文部科学省は、現在改定作業を進めている次期学習指導要領で、道徳教育の全体計画と「道徳」の時間の年間指導計画作成の中心となる教員を各小中学校に1人ずつ配置することを明記する方針を決めた。
政府の教育再生会議が強く主張した道徳の教科化を見送る一方で、道徳教育の充実を図ることで一定の配慮をした形だ。同会議が求めていた偉人伝などを道徳の教材として活用することも指導要領に盛り込む。
現在の学習指導要領は道徳の時間の年間指導計画について、「校長をはじめ全教師が協力して作成する」と規定している。道徳は、ほかの教科と違い教員免許がないため責任があいまいになっている面があり、今回の改定により各校が、責任者となる教員を決めることでより計画的な指導をすることを狙ったものだ。
もうこの手の話にはうんざりしている。
中心となる教員を各小中学校に1人ずつ配置することを明記する方針を決めた。
この部分を読むと、普通の人は道徳のプロが一人学校にやってきて、道徳教育の全体計画と「道徳」の時間の年間指導計画作成をすると思うかもしれないが、違う。
司書教諭、保健主事、栄養教諭、特別支援コーディネーター、みな同じである。
それは単に現有の教員に研修を受けさせ、欲してもいないのに資格を与え、そして「配置」した事にしてしまうことをいうのだ。
選ばれた教師は仕事が増えるだけで何のメリットもない。
道徳は、ほかの教科と違い教員免許がないため責任があいまいになっている面があり、
だったら道徳免許をつくり、道徳専科の教員を別に配当すればいいだけのこと、それがまさに道徳の教科化であり、真に学校の道徳教育を高めようとすればそこまでやるのが当たり前だろう。
しかしやらない。やらずにこうした「教員の配置」でお茶を濁す。
さて、こうした「教員の配置」これからも続々と続くことになるが、さしあたって予想されるのが小学校英語教員である。
文科省は各校に小学校英語教員を配置することを決めた
この記事がいつ出てくるのか楽しみである。
同町に進出した機械メーカー「SMC」が昨年4月、町に1億円を寄付。町は教育振興のための基金を設立し、基金の運用検討委員会がスクールの開講を提唱していた。基金の運用益に町の繰り出し金を加え、来年度で約660万円を土曜スクール事業に充てることにした。
町内の小学5、6年生と中学3年生を対象に、毎週土曜日に矢祭中で開講。小・中学ともに英語、算数(数学)、国語を教える。午前は小学生、午後は中学生で各3時間、開講する。夏休みを含む通年の開講とし、途中からの参加や退出は自由とする。郡山市の進学塾に講師の派遣を求め、授業内容を町教委と塾が定期的に協議する。
今月12日に小中学校長への説明会、24日には保護者への説明会を、塾側も同席して開き、参加者を募っていく。町教委は「習熟度別にクラスを編成し、底辺学力の充実と『勉強の仕方』の学習を目指す」としている。
県内では、川内村が同様に「村営塾」を開講している。【和泉清充】
やはりこうなる。
東京都杉並区立和田中学校が「夜スペシャル(夜スペ)」をやり、矢祭町教育委員会が「土曜スクール」を毎週土曜日に開くとなれば、少なくとも全国統一学力・学習状況調査で全国平均を割った市町村は似たような手を打たなければならなくなるだろう。
学習塾とのタイアップというパンドラの箱を開けてしまった以上、もうこの流れは止められない。
もう生徒指導も不登校も指導力不足教員も問題にならない。とにかく他府県には他市町村委には負けないことだ。
政府の教育再生会議が強く主張した道徳の教科化を見送る一方で、道徳教育の充実を図ることで一定の配慮をした形だ。同会議が求めていた偉人伝などを道徳の教材として活用することも指導要領に盛り込む。
現在の学習指導要領は道徳の時間の年間指導計画について、「校長をはじめ全教師が協力して作成する」と規定している。道徳は、ほかの教科と違い教員免許がないため責任があいまいになっている面があり、今回の改定により各校が、責任者となる教員を決めることでより計画的な指導をすることを狙ったものだ。
もうこの手の話にはうんざりしている。
中心となる教員を各小中学校に1人ずつ配置することを明記する方針を決めた。
この部分を読むと、普通の人は道徳のプロが一人学校にやってきて、道徳教育の全体計画と「道徳」の時間の年間指導計画作成をすると思うかもしれないが、違う。
司書教諭、保健主事、栄養教諭、特別支援コーディネーター、みな同じである。
それは単に現有の教員に研修を受けさせ、欲してもいないのに資格を与え、そして「配置」した事にしてしまうことをいうのだ。
選ばれた教師は仕事が増えるだけで何のメリットもない。
道徳は、ほかの教科と違い教員免許がないため責任があいまいになっている面があり、
だったら道徳免許をつくり、道徳専科の教員を別に配当すればいいだけのこと、それがまさに道徳の教科化であり、真に学校の道徳教育を高めようとすればそこまでやるのが当たり前だろう。
しかしやらない。やらずにこうした「教員の配置」でお茶を濁す。
さて、こうした「教員の配置」これからも続々と続くことになるが、さしあたって予想されるのが小学校英語教員である。
文科省は各校に小学校英語教員を配置することを決めた
この記事がいつ出てくるのか楽しみである。
矢祭町教育委員会は郡山市の進学塾と委託契約を結び、小中学生を対象にした「土曜スクール」を毎週土曜日に開く。新年度からで参加費は無料。「習熟度をチェックしながら基礎学力の向上につなげたい」と、町教委では狙いを話している。
2008.02.05
矢祭町教委:4月から「土曜スクール」、
小5・6・中3対象に 塾が講師派遣 /福島
[毎日新聞 2月4日]
同町に進出した機械メーカー「SMC」が昨年4月、町に1億円を寄付。町は教育振興のための基金を設立し、基金の運用検討委員会がスクールの開講を提唱していた。基金の運用益に町の繰り出し金を加え、来年度で約660万円を土曜スクール事業に充てることにした。
町内の小学5、6年生と中学3年生を対象に、毎週土曜日に矢祭中で開講。小・中学ともに英語、算数(数学)、国語を教える。午前は小学生、午後は中学生で各3時間、開講する。夏休みを含む通年の開講とし、途中からの参加や退出は自由とする。郡山市の進学塾に講師の派遣を求め、授業内容を町教委と塾が定期的に協議する。
今月12日に小中学校長への説明会、24日には保護者への説明会を、塾側も同席して開き、参加者を募っていく。町教委は「習熟度別にクラスを編成し、底辺学力の充実と『勉強の仕方』の学習を目指す」としている。
県内では、川内村が同様に「村営塾」を開講している。【和泉清充】
やはりこうなる。
東京都杉並区立和田中学校が「夜スペシャル(夜スペ)」をやり、矢祭町教育委員会が「土曜スクール」を毎週土曜日に開くとなれば、少なくとも全国統一学力・学習状況調査で全国平均を割った市町村は似たような手を打たなければならなくなるだろう。
学習塾とのタイアップというパンドラの箱を開けてしまった以上、もうこの流れは止められない。
もう生徒指導も不登校も指導力不足教員も問題にならない。とにかく他府県には他市町村委には負けないことだ。
2008.02.08
2学期制導入前にシンポ 博多小・博多中の保護者や住民参加
校長ら意義説明
[西日本新聞 2月8日]