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(1)『シルバーバーチの霊訓』を正しく理解することの難しさ

“シルバーバーチ”を正しく理解している人は少数

当サイトで繰り返し述べてきましたが、『シルバーバーチの霊訓』はスピリチュアリズムの思想の最高峰であり、スピリチュアリズムのバイブルであり、まさに人類にとっての最高の叡智と言えます。現在、その『シルバーバーチの霊訓』は、世界中の多くの人々に愛読されています。日本でも、ここ10年の間に“シルバーバーチ”の名前が広く知られるようになってきました。こうした傾向はたいへん喜ばしい動きで、地球人類と日本国民の霊性の進歩を示しています。

ところがその一方で、とても残念なことがあります。それはこれまで『シルバーバーチの霊訓』を読んできた多くの人々が、部分的で偏った解釈をしたり、重点を取り違えたり、間違った解釈をしているということです。大部分のシルバーバーチファンが、自己流の間違った解釈・的外れな解釈のままで良しとし、あまりにも中途半端な理解の段階にとどまっています。現在、『シルバーバーチの霊訓』を正しく理解している人は本当に少数です。『シルバーバーチの霊訓』を人生の指針としてきた人は一様に、“自分はシルバーバーチを理解している”と思っていますが、実際には霊訓を真に理解している人は稀なのです。20年以上も“シルバーバーチ”を読んでいると言っても、正しい理解に至っている人はめったにいません。

『シルバーバーチの霊訓』を正しく理解するとは?

『シルバーバーチの霊訓』を正しく理解するということは、シルバーバーチがほぼ2千回にも及ぶ“交霊会”で必死に伝えようとしてきた内容を正しく受け止めることに他なりません。それは具体的には、シルバーバーチが語ってきた「思想の内容をトータル的に把握すること」と「実践の内容を正確に把握すること」なのです。

シルバーバーチの「思想の内容をトータル的に把握する」とは、『シルバーバーチの霊訓』のアウトライン・思想の全体像を正しく理解することです。それは『シルバーバーチの霊訓』をすべてにわたって偏りなく読み込み、ポイントを中心として真理の全体を整理するということです。もう1つの「実践の内容を正確に把握する」とは、私たち地上人の霊的成長のためにシルバーバーチが示してくれた日々の実践項目を選び出し、それを整理することです。実践的な知識も、バラバラであっては意味をなしません。実践のための知識は、整理し体系化されて、初めて日常生活で活用することができるようになります。「思想・真理の体系的理解」と「実践内容の体系的理解」―この2つができたとき、初めて『シルバーバーチの霊訓』を正しく理解したということになるのです。

もう一度まとめると、次のようになります。

『シルバーバーチの霊訓』の正しい理解とは
①シルバーバーチが語る思想の全体を整理・体系化して理解すること
②シルバーバーチが教える実践内容を整理・体系化して理解すること

『シルバーバーチの霊訓』の正しい理解を困難にする1つの理由

『シルバーバーチの霊訓』に感動し、それを人生の拠りどころにしているようなシルバーバーチファンが、『シルバーバーチの霊訓』を正しく理解したいと思わないはずはありません。誰もが、シルバーバーチの言葉を正しく理解したいと願っています。しかし実際には、本当の理解にまで至っている人はほとんどいません。それには2つの理由があります。

その1つは、『シルバーバーチの霊訓』として出版されている書籍が膨大な量である、ということです。現在、日本で『シルバーバーチの霊訓』として出版されている書籍は20冊を超えています。それらは潮文社・ハート出版・当サークル(スピリチュアリズム普及会)からそれぞれ出版されていますが、そのうちの1冊だけでもじっくり読もうとすると、数日間はかかってしまいます。仕事に追われるような生活をしている人なら、どうしても半月から1ヶ月は必要となります。それが20冊以上もあるのですから、全部を読み終えるまでには、ゆうに1年はかかることになります。おそらく大半の人は、次の『シルバーバーチの霊訓』を読むときには、前に読んだ本の内容をかなり忘れてしまっているはずです。20冊の『シルバーバーチの霊訓』を一通り読んだとしても、内容を吟味したり整理することはほとんどできず、結果的に読みっ放しの状態になっていると思われます。

あまりにも分量が多いということは、思想の全体を理解するうえで大きなマイナス要因となります。一通り読むだけでもたいへんな時間がかかってしまうのに、その中からポイントとなる箇所を自分で探し出し、それを中心として思想の全体像を構築するためには、膨大な時間が必要とされます。さらには時間がかかるだけでなく、多大なエネルギーと能力も要求されます。このように『シルバーバーチの霊訓』のアウトラインを把握するということは、口で言うのは簡単ですが、実際にはきわめて困難な作業なのです。並大抵の仕事ではありません。

