであった。
(しかし、なぜか23時以降どんどんお客が入り、
一時だけピークを迎えたが)
今日は比較的涼しかったので、クーラーをつけずに過ごした。
犬たちは開け放したドアの前で、心地よい風に当たり、
飼い主共々、白日夢を貪る。
今日はちょっとばっかりの高原気分を味わったが、
明日の暑さはどうだろう。
8月11日 晴れ
友人たちと吉祥寺でランチを取り、その後我が家へ直行。
スノとポレは、美しい女性陣の来客に大喜びである。
ケーキを食べ、お菓子を食べ、グダグダとオシャベリに興じ、
楽しい一時はあっという間に過ぎ去っていった。
ところで、家の中はクーラーが効いているからとても涼しいが、
このところの暑さ、もういい加減にしてちょーだい、という感じだ。
朝、ちょっとでも散歩に出遅れると、
建物の陰を探しつつ歩く状態になる。
立秋も過ぎたことだというのに、あと1ヶ月位はこんな暑さが続くのか?
我が家の15年使用しているクーラーが、壊れないことを祈るのみ。
8月10日 晴れ
どこかで花火大会があるらしく、
浴衣を着た女の子たちをたくさん見かけた。
夏になると浴衣を着る風習は、決して廃れることなく、
21世紀になっても続いているようである。
そういえば屋台の風鈴屋さんを見なくなって、もう何年経つのだろう。
風が吹くと、たくさんの風鈴がリンリン鳴って涼を呼んでいた。
麦わら帽子をかぶった店のおじちゃんは、
「風鈴〜、風鈴〜」と、ちょっとかすれ気味の風流な声で、
屋台を引いていた。
風鈴売りだけではなく、
昔ながらの屋台の物売りを、ほとんど見ない世の中になったけれど、
バクダンアラレや、金魚屋や、豆腐屋、
そういゃあ、竿竹売りの声もここ何年か聞かない。
それでも物売りのおじさんたちの声は、
私の耳の奥で、遠い夏の記憶として、
熱い風と共に、かすかに蘇ってくるのである。
8月9日 晴れ
実は私、「フリスク」というミントキャンディのフリークである。
一日に何度となく、この小さな白い粒を口に入れる。
特に、ペパーミントとスペアミントが好きである。
そしてゆっくり舐めるというより、すぐに噛む。
気分転換にはもってこいの、この刺激。
ちなみに、デンターライオンの歯磨き粉で、
歯だけでなく、舌を磨くのも大好きである。
特に仕事をしている時は、フリスクがないと、
どうにも落ち着かない。
タバコを吸わない私にとっての、
タバコ代わりの嗜好品なのだ。
眠い時、喉が渇いた時、コーヒーを飲んだ後、
イライラしている時、これ一つあれば結構リフレッシュ。
これらと同じ理由で、昔「ホールズ」にはまったこともある。
その「ホールズ」も、大人しく舐めていないで、
すぐにガリガリと噛んでいたっけ。
その方が刺激的でさ〜
8月8日 晴れ
懺悔。
夜バイトが終了した後、
賞味期限切れして、お客さんに出せないチーズケーキを、
ブルーベリーソースとストロベリーソースで、
2コも食っちまいました。
そんな私はただ今ダイエット中、、
嗚呼。
8月7日 晴れ
今朝の読売新聞に、6月まで勤めていたデパートの
同じフロアにいた顔見知りの女性社員の写真が出ていた。
別に悪いことをした訳ではない。
今のファッション動向の記事に関連しての写真である。
それを見ていて、急に自分のことを思い出したのだが。
「DEAR SNOWY」をOPENして数ヶ月後、
日経流通新聞からの取材依頼が入った。
「犬のオーナーズグッズ専門店というのが目新しくて面白い」、
確かそんな取材内容であった。
小さな記事ではあったが、もちろん私の写真入りである。
その新聞が発行されて1ヶ月後、たまたま知人と会った。
その知人は、当時丸井某店に勤めていた。
「○○さん(私のこと)の新聞記事の切り抜きが、
1ヶ月もの間、うちの丸井の社員用掲示板に貼ってあったよ。」
と言われた時、
「ふ〜ん、私のやっているこんな小さなお店の記事でも、
丸井のような大型店舗で、一つの面白い情報として
ピックアップされているんだ」
と、まるで人ごとのように感心した記憶がある。
そう! まだこんなにペット業界が流行る前、
うちの店って、草分け的な存在だったのよね〜
なにしろ当時は、商品の仕入れ先さえもなかったんだから、
現在の「オーナーズグッズ及びペットグッズの店」
雨後の竹の子状態がまるでウソのよう。
ちなみに私が経営した「DEAR SNOWY」5年間の
テレビ、雑誌、その他取材件数、40数件。
おまけにこれらの取材に関して、自分からの売り込みは一件もナシ。
あんな吉祥寺のはじっこの、路面店でない隠れ家のような場所で、
よくぞこれだけの取材が入ったものだ。
なにしろ閉めた後まで依頼は続いたのだから、
つくづく「DEAR SNOWY」というのは、
オーナーが?と思うほど不思議な店の趣がある。
さて、今は思いっきり浮沈している私だが、
次に浮上できるのは、一体いつなのだろう?
