しょーちゃんの学童デビュー
きょうは、初めてしょーちゃんを学童保育所に連れて行った。
今まで通っていた保育園でも、今年から学童を始めたので、あやちゃんといっしょに
そっちに連れてっちゃおうかとも思ったのだが、やっぱり卒園式で区切った方が
気持ち的にいいだろうと思い、きょうからにした。
思えば、しょーちゃんとあやちゃんを初めて保育園に連れていった時は、
ふたりともわたしと離れる時は全然泣くことがなかったので、親の方が淋しいくらいだった。
が、あとで先生に聞くと、保育園の中をちょろちょろ歩きまわるあやちゃんの後をしょーちゃんがついてまわり、
「そっちに行っちゃだめだよ」なんてさも面倒見てる風だったが、
ほんとはすごく心細かったんでしょうね、と言っていた。
それを聞いて、胸がキュンとなってしまったものだ。
しばらくすると、保育園でいじめられると言って、行きたくないとダダをこねるようになった。
そこで担任の先生に相談すると、次の日の朝、先生が門のところで
「しょーちゃん、だれがしょーちゃんいじめたの。だいじょうぶ、先生が守ってあげるからね。」
と言ってしっかり抱きしめてくれた。
そのおかげでもう保育園をいやがることもなくなった。
でも、あの先生はもういない。
おべんとうと着替えを持たせて、指導員のひとにあいさつをして、
「じゃあかーちゃん、行くね」
と声をかけると、照れくさそうににっこり笑って手を振ってくれた。
淋しい笑顔ではなかった。と思う。
夕方お迎えに行くと、指導員のひとから
「あんまりおしゃべりはしなかったけど、はっきりしてるし、
おべんとうも大きいおともだちといっしょにちゃんと食べてたし大丈夫みたいですよ」
と言われてひとまず安心した。
しょーちゃんもけっこう楽しめたらしく、年上の子に作ってもらった弓と矢をしっかり持って、
家でもご機嫌だった。
わたしの方はというと、きょうはものすごいボケをかましてしまった。
会社に行って、ノートパソコンのコードを差し込んで電源を入れたが、
WINDOWSが起動する前に、「WARNING!なんたらかんたら」とかいうメッセージが出てきて切れてしまう。
何度やっても同じだ。アダプターも何度も抜き差ししてみたがだめだ。
マニュアルを見てみると、「システムがいかれてるから修理して」とか書いてあった。
仕方がないのでサポートセンターに電話をかけて、保留音のまま3分38秒待たされた後、
説明すると、セーフモードで起動するやり方を教わった。が、結果はやっぱり同じだった。
すると電話の向こうのお兄さんも「買った時の状態に戻すしかありませんねえ」なんて言い出すのだ。
「じゃ、データは・・・」と恐る恐るたずねると、全部消えちゃうけど、
県内に上手くいけばバックアップを取れるようにしてくれるところがあると教えてくれた。
とりあえず電話を切り、事務員さんに打ち明け、今後の対策を話し合った。
そして、そーいえばWINDOWSのCD-ROMは・・・と探しかけたわたしの目に飛び込んできたのは、
まさに抜けかけたコードだった。
ここの事務所はコンセントの数が足りなくて、1つのコンセントから引っ張ってきてコンセントを
増やしていて、パソコンのコードが刺さっているコンセントの先に、
もう1つ元になるコンセントがあり、その部分が抜けかけていたのであった。
なんという盲点であろうか。
コンセントに1本取らいちゃったって感じだ。
わたしなんて10秒ぐらい動き止まったもん。
気まずくて。