検索エンジン登録なら無料登録ドットコム! Free search engine submission

前頁に戻る

INDEX

07.純正RPS13概要
本ページでは、ノーマルRPS13/180SXの仕様について記します。
当該情報は、私が個人的に調査した内容ですので間違いがあるかもしれません。
また、同じRPS13/180SXにおいても製造年月において仕様が異なります。
当該情報は、私が所有するRPS13/180SX(平成4年式タイプV)をベースとしてあります。
予めご了承下さい。
@ RPS13/180SXの後期型から、2000cc直列4気筒エンジンを搭載
シルビアの第1号モデルは、SP311型フェアレディをベースとしたクーペ・CSP311でした。
登場したのは、昭和40年3月だったそうです。
その後、S10、S110、S12とモデルチェンジを重ねたそうです。
そして、昭和63年に登場したのが、S13型でした。
当該モデルには、排気量1800ccのCA18型エンジンが搭載されていました。
ターボ仕様には、CA18DETエンジンが搭載されていたそうです。
最高出力は、145PS/6400回転という仕様だったそうです。
シルビアの開発コンセプトは、初代のCSP311当時から・・・スペシャリティーカーみたいです。
私が使用しているRPS13/180SXは、平成3年1月以降のマイナーチェンジモデルです。
A エンジン本体(ノーマルRPS13/180SX)
初期のS13は排気量1800のCA18エンジンでリリースされました。
マイナー後にSR20エンジンが登場しました。
SR20エンジンは、万人向けの扱いやすさが特徴です。
初期の応答性では決してイイものではないですが、体感速度よりも実測速度の方が速いという噂でした。
SR20エンジンは、ボア86ミリ×ストローク86ミリという、スクエアエンジンです。
一般的には、ストロークが短ければ高回転型エンジンになりやすいと言われています。
また、ストロークが長ければトルク重視型エンジンになりやすいと言われています。
SR20は、スクエアタイプのエンジンなのでフラットトルクが特徴の一つです。
このフラットトルクのおかげで、SR20は当時の4気筒2000ccエンジンの中では扱いやすいエンジンと言われてました。
スクエアエンジンの利点は他にもあります。
一般的には・・・・・バルブ狭角を小さくし点火プラグをボアセンター配置した場合、燃焼室が薄くなります。
また、カムやバルブリフトのプロフィールがシビアになりやすいと言われています。
ストロークが長めのエンジンは、ピストン位置からバルブタイミングが多少ずれても融通がきくと言われています。
SR20は、ストリートやワインディングである程度気持ち良く、そして普段の街乗りユースという観点で見ればトルク型の資質が結構生かせます。基本的な改造指針は、フラットトルク特性を如何に伸ばすかという点になると言われています。
とりあえず、高回転は苦手なエンジンです。
S13搭載のSR20はスロットルの後にサージタンクが配置されている吸気レイアウトの為、コレクター容量が不足しがちになりやすいです。
叉、サージタンクの位置がマニホールドの下にある為、マニホールドが長めになっています。
その為、吸気干渉が発生しやすいとも言われています。
なんにせよ、高回転指向で改造するとなると吸気干渉の問題は避けれないでしょう。
エンジン本体で出力向上を図るならヘッドで発生させた方が楽かもしれません。
86×86という腰下のスペックから考えてバルタイの誤魔化しが効きやすいと思われます。
ただ、そこをシビアにセッティングしてあげると、比較的単純にPOWERは出やすいエンジンとも思われます。
また、ヘッド回りの改造でカムプロフィールを変更した時もしくは高回転型に仕上げる場合は、ノーマルでは追従出来ないハイドロリックラッシュアジャスターを排除し、シム式に変更する事になるでしょう。
ただ、基本的には高回転化に向かないエンジン仕様なので、私的にはトルク重視がイイのではないかと思っています。
叉、メーカーも熱害を考慮して水温があるレベルを超過した時、進角をリタードさせています。
とりあえず、SR20は熱害が問題になりやすいエンジンと言われています。
あと、ブローバイを出しやすい事とハイドロリックラッシュアジャスターの油圧ダンパー保護の観点からエンジンオイルはある程度粘度の高いモノを選ぶとイイでしょう。
まぁ、エンジンオイルの交換サイクルは使用方法にもよりますが、早めの交換がイイと言われています。
B シリンダーブロック(ノーマルRPS13/180SX)
シリンダーブロック本体はアルミ合金製です。
更にシリンダー部分には鋳鉄製のライナーが入っています。
シリンダーブロックのタイプは、ブロック本体の横の壁がクランクシャフトをスッポリと包み込むように長く巻き込んだディープスカートタイプです。このようなディープスカートに対して、シリンダーブロックの側壁がクランクシャフトの半分までしか被っていないタイプのシリンダーブロックを、ハーフスカートと呼称するみたいです。
SR20エンジンは、このディープスカートタイプのシリンダーブロック下側にアルミ製オイルパンを組み付け、振動や騒音の低減を図っています。
但しオイルパンの最下面は、路面接触による割れに対する配慮の観点から、鉄板製が使用されているみたいです。
クランクシャフトの軸受けになる親メタル部分は5箇所あります。
ターボ用のシリンダーブロックには、シリンダーの下部にオイルジェットが装着してあります。
シリンダーブロックに組み込むクランクシャフトは、フルカウンターとも呼称される8ウェイトタイプです。
つまり、1気筒に対してウェイトが2個付いています。
