Happy Happy Birthday5


――夢を見た。






あたりは闇であたしは一人でさまよっていた。




(ココどこだろう・・。)



歩いても歩いても何も見えない。



(疲れた・・)



歩くのをやめた。





(もう、なにもかも嫌・・)





涙がでてきた。


その時






「琴子」







誰かに呼ばれた。




この声は・・





(入江君・・?)





「誕生日おめでとう。」






声はするけれど姿は見えない。


(ああ、そっか。これは夢か・・。こんな夢見ちゃうなんて・・・逆に悲しいよ。)


余計に涙があふれてきた。





声は最後に一言だけ言った。









「好きだよ」











涙がとまらなかった。





さっきとは違う涙。







これは夢なのに。








闇が光にかわった。























目が覚めたらまだ5時だった。

(やっぱりさっきのは夢か・・・)

もう一眠りしようと顔に枕を押し付けた。






ちくっ






「いたっ!何これ・・・。」


首に違和感がある。


(ええっ!こ、これは・・)






「ネックレス・・?なんでこんなもの・・・」







(まさか、ね・・・)




そう思いながらも玄関にいき鍵がかかってるか確かめてみた。




鍵が・・・あいている。



昨日確かにしめたはずなのに。



「じゃ、じゃあこれは入江君が・・・?」







また泣きそうになった。けど泣いてなんかいられない。









入江君に会いに行かなきゃ!
コウ
2005年09月02日(金) 18時17分39秒 公開
■この作品の著作権はコウさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
ほんっとに意味が分かりにくい文章ですみません!!もう少しでおわります。

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琴子がかわいいです(>_<) ■2005-12-02 02:32:49 219.112.69.242
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