このためせっかく『シルバーバーチの霊訓』にまでたどり着いたものの、多くの人々が、その全体的な理解・真の理解ができずにいるのです。

『シルバーバーチの霊訓』の正しい理解を困難にする、もう1つの理由

『シルバーバーチの霊訓』のトータル的な理解を困難にしているもう1つの理由は、『シルバーバーチの霊訓』の編集に多くの不備や問題点がある、ということです。このようなことを聞くと、おそらく大半のシルバーバーチファンの皆さんは驚かれると思いますが、残念ながら事実なのです。

現在、出版されている『シルバーバーチの霊訓』の多くは、ほぼ2千回にも及ぶ交霊会(霊界通信)の中から、1人(時には複数)の編集者が選び取った内容をまとめたものです。1冊の『シルバーバーチの霊訓』には、数千回もの交霊会からセレクトした(選び出した)内容が集められています。この編集過程において生じた不備が、『シルバーバーチの霊訓』を理解するうえで多くの困難を発生させることになっています。こうした『シルバーバーチの霊訓』の問題点に気がついている人はほとんどいませんが、これはきわめて重大なことなのです。

大半の人が「拾い読み・点の理解」にとどまっている

以上のような問題があるために、『シルバーバーチの霊訓』のファンを自認する多くの方々が、シルバーバーチの本質を正しく理解することができずにいます。そして自分の気に入った箇所だけを「拾い読み」するといった結果を招いています。まさに“口をすすぐ”程度の学習にとどまっています。

もちろん気に入った箇所を、人生の拠りどころ・指針にすることは間違ってはいません。しかしそれだけで良しとするならば、「部分的な理解」「点としての理解」に終わってしまいます。点はどれほど集めても、面にはなりません。『シルバーバーチの霊訓』を本当の意味で理解するためには「面としての理解」――すなわち「思想全体を正しく偏りなく理解すること」が、どうしても必要となるのです。

以下では、こうした観点から『シルバーバーチの霊訓』の学習方法について学んでいきます。「霊的真理」の理解にはさまざまなレベルがありますが、正しい方法に基づいて学習を進めることにより、着実に深い理解に至ることができるようになります。おそらくこれまでの『シルバーバーチの霊訓』の学習が、いかにいい加減なものであったか、表面的な理解しかできていなかったかを実感するようになるはずです。

シルバーバーチファンの皆さんには、ここで示したような学習法にそって『シルバーバーチの霊訓』を学び直していただきたいと願っています。

(2)『シルバーバーチの霊訓』の出版に至るまでの経緯と、編集における問題の発生

交霊会から「サイキック・ニューズ」へ、そして書籍出版へ

『シルバーバーチの霊訓』の編集における問題点について説明する前に、交霊会から書籍出版に至る経緯を見ておきます。

ほぼ50年間にわたる「ハンネン・スワッファー・ホームサークル」の交霊会では、シルバーバーチの貴重な言葉が速記で記録されました。そうして残された交霊会の記録は、その後、記事として“サイキック・ニューズ”紙に掲載されました。それと同時にホームサークルのメンバーによってシルバーバーチの言葉は編集され、『シルバーバーチの霊訓』という書籍として出版されることになりました。それが今日まで、世界中のスピリチュアリストに愛読されています。

サイキック・ニューズは、『シルバーバーチの霊訓』を広く世界に普及させるために、霊界からの働きかけによって始まった心霊紙です。霊媒のモーリス・バーバネルが編集長を務めてきましたが、1981年のバーバネルの死後は、弟子のトニー・オーツセンらに引き継がれてきました。サイキック・ニューズは、『シルバーバーチの霊訓』を世に送り出すという使命を立派に果たしました。

その後、サイキック・ニューズは徐々に精彩を欠くことになり、SNU(英国スピリチュアリスト同盟)の傘下に買収されるといった経過を経て、2010年をもって廃刊となりました。

「霊訓」の編集の難しさ

膨大な量の交霊会の記録(速記録)の中から適切な内容を選び出し、それを1冊の書籍にまとめ上げるのは容易なことではありません。編集に携わったメンバーには、かなりの苦労と犠牲が強いられたことは言うまでもありません。編集では、シルバーバーチが伝えようとする真意を的確に把握したうえで作業にあたらなければなりません。そうでないならば、「シルバーバーチの思想」を正しく伝えることはできなくなってしまいます。編集者は自分自身の構想の下でテーマを設定し、それぞれのテーマにそって記録を集めるという地道な作業を進めなければなりませんが、この作業には「霊的世界」についての深い理解と正しい判断力が不可欠となります。

そうした先人たちの苦労のうえで、今、私たちは『シルバーバーチの霊訓』を手にすることができるようになりました。『シルバーバーチの霊訓』の出版にまで漕ぎつけてくれた編集者たちの貢献に対しては、どれほど感謝しても感謝し尽くせません。彼らは、地球人類の救いのために働く高級霊たちの道具として、地上における「スピリチュアリズムの開拓者」としての責任を立派に果たしてくれたのです。