これが高回転時の振動や騒音を低減し、高回転化の助けになるみたいです。
クランクシャフトは、シリンダーブロックに固定され、メインベアリングビームという補強パーツを付けてあります。
これは、曲げ振動や騒音の低減に寄与しているみたいです。
C ピストン(ノーマルRPS13/180SX)
SR20エンジンのピストンは、ピストンヘッド部分の熱がスカート部分に伝わって冷却性を考慮したサーマルフロータイプです。
熱伝導に対する具体的な方法としては、ピストンリングの溝とスカートの間にドリル穴を開ける工夫が施してあります。
また、ピストンの熱がNAよりも高くなる可能性があるターボ用のピストンは、ピストンヘッドにエンジンオイルの入り口を設け、この部分から入ったオイルによって冷却効率を高める仕様になっているようです。
ピストンのオイル穴に対しては、シリンダーブロックに取り付けたオイルジェットからエンジンオイルを噴射する仕掛けになっています。
ピストンヘッドは、ターボとNAで形状が異なります。NA用は平坦な造型です。
ターボ用は3.27ミリ程ヘッドの部分が凹んでいます。
このピストンヘッドの凹み部分は、圧縮比と密接な関係があります。
NAエンジンは、圧縮比9.5。
ターボエンジンは、圧縮比8.5となっています。
ピストンとコンロッドを接続するピストンピンの部分は、コンロッドの小端部分とピストンのピン穴の双方ともがピストンピンに固定されないフルフローティングタイプです。
ピン本体の長さは、ターボ仕様の方が10ミリ程長いモノを採用してあります。
ピストンリングは、圧縮を逃がさない為の役割を果たすコンプレッションリングが2本。
エンジンオイルが燃焼室内に入り込むのを防ぐ目的のオイルリングが1本、合計3本です。
ピストンとクランクシャフトを連結するコンロッドは、基本的にNAもターボも同じのようです。
但し、ピストンピンが入る小端部はターボ用の方が1ミリ程、幅の広いタイプが使用されています。
これは、エンジン出力の違いによる対処だと思われます。
D シリンダーヘッド(ノーマルRPS13/180SX)
シリンダーヘッドは、DOHC。
バルブの角度は、29度。
狭角ツインカムと呼称されるタイプに比較してバルブが寝た状態にセットされています。
ヘッド幅はコンパクトな部類で、全体的にスマートな形状だと思われます。
カムシャフトとクランクシャフトの接続は、シングルタイプのタイミングチェーンで行います。
バルブとカムの関係は、ロッカーアームを介したハイドロリックラッシュアジャスター方式が採用され、バルブクリアランスの調整は自動となっています。
カムの作動角は、ターボ仕様がIN・EX共に60度。
NAのIN側は62度ですが、EX側は61.5度となっているみたいです。
バルブは、ステム径6ミリのインテークバルブと7ミリ径のエキゾーストバルブを採用しています。
このエキゾーストバルブは、ステムを中空にしてあります。
その中に金属ナトリウムを封入してあります(金属ナトリウムは、大気中にさらすと自然発火、眼に入ると失明・・・といった危険な代物です。
ステムを折る時は灯油の満たされた容器内で行った方が無難です)。
金属ナトリウムはエンジンが発生する熱で液体になり、運転中の熱を吸収・伝導しやすくなります。
バルブステムの中空で液化した金属ナトリウムは、エキゾーストポートからバルブが受けた熱をバルブシートに逃がす効果を高めます。
これによりバルブが冷却しやすくなります。その結果、吸入や充填効率が高くなりやすく、エンジンが持つ本来の能力を発揮しやすくなります。
E 燃調制御及び点火制御(ノーマルRPS13/180SX)
SR20型エンジンは、ECCSというシステムによって制御されています。
日産車においてECCS以前の制御では、EGIを使用していたみたいです。
ECCSは、点火時期、アイドル回転制御、燃料カット、空燃比フィードバック等といったコントロールをとりまとめて行っています。
燃料コントロールの基本になる空気吸気口には、抵抗の少ないホットワイヤーを使用しています。
ホットワイヤーの温度及び電気抵抗の変化により吸入空気量を電気的信号に変換しECCSへ伝達します。
この吸入空気量を測る仕掛けをエアフロメーター等と呼称しているようです。
その他のセンサーにはエアフロメーター以外に、混合ガス濃度のフィードバックを行うO2センサー、冷却水温を測定し冷間時の混合ガス濃度を補正する水温センサー、点火時期や混合ガス濃度が不適切な場合に発生するノッキングを検知するノックセンサー、アクセル開度を測定するスロットルセンサー等があります。
また、1番シリンダーのピストン位置を基準にしてクランクシャフトの位置を検知するクランク角センサーがあります。
点火系では、NAとターボでは違う方式が採用されています。
NA仕様は割愛します。
ターボ仕様は、イグニッションコイルの機能を持った円筒型モードコイルというパーツをソレゾレの点火プラグの上に装着し、ディストリビューターを使用しないで各点火プラグへ電力を供給する方式が採用されています。
従って、ターボ仕様エンジンのクランク角検出機構部分はディストリビューターではなく、クランク角センサーと呼称されているみたいです。
クランク角センサー本体は、エキゾースト側カムシャフトの端に組み込まれています。
実際には、カムの位置を検知する事でクランクシャフトの位置を検出しています。
燃料カット制御は、エンジン回転が7300回転〜7500回転を中心に行われています(年式によって異なるみたいです)。
私のRPS13/180SXは、7500回転みたいです。
燃料カット制御には色々条件があり、気筒毎に適宜行われます。
その条件等は、後々記していこうと思います。

