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『シルバーバーチの霊訓』を中心とするスピリチュアリズムの確立を!

No.33/2020年01月29日

地上でスピリチュアリズム運動が展開を始めてから、すでに170年以上の歳月が過ぎ去りました。新年の始まりに際し、もう一度、スピリチュアリズム運動の歴史的意義とその重要性を確認したいと思います。シルバーバーチの言葉を心に刻み、決意を新たにして出発いたしましょう。

(1)人類史上最大の“霊界からの啓示”

『シルバーバーチの霊訓』は、人類史上最高の啓示

今年も私たちスピリチュアリズム普及会のメンバーは、次のシルバーバーチの言葉を確認して出発しました。

「地上世界は、たった一つの重大な原因によって、着実に改善されております。その原因とは、“霊の力”が働きかけているということです。霊力が注がれた場所、有能な道具(霊媒・霊覚者)を通して霊力が顕現したところには、必ずや霊的刷新の仕事が始まり、その仕事を通して物事の価値観が徐々に変わってまいります。

今からほぼ1世紀前(1848年のハイズビル事件)に始まった、大々的な組織体制のもとでの霊力の降下がなかったならば、地上世界はもっともっと深刻な事態に陥っていたはずです。偉大なる影響力が全世界に働きかけてきたからこそ、この程度で済んでいるのです。」

The Seed of Truth

シルバーバーチのこの言葉は、現在の地球人類に対するきわめて重大な啓示です。表現は実にシンプルですが、これ以上、深い意味を含んだスケールの大きな啓示はありません。ここには、地球人類の運命に関する最大の奥義が示されています。

『シルバーバーチの霊訓』を繰り返し読んでいる方なら、シルバーバーチが言う地上世界を改善してきた唯一の原因である“霊の力”とは、スピリチュアリズム運動を指していることにすぐに気づかれることでしょう。シルバーバーチは、“霊の力”すなわち“スピリチュアリズム運動”によって地上世界は改善され、人類滅亡という危機的な状況から逃れることができたと述べているのです。

ここで注目すべき点は、「たった一つの……」という言葉です。この言葉は、スピリチュアリズム以外に地上世界を改善する力はない、スピリチュアリズムによる霊界からの働きかけだけが地上世界を改善(向上)させ、破滅から救い出す力を持っている、ということを示しています。世の中には、地球人類は他の惑星からやってきた宇宙人によって滅亡から救われるようになるとか、特定の霊的存在(神・天使)や霊能者、あるいは再臨のブッダや再臨のメシア(イエスの生まれ変わり)や奇跡を起こす聖人によって救われるようになるといった予言の類や根拠のない終末論が流布してきました。しかし、そうした言説はすべて、霊的無知な人間の空想か作り話にすぎません。

地球人類を救済する“霊の力”とは、スピリチュアリズム以外にはありません。地上世界と地球人類の運命を根本から変え、真の意味で人類を救済することができるのは、スピリチュアリズムという霊界の高級霊たちによる組織的な大計画以外にはないのです。地球人類にとって、これほど重大で深遠な啓示は、これまで存在してきませんでした。誰も知ることのなかった、まさに地球人類の救いに関する“最大の奥義”です。私たちスピリチュアリストは、他の人々に先駆けて、宇宙で“最大の秘密”を知ることになったのです。

私たちスピリチュアリストの使命――「霊界の道具」として地球人類救済のために働くこと

地上世界は、霊界からの組織的で大々的な働きかけによって、霊的進化の道をゆっくりと上昇してきました。そしてその“霊の力”によって人類は、破滅から救われてきました。ところがこうした地球人類にとって最も重大な事実を、当の地球人自身が何も知らないのです。そして大半の人間が目先のことにとらわれ、物欲に翻弄(ほんろう)された生き方をしているのです。

残念なことに、真っ先にスピリチュアリズムに導かれたスピリチュアリストの多くが、スピリチュアリズム運動の霊的背景とその使命の重要性を自覚していません。心霊現象への好奇心にとらわれたり、霊的知識の収集に躍起になって、地球人類の運命については全く関心を示してこなかったのです。霊界の高級霊から見れば、そうした人間はスピリチュアリストとして失格です。