編集段階での問題の発生

当初、『シルバーバーチの霊訓』の編集には、ハンネン・スワッファー・ホームサークルのメンバー(A・W・オースティン、アン・ドゥーリー、シルビア・バーバネル、ウィリアム・ネイラー、S・フィリップス、ステラ・ストームたち)が携わりました。その後、トニー・オーツセンが何冊か編集を手がけています。その結果、現在までに約20冊が『シルバーバーチの霊訓』として出版されることになりました。いずれの書籍も、内容はすべてシルバーバーチの語った言葉から構成されており、人類史上最高レベルの霊界通信の威厳を余すところなく示しています。

『シルバーバーチの霊訓』を世に出すために、それぞれの編集者が全力を尽くしたことは言うまでもありませんが、統一された枠組みがない中で思い思いの判断に基づいて編集作業が進められたため、各書籍には編集者の個性の違いが色濃く表れています。同じ『シルバーバーチの霊訓』であっても、真理の扱い方やまとめ方にかなりの違いが見られます。

書籍に編集者の個性が表れることはそれほど大きな問題ではありませんが、重大なことは「編集者が霊的真理についての十分な理解を持ち合わせていたかどうか」という点です。もし真理の理解が不十分なままで編集作業を進めるなら、「内容の選別」という最も肝心な部分に大きな支障や間違いをきたすことになります。残念なことに一部の編集者の真理に対する理解の乏しさが、実際にそうした問題を発生させています。そしてこれが、現在『シルバーバーチの霊訓』を読む私たちにとって、その理解を困難にする1つの原因となっているのです。編集における問題点については、(3)で具体例を挙げて詳しく説明します。)

“パイオニア”に付きもののハンディ

どのような分野であっても“パイオニア”としての道を歩む者には、必然的に大きな障害や困難が付きまといます。すべてをゼロからつくり上げていくプロセスには、どうしてもある種の未熟さや失敗は避けられません。

当初、編集に携わったメンバーには、毎週行われる交霊会で次々と語られる「シルバーバーチの通信内容」を徹底して吟味する余裕はなかったものと思われます。シルバーバーチの言葉を地上世界に形として残すこと、“人類への遺産”とすることに全力が傾けられたはずです。メンバーたちには、シルバーバーチが語る最高の霊的叡智を地球人類に伝える開拓者としての役目が背負わされていました。しかし彼らには、シルバーバーチが語るすべての言葉をトータル的に吟味し、理解を深めていくための十分な時間をとることはできなかったようです。

こうした理由から、『シルバーバーチの霊訓』の編集において不備が発生したのは仕方がないことと言わなければなりません。それはパイオニアとしての宿命と言うべきものだからです。

今、私たちはそうした開拓者の犠牲のうえに、『シルバーバーチの霊訓』という最高の“霊的宝”を手にすることができました。わざわざイギリスにまで足を運ばなくても、日本にいながらにして何百、何千回分もの交霊会に参加するのと同じ真理の学習が可能となっています。交霊会に直接参加した当時のパイオニア(編集者)たちと比べ、ある意味で私たちは、ずっと恵まれています。『シルバーバーチの霊訓』を、時間をかけて繰り返し、徹底して学ぶことができるからです。

(3)『シルバーバーチの霊訓(一)』(アン・ドゥーリー編:潮文社)に見る編集の問題

ここでは編集段階において発生した問題点を、具体的に見ていきます。突然ですが、潮文社発行の『シルバーバーチの霊訓(一)』を取り出して、p26〜28を読んでみてください。この『シルバーバーチの霊訓(一)』は、一般的にはスピリチュアリズムの入門書として紹介されています。そのため各地の読書会でも、最適な学習教材としてしばしば利用されています。今、読んでいただいた箇所は、この本の最初の部分に当たりますから、これまで何度も目を通したことがあるものと思います。今回、久しぶりに同じ箇所を読んでみて、どのような感想を持たれたでしょうか?

もし、この箇所を読んで「シルバーバーチの思想がよく分かった」という方、あるいは「書かれていることのすべてがよく理解できた」という方は、失礼な言い方になってしまいますが、『シルバーバーチの霊訓』を深く理解している人とは言えません。「よく分かった」という方は、シルバーバーチの語る内容を正しく理解していない人なのです。反対に「何度読んでもよく分からない」との感想を持った方は、確実な真理の学習を心がけている人で、真理の理解が深まりつつある人と言えます。この箇所は、「何度読んでもよく分からない」というのが正解なのです。どうしてそうしたことが言えるのかを、本文にそって説明していきます。きっと眼から鱗(うろこ)が落ちるような思いを持たれるはずです。

以下では、p26〜28の全文を段落に分けて見ていきます。

① 〈p26/1行目〜8行目〉

いったいあなたとは何なのでしょう。ご存知ですか。自分だと思っておられるのは、その身体を通して表現されている一面だけです。それは奥に控えるより大きな自分に比べればピンの先ほどのものでしかありません。