という訳で燃料カット制御の加筆です。
燃料カット制御を大きく分けると、以下のタイプに分かれるみたいです。
E−1.減速時燃料カット
E−2.高速時燃料カット
E−3.エンジン高回転時燃料カット
E−4.車速0Km/h時燃料カット(車速信号が入力されていないとき)

詳細を以下に記します。尚、説明は項目番号に連動しています。

E−1.について
減速時、インジェクターの燃料噴射を停止し、HCの制御と燃費向上を図っています。
叉、減速時のフィーリングを向上させる為、燃料カット開始条件となってから2気筒カットを行い続いて4気筒カットに遷移します。
減速時燃料カット条件を以下の表に記します。

エンジン仕様

トランスミッション

車速(Km/h)

スロットルセンサー

エンジン回転数

冷却水温

仕 様

位 置

SR20DET

M/T

1、2、3

0以上 ON 1800 rpm 60度以上

4、5

8以上 OFF→ON 1400 rpm 70度以上

A/T

0以上 ON 1800 rpm 60度以上
8以上 OFF→ON 1400 rpm 70度以上
注*)
アイドル判定「OFF→ON」は、設定回転数以上から減速した時(加速から減速、叉は通常走行から減速する場合)の燃料カット条件です。
「スロットルセンサーON」は、下り坂等の設定回転数以上になった時の燃料カット条件です。
設定回転数は、冷却水温により変化し、上記冷却水温範囲以外では、エンジン回転数は高くなります。

E−2.について
車速約180Km/h以上では、車速に応じて1気筒から4気筒の燃料カットをします。

E−3.について
エンジン回転数に応じて1気筒から4気筒の燃料カットを行います。
燃料カット条件を以下の表に記します。
エンジン仕様 燃料カット開始条件 燃料カット気筒
SR20DET 7350以上、7400以下 1番気筒
7400以上、7450以下 1番気筒、4番気筒
7450以上、7500以下 1番気筒、3番気筒、4番気筒
7500以上 1〜4番気筒 全て