いや、浮上などしなくてよいから、好きなことで食べていけたら・・
それが一番の願いである。
8月6日 晴れ
ダイエットを決行して早3週間、しかし2キロは落ちたものの、
この暑さで水分をガバガバ取るせいか、その後がなかなかダメだ。
夏のダイエットは、冷たい甘い物系との勝負になるので、
結構ツライのである。
ところでスノとポレの食欲がすごい。
真冬並の食べ方だ。
毎日毎日、涼しいクーラーの中で生活しているせいか、
食事の量が普段より、20%ほどUPしている感じだ。
その食べっぷりを見て、
「あんたらは、いいよなー」
と、ついグチる。
飼い主は、このクソ暑い中を働いて、
おまけに食事も制限して。
ああ、もう、不平等ったらありゃしない。
8月5日 晴れ
うちの近所にも、ずいぶんと色々な犬種が増えた。
ゴールデン、ラブは言うに及ばず、
フレンチブル、ミニピン、バーニーズ、ボーダーコリー、チワワ、コーギー、
バセット、ボストンテリア、ブルドッグ、コッカー、I・セッター、柴犬、
ピレ、ビーグル、シュナウザー、ダックス、スタンプー、パピヨン、パグ、
マルチーズ、シーズー、さらに4/3アフガンなんてのもいる。
(お父さんがアフガン、お母さんがアフガン×雑種)
昨日、うちのマンション前の横断歩道を渡っていったのは、
確かウィペット。これは珍しかった。
ほんの2,3年前までは、上に書いた犬種の半分もいなかったが、
最近では犬を飼う家も、「他の家と一緒にならない犬種」を
選ぶ傾向になってきたような気がする。
しかし、この犬種の中でも、うちのサモエド2匹連れは、
ダントツに目立つらしく、あっちこっちから声をかけられ、
下手なことは出来ない状態となっている。
とりあえず、犬ともども愛想だけはよく振りまいて。
8月4日 晴れのち雨
雨が降り出して、涼やかな風が通り抜けていくというのに、
遠雷が聞こえ始めて、スノが落ち着かなくなってしまった。
しょうがないので、窓を全部閉めてクーラーをつける。
せっかくいい風が吹いているのに、ああ、くやしい。
外を歩いていると、蝉時雨がすごい。
確か去年は、なかなか蝉の鳴き声が聞こえず、
8月もだいぶ過ぎてから、
「今ごろやっと」という記憶だった。
昼間は蝉時雨だが、夜はすでに虫の音が聞こえている。
近くの栗林でも、緑のイガイガがたくさん成っているし、
サトイモ畑では、トンボがたくさん飛んでいた。
やはり季節は確実に移ろいでいるのだ。
うちの近くは、大きな農家がたくさんあるので、
東京といっても以外なほどに緑が多い。
今日は割と涼しかったので、そんな農家が点在する通りを
1時間ばかり2匹を連れて散歩をした。
タチアオイやカンナの花が、なんだかとても懐かしく、
今はオシャレに、ポーチュラカとかナントカとか呼ばれている
松葉ボタンの花に子供のころの夏休みを思い出し、
なんだか急に、ゆでたてのトウモロコシをほおばりたくなった。
8月3日 晴れ
英国スタイルの部屋が好きである。
私が経営していた雑貨店「DEAR SNOWY」の内装も、
白を基調とした英国風スタイルであった。
(もちろん今も、そのまま次の店が使用してくれている)
自分の住んでいる部屋は英国スタイルとは言い難いが、
とりあえずカーテンだけは、ラルフ・ローレンのヴィクトリアン調
花柄ファブリックを特注して作ってもらったので、
(しかし10年以上も経つと、ずいぶん色褪せてきてしまった)
その部分だけは英国調だ。
今手元にあるのが、アメリカのヴィクトリア編集部著、
「英国スタイルの部屋」という本。
やはり白を基調とした内装やファブリック、
アンティークレースのベッドカバーや、リネン類、
手刺繍の枕カバーや、敷物、
またヴィクトリアン時代の花模様のファブリック
(ローラ・アシュレイ風)、
どっさりと活けられた花は、オールドローズ。
すべて実際に使用している家のインテリアを、
そのまま写真集にしているので、
そこに住んでいる人たちの息づかいや、
こだわりが見える、私の大好きな一冊だ。
この本を購入してからすでに7年の月日が経つが、
毎回ページを開くたびに、ああ、私もいつかはこんな部屋に・・・
とため息まじりの夢を見る。
いつになるかは分からないが、しかし、いつかは絶対に、
叶えてみせるわよ〜、、
(しかしその前に「部屋の整理をしろ」って言われるのがオチかもね)
8月2日 晴れのち雷雨
昼間の雷雨も大変であった。
午後1時頃から雷が鳴り始め、夕方5時近くまで続いてくれたので、
スノは3度もシッコを漏らすし、部屋中を掘りまくる始末だった。
今日は私がいたので掘り始めると、止めさせることが出来たが、
もし留守をしていたならば・・・
多分、我が家は廃屋と化していたはず。
しかしこの雷雨のおかげで暑さが去り、涼やかな風が通ってゆく。
明日はどうかな?
8月1日 晴れ
今、雷が鳴っているが、スノがブルブル震えて怖がって大変だ。
ここ1ヶ月半ほど、夕立がなかったので幸いだったが、
ついに訪れてしまったのね、恐怖のピカッ、ゴロゴロが・・
スノは恐怖が頂点に達すると、ジャーッとシッコを漏らしてしまう。
現在も身体を震わせて、ヒンヒン鳴きながら部屋を徘徊中の上、
目も血走ってきて、精神的にかなりヤバイ状態って感じだ。
しかし雷はイヤだけれど、ちょうどいいお湿りなので、
雨だけはバンバン降って、サッと止んで欲しい。
それにしても可哀想なスノーウィ。
彼にとって夏は、パッション(受難)の季節以外なんでもないだろう。
ふと気がつけばお風呂場の脱衣所から、ジャーッと不穏な音が・・
ああ、ついに怖さが頂点に達したようで。