ですから、どれが自分でどれが自分でないかを知りたければ、まずその総体としての自分を発見することから始めなくてはなりません。これまであなたはその身体に包まれた“小さな自分”以上のものを少しでも発見された経験がおありですか。今あなたが意識しておられるその自我意識が本来のあなた全体の意識であると思われますか。お分かりにならないでしょう。

この第1章のタイトル原書では第2章)は、「あなたとは何か」(WHO ARE YOU ?)となっています。編集者アン・ドゥーリーは、まず「私たち人間とは何か」というテーマから始めようとしました。私たち自身を正しく認識するために、「人間観」を真っ先に取り上げた狙いは正しかったと言えます。しかし「人間観(人間とは何か)」を説明するために選び出したシルバーバーチの言葉は、あまりにも的外れなものでした。

この第1章の初めの段落に載っているシルバーバーチの言葉は、「人間観(人間とは何か)」に対する説明ではなく、「私たち地上人の意識とは何か?」という質問に対する説明です。人間観ではなく「意識論」についてのシルバーバーチの解説なのです。これまで『シルバーバーチの霊訓』をしっかり読み込んで正しい理解をしている人には、ここで取り上げられている内容が、「インディビジュアリティー」と「パーソナリティー」についての説明「潜在意識」と「顕在意識」の説明)であることは一目瞭然です。シルバーバーチは、地上人が自分自身と思っているのは、「インディビジュアリティー(潜在意識)」のほんの一部分の意識にすぎないことを明らかにしています。自分自身と思っているのは本当の自分ではなく、「大きな意識(潜在意識)」の一部分にすぎないと言っています。本当の自分は、顕在意識の奥底に内在しているのです。

以上は、再生に関係するスピリチュアリズムの思想の最も深遠な内容であり、シルバーバーチによって初めて明らかにされた霊的真理です。きわめて難解な霊的真理ですが、シルバーバーチを理解するうえで不可欠な内容であり、その意味ではシルバーバーチの思想の基本と言えます。

編集者アン・ドゥーリーは、ここで取り上げたシルバーバーチの言葉の真意を全く理解していなかったようです。「インディビジュアリティー」と「パーソナリティー」という難解な真理の説明であることが分からず、表面上の言葉(Who are you ?)だけに惹かれて的外れな編集をしてしまったのです。こうした的外れな編集から始まっている説明文を読んで、初心者がその意味を理解することができないのは当然です。シルバーバーチの言葉の真意が分からず、勘違いから編集した内容を、第三者(読者)が正しく理解できるはずがありません。

この箇所を読んでその内容が分かるのは、すでに「シルバーバーチの思想」を正しく理解している人に限られます。そうした人でなければ、このシルバーバーチの言葉が何を意味しているのかは分かりません。正しく理解している人であれば、ここで取り上げられている内容が「人間観」の説明として相応しくないことも分かります。編集者アン・ドゥーリーには「霊的真理の全体像」が見えていなかったことが、はっきりしています。もし彼女が真理を十分に理解していたなら、これほど難しい内容、しかも章の主題とは無関係な内容を冒頭に持ってくるようなことはしなかったはずです。

② 〈p26/9行目〜11行目〉

となると、どれが普段の自分自身の考えであり自分自身の想像の産物なのか、そしてどれがそのような大きな自分つまり高次元の世界からの霊感であり導きなのか、どうやって判断すればよいのでしょう。

今説明してきたように、第1章(①段落)は的外れな内容から始まっています。「人間とは何か」について説明すべきところが、「意識とは何か」の説明に置き換わっています。しかもその内容は、スピリチュアリズムの思想の中で最も難解とされる霊的知識なのです。

それに続くこの②段落も、同じように的外れな内容が取り上げられています。そのうえ②段落の内容は、先の①段落とは関連性がありません。①段落とは無関係な内容が、さも関連性があるかのように並べられ(編集され)ているのです。①段落と②段落の内容は根本的に違っているため、この2つを1つの流れとして結びつけることは不可能です。あまりにも異なる内容を何とかつなぎ合わせようとして、翻訳者近藤千雄氏)も苦心した様子がうかがえます。②段落の最初に「となると」という接続詞を配して、2つの段落を何とか結びつけようとしています。これが読者に別の混乱を生じさせることになっています。)

この②段落の3行の内容は、地上人が“インスピレーション”として感じるものについての説明です。インスピレーションとは、地上人の日常意識やその人自身の考えとは異なるものであること、インスピレーションには、地上人の高次意識(潜在意識・インディビジュアリティー・ハイヤーセルフ)から送られてくるものと、霊界の高級霊から送られてくるものの2種類があります。この箇所は、その内容を述べています。

この②段落の問題点を明確にするために、原文(シルバーバーチの言葉)とその逐語訳を次に挙げておきます。

How are you to decide then which is your thought , your imagination, and which is the impression , the guidance which comes from your larger self or from higher realms that are using you ?