E−4.について
エンジン仕様 燃料カット条件 リカバリー条件
SR20DET エンジン回転数が約5000rpm以上且つ、高負荷状態が5秒間連続した時。 エンジン回転数約4500rpm以下となった時。
F 給排気系(ノーマルRPS13/180SX)
吸入系はADポートを採用しています。
ADポートは、コレクタータンク側を太くし、それから次第にポート形状を狭くし、シリンダーヘッドの吸入ポート部分で更に絞り込むという形状となっています。このようなポート形状にする事で、低速・中速トルクの確保と高回転域の出力向上を狙っているみたいです。
コレクタータンクとは・・・・インテークマニホールドの前の部分に、もう一つインテークマニホールドのようなパーツが組み合わせられた機構の呼称みたいです。ADポートは、このコレクタータンクとインテークマニホールドの繋ぎ目部分付近でいったん太さが変わり、インテークマニホールドとシリンダーヘッドのインテークポート部分で太さが変わるといった段階的な変化をしているようです。
このコレクタータンクには、IAAと呼称されるユニットが装着されています。
また、IAAにはアイドル回転数を制御する為のアジャスト機構なるものが設けてあります。
エンジンに入る空気量を制御するスロットルチャンバーは60パイとなっているみたいです。
ターボチャージャーは、コンプレッサー側がT25改、A/Rが0.84となっています。
タービン側がT25、A/Rが0.46となっています。
ターボチャージャー自体はギャレット製です。
ノーマル仕様の最大過給圧は、約0.72Kg/平方センチメートル(ハイオクガソリンを使用し且つノッキングに対する条件が良い時に)です。過給圧を制御するスイングバルブコントローラーは、0.6Kg/平方センチメートル付近で動作し始めます。
コンプレッサーを通過し圧縮後の吸入空気はインタークーラーでソノ温度を下げ、圧縮空気の密度を高めています(酸素含有率を上げています)。吸入パイプの中間にはリサーキュレーションバルブが設けられ、スロットルバルブの急速全閉時に発生する圧を吸入側のダクトに逃がしています。これは圧力変動にて発生する騒音低減とターボチャージャーを保護(どちらかというと効果が無いとの話です)する為だそうです。
エキゾーストマニホールドはデュアルタイプです。
マフラーは、ステンレス製の触媒、チューブ部分を含めて3つの太鼓で構成されています。
テールエンドパイプは、デュアル構成です。
G 燃料供給系(ノーマルRPS13/180SX)
SR20型エンジンは、クランクシャフトが2回転する度に1回、各気筒に燃料を噴射します。
これをシーケンシャルタイプと呼称するみたいです。
燃料を噴射するインジェクターは流入口とリターン口をソレゾレ反対側に設けたサイドフロータイプを採用してあります。
この方法は、燃料の冷却に有利と言われています。このサイドフロータイプを採用する事で、真夏の暑いときなどに高速道路のパーキングエリアへ停車した直後のエンジン始動時に発生しやすいペーパーロックの発生を抑止します。とりあえず、酷暑時の始動困難な状態を解消しているみたいです。
燃料のプレッシャーレギュレーター作動圧は、約3.65Kg/平方センチメートルと設定されているみたいです。
叉、この圧力を高める事でもペーパーロックの発生抑止につながります。
燃料ポンプの性能は、約135リットル/hです。燃料ポンプ本体は、燃料タンクに内蔵されています。
燃料ポンプは、タービンタイプの電動式を採用してあるみたいです。
燃料タンクの材質は、樹脂となっています。
燃料タンク容量は、約60リットルです。
車両転倒時、エバポラインからの燃料流出の防止をより確実化する為にロールオーバーバルブが採用されているみたいです。
叉、ロールオーバーバルブ異常時には、燃料タンク保護の為、フィラーキャップに圧力リリーフバルブを設けてあるみたいです。
ちなみに、燃料タンク内圧力が上昇するとチェックバルブが開き、キャニスターへエバポを送る仕掛けになっているみたいです。
エバポとは、燃料蒸発の事を指します。
H 潤滑系(ノーマルRPS13/180SX)
SR20型エンジンのオイルポンプは、クランクシャフトと一緒に回転するギヤ式を使用しています。
最大回転時のオイル吐出量は、1分間約43リットル以上となっています。
吐出圧の方は、アイドリング時で約1Kg/平方センチメートル位、中間回転時(約2000)付近で約3Kg/平方センチメートル位、高回転時(約6000)付近で4Kg/平方センチメートル位となるみたいです。
メーカー指定のエンジンオイルは、SEクラス以上となっています。
