☆君をのせて☆X
「ちょっと、琴子!あんた大林先生に気に入られてんだって?」
まったく、なんでこの子ばっかり・・・。
しかも、
「ええー?!そんなわけないじゃん!アハハ☆モトちゃんったらぁ!」
これだもんねぇ・・・。
鈍感にも限度があるってもんよ。

「琴子」
後ろから、声がして振り返ると不機嫌な顔がそこにあった。
「入江くん!」「入江さん!」
琴子と幹の声が揃う。
「琴子、ちょっとついて来い」
琴子の腕をひっぱって、歩いて行く。
「入江さん、どうしたのかしら?まぁ、見守るしかないのね」
1人取り残された幹は、ため息をもらしながら2人を見送った。

「入江くん、どうしたの?」
「・・・」
直樹は、何を考えるでもなく無言で琴子を見つめた。
「入江くん・・?どうし・・」
琴子の言葉を遮って、直樹は琴子を引き寄せた。
「ど、どうしたの?!///」
いきなりのことで琴子は、パニックになる。
すると、直樹は琴子の耳元で、
「大好き」
「?!」
琴子は、直樹のいきなりの愛の(?)言葉にびっくりして、
直樹の顔をみるとニヤッと笑っている。
「も、もう!!///」
真っ赤になる琴子を見て、意地悪く笑みを浮かべる。
そして、そっと琴子の頬に軽くキスをする。
琴子は、よくわからずにいたがそんなのは、どうでもよくなったいた。
「入江くん・・・あたしも大好き!!!」
琴子は、ぎゅっと直樹に抱きつく。
そんな、琴子を再び直樹は包みこむ。

そんな光景をずっと見ていた慎吾は避けるように、その場から
立ち去った。
(入江より、俺の方が・・・)

そう思って、夜、琴子を呼び出した。



秋葉
2003年05月25日(日) 00時35分00秒 公開
■この作品の著作権は秋葉さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
なんか、今回、入江くん爆発じゃなくて激あまになっちゃいました(笑)
そして、次回でラスト!!
どうぞ、最後までお付き合い下さいネ*^^*
さて、どうなるんでしょう☆

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とっても続きが楽しみwww。入江君カッコイイ! ゆき ■2004-05-09 19:27:57 YahooBB220061188060.bbtec.net
入江くん、妬いてるのね〜〜〜><やきもちやきな入江くん、大好きですvv マリナ ■2003-05-26 20:15:34 flfks1-p204.hi-ho.ne.jp
まぁ!入江くん大胆だわっっ♪ この話大好きです。ラスト楽しみです☆ ひまわり ■2003-05-25 19:20:16 YahooBB220047084069.bbtec.net
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