3ないシリーズact.2「聖夜の鎮魂歌

第二弾にございます。
辻斬りは勘弁してください(ぉ
一発ネタです。






12月24日。
クリスマス・イヴである。

街は聖夜を祝うカップルで溢れ、
家は同じく聖夜を祝う為家族が揃う。



場所はある家。
かなり大きい部類に入るだろう家の一室から、
少年は外を眺めていた。
商店街へと続く道は、しばしばカップルが通る。

彼はそれを見ているのか見ていないのか、
どちらとも言えないまなざしだった。

ふと彼は歌を口ずさむ。






「きっと誰も来ない…独りきりのクリスマス・イヴ・・・」









彼の枕は涙で濡れたそうな。