どれがあなたの考え・あなたの想像物であり、どれがあなたのより大きな自我からもたらされた印象(感覚・直感・インスピレーション)・導きであるのか、あるいはあなたを用いている高次の世界(*霊界)からもたらされた印象(直感・霊感・インスピレーション)・導きであるのかを、どのように判断すればいいのでしょうか。

原文から明らかなように、ここで述べられているのは“インスピレーション”についてです。インスピレーションは日常意識や想像とは違うということ――インスピレーションには2種類あって、1つはその人間の「ハイヤーセルフ(潜在意識)」から送られてくるもの、もう1つは「霊界の高級霊」から送られてくるものということです。

ここでの説明と同じような内容が、他の『シルバーバーチの霊訓』の中に出てきますから、それをしっかりと読み込んでいる人には“インスピレーション”についての説明であることがすぐに分かります。しかし初めて『シルバーバーチの霊訓』を読んだ人には、その真意を理解することはとうてい不可能です。

①段落の内容は、「地上人の意識は、自覚できない潜在意識(インディビジュアリティー)と顕在意識(パーソナリティー)から成り立っている」ということについての説明でしたが、この②段落は、「インスピレーションとはどのようなものか」の説明になっています。①段落と②段落は、内容的には明らかに別ものです。また2つとも、「人間観(人間とは何か)」というテーマ(主題)とは直接的な関連性はありません。

このように第1章は、章のテーマとは関係がない2つの段落から始まっています。そしてその2つの段落の間にも全く関連性がないのです。これでは読者の理解を促すどころか、混乱を引き起こすだけです。

③ 〈p26/12行目〜p27/2行目〉

そのためには正しい物の観方を身につけなくてはなりません。つまりあなた方は本来が霊的存在であり、それが肉体という器官を通して自己を表現しているのだということです。霊的部分が本来のあなたなのです。霊が上であり身体は下です。霊が主人であり身体は召使いなのです。霊が王様であり身体はその従僕なのです。霊はあなた全体の中の神性を帯びた部分を言うのです。

この③段落で、本章の主題である「人間観(人間とは何か)」に相応しい内容が初めて登場しました。人間は霊と肉から成り立っている存在であること、霊と肉には上下関係があって霊が優位にあること、そのため人間は霊的存在であるということが説明されています。これは、まさに「人間とは何か」についての最も基本的な真理です。初心者が真っ先に知らなければならない重要な霊的知識です。

もし第1章が、前の2つの段落(①と②)がなくて、この③段落から始まっているなら、誰もがシルバーバーチの教えを正しく理解し、スムーズに学習を進めていくことができたはずです。

④ 〈p27/3行目〜9行目〉

それはこの全大宇宙を創造し計画し運用してきた大いなる霊と本質的には全く同じ霊なのです。つまりあなたの奥にはいわゆる“神”の属性である莫大なエネルギーの全てを未熟な形、あるいはミニチュアの形、つまり小宇宙の形で秘めているのです。その秘められた神性を開発しそれを生活の原動力とすれば、心配も不安も悩みも立ちどころに消えてしまいます。なぜなら、この世に自分の力で克服できないものは何一つ起きないことを悟るからです。その悟りを得ることこそあなた方の勤めなのです。それは容易なことではありません。

前の③段落で、やっとまともな「人間観」の内容が出てきたと思ったら、それに続くこの④段落では、またしても主題とは無関係な内容が出てきました。しかも③段落との関係が明確でない内容が、突如現れてきました。ここは人間の一番の本質である「霊」についての説明です。しかし、「人間とは何か」のテーマからは外れています。人間についての直接的な説明とは言えません。

したがって③段落から④段落への移行は、不自然で脈絡のないものになっています。これを読んだ大半の方が、前段落の内容と、どのようなつながりがあるのか分からないはずです。

⑤ 〈p27/10行目〜12行目〉

身体はあなたが住む家であると考えればよろしい。家であってあなた自身ではないということです。家である以上は住み心地よくしなければなりません。手入れが要るわけです。しかし、あくまで住居であり住人ではないことを忘れてはなりません。

この⑤段落では、再び「人間観(人間とは何か)」に相応しい説明が取り上げられています。内容的には③段落と同じです。したがって③段落にこの⑤段落が続くなら、論理的でごく自然な1つの流れができ上がっていました。読者には、違和感なくスムーズに理解できるようになっていたはずです。

ところが③段落と⑤段落の間に、④段落という無関係な内容が割り込んでいるため、一続きの流れが中断され、読む側にとってはバラバラな内容がランダムに並べられているように感じられます。

