キースの お仕事 《中学校教師の11月》 |
研究の秋 |
しかし外部は違う |
しかし校内はそれで終わったが、外部の研究会はそういうわけにはいかない。
今月は全県の〇〇科研究大会が県の南端で行われるため、二日間車で通うわけにもいかず、しかたないので一拍旅行。
一日目は授業参観と研究会(見せてもらった授業をもとにしての話し合い)、二日目は各地区から出されたレポートの検討ということになる。
観光なし、金なし、楽しみもなし。
持ちまわりで役を受けているので断れないのに、一応は自主的組織ということなので手当ても出ない。つまり旅費宿泊費は個人持ち。その上連休を潰す。
桜の葉が落ちると |
文化祭も終わって生徒の方はノホホンとしてるのに、教師の方は研究授業で無茶苦茶に忙しい、つまり極めて手薄になる時期。それはすなわち生徒指導(生徒の非行)の時期だ。
桜の葉が落ち始めると、生徒指導主事の八面六臂の活躍が始まる。
私は本校に来て生徒指導主事となったが、気合を入れたほどには忙しくない。ヒマな時もあるということは、この学校は本当に平和なのだ。
テスト・テスト・テスト |
評定 |
入試の基礎資料が出る。
昔は今日か担任それぞれがテストの平均点に技能点、態度点を加えた基礎票をつくり、机に並べて順位付けをし、その上で上位から9・8・7・・・・と内申点をつけたものだが、今はコンピュータのお蔭でずいぶん楽になった。
しかし基礎票がまちがっているとなんにもならないので神経を使いながら打ちこむ。
それが全部出揃うと「なんだアイツ、俺の教科しかできなかったのか?」とか、その逆の場合もあったりして、反省させられたり鼻が高かったり、なかなか面白いこともある。
これを持って、3年生担任は懇談会に向かうのだ。