スピリチュアリズムとは――「霊界主導の地球人類救済計画」です。これがスピリチュアリズムについての最も端的な定義です。そして私たちスピリチュアリストは、そのスピリチュアリズム運動を進める地上の兵士なのです。私たち地上のスピリチュアリストは、霊界の大霊団の地上の道具として働くことによって地上世界を変革し、地球人類を救済するという最高の奉仕に参加することができるのです。スピリチュアリストには、「霊界の道具」として霊界の人々と一緒に人類救済という大事業を成し遂げていく使命が与えられています。他の人々に先駆けて霊的真理を知ったことで、一般人にはない全人類に対する責任が発生しているのです。

地上世界にとっての最大の危機とは――核兵器を用いた“第三次世界大戦”

「霊力の降下がなかったならば、地上世界はもっともっと深刻な事態に陥っていたはずです」というシルバーバーチの言葉を聞いて、真っ先に思い出されるのが、20世紀における2度の世界大戦と米ソの東西冷戦です。2つの世界大戦によって地球人類は、それまで体験したことがなかった大量殺戮(さつりく)という悲劇を体験することになりました。長期にわたって築き上げてきた物質文明は根底から破壊され、多くの人々が地獄の苦しみを味わい、生死の境をさまようことになりました。人類はかつて、これほど大規模な悲劇を体験したことはありませんでした。

しかし、シルバーバーチは――「もし霊界からの働きかけがなかったなら、この程度の悲劇では終わらなかった。もっと悲惨な状況になっていた」と言うのです。

そしてその後、地球人類は2つの世界大戦より、さらに危機的な状況に遭遇することになりました。2つの世界大戦とは比べものにならないほど深刻な事態に直面することになったのです。その深刻な事態とは、核兵器を用いた“第三次世界大戦”です。全面核戦争によって何十億もの人間が一瞬にして死亡するという、人類滅亡の危機に瀕(ひん)することになったのです。

20世紀後半期(1950年以降)に、地球人類は2度も、全面核戦争による人類滅亡の危機的状況に立たされました。核兵器を使用した“第三次世界大戦”勃発の危機に直面することになったのです。1度目の危機は、誰もがよく知っている1962年の“キューバ危機”です当時の米国大統領はケネディ、ソ連の最高権力者はフルシチョフ首相です)。キューバ危機では、米ソは全面核戦争の一歩手前まで至り(すんでのところで回避されましたが)、世界中の人々が第三次世界大戦の恐怖に立ちすくみました。

もう1つの人類滅亡の危機は、それから約10年後の第四次中東戦争1973年に起きた、イスラエルとアラブの盟主エジプトとの戦争)に関連して発生しました。イスラエルとエジプトの戦争に米ソが巻き込まれ、全面核戦争勃発の瀬戸際に立たされることになりました。米国のニクソン大統領・キッシンジャー国務長官と、ソ連のブレジネフ書記長との間で、息を呑むような駆け引きの応酬(おうしゅう)がなされ、最終的にボタンひとつで全面核戦争に突入する寸前にまで至ってしまったのです両国とも、何万発もの核弾頭を相手陣営に向けて発射する準備態勢に入っていました)。この時もすんでのところで第三次世界大戦は回避されましたが、ほとんどの人間が知らないところで、人類滅亡の危機が迫っていたのです。ぎりぎりのところで奇跡的・偶然的な状況が重なって、指導者たちが戦争回避へと動くことになったのですが、そうした奇跡的な動きの背後に、霊界からの強力な働きかけがあったことは間違いありません。

大半の人々は自分たちの身に核戦争の危機が迫っていたことなど知りませんが、本当は誰も気づかないところで人類破滅の瀬戸際に立たされていたのです。今、世界中で地球温暖化の危機が叫ばれていますが、核戦争の危機と比べたなら、それほど深刻な問題とは言えません。

その後、現在においても“第三次世界大戦”勃発の危機は続いています。近年、中国は世界を自分たちの支配下に置く中華帝国の確立を目指し、露骨な海外進出を図っています。最終的には核戦争も辞さないという考えを持って、強引に事を進めています。今、米中の間に新たな冷戦構造が形成されつつあり、軍事衝突の危機が高まっています。両国の核兵器が軍事的抑止力の段階にとどまっていればいいのですが、中国の軍事強化・拡大の結果、米中の軍事的バランスが中国に大きく傾いたときには、中国は核兵器を背景にして世界を挑発し、脅(おど)すようになります。

