社会人枠

教員採用試験において民間企業やNPO(民間非営利団体)の経験者を優先的に採用するための枠。
地方公共団体によって異なるが、およそ10%~40%程度設定されている。

わざわざ社会人枠を設定したのは、とかく「世間知らず」と批判の多い学校社会に民間企業・団体の知恵や意欲を導入し、学校をよりよきものにしようという社会の要請に従ったものである。

確かに「世間知らず」が教育を行っている現状には問題がある。
見よ! 家庭では世間を良く知るお父さんたちが立派な教育をしているではないか!それを壊しているのが学校なのだ。

社会人枠の根底にはそういう考え方があるのだろう。