SGクラス以上とSFクラス以下ではエンジンオイル交換時期指定が異なります。
ターボエンジンの場合は、SGクラス級ならば1万Km叉は1年毎の交換となっています。
SFクラス級以下の場合には5千Km叉は6ヶ月毎の交換指定となっています。
但し、NAエンジンの場合、SEクラス級ならば1万5千Km叉は1年毎の交換指定となっているみたいです。
エンジンオイルフィルターの交換サイクルは、ターボエンジンが1万Km、NAエンジンが1万5千Kmとなっています。
私の場合、エンジンオイル及びフィルターは指定外に交換しています。
特に高負荷運転を連用した場合は即交換しています。
I 冷却系(ノーマルRPS13/180SX)
SR20型エンジンの冷却機構は、ファンベルトで駆動される冷却ファンと冷却水がメインのようです。
ラジエーターのタンクは樹脂製となっています。
コア部はアルミ製となっています。
冷却水容量は約6.5リットルとなっています。
サーモスタットは標準仕様/寒冷地仕様共に約76.5度となっています。
サーモスタットのコントロールは冷却水の入り口側で制御が行われるボトムバイパス方式となっています。
従って、エンジン出力増大に伴う冷却不足を補う為にサーモスタットを抜き取ってしまうと冷却水のバイパス容量が増大してしまい、かえって冷却性能が低下する結果になってしまいます。
J ミッション・クラッチ系(ノーマルRPS13/180SX)
クラッチは、一般的な乾式単板ダイヤフラム方式となっています。
クラッチペダルのコントロールは、アシストスプリングによって踏力を低減する機構を備えた油圧方式となっています。
ターボエンジン搭載車とNAエンジン搭載車ではクラッチディスクのサイズやクラッチカバーの容量が異なります(エンジン出力が異なる為です)。
ミッション本体は、日産型式・FS5W71Cと呼称されるユニットが採用されています。
但し、型式名が同名であってもミッションには幾つか異なる要素があったりします。
ギヤ比では、ターボエンジン搭載車とNAエンジン搭載車で5速のギヤ比が異なります。
5速ギヤ比は、ターボエンジン搭載車で0.759、NAエンジン搭載車で0.838となっているみたいです。
シンクロでは、ターボエンジン搭載車が3速ダブルコーンシンクロ付き、NAエンジン搭載車では採用無し・・・等といった違いがあったりします。ATについては割愛します。
K ファイナルドライブ(ノーマルRPS13/180SX)
RPS13/180SXのファイナルドライブは、日産FRのリヤ独立懸架車に共通して使用されているR200V(ビスカスLSD付き)を装着しています。
ファイナルギヤユニットの基本タイプは、ディファレンシャル4ピニオンタイプです。
ファイナルのギヤ比は、ATが3.916となっています。
MTが4.083の設定となっています。
使用オイルは、ハイポイドギヤオイル85W−90(約1.5リットル)です。
L サスペンション・アクスル(ノーマルRPS13/180SX)
RPS13/180SXのサスペンションの基本形式は、フロントにストラット、リヤにマルチリンクを採用しています。
RPS13/180SXのサスペンションセッティングの基本としては、キャスター角を比較的大きく取っている事が特徴と言えるかもしれません。
この基本セッティングが、コーナリング特性の良さや直進安定性に繋がっていると言えるでしょう。
シリコンオイルを封入したテンションロッドブッシュ・ビスカスインシュレーターは、ゴムブッシュの中に入っている粘度の高いシリコンオイルの粘性抵抗により、低いバネ定数の状態で大きな減衰力を得る事の出来る特徴を持っています。
スタビライザーは、前後サスペンションに装着されています。
スタビライザーは、太さが同じ中空タイプでも板圧が異なったり、外径が異なったり等、それぞれのモデル(ハイキャスの有無を含む)のサスペンションに適合した仕様のパーツが数多く吟味され装着されています。
また、スタビライザーとサスペンションアームを接続する箇所にはボールジョイントを使用し、ブッシュの撓みによる初期ロールを低減させています。
フロントアクスルのベアリングは、FR車で多く採用されているテーパーローラーベアリングでは無く、ボールベアリングを二列に並べたアンギュラボールベアリング式のユニットベアリングを採用しています。このアンギュラーボールベアリングユニットを採用した事により、フロントのハブベアリングのプレロード(遊び)調整や定期的なグリース交換等のメンテナンス作業が簡略化されました。