もしそうした事態に至ったなら、日本は真っ先にその動きに巻き込まれることになります。日本は果たして、存続することができるのでしょうか。

(2)イエスの決意と、スピリチュアリズム運動の組織活動

スピリチュアリズム運動の出発はイエスから

よく、「スピリチュアリズムは誰によって始められたのですか?」「スピリチュアリズムには教祖がいるのですか?」といった質問を受けます。

スピリチュアリズムは、霊界にいるイエスの「地球人類を救済しなければならない」という決意から出発しました。したがって、スピリチュアリズムの創始者は霊界の“イエス”ということになります。イエスは地球人類を救済するために霊界で大霊団を結成し、そのもとで計画的な組織活動を展開してきました。地上でスピリチュアリズム運動が始まるはるか以前から、霊界ではイエスによって地球人類を救済するための準備が進められてきました。そして1848年に、地上でスピリチュアリズム運動が開始されることになりました。

スピリチュアリズムは、「霊界主導の地球人類救済計画」です。霊界主導とは、その計画は「イエスを中心とする高級霊界の大組織(大霊団)」によって推進されているということを意味しています。そして私たち地上のスピリチュアリストは、その大霊団に所属する地上の前線部隊ということになります。したがって、私たちが霊界の大霊団の地上の道具としてスピリチュアリズム運動に参加するとき、それはイエスの決意を地上世界で実行していることになるのです。

イエスによる地球人類救済運動の方針とは――霊的無知を追放するために「霊的真理」を地上世界にもたらすこと

イエスは、どのようにして「地球人類救済計画」を達成しようと考えたのでしょうか。イエスという主宰者の描いた構想がスピリチュアリズム運動の基本方針となり、さまざまなプロセスが展開していくことになります。

地上世界の“悲劇の元凶”は、人類の「霊的無知」にあります。地上世界の悲劇はすべて、人類が「霊的無知」に陥っているところから発生しています。霊的無知とは、霊的なことが全く分からない、霊的事実を知らないということです。そのため地球人類は、悲劇と不幸が蔓延する世界をつくり出してしまったのです。

したがって、イエスによる「地球人類救済計画」は、地上世界に霊的真理をもたらし、霊的無知という悲劇の元凶を追放することによって達成されることになります。そしてそれがスピリチュアリズム運動の基本方針になったのです。霊的真理をもたらして地球人類を救済するというイエスの構想は、スピリチュアリズム運動を通して実行に移されることになりました。

スピリチュアリズム運動は、地球人類を救済するという目的を達成するために、イエスによって興され、イエスによって進められている大計画です。この大計画は、イエスのもとに総動員された高級霊たちの一糸乱れぬ組織活動によって進められてきました。今、霊界を挙げて推進しているスピリチュアリズム運動は、「何としても地球人類を救いたい!」というイエスの決意と願いから始まった、人類史上初めての大プロジェクトなのです。

地上のスピリチュアリズム運動の開始――1848年の“フォックス家事件”

近代以降、科学の発展にともない人々は、それまでの宗教を信じなくなりました。宗教を迷信として考える人が増え、“神も死後の世界も存在しない”という唯物主義的な考え方が人々の心を強く支配するようになりました。近代とは、科学の発展によって、宗教や宗教的な考え方が否定されるようになった時代だったのです。

そうした時代に、イエスを中心とする霊界の大霊団は、地上への働きかけを開始しました。宗教が衰退し、唯物主義が地上世界を席巻し、霊的なことは一方的に“迷信”とされるようになった時代に、霊界から地上世界に向けての働きかけが始まったのです。それが地上のスピリチュアリズム運動の開始――フォックス家事件”です。フォックス家事件は、地上世界を席巻していた“唯物主義”に対して、スピリチュアリズムが真正面から戦いを挑んだ歴史的出来事だったのです。

段階を追って進められる“スピリチュアリズム運動”

スピリチュアリズム運動は、「霊的真理をもたらして霊的無知を追放する」という大目的の実現に向けて進められることになりましたが、霊界から直接、インスピレーションによって霊的真理を送っても、霊性の鈍い地上人は、それをキャッチすることができません。また、霊媒を通じてメッセージを送っても、霊界の存在を信じない地上人は、それを霊媒の作り話と決めつけてしまいます。古来、霊媒を通じて死者からの通信が送られてきましたが、科学時代の現代人は、それをまともに受け入れようとはしません。

