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スピリチュアリズム人生とは、霊的真理を正しく理解し忠実に実践する生き方

――スピリチュアリズム普及会・第1公式サイト「スピリチュアリズムの思想[Ⅲ]」が完成

No.18/2015年11月12日

単に「シルバーバーチの霊訓を読んでいる」というだけでは、霊的真理は理解できない

スピリチュアリズム普及会では、霊的真理の正しい理解と実践を促すために、第1公式サイトを設けています。サイトを開設してからすでに15年余りが経過し、年を追うごとにスピリチュアリズムを真剣に学びたいという方の閲覧が増えています。

この第1公式サイトに9月初旬、スピリチュアリズムの思想[Ⅲ]の10章と11章を公開しました。これによって、スピリチュアリズムの思想[Ⅰ]から[Ⅲ]が完成しました。思想[Ⅰ]から[Ⅲ]は、第1公式サイトの半分以上を占めており、スピリチュアリストにとって最も重要な内容――「霊的真理の体系的理解と実践」について述べています。

スピリチュアリズムの霊的真理は、膨大な量に及びます。そのため霊的真理を正しく理解するのは、容易なことではありません。スピリチュアリストの中には、『シルバーバーチの霊訓』を何十年も愛読しているという人がたくさんいます。邦訳だけでなく、原書まで読んでいるという人もいます。しかし、そうした長年にわたるシルバーバーチ・ファンに、何が『シルバーバーチの霊訓』のポイントなのかを質問すると、ほとんどの人は答えることができません。つまり『シルバーバーチの霊訓』をどれほど多く読んだとしても、それだけでは肝心な霊的真理を理解することはできないということです。

高級霊界通信を読んで霊的真理を理解するためには、スピリチュアリズム運動の本質をしっかりと押さえていなければなりません。スピリチュアリズムの思想を体系的に把握していなければ、真理を正しく理解しているとは言えません。多くのスピリチュアリストは、部分的・断片的な理解でよしとしていますが、それでは真理を知ったことにはならないのです。

スピリチュアリズムの思想を体系的に理解することによって、霊的真理が整理された形で自分の中に定着していきます。そのうえで『シルバーバーチの霊訓』を読むなら、シルバーバーチが地上人に伝えようとした真理の素晴らしさを、より深く実感できるようになります。シルバーバーチの教えを地上人生の指針とするためには、「正しい理解」というステップがどうしても必要なのです。

霊的真理の正しい理解を促す、スピリチュアリズムの思想[Ⅰ]・[Ⅱ]

スピリチュアリズムの思想[Ⅰ]から[Ⅲ]は、高級霊界通信によってもたらされた膨大な霊的知識・霊的真理を3通りの方向から整理し体系化したものです。霊的真理を正しく理解し実践するための最も重要な内容がまとめられており、『シルバーバーチの霊訓』によって示された最高の霊的基準に至るための手引書と言えるものです。

スピリチュアリズムの思想[Ⅰ]と[Ⅱ]は、「霊的真理の正しい理解」を促すことを目的としています。スピリチュアリストは何よりもまず、霊的真理の正しい理解に努めなければなりません。「正しい理解」は「正しい実践」を可能にします。そして正しい実践の積み重ねが、「霊的成長」という真の救いをもたらすことになるのです。

スピリチュアリズムの思想[Ⅰ]は、私たち人間がこれからたどっていく永遠の霊的進化のプロセスを中心として、それに関連する霊的知識をまとめています。人間が地上に生まれ、死に、その後どうなっていくのかという“時間軸”にそって整理しています。地上人の誰もが知りたいと思っていた人間自身のことや死についてなど、スピリチュアリズムが初めて人類に示した真実を、「人間観」「霊魂観」「死生観」「再生観」といった形でまとめています。

スピリチュアリズムの思想[Ⅱ]は、私たちを取り巻く「神」「霊界」「地上界」という3つの世界――すなわち“水平軸”にそって霊的知識を整理しています。高級霊界通信は地上人に、従来の宗教や思想が探究してきた重要なテーマについて、画期的な見解を示しました。人類史上初めて明確にされた内容を、「神観」「摂理観」「霊的世界観」「霊的生命論」「地上世界実相論」として体系化しています。