ここまで『シルバーバーチの霊訓(一)』第1章の編集の問題点を、具体的に見てきました。そこには『シルバーバーチの霊訓』における編集の不備や問題点が端的に表れています。章の主題である「人間観」とは直接関係がない内容それはきわめて高度で、あらかじめ理解していない人には読んでも分からない内容)が、脈絡なく並べられています。各段落の間にも関連性が見られません。霊的真理の概要を理解しないところで、かなりいい加減に、思いつくままに段落を連ねたような印象を受けます。本来なら、①段落と②段落はカットするか他に回し、③段落と⑤段落を結びつけて、そこから始めるように編集すべきでした。

『シルバーバーチの霊訓』を構成する材料(内容)は、シルバーバーチが交霊会で語った「霊的真理」です。それはこれまで地球人類が知ることのなかった超一級の霊的知識・霊的情報です。『シルバーバーチの霊訓』の編集を調理に喩えるならば、シルバーバーチの言葉は食材に相当し、それは世間一般ではめったに手に入らない超一流のものと言えます。しかし材料がどれほど優れていても、調理する人間によっては、その価値が十分に発揮されないことになってしまいます。それどころか間違った調理によって、せっかくの食材が台なしになってしまうことにもなりかねません。客観的に言って、『シルバーバーチの霊訓』という超一流の材料を用いた料理には、調理人の技量不足が見てとれるということなのです。

将来、シルバーバーチの思想を正しく理解した編集者が現れ、『シルバーバーチの霊訓』の再編集が行われることを心から願っています。

編集のマイナス部分を乗り越えて

何の不備もないと信じていた『シルバーバーチの霊訓』に、このような編集段階における問題があったことを知って、おそらく大半の方がとても驚かれたことと思います。残念ながら『シルバーバーチの霊訓(一)』は、最初から最後まで、こうした形で構成されています。したがって読者は、この点をよく自覚して読み進める必要があります。

他の編集者による『シルバーバーチの霊訓』にも、ある程度、同様の傾向があることは否定できません。膨大な交霊会の記録の中から取り上げる内容を選び出し、それを1冊の書籍としてまとめ上げるについては、どうしても今見てきたような不備が生じてしまいます。まして内容を吟味する十分な時間がないところで編集されたものである以上、さまざまな問題が発生することはやむをえません。

トニー・オーツセンの“編集の冴え”

こうした編集における問題点を、トニー・オーツセンは明確に自覚していたようです。彼の編集による『シルバーバーチの霊訓』は6冊ありますが、その多くが「交霊会の内容をそっくりそのまま掲載する」というスタンスで貫かれています。そのため一貫したつながりがあり、読者が理解するのがとてもラクなのです。しかもそこには他の編集者が取り上げることのなかったきわめて重要な内容が、そのまま掲載されています。もしトニー・オーツセンが編集した書籍がなかったなら、私たちのスピリチュアリズムに対する理解、「霊的真理」に対する理解は、半分近くにとどまっていたかもしれません。トニーの編集の仕方ひとつを見ても、バーバネルが才能と勘の良さを見込んで選んだ人材だけのことはあると実感させられます。

当サークルのメンバーが訪英した際、トニーに直接――「あなたの手による『シルバーバーチの霊訓』がなかったなら、私たちはたいへんな霊的損失を蒙るところでした。あなたのお蔭で、本当に深い理解が可能になりました。どれほど多くの霊的恩恵を受けたか計り知れません」と述べると、「そのようにあって欲しいと思ってやってきました」と言っていました。その謙虚な姿勢に、私たちは深く感動しました。

(4)『シルバーバーチの霊訓』を正しく理解するための効果的な学習法について――「良い入門書」を用いて、まず思想の全体を正確に把握する

私たちは、シルバーバーチの言葉を編集しまとめ上げてくれた先人たちの労苦に対して心から感謝しています。その一方で、霊訓の中に存在するマイナス点を知ったうえで、より全体的な理解を進めていかなければならないと考えています。ただ漫然と『シルバーバーチの霊訓』を読んでいるだけでは、いつまでたっても「霊的真理のアウトライン(概要)」を把握することはできません。『シルバーバーチの霊訓』の全体像を正しく理解するためには、どうしても効果的な学習法が必要となります。

ここではそうした学習法について学びます。

「点の理解」――大半の人々の理解の仕方

自分が気に入った箇所だけを拾い読みするような学習では、霊訓の「部分的な理解」「自己流の解釈」だけに終わってしまいます。そうした学習の仕方を続けているかぎり、何十年たっても表面的な浅い理解しかできません。残念ながらシルバーバーチファンを自認している多くの方々が、そうした学習にとどまっています。そのために、シルバーバーチの思想の全体像を正しく理解できずにいます。

部分的な理解・自己流の解釈を図で表すと次のようになります。

『シルバーバーチの霊訓』の「点の理解」

点線で囲った面は、シルバーバーチの思想の全体を示しています。部分的な理解とは、その面の中の「点」に相当します。図では3つの点を記していますが、それは全体の中のほんの一部分にすぎないことが分かります。しかもその「点」と「点」との間には関連性がなく、「線の理解」には至っていません。もちろん「点の理解」のすべてが悪いわけではありません。全く理解していないよりは、部分的であっても理解している方がずっとましです。