イエスをはじめ霊界の高級霊たちは、地上に霊界の事実(霊的真理)を伝えても、それが容易に受け入れられないことを知っていました。そのため段階を追って、スピリチュアリズム運動を進めることになりました。計画的に低い段階から高い段階へと、徐々にスピリチュアリズム運動のレベルを上げていったのです。

以下では、そうしたスピリチュアリズム運動の段階的レベルアップについて見ていきます。スピリチュアリズム運動のレベルアップは、三段階のプロセスを通して進められました。

スピリチュアリズム運動の第一段階――物理的心霊現象の演出を通じて、「霊魂説」の正当性を証明する

地上世界に霊的真理をもたらすための第一段階のプロセスは、心霊現象の演出による霊魂説の証明です。「人間は死んでも消滅することはなく、死後も霊魂として存在し続ける」そして「霊となったあの世の人間は、地上に働きかけることができる」「霊媒を通して地上に通信を送ることができる」――これが「霊魂説」です。

イエスは、地上人に霊的真理を伝える第一段階として、“死後の世界”があること、そこ(霊界)にはかつて地上で生きていた人間が“霊”として存在していることを物証によって示そうとしました。霊界に他界した人たちがいることを認めることができれば、霊界から地上にメッセージを送っても拒否されなくなります。

スピリチュアリズムの初期には、生命の死後存続という「霊魂説」を証明するために、霊界から膨大な数の心霊現象が演出されました。19世紀半ばから20世紀初期にかけて、驚異的な心霊現象主に物理的心霊現象)が次々と演出されたのは、そのためだったのです。すでに亡くなっている人間が、生前のままの姿で出現し、地上の知人や遺族と語り合うという、まさに奇跡としか言いようのない心霊現象が演出されました。そうした生々しい霊の実在の証拠を突きつけられ、当時の一流の科学者たちは唯物的な考え方を変えることになりました。こうして「霊魂説」の正当性が、科学者を通して証明されることになったのです。

実は心霊現象を演出した霊界人(高級霊たち)は、最初から霊的知識・霊的情報を届けたいと思っていました。しかし、地球人類の霊性があまりにも低く、受け入れ態勢が整っていなかったために、しかたなく“物理的心霊現象の演出”という段階を踏むことになったのです。霊界人の本音としては、そうした面倒なことはしたくなかったのです。シルバーバーチはそれについて――「大霊の摂理を教えるためにラップなどの物理的心霊現象を用いなければならなかったことを残念に思います」(シルバーバーチの教え・上)と述べています。スピリチュアリズム運動を進めているイエスや高級霊にとっては、華々しい心霊現象は霊的真理を伝えるための“前座”にすぎなかったのです。

スピリチュアリズム運動の第二段階――霊界通信を通じて、霊的知識・霊的情報を示す

スピリチュアリズムの初期には、心霊現象を通じて地上人に霊魂説の正当性を証明することが行われました。この段階を経ると、次は霊界から霊的知識・霊的情報を送ることになります。これがスピリチュアリズム運動の第二段階です。

スピリチュアリズム運動の第一段階では、心霊現象を通じて人間が死後も霊界で生きていることを証明することが目的でしたが、第二段階では、霊界から地上へ霊的知識・霊的情報を送ることが主な目的となります。そのために、それまでの物理的心霊現象に代わる新しい心霊現象として「霊界通信」が演出されることになりました。

霊界通信を通じて霊界からさまざまな霊的知識・霊的情報が伝えられることになり、地球人類は初めて、地上に居ながらにして死後の世界についての知識・情報を手にすることができるようになりました。死後の世界に関する知識といえば、それまでは宗教の専売特許とされてきましたが、スピリチュアリズムは宗教とは異なる「霊界通信」という方法で、それを可能にしたのです。

スピリチュアリズム運動の第三段階――優れた霊界通信を選び出して、高度な霊的知識と実践的な霊的教訓を得る

霊界通信を通して、多くの霊的知識・霊的情報が地上世界にもたらされるようになりましたが、ここで問題となったのが、霊界通信に対する信憑性(しんぴょうせい)です。すべてが高級霊からの通信であればよいのですが、実際にはその多くが低級霊による通信だったのです。霊界通信によってもたらされる霊的知識・霊的情報は内容的にピンからキリまであり、低級霊による程度の低い通信が圧倒的多数を占めていました。