けれど、交換等の必要性が生じた場合には専用アダプターや油圧プレス等が必要になります。
従って、テーパーローラーベアリングの様に簡単に交換する事が出来なくなったと言うメンテナンス上の難しさを含む結果となっています。
M ステアリング(ノーマルRPS13/180SX)
RPS13/180SXのステアリング本体機構は、全てパワーステアリング装着となっています。
RPS13/180SXのステアリング機構は、ラックアンドピニオンとなっており、形式はPR24SC(ロータリーバルブ)です。
RPS13/180SXのステアリングコラムは、形式がコラプシブル(スチールボール式)となっており、チルト量は±20mmです。
その他の仕様は、スーパーハイキャスの有無によって若干異なります。
スーパーハイキャス無しの場合。
 ・ステアリングホイール最大回転数:3.1
 ・オイルポンプ:エンジン回転数感応型(52F00)
 ・最大舵取り角度:内輪42°、外輪33°
スーパーハイキャス有りの場合。
 ・ステアリングホイール最大回転数:2.4
 ・オイルポンプ:パワーステアリング部はエンジン回転数感応型、ハイキャス部が吐出量一定型(52F60)
 ・最大舵取り角度:内輪(前輪42°、後輪1°逆位相)、外輪(前輪33°、後輪1°逆位相)
私のRPS13/180SXは、スーパーハイキャス装着車です。
スーパーハイキャス装着車・・良い面、悪い面と色々ありますが、ステアリングホイール最大回転数が小さい為ステアリング操舵感覚の切れが速い感じです。
N スーパーハイキャス(ノーマルRPS13/180SX)
ハイキャスとは、日産が開発した4輪操舵システムの名称です。
ハイキャスは、HICASとも書きます。
その由来は、『High Capacity Actively−Controlled Suspention』からです。
スーパーハイキャスは、SUPER HICASとも表記されます。
SUPER HICASは、HICASUの進化操舵システムとなっています。
RPS13/180SXのSUPER HICASは、車速及びステアリング操舵角等ドライバーがステアリングを操作する速度/量に応じて同位相/逆位相の後輪舵角を発生させるシステムとなっています。
RPS13/180SXのSUPER HICASは、中高速域においてアンダーステア特性を強める事により旋回時及びレーンチェンジ時の車両安定性を向上させると共に収れん性を向上させます。
低速域においては弱アンダーステア特性により旋回性能を向上させています。
主として中低速時に、ステアリング角速度及び角加速度等ドライバーがステアリング操作する速さに応じて瞬間的な後輪逆位相操舵により次の特性を持ちます。
 ・速い操舵時:車両の回転運動立ち上がりを早め、操舵に対する応答性を向上させます。
 ・ユックリした操舵時:逆位相の後輪舵角は発生せず、車両はユックリした応答になります。
以上の様にRPS13/180SXのSUPER HICASは、きびきびした動き(応答性)と収まりの良さ(安定性)を車速とステアリング操作等に応じて最適に自動制御する事によりドライバーの意思に忠実に反応し且つ無駄の無い、より自然な運転感覚獲得を目指しました。
RPS13/180SXのSUPER HICASは、以下のユニットより構成される操舵システムとなっています。
 ・オイルポンプ
 ・リザーバータンク
 ・HICASソレノイドバルブ
 ・転舵角センサー
 ・車速センサー
 ・HICASコントロールユニット
 ・パワーシリンダー
 ・センタリングスプリング
 ・カットオフバルブ
転舵角センサーは、光電式の非接触型センサーを3組備え、操舵の向き、中央位置及び操舵角に応じたパルス信号をコントロールユニットに送るユニットです。
HICASコントロールユニットは、RPS13/180SXのSUPER HICAS制御、フェイルセーフ機能、自己診断機能及びCONSULT通信機能を内蔵しています。
HICASコントロールユニットは、油量低下時及び電気系異常時にHICAS警告灯を点灯させます。
HICASコントロールユニットは、イグニションON時において数秒間HICAS警告灯を点灯させバルブチェックを行います。
HICASコントロールユニットは、車速センサー及び転舵角センサーからの信号を演算処理し、HICASソレノイドバルブへの供給電流を変化させ、パワーシリンダーで発生させる油圧とその方向を制御します。
HICASコントロールユニットは、異常監視機能を持ち、万一のシステム異常時にはカットオフバルブを閉じ、電子、油圧制御と後輪操舵システム系統を遮断します。

