IN THE PARK
                                      〜 ある雪の日に 〜

                                                 

                                     2001.1.21 井の頭公園

                    

                         東京の雪は、まるで大根をおろしたような

                               水気の多さである。

                            朝積もっていても、陽がさせば、

                       アスファルトの雪はあっという間に消えてゆくが、

                        日陰の雪は、何日もその残骸をさらしながら、

                       少しずつ少しずつ、削ってゆくが如くの命である。

                               冬を惜しむ1月の雪。

                               春まだ遠い1月の雪。

                        

                          

                                                                                   木の下にたたずむスノーウィ

 

                              

                               すかさずシッコをひっかけるポレ

 

                              

                                          雑木林と残雪
                                   かつての武蔵野の面影が残る御殿山
                                        ここは私の好きな場所
                                   トランペットの練習する人がいつもいる。
                                 この寒い中、今日も一人で吹いている人がいた。

 

                              

                                       公園横の歩道で (ポレ)
                                

 

                              

                                       垣根越しに (スノーウィ)

 

                              

                                       雪の中から、一足早い春 

 

                                  

                                    帰り道で見つけた、かわいい雪だるま
                                 帽子はスポンジ、眉や目の他に鼻の凹凸もちゃんと。
                                    胸元についているボタンは赤い南天の実