そのため数ある霊界通信の中から、本当に信頼できる価値のある通信と価値のない通信を分別することが必要になります。そこで地球人類の霊的成長を促すために、“霊界通信の選別”という新たな段階に進むことになりました。霊界通信の価値は、人類の霊的成長にプラスとなる霊的知識をどれだけ提供しているかによって決められます。それが霊界から送られてくるメッセージの評価の基準になります。こうした基準に照らして霊界通信を検証し、人類の霊的成長に貢献する優れた霊界通信を選別しなければなりません。

こうして選ばれたのが“世界三大霊訓”と呼ばれている霊界通信です。世界三大霊訓とは、アラン・カルデック編集の『霊の書』、ステイントン・モーゼスを霊媒とする『霊訓』、そしてモーリス・バーバネルを霊媒とする『シルバーバーチの霊訓』です。これらの中には、私たち地上人が知っておかなければならない霊的成長のための知識が示されています。

特に『シルバーバーチの霊訓』は、通信期間が最も長く60年にわたっており、送られてきた通信の量も膨大です。しかも通信内容のレベルが高く、文句なしに人類史上“最高の霊界通信”です。『シルバーバーチの霊訓』は、まさに地球人類にとっての“真のバイブル”と言うべきものです。それは2千年間、人々の心を支配してきたバイブル(キリスト教の聖書)に代わって、今後の人類にとっての“新しいバイブル”となるものなのです。

『シルバーバーチの霊訓』は、人類史上初めてもたらされた最高次元の霊的真理であり、最も優れた霊的教訓です。思想・哲学としても、宗教思想としても、これ以上のものはありません。地球人類を救済するために段階を追って進められてきたスピリチュアリズム運動は、『シルバーバーチの霊訓』の登場によって、大きく飛躍する時を迎えました。それはイエスの願いが、『シルバーバーチの霊訓』という形をとって地上に開花した瞬間でもあったのです。

(3)『シルバーバーチの霊訓』を中心とするスピリチュアリズムの確立を目指して!

地球人類の救済にかけるイエスの決意は、『シルバーバーチの霊訓』として地上に示されました。その事実は、スピリチュアリズムという地球人類救済計画は今後、『シルバーバーチの霊訓』を中心として展開していくようになることを意味しています。

『シルバーバーチの霊訓』は、地球人類が「霊的無知」を克服し、真の救いに至るための道しるべです。高級霊たちは、それがスピリチュアリズム運動の核になることを意図しています。『シルバーバーチの霊訓』を地球上に広め、人類にとっての“新しいバイブル”にすることが、イエスをはじめとする全高級霊の願いなのです。

イエスの願いは、『シルバーバーチの霊訓』を中心とするスピリチュアリズムの確立

霊界主導のスピリチュアリズム運動は、『シルバーバーチの霊訓』に代表される高級霊訓を地上にもたらすことを目的として進められました。スピリチュアリズム運動の指揮を執るイエスの願いは、地上に『シルバーバーチの霊訓』をもたらすことであったと言っても過言ではありません。その願いに応えるためには、地上のスピリチュアリズム運動を『シルバーバーチの霊訓』を中心とするものにしなければなりません。

これまでスピリチュアリズムといえば、心霊現象や心霊研究、交霊会や霊媒、心霊知識や心霊思想と思われてきましたが、スピリチュアリズムの一番の中心は『シルバーバーチの霊訓』という最高次元の霊界通信にあったのです。それ以前のスピリチュアリズム運動は、『シルバーバーチの霊訓』を地上に送りだすための前段階のプロセスだったのです。

こうしたイエスをはじめとする高級霊たちの願いを知って、私たちスピリチュアリズム普及会は、『シルバーバーチの霊訓』を中心とするスピリチュアリズムを地上世界に確立しなければならないと決意しました。それが地球人類が悲劇から救われ、真の幸福に至る最高の道であると確信したからです。そして私たちは、『シルバーバーチの霊訓』を中心とするスピリチュアリズムの確立――『シルバーバーチの霊訓』を指導理念とするスピリチュアリズムの確立を目標に掲げて歩みだすことになりました。

