ねえ・・・・
ねぇ、わたしといて幸せ?
あなたが、仕事で閉じこもっている書斎にコーヒーを届けて去り際、振り返り
背中にそっと心の中で問い掛ける。
口数が少ないのは、いつものこと。
嫌いだったら一緒にはならないって言うのもわかりきったこと。
でも、私は、あなたを幸せにしているんだろうか?
お父さんと2りっきりだったのが、こんなにたくさんの家族をあたえてくれた。
何年も思っていたのが実っただけでなく、結婚までする事が出来た。
これ以上の幸せって望めない。
だけど、あなたは、しあわせですか?
入江君、わたしは、あなたを幸せにしていますか?

「おやすみ、入江君」
「あぁ、おやすみ、腹出してねるなよ」
いじわるな微笑みでかえされた。
そんなことでも幸せになってしまうわたし。
(単純かな?)
まーこ
2004年02月26日(木) 23時34分24秒 公開
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■作者からのメッセージ
とってもしあわせ。愛されてるのがわかってるから。でも、あなたは、こんな私といて、しあわせですか?そんな、琴子の不安を書いてみました。ある、夜の入江家の1コマです。

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