自己診断機能とは、HICASシステム内で異常が生じた場合に異常部位をHICAS警告灯で知らせる機能です。
自己診断モードに入るには、特殊な・・ある意味儀式に似た操作を行います。
@ キースイッチをONからOFFへ。
A MT:シフトレーバーをニュートラルに入れる(ニュートラルスイッチが磨耗しているとHICAS警告灯が点灯します)。AT:セレクトレバーをニュートラルまたはパーキングに入れる。
B エンジンをスタートさせる。
C エンジンスタート後10秒以内に、ステアリングを中立状態から左右に20°以上且つ5回以上切り、次にフットブレーキを5回以上踏む。

診断項目の入力も・・特殊な操作を行います。
この儀式にも似た手順・・使われているのでしょうか・・疑問です。
というか・・知っているのでしょうか・・実に疑問です。
@ フットブレーキを踏んで戻す。
A ステアリングを中立状態から左右に20°以上切る。
B MT:クラッチを踏んで、ギヤをニュートラル以外に入れてから、ギヤ及びクラッチを元に戻す。AT:パーキングブレーキを戻して再び引く。セレクトレバーをニュートラル、パーキング以外に入れ、パーキングに戻す。
C 車両を2〜3m以上前進させ、2Km/h以上の車速を入力する。