『シルバーバーチの霊訓』の理解が深まれば深まるほど、それはこれまでの霊界通信の中で最も優れたものであり、人類史上、最高の霊的思想であることが分かるようになります。また、地球上のすべての宗教の教えを包括し凌駕する最高の宗教思想であることも分かるようになります。まさに『シルバーバーチの霊訓』は、数ある霊界通信の中で最高峰と言える傑出した通信なのです。そして今後、その認識は確実に世界中に広まっていくようになります。

『シルバーバーチの霊訓』を中心とするスピリチュアリズムの確立に反対する者たち

私たちが、『シルバーバーチの霊訓』は最高次元の霊的真理であり、人類にとっての真のバイブルであると言うと、必ず多くの人々の反発を招くことになります。時には激しい非難が浴びせられることになります。

霊界も霊の存在も認めない唯物論者が反対するのは、当然のことです。そうした人たちとどれほど議論をしても意見は一致せず、時間の無駄になるだけです。彼らに霊的なものを受け入れる時期がくることを祈るだけです。彼らは死んで霊界に入ったとき、自分が霊として生きている事実に直面し、驚くようになります。そして地上時代の自分の考え方の間違いと愚かさを知り、後悔するようになります。

唯物論者より厄介なのが、特定の宗教を熱心に信じてきた人間です。そうした人たちは、自分の信じてきた宗教の教えとシルバーバーチの教えが違うことに反発し、頭から否定します。そうした彼らといくら議論を重ねても、意見が一致することはありません。死後、彼らは自らの目で真実を見、自分の間違いを嫌というほど突きつけられ、大きな後悔と自責の念に苛(さいな)まれるようになるのです『シルバーバーチの霊訓』と出会った多くの宗教関係者が、それまで信じてきた宗教の間違いを自覚して捨て去り、スピリチュアリズムに改宗しています)

唯物論者や熱心な宗教関係者よりもっと厄介な人間が、残念なことにスピリチュアリストの中にいるのです。スピリチュアリストを自認しながら『シルバーバーチの霊訓』の価値が分からず、それをスピリチュアリズムの中心にするという考え方を受け入れられないのです。彼らはしばしば、次のような批判めいた言い方をします。「シルバーバーチの霊訓は確かに優れていると思うけれど、スピリチュアリズムには他にも優れた霊界通信がある。シルバーバーチを最高だと決めつけ、シルバーバーチを中心に置くという姿勢には、狂信性・教条性を感じる。もっと視野を広くし、心を柔軟にして他の霊界通信にも目を配り、優れたものを取り入れるべきだ」と。

もっともらしい言い分ですが、その本音は「自分の考え方が否定され、癪(しゃく)に障った」ということにすぎません。他にも優れたものがあると言う以上、それを説明してほしいと言っても、結局、何も示してくれません。そうした人たちに共通しているのは、『シルバーバーチの霊訓』を深く理解していない、ということです。中途半端な理解にとどまっているために、『シルバーバーチの霊訓』がいかに傑出した通信であるのかが分からないのです。

『シルバーバーチの霊訓』は、イエスをはじめとする高級霊たちの総意――シルバーバーチ教条主義と非難する反対者の無知

私たちが、『シルバーバーチの霊訓』を中心とするスピリチュアリズムの確立を主張すると、多くのスピリチュアリストから“シルバーバーチ教条主義”と非難されることになります。『シルバーバーチの霊訓』がスピリチュアリズムの中で一番と言うと、“シルバーバーチ狂信者”との批判を受けることになります。そうした批判者に共通するのが、『シルバーバーチの霊訓』に対する認識不足・間違った理解です。彼らは、『シルバーバーチの霊訓』とは、シルバーバーチという一人の高級霊の教え(通信)であると思っているのです。

彼らは、『シルバーバーチの霊訓』について決定的な勘違いをしています。『シルバーバーチの霊訓』は、シルバーバーチという一人の通信霊からのメッセージではありません。それは、イエスを中心とする何十億もの高級霊たちの総意なのです。高級霊たちによって審議され、地球人類の救いのために必要であると認定された“霊的真理・霊的教訓”が、シルバーバーチという一人の通信霊を介して地上に届けられたもの――それが『シルバーバーチの霊訓』なのです。シルバーバーチは繰り返し、これは自分の教えではない、自分はメッセンジャーにすぎない、と言っています。