<第1公式サイト・スピリチュアリズムとは>

スピリチュアリズムの「実践知」の集大成――スピリチュアリズムの思想[Ⅲ]霊的実践論

霊的真理を人生の指針として歩んでいこうと決意したスピリチュアリストが最初になすべきことは、「霊的真理を正しく理解する」ということです。しかし、いつまでも理解するだけでとどまっているなら、霊的成長をなすことはできません。「霊的真理の正しい理解」から「霊的真理の正しい実践」へと歩みを進めていかなければなりません。日々の生活の中で真理を実践するという、次の段階へ入っていくということです。人間にとって最高の宝である霊的成長は、霊的真理の実践を通してもたらされます。真理を実践することによって初めて、人間は地上に生まれた目的を達成することができるのです。

今回、完成した思想[Ⅲ]は、霊的真理にそった正しい実践を促すためのものです。「地上人生をどのように生きるべきか?」「霊的成長のために何をなすべきか?」という実践に焦点を絞って霊的知識をまとめており、スピリチュアリズムの実践論となっています。霊的人生(スピリチュアリズム人生)を歩むための具体的な実践内容が示されている思想[Ⅲ]は、実践知の集大成と言えるものです。

スピリチュアリズムの膨大な霊的知識を「実践」の観点から整理すると、次の4つにまとめることができます――「霊優位(霊主肉従)の努力」「利他愛の実践」「霊的真理の普及活動(伝道)」「苦しみへの正しい対処」です。このシンプルな4つの実践項目が、スピリチュアリストの日常生活における努力のすべてとなります。地上人は長い間、霊性と人間性を高める生き方を探し求めてきましたが、これらの4つを実践することで人間は「神の摂理」に調和し、霊的成長という“真の幸福”に至る歩みができるようになるのです。

さらにこの基本的な4つの実践を、より徹底してレベルアップさせるための秘訣があります。それが「道具意識」「犠牲精神」「霊的視野」です。この3つの秘訣は、まさにスピリチュアリズムの真髄と言えるものです。私たち地上人が高次元の霊的人生を目指すうえで意識的に取り入れ、自らに課さなければならない必須の精神的要素であり、人生における強力な“霊的武器”となるものです。「道具意識」「犠牲精神」「霊的視野」を持つことによって私たちの霊的意識は高められ、真理に忠実な歩みが可能となります。

また、3つの霊的武器と同じく私たちの霊的人生に欠かせないのが「祈り」です。「祈り」は、人間にとって一番大切な霊的エネルギーを補充するためのきわめて重要な霊的行為であり、最も純粋で高次元の霊的実践なのです。

霊的人生における理想と現実の問題――常に高い目標に向かって努力することが大切

高級霊がもたらしてくれた霊的真理を忠実に実践することは、“霊的人生”という人間としての理想の生き方を追求する歩みです。スピリチュアリストは、常に自分自身のすべてを霊的真理にそわせる努力をしなければなりません。しかし現実の人生では、理想を目指して努力するものの、思うようにならないことがたくさんあります。霊的人生を歩む中で、誰もが理想と現実の間で苦しむことになります。思想[Ⅲ]には、そうした理想と現実の問題をどのようにして乗り越えたらよいのかが具体的に示されています。

シルバーバーチは、地上人が今すぐ高い霊的歩みをなすことは困難であることを知ったうえで、次のように述べています――「完全であるように努力しなさい、と言っているのです。それが地上生活で目指すべき最高の理想なのです。」(『シルバーバーチの霊訓(5)』・p191)高級霊は親心のような深い愛情から地上人にあえて高いハードルを示し、可能なかぎり成長してほしいと願って励まし続けてくれているのです。

私たちスピリチュアリストは、高い目標に向けて懸命に努力しなければなりません。物質に支配された地上人にとって真理の実践は、実にたいへんなことです。霊的人生は、多くの苦しみや困難・障害との絶え間ない闘いの日々ですが、霊的真理を知った以上、まっすぐ高い目標を目指して進んでいかなければなりません。もし、高い目標に向けての努力を放棄してしまうなら、その時点で霊的成長はストップしてしまいます。

霊的真理の実践というスピリチュアリズム人生は、厳しい内面の闘いを乗り越えていくプロセスであり、真の勇気と忍耐が要求される克己の歩みです。「霊的成長」という人間にとって最も価値ある霊的宝を手にするためには、当然それに見合った実践の努力が求められるのです。

霊的真理の正しい理解と実践は、車の両輪のように一体(知行合一)のものです。どちらか一方だけでは、霊的成長をなすことはできません。『シルバーバーチの霊訓』を理解したからといって実践をしなければ、霊的成長は得られないのです。霊的真理は今後、何百年、何千年もの長い時をかけて人類の魂を変革し、地上を真の平和へと導いてくれる最高の叡智です。シルバーバーチの教えを忠実に実践することこそ、これからの地球人類の最も重要な課題なのです。