以上の操作を与えるとHICAS警告灯が決まった秒数内に点滅を繰り返し異常部位を知らせます。
けど、分からないと思われます。
 例)HICASソレノイド(左側)出力、車速信号異常の場合。
 01)診断開始、HICAS警告灯が焼く10回点滅(5秒間)
 02)HICAS警告灯、消灯(5秒間)
 03)HICASソレノイド(右側)出力診断:HICAS警告灯、点灯(0.1秒間=正常)
 04)HICASソレノイド(左側)出力診断:HICAS警告灯、点灯(1秒間=異常)
 05)カットオフバルブ出力診断:HICAS警告灯、点灯(0.1秒間=正常)
 06)診断項目無し:HICAS警告灯、点灯(0.1秒間=正常)
 07)車速信号診断:HICAS警告灯、点灯(1秒間=異常)
 08)転舵角信号診断:HICAS警告灯、点灯(0.1秒間=正常)
 09)転舵角中立信号診断:HICAS警告灯、点灯(0.1秒間=正常)
 10)MTクラッチスイッチ信号、ATパーキングブレーキスイッチ信号診断:HICAS警告灯、点灯(0.1秒間=正常)
 11)MTニュートラルスイッチ信号、ATインヒビタースイッチ信号診断:HICAS警告灯、点灯(0.1秒間=正常)
以上のシーケンシャルにおいて各種ユニットの診断を行います。
正常の場合は、HICAS警告灯が0.1秒間点灯。
異常の場合は、HICAS警告灯が1秒間点灯。
つまり長時間点灯は異常という意味です。
ただ・・このシーケンシャルを覚えていないと実用は困難を極める感じです。
私は、日産の整備要領を持っているので理屈では分かります・・けど、これで診断した事はありません。
参考資料は、新型車解説書(RS13−1)NISSAN 180SX RS13型系車 資料コードF008661 です。
実費、1200円となってます・・もう、在庫は無いでしょう。
O ブレーキ(ノーマルRPS13/180SX)
RPS13/180SXの制動システムは、前後ともディスクブレーキで構成されています。
フロントブレーキディスクは、放熱効果の高いベンチレーテッドディスクとなっています。
リアブレーキディスクは、ベンチレーテッドではありません。
フロントブレーキの名称は、CL25VBです。
リアブレーキの名称は、CL9Hです。
ブレーキパッド材質は、ノンアスベストが採用されています。
ブレーキ倍力化装置は、M195Tとなっています。
ブレーキは、フロント/リア共パッド磨耗警報装置が付いています(磨耗すると音で知らせます・・がディスク面を痛める変な装置とも思えます)。
パーキングブレーキは、センターレバー式です。
ブレーキフルードは、ニッサンブレーキフルードNR−3となっています。
RPS13/180SXではABS有無によってマスターシリンダーの内径が異なります。無し(23.8mm)、有り(25.4mm)。
 
先ずは無料で私のパチンコ・パチスロ攻略法の凄さを知ってください
 
click!
簡単比較!一発見積『価格.com自動車保険』


click!



大手バイク買取店6社がまとめて一括査定!

比較査定ですので高値を提示した買取店に高額売却できます。
バナー 10000006
無料で最大5社に一括査定依頼、愛車を高値で売ろう!


car2_120*60c
自動車盗難対策【ココセコム】


バナー 10000018
「価格.com中古車査定」無料一括見積り!


バナー 10000070
あなたの愛車は今いくら?全国200社の買取店ネットワークが回答します!!


中古車販売(468_60)

【便利!】欲しい車がきっと見つかる!ガリバー中古車探し代行サービス


バナー 10000013
「価格.com自動車保険」無料一括見積!

比較.comの自動車保険一括見積もり!【無料】



速くて簡単なのに、無料!!ガリバーの愛車査定



カーゴング中古車一括査定



複数社一括査定で愛車を高く売れる事を知ってますか?



査定おまかせ.com



カービュー新車見積



【安心・快適】欲しいクルマの見積をEメールでご返信!



あなたの愛車のお値段いくら?無料査定はこちら!



オートローンで憧れのクルマをゲット!



愛車無料査定【日本最大のネットワークへ一括査定依頼】



カービュー メンテナンス一括査定



簡単!一発比較!!価格.com自動車保険



カービューの商用車買取査定

前頁に戻る

INDEX