「私は、この地上へ私を派遣した高級霊団のマウスピースにすぎず、私という一個の存在としての栄誉とか褒章を求める気持ちはみじんもありません。(中略)こうして地上界へお届けするための道具であることに喜びを感じているのです。私の役目は、私が所属する霊団からのメッセージをお届けすることです。」

『シルバーバーチの教え(上)』(スピリチュアリズム普及会)

「皆さんは今、霊界での審議会で用意された叡智がこの私を通して届けられるのをお聞きになっていらっしゃるのです。それを広めることによって叡智と理解力とが増すにつれて、人類は大霊の摂理にそって生きることができるようになります。大霊の摂理に忠実な生き方ができるようになるのです。」

A Voice in the Wilderness

こうしたシルバーバーチの言葉を聞くと、『シルバーバーチの霊訓』とは、まさにイエスからの通信であることが分かります。イエスのもとに集結した高級霊たちの総意であることが分かります。『シルバーバーチの霊訓』が、シルバーバーチという一人の霊の教えではないことは明らかです。したがって、“シルバーバーチ教条主義・狂信者”という批判は的外れです。『シルバーバーチの霊訓』を中心とするスピリチュアリズムの確立を訴える私たちを批判する人々は、肝心なことが全く分かっていないのです。

『シルバーバーチの霊訓』が、イエスを含む何十億もの高級霊たちからのメッセージであることを理解すれば、スピリチュアリズム運動は『シルバーバーチの霊訓』を中心にしなければならないことが分かるようになります。それがイエスをはじめとする高級霊たちの願いであることが、はっきりと分かるようになるのです。

(4)『シルバーバーチの霊訓』の正しい理解と正しい実践の重要性

『シルバーバーチの霊訓』の世界普及

『シルバーバーチの霊訓』を中心とするスピリチュアリズムの確立こそが、すべての高級霊の願いであることが分かりました。今後のスピリチュアリズム運動は、その目標に向けて進められていきます。個人的な死別の悲しみを癒してあげることも必要ですがそれもスピリチュアリズムの使命の一つですが)、最も重要なことは、全人類の救いのために『シルバーバーチの霊訓』を中心とするスピリチュアリズム運動を展開することです。『シルバーバーチの霊訓』を地球上に広めることが、地球人類を救うことになるのです。

スピリチュアリストにとって何より大切なことは、高級霊界からもたらされた“霊的叡智・霊的教訓”を地球上に普及させることです。世界各地の書店に『シルバーバーチの霊訓』が並び、世界中の家庭に『シルバーバーチの霊訓』が置かれるようにすることです。キリスト教のバイブルやイスラム教のクルアン(コーラン)に代わって、『シルバーバーチの霊訓』を地球人類にとっての“共通のバイブル”にすることなのです。

『シルバーバーチの霊訓』の正しい理解――人類救済の道しるべを正しく理解する

スピリチュアリズム運動の目的は、地球上に『シルバーバーチの霊訓』という最高次元の霊的真理を広めることですが、それだけで地球人類救済という大目的が達成されるわけではありません。『シルバーバーチの霊訓』はどこまでも、人類が救いに至るための“道しるべ”であり、実践の“指針”にすぎません。『シルバーバーチの霊訓』を通して正しい生き方を知った人間が、それを忠実に実践したとき、初めて霊的成長が可能となり、救われることになるのです。そのためにはまず、『シルバーバーチの霊訓』の内容を正しく理解しなければなりません。霊的成長をするには何をしたらよいのかを、学ぶことが大切です。

これまで多くの人が『シルバーバーチの霊訓』の素晴らしさに感動し、人生の拠りどころにしてきました。しかし残念なことに、そうした人たちの大半が、その内容を正しく理解していませんでした。『シルバーバーチの霊訓』の中の一部の言葉に感動するものの、『シルバーバーチの霊訓』が全体として何を訴えているのかが全く分かっていないのです。部分的な理解・断片的な理解にとどまり、『シルバーバーチの霊訓』に対する包括的な理解ができていないのです。こうした生半可な理解でよしとしているスピリチュアリストたちが、自分なりの意見を主張し、スピリチュアリズムの内部に混乱を引き起こすことになります。

『シルバーバーチの霊訓』は、膨大な量にのぼります。それを正しく偏りなく理解するのは、本当に大変なことです。しかし、正しく理解しないかぎり、せっかくの宝を無にすることになってしまいます。実はこれが、現在のスピリチュアリズムにおける最大の問題なのです。スピリチュアリスト自身が、スピリチュアリズム発展の妨げになっているのです。