ただしこの際に問題となるのは、「点」が思想上の重要ポイントと重なっているかどうか、ということです。もし「点」の位置が重要ポイントからズレているなら、せっかくの部分的な理解も、ほとんど価値を持たないことになってしまいます。重要ポイントとは、シルバーバーチの思想の核心部分・霊的真理の核心部分のことです。部分的な理解・自己流の偏った解釈は、しばしば真理の核心部分から目を逸らさせ、自分の好みにすぎないものを重要視させることになります。

こうした「点の理解」を「線の理解」に、さらには「面の理解」へと広げていかなければなりません。そうして初めて「シルバーバーチの思想の全体像(アウトライン・概要)」を正しく理解することができるようになります。「点の理解」から脱却しなければ、いつまでも真の理解に至ることはできません。何も理解していないのと同じ結果になりかねません。現在、多くの方々が「点の理解(部分的理解)」にとどまっていますが、今後はそれを、ぜひとも「面の理解(全体的理解)」にまで引き上げてほしいと思っています。

「面の理解」とは?

『シルバーバーチの霊訓』は20冊以上の書籍から成り立っています。本来は、それらのすべてを何十回、何百回と通読・精読して思想のポイントを把握し、ポイントを関連づけ、思想全体の枠組みをつくり上げていかなければなりません。それは理解を1つの面にまで広げていく、ということです。思想上のポイントは、建物の柱に相当します。そのポイントを結んで家全体の枠組み(骨組み)をつくることが、「全体を理解する」「アウトライン(概要)を理解する」ということです。これがシルバーバーチの思想の「面の理解」なのです。

それを図示すると次のようになります。

『シルバーバーチの霊訓』の「面の理解」

こうした「面の理解」にまで至るのは、並大抵のことではありません。この作業を1人でやり遂げようとすると、5年、10年とかかってしまいます。莫大な時間とエネルギーが求められるだけでなく、そのための能力も必要とされます。

そこで「面の理解」のためには、効果的な学習法が必要となるのです。

「面の理解・全体的理解」のための最も効果的な方法――「入門書」によって、まず全体像を把握する

「面の理解」に至るための効果的な学習方法とは、まず初めに「入門書(概論書)」をじっくりと読むということです。入門書を繰り返し読むことによって、「スピリチュアリズムとはどのようなものなのか」「シルバーバーチの教え(思想)とはどのようなものなのか」のアウトライン(概要)を正確に把握することができるようになります。こうして「思想のアウトライン(枠組み)」が理解できるようになってから、実際に『シルバーバーチの霊訓』を読んでいくようにします。

そのときには、すでに「シルバーバーチの思想」の枠組みができ上がっているため、読んだ内容をポイント(真理の核心部分)と照らし合わせることができます。そしてポイントに肉づけしたり、補足・補強をしながら読み進めることができるようになります。また、あらかじめ思想の枠組みを理解していることで、ポイントとポイントの関連性・結びつきがより明確化されるようになります。こうした努力を続けていく中で、シルバーバーチの思想の「全体像(アウトライン)の理解」――すなわち「面の理解」が深まっていくことになるのです。同時にその理解は面全体に及ぶようになり、さらには立体的になっていきます。家で言えば、初めに柱を立てて全体の骨組みをつくり、屋根をふき、壁を張って頑丈な建物が完成するというプロセスです。

こうした方法で学習を進めていくなら、編集における不備の問題に混乱させられるようなこともなくなります。

以上のように「入門書」を上手に活用することによって、きわめてシステマティックに学習を進めることができるようになります。自分なりにただ漫然と読んだり、思いつきで学習をするより、はるかに効果的に理解を深めることができるようになります。時間を無駄にすることなく、効率よく学ぶことが可能になるのです。

「面の理解」のためには、バランスの取れた「入門書」が不可欠

『シルバーバーチの霊訓』を手にした皆さん方には、これからぜひとも「面の理解・全体的な理解」を目指してほしいと思います。膨大な『シルバーバーチの霊訓』を正しく理解するためには、どうしてもバランスの取れた入門書が必要となります。良い入門書があるのとないのとでは、理解の程度が全く違ってきます。

こうした目的のために、当サークルでは『スピリチュアリズム入門』続スピリチュアリズム入門』という2冊の入門書を出版しています。またその内容をもう少し掘り下げて、第1ホームページで「スピリチュアリズム運動の本質」「スピリチュアリズムの歴史」「スピリチュアリズムの思想][][Ⅲ]」として公開しています。これらはすべて、『シルバーバーチの霊訓』にまでたどり着いた方々が、シルバーバーチの思想の全体像(アウトライン)を正しく理解するための手助けとなることを願って企画したものです。

