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(2)霊界におけるスピリチュアリズム運動の出発

――高級霊界総動員しての地球人類救済プロジェクト

1)霊界の高級霊による救済活動の開始

霊的無知から発生した物質至上主義と利己主義によって、地球上には悲劇が蔓延することになりました。地上世界は霊的光の届かない暗黒の世界となってきました。そうした地上の悲劇が霊界に反映して、幽界の下層に醜い暗黒の領域をつくり出すことになりました。このような地上と霊界の不幸をなくすために、霊界の高級霊によって救済活動が開始されました。それが“スピリチュアリズム”だったのです。

高級霊は「霊的真理」を地上にもたらし、霊界の事実を教えることによって地球人類を救済しようと乗り出しました。スピリチュアリズムは、高級霊団によって組織された人類史上初めての地球規模の大プロジェクトです。

シルバーバーチはその経緯を、次のように述べています。

「霊界から見る地上は、無知の程度がひどすぎます。その無知が生み出す悪弊には、見るに耐えないものがあります。それが地上の悲劇に反映しておりますが、実はそれが、ひいては霊界の悲劇にも反映しているのです。(中略)こうしたことがあまりに多すぎることから、霊的実在について、ある程度の知識を地上に普及させるべしとの決断が下されたのです。(中略)私たちは、そうした囚われの状態に置かれ続けている人類に霊的解放をもたらすという目的をもって、一大軍団を組織しました。」

『シルバーバーチの霊訓 地上人類への最高の福音』(スピリチュアリズム普及会)  p.188〜189

霊界最上層においての計画・立案

高級霊団によるこの大事業は、霊界の最上層において詳細に計画が立案されました。その完璧な計画に基づいて、かつてなかったような霊界を挙げての巨大な組織が結成されました。用意周到な準備の後、地球へ向けての具体的な働きかけが始まりました。それが19世紀の半ば(1848年)であり、そこから“スピリチュアリズム運動”が地球上で展開するようになったのです。

そして今この時も、何百億という高級霊が一丸となって、この大事業を推進しています。

スピリチュアリズムを進める霊界の大組織

壮大な地球人類救済の構想(マスタープラン)が立案され、そのもとで霊界の高級霊総動員で一糸乱れぬ組織体制をつくり、スピリチュアリズム運動を展開してきました。その大計画に参加することは、霊界の高級霊にとってはたいへん光栄なことなのです。スピリチュアリズム運動の背後には、こうした地上人の想像を絶する霊界を挙げての大組織が存在します。その大組織は、まさに宇宙で最強の大霊団なのです。

霊界での活動は、完璧な連帯関係・協調体制のもとで進められています。霊界には霊団がいくつも形成され、各霊団に一人のリーダーがいます。その霊団全体の総指揮に当たっているのが、ナザレ人イエスなのです。2千年前、地上に大きな使命を持って降臨したものの、当時の人々の無知によって十字架にかけられたイエスが、その後“スピリチュアリズム”を通して地球人類救済のリーダーとして地上に働きかけています。今なお地上世界の発展のための大事業に、総指揮者として関わっているのです。

そのイエスのもとで、地上世界における首脳会議に当たるもの(大審議会)が年2回(クリスマスとイースターの時期に)開かれます。その大審議会には、スピリチュアリズム運動を推進する指導的立場にある高級霊が一同に結集します。その会議に出席するために各リーダーは、一時的に上層界へ引き返し、それまでの計画の進展具合を点検し、連帯関係を確認することになります。

二度と後退することのない霊界主導の万全なプロジェクト

地球人類に向けての霊界からの働きかけは、人類史上これまで何度もなされてきました。そしてその度ごとに地上には新しい宗教が興され、既成宗教の刷新運動が生まれましたが、それもいつの間にか人間の煩悩とエゴに覆い尽くされ霊的生命を失ってしまいました。

しかし、今回の霊界総動員してのスピリチュアリズムは、従来のそうしたものとは異なります。規模においても、霊界側の熱意においても、計画の完璧性においても、また使命の重要性においても、比べものになりません。霊界はこれまでにない協調体制・万全の体制で臨んでいます。イエスを中心として高級霊が総力を挙げて取り組んでいる、地球人類史上「最大のプロジェクト」なのです。この大事業は、二度と人類の霊的進化の道が閉ざされることがないように、綿密な計画のもとで進められています。

2)スピリチュアリズムによってもたらされた「霊的真理」

霊的真理こそが人類救済の核心

地球人類は「物質中心主義」と「利己主義」によって悲劇を生み出し、自らの首を絞めて苦しむようになっています。その最大の原因は、地球人類が霊的世界についての事実を知らないところにあります。「霊的無知」が人類を不幸に陥らせ、地球を霊的光の射し込まない暗黒の世界にしてきたのです。霊的無知こそが、人類の不幸と悲劇の“元凶”です。

高級霊は地球人類を救うために、「霊的真理」をもたらすことを決意しました。霊的真理を地上にもたらして、地上人の霊的無知を解決しようと考えたのです。こうしてスピリチュアリズムによる地球人類救済プロジェクトは、霊的真理を地上に降ろし、それを地球全土に普及させることを目標として展開することになりました。

霊的無知を克服する霊的真理

スピリチュアリズムによる霊的真理は、従来の宗教では知ることのなかった深い霊的知識をもたらしました。霊的真理によって、地球人類の霊的無知を克服する道が示されたのです。

「人間は本来、霊的存在であり、一時的に肉体をまとって地上で生活しているにすぎない」「肉体は、霊体の着物のようなものである」「死とは、霊界という素晴らしい世界への旅立ちであって、悲しんだり恐れたりするようなものではない」「地上の人生は霊的成長のためにあるのであって、物質的な利益追求を優先すべきではない」「霊的成長は、霊優位の生き方と利他愛の実践を通してなされていく」――こうした基本的な霊的知識が、シンプルで簡潔な形で人類に示されることになりました。

スピリチュアリズムの霊的真理は、地球人類にとっての最高の叡智

スピリチュアリズムの登場によって地球人類は、初めて霊的真理の全体を知ることができるようになりました。スピリチュアリズムによって示された霊的真理は、人類が初めて手にした最高の叡智です。それは人類史上のあらゆる宗教を凌駕(りょうが)し包括することのできる、最高次元の霊的知識であり思想です。

地球人類はスピリチュアリズムによって、死後に待ち受ける霊的世界についても明確に知ることができるようになりました。そして死の疑問に完璧な終止符を打ち、安らぎと救いを得ることができるようになりました。これまでの宗教でも死後の世界について言及することはありましたが、それは霊界についてのほんの一部分の知識であったり、事実から大きく懸け離れたものばかりでした。

地球人類は、スピリチュアリズムによって初めて、霊界にまでストレートに通用する霊的真理を知ることができるようになりました。現代人の理性が納得する霊的知識を手にすることができるようになりました。スピリチュアリズムの霊的真理は、私たち地球人類にとっての本当の救いの道であり、霊性進化の道しるべです。

今、地球は「霊的真理」による人類史上最大の「宗教革命・霊的革命」の時代を迎えようとしています。地球人類はスピリチュアリズムの到来によって、初めて真実の霊的覚醒期を迎えることになったのです。

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