膨大な『シルバーバーチの霊訓』を正しく理解するためには、体系化した学習が必要になります。そのため私たちスピリチュアリズム普及会では、『シルバーバーチの霊訓』の体系化(スピリチュアリズム思想の体系化)に取り組み、それを公開してきました。

『シルバーバーチの霊訓』に基づく“信仰実践型のスピリチュアリズム”の確立

人間は、「神の摂理」に一致した生き方をすることによって、霊的成長をするように造られています。『シルバーバーチの霊訓』は、どのような生き方をしたら神の摂理と一致し、霊的成長をすることができるのかを明らかにしています。『シルバーバーチの霊訓』の最大の目的は、霊的成長のための実践の指針を示すことなのです。

では、私たち地上の人間に霊的成長をもたらす「神の摂理に一致した生き方(実践)」とは、具体的にどのようなものなのでしょうか。それは、「霊優位の生き方(霊主肉従の実践)」と「利他的な生き方(利他愛の実践)」です。それに加えて、地上ならではの「苦しみの甘受」です。苦しみの甘受とは、地上人生において生じるさまざまな苦しみを、摂理にそって乗り越えるということです。これらの3つが、私たち地上人が霊的成長をするための実践内容となります。

世の中には、知識を学ぶことは好きだけれど、それを実行するのは苦手という人がいます。スピリチュアリストの中にも、同じような人間がいます。最高の霊的知識を手にしながらそれを実行に移さず、せっかくの宝をドブに捨てているのです。

霊界の高級霊たちは、地球上に『シルバーバーチの霊訓』を普及させようと、総力をあげて働きかけています。一人でも多くの人間が『シルバーバーチの霊訓』と出会えるように、全力で導いています。その結果、私たちスピリチュアリストは、限られた地上人生の中で『シルバーバーチの霊訓』を手にするという恩恵に浴することができたのです。

しかし、霊界の人々の責任はそこまでです。あとは地上人自身の責任です。手にした『シルバーバーチの霊訓』を忠実に実践して霊的成長をなすのか、あるいは真理を知っただけで実践せずに終わるのかは、すべて本人に委ねられることになります。

人類救済にかける高級霊たちの願いは、地上人が霊界からもたらされた霊的真理を単なる知識としてとどめることなく、日常生活の中で実践し、霊的成長をすることです。真理を知っただけで実践しないなら、霊界の人々の苦労が無駄になってしまいます。『シルバーバーチの霊訓』は、それを実践することを前提として霊界からもたらされたものなのです。イエスをはじめとする高級霊たちの願いは、『シルバーバーチの霊訓』を中心とするスピリチュアリズムを確立することです。それは、地上人が『シルバーバーチの霊訓』に示された霊的真理(神の摂理)を実践することを通して達成されるようになります。『シルバーバーチの霊訓』に基づく“信仰実践”――これが霊界の人々が認めるスピリチュアリズムなのです。

従来のような心霊現象を中心としたあり方、霊的知識に対する関心だけにとどまっているあり方は、本当のスピリチュアリズムとは言えません。『シルバーバーチの霊訓』によって示された「霊的真理(神の摂理)」を日常生活の中で実践すること――すなわち“信仰実践”としてのスピリチュアリズムこそが、真のスピリチュアリズムなのです。それによって、イエスの願い(全人類の救いという大目的)が成就することになるのです。

霊界が認める本物のスピリチュアリストとは、『シルバーバーチの霊訓』の内容を正しく理解し、それを実践する人間のことです。そうしたスピリチュアリストになってこそ、スピリチュアリズム運動を推進している高級霊たちの苦労に報いることができるのです。

これまでのスピリチュアリズムは、霊界から見たとき、あまりにも未熟な段階にありました。しかし今や、本当のスピリチュアリズムが世界に先駆けて日本において確立され、私たちスピリチュアリストは、イエスの願いに真っ先に応えようとしています。日本のスピリチュアリストには、世界に率先して本物のスピリチュアリストの手本を示し、真のスピリチュアリズムの道を開拓する使命が託されています。『シルバーバーチの霊訓』を中心とするスピリチュアリズムの確立が、霊界から期待されているのです。

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