(5)『シルバーバーチの霊訓』の総合的な学習について――霊訓をより深く理解するためのトータル学習

入門書を上手に活用することによって、効果的に『シルバーバーチの霊訓』の全体的理解がなされるようになります。無駄な時間とエネルギーをかけずに、比較的短かい期間で「面の理解」が可能になります。

『シルバーバーチの霊訓』という最高の霊的真理・霊的叡智は、一生涯をかけて理解を深めていくものです。学べば学ぶほど、真理の理解は立体的になり、深みを増していくようになります。“スピリチュアリスト”の人生は、真理の理解を深め、それを実践していく歩みと言えます。これまで述べてきた「面の理解(真理の全体的理解)」は、学習の完成ではなく、本当の学習の出発点なのです。全体を理解するということは、真理の学習の出発点に立ったということなのです。そこから、真理の理解をさらに深めていく「総合的な真理探求の歩み」が始まるのです。

『シルバーバーチの霊訓』の学習法の最後に、この「総合的な真理探究の歩み」について述べていきます。

霊的真理の総合的学習とは、先に述べた入門書を活用した「全体的理解」から始まります。まず、真理全体の枠組みを理解し、そこから「面の理解」を深め、進化させていくことになります。そのための真理の学習にはさまざまな方法がありますが、それらを継続して実践していく中で、真理を確実に自分のものにすることができるのです。

霊的真理の理解を深めるための学習法を、次に挙げておきます。

1)入門書を活用して、「真理の全体像(アウトライン・概要)」を正しく理解する

これは先の(4)で述べた方法のことです。霊的真理のアウトラインには、「知識(理論的知識)」と「実践(実践的知識)」の二面があることを常に意識しなければなりません。そして真理は、最終的に実践のためにあることを絶えず自覚して全体像を理解するようにします。

「知識(理論的知識)」と「実践(実践的知識)」――それぞれの理解を深めるための入門書は、次のようなものです。『スピリチュアリズム入門』は主として知識の面(アウトライン)を、『続スピリチュアリズム入門』は実践の面(アウトライン)を取り扱っています。第1ホームページの「スピリチュアリズムの思想[T][U]」は知識のアウトライン、「スピリチュアリズムの思想[V]」は実践のアウトラインに相当します。

2)シルバーバーチの思想の枠組み(全体像)を理解してから、ポイントを押さえながら 『シルバーバーチの霊訓』を読み進めていく

これについても、すでに(4)で説明しました。

3)定期的に「霊的真理の全体像」を復習する

1年に1度くらいは、入門書を読むなどして『シルバーバーチの霊訓』の枠組み(全体像)を確認することが大切です。自分では全体を正しく把握しているつもりでいても、いつの間にかポイントから外れた理解の仕方をしていることがあるものです。謙虚な姿勢で自分自身の理解の仕方をチェックし、もし間違っていたりズレていたら、勇気をもって修正することが必要です。

4)『シルバーバーチの霊訓』の中から、日常生活において心の支えとなるような言葉――「座右の銘」となるような言葉を探し出して書き留めたり、自分だけの“抜粋集”をつくる

シルバーバーチの言葉を「座右の銘」として暗記したり、言葉を記した紙を目につくところに貼るなどして日常生活の中で絶えず確認するようにすれば、真理が深く定着するようになります。

当サークルの第1ホームページに掲載してある「シルバーバーチの言葉ニューズレター42号は、こうした目的にそって作成されています。皆さん方の“抜粋集”づくりに役立てば幸いです。

5)『シルバーバーチの霊訓』を読んで新しい発見をしたときにはノートに記録し、 何度も見返して確認する

自分自身で気づいた内容は実感をともなったものであるため、真理の深い理解につながります。

6)自分で読む(書籍)・自分で聴く(CDなど)・自分で見る(DVDなど)と いった“五感”をフル活用した学習を進める

五感を多用することで、真理の理解の仕方が立体的になっていきます。

当サークルではこの目的にそって、入門書などの朗読CD真理解説のDVDを作製しています。また今後は第4ホームページを開設し、『シルバーバーチの霊訓』の解説を講義形式で発表していきます。これらのすべては、皆さん方の「読む」「聴く」「見る」という学習の手助けとなることを願ってのことです。

7)他のスピリチュアリストが開いている「読書会(学習会・勉強会)」に参加する

他のスピリチュアリストが主催する「読書会」への参加によって、自分とは異なる理解の仕方や「霊的真理」に向き合う姿勢があることを知ることができます。それを通して真理の理解が、より立体的になっていきます。このようにして「読書会」では、独学では得られない新しい理解が可能となります。

また「読書会」というスピリチュアリストの集まり自体が、「霊主肉従・利他愛・祈り」などの真理実践の現場となっています。それによって“霊的人生”を歩むために必要な生きた真理の学習・実践的学習が促されることになります。

以上が『シルバーバーチの霊訓』の総合的学習の内容です。こうしたさまざまな学習方法によって、皆さん方の霊的真理の理解は着実に深まっていくことになります。