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1.スピリチュアリズムの大目標……霊的真理を地球人類にもたらすこと

「霊的無知」が、地球上の悲劇の元凶

スピリチュアリズムは、霊界の高級霊が総結集して進めている人類史上最大の救済運動です。地球人類は「霊的無知」のために、物質世界をすべてと錯覚し、物質の中にどっぷり浸かり、肉体本能に翻弄されてきました。そして「物質中心主義」と「利己主義」という2つのガンをつくり出すことになったのです。これまで地球は、物質中心(至上)主義と利己主義に支配されてきました。その結果、地球は霊的光の届かない暗黒の地獄と化し、地上人類は悲劇と不幸の中で塗炭(とたん)の苦しみに喘ぐことになりました。

地球は、人間が霊的成長をなす場所として神によって造られました。地球はまた、他界後の生活に備えて霊的準備をする場所でもあります。しかし地球が暗黒の地獄になることで、人間は肝心な霊的成長を遂げることができなくなってしまいました。

一方、人類を霊的成長に導く使命を担っていた宗教も、「霊的無知」のために人類を救済するどころか反対に、自ら物質主義と利己主義の権化となって人々を霊的成長から遠ざけてきました。宗教は戦争を引き起こし、人々を霊的牢獄に閉じ込め、悲劇と不幸を生み出してきました。

霊的世界に対する真実を全く知らなかったこと、宇宙と人間を支配している神の摂理(霊的真理)について無知であったことが、これまで地球人類を悲劇の中に追いやってきたのです。「霊的無知」こそが、地上世界に悲劇を発生させ、人類を苦しめてきた元凶だったのです。

霊的真理による地球上の「霊的無知」の解決

こうした地獄に等しい地上世界(地球上)の人類を救うために、霊界を挙げての救済大プロジェクトが立案されました。そして用意周到な準備が進められ、具体的に地上世界に向けての働きかけが開始されました。それが1848年の地上における“スピリチュアリズム運動”の出発です。

この霊界主導の大プロジェクトは、「地球人類を救う」という一点に向けて展開されています。スピリチュアリズム運動の主導者である霊界の高級霊たちの願いと目的は、地球人類の救い、すなわち地球上の悲劇や苦しみを取り除いて霊的な幸福をもたらすことに置かれています。そのためには地球人類を不幸に陥れている最大の原因である「霊的無知」という根本問題を解決しなければなりません。それがスピリチュアリズム運動の最も重要な目標です。

「霊的無知」の問題を解決するためには、地球人類が霊的世界に関する正しい霊的知識を知らなければなりません。地球人類と宇宙・霊界を支配する神の摂理という霊的真理を知ることが不可欠です。「人間は霊的な存在であって肉体だけの存在ではない」「死後も霊界において永遠の生活が続く」「人間にとって霊界こそが本来の生活場所であって、地上世界は一時的な仮の生活場所にすぎない」「地上人生は霊界での生活に備えて霊的準備をする期間である」「もし地上人生で十分な霊的準備ができなかったときには、その後、霊界の苦しみの中でやり直しをしなければならなくなる」――こうした基本的な霊的知識を知ることによって、地球人類は霊的無知から解放され、地上人生を正しく過ごすことができるようになるのです。

地球人類は、霊的知識・霊的真理を知ることによって、これまで地球上を支配してきた物質至上主義を「霊中心(至上)主義」に、利己主義を「利他主義」に変えることができるようになります。そうして一人一人の地上人に、霊的成長の道が開かれることになるのです。これこそが「霊的真理」による魂の救い・霊的救いです。またそうした救いが地球全体に広がることによって地球は霊的に浄化され、神の愛を中心とする霊的大家族世界・霊的同胞世界が確立されることになります。そのとき長い間、地球人類を苦しめてきた悲劇が、地球上から消滅することになるのです。