違いのわかる男
以前、図書館で予約しておいた「買ってはいけない」がやっと借りられた。
読んでみると、なるほどおそろしいことだ。
家にあるものを見てみたらやばいものが多かった。
テフロンのフライパンも、そーいえば空焚きしていた気がする。
今までもいちおう気にはしていたが、これからもよーく表示を見てモノを買うために、
本は返さなきゃいけないので、いけない材料をメモしておくことにした。
うちでは、今年に入ってから生協で注文するようになり、洗濯洗剤とシャンプーとリンスはせっけんのものを買った。
洗剤はまだ使っていないが、シャンプーとリンスはあきらかに今まで使っていたものと違う。
洗い心地が全然違う。
いいんだか悪いんだか説明できないけど違うのだ。
話は変わって、うちは3人ともキムチが好きだ。
あやちゃんはまだ4才だが、「からーい」と顔を真っ赤にしながらもごはんと一緒に
バクバク食べてくれるので、食欲のないときに便利だ。
いつもは近所のスーパーに置いてある無添加キムチと決まっていたのだが、生協に頼むようになってから
行かなくなってしまったので、生協でたまたま出ていた安いやつを買ってみた。
夕ご飯に出す前にちょっと味見と思って一口食べてみると、あんまりおいしくなかった。
味にキレがないのだ。
というか、わたし好みの味ではなかった。
でも、こどもはキムチの味なんてわかんないだろうと思って、すましてテーブルの上に出した。
しょーちゃんが一口食べて
「このキムチまずい」
と、不快感を露わにしていた。
やっぱりイケてないキムチだったのだ。
あやちゃんも気に入らなかったらしく、ふたりとも全然食べてくれなくて、
結局わたしが牛乳と一緒にごまかして食べたりしてなんとか数日かかって完食することができた。