2005年の釣行日記


1月22日
川崎
つり幸
シロギス



晴れ・波1m

  今年も初釣りは シロギスでスタート!!
 さて、今年は「月一回の釣行達成」を目標にしたが、天候と数々の予定が入り1月2月が黄信号!
その中での今月の釣行は今週末以外チャンスなし!当初は24日の日曜でまとまりかけたが、天気予報やその他の影響を受け、「23日カワハギで行こう」と決定したが、メンバー集まらず。
 カワハギからシロギスに変更。
 同行者は、IRさん一人。
 いつもの様に前日のネット情報で場所と魚は「川崎・つり幸でシロギス」と決定!
昨年の苦い思いを払拭すべき、シロギスのリベンジ。(昨年は6尾と惨敗)
 
 冬の釣りは魚との戦いだけではなく、寒さとの戦いでもあるから背中にカイロを2枚貼り、防寒対策は万全にしていざ釣り場へ!
 今日は、片側5名ほどかなと思いきや、出船間際に若者3人組み(後で問題発生)が入り、我々が陣取った右舷は9名と混雑(右舷は、風と午前中の太陽期待で魚鈴が決めた)。航程35分ほどで「中の瀬」へ向かうが、この間は寒さと水飛沫でキャビンへ逃げ込む。
 さあ、実釣開始。水深は約20m錘20号とのことだが、錘は15号しかない。(潮があまり流れなかったので、問題はなかった。)
 一投目からあの「プルプル」とのアタリ・・・だが針掛りせず。次二投目も「プルプル」とこんどこそとの思いも空振りしヒットならず。キスは一年ぶりで鈍ったかな?しかしこれからが、悪夢に悩まされる。
 IRさんに良型のキスがヒット。20cmはあるか?次にダブルも、その後も釣果を伸ばしていくが、魚鈴はアタリもなくなってしまった。イライラ。
 ここで、若者3人組登場!
 3人組は途中割り込みしたのに、船宿での貸し竿と自分の竿で、2本竿を使う輩もいる。その中の素人と思しき人はIRさんの隣。竿は置き竿で道糸は大目の流し。おかげで、こちらとのオマツリ発生だが、何と魚鈴が釣れてないのに、魚が付いているのではないか。カチン!
 誘いも合わせも無い、単なる置き竿で釣れている。しかし、神はそのような輩には鉄槌を下したのだ。置き竿にしていて目を離した瞬間「ポチャン」と竿ごと海の藻屑と消えたのであった。しかし、その後は置き竿はやらなくなったがミチイトのコントロールはデタラメで、IRさんはそのおかげで、何度自分の仕掛けを切ることになったか。単に仕掛けだけならあきらめもつくが、納竿間際の潮が流れてきた時に釣ることができないのは残念でした。
 
 さて状況をこちらに向けると、隣とのオマツリはあるがIRさんの本日は絶好調!小さな誘いと聞き合わせに次々とヒット。どんどん伸ばしていく。しかし、入れ食いとはいかない。大ドモに陣取ったベテランは「今日は最近で最低だ。食いが悪い」と言いながらも2本竿で広く誘い、ダブルを次々と取り込んでいる。クヤシーッ。
 やっと魚鈴の竿もしなる。取り上げたのは18cmほどのまずまずサイズ。その後もポツリポツリとではあるが、最後までアタリの誘いはつかめなかった。置き竿に近く何もしなかったり、広く誘ったりと行い、何とか最後1時間の追い込みで、最大23cmを含めて26尾を釣り上げた。
 今日のIRさんは、昨年最後のタチウオ釣りの魚鈴と同じようにやる事が全てあたっていました。下げ潮の時に、隣とのオマツリが無ければもっともっと伸ばしていたのではなかったかな?残念!
 
 反省:無料で2枚貰った釣宿仕掛は、針係りが悪かった。IRさんは早めに他の針へ切り替えしたのも良かったのか?魚鈴も他の仕掛けに変えてから良くなったが、遅きに失してしまった。 
 東北からHSさん戻る
 釣りの師匠で昨年まで何度か釣行日記を提供してくれたHSさんが、川崎に戻ってきました。HSさんも月一回の釣行を目標としているので、2月から一緒に行きましょう。カワハギかな?
 
【釣果】
 IRさん  36尾
 魚鈴     26尾
 HP上の釣果 16〜115でした。あの潮が流れない中で束釣りとはスゴイ!当然2本竿でした。
 
 今日は大型が釣れたので、お造りにしてみましたら、家内・娘に高評価。でも皮を剥くのが非常に難しかったんだよ。今後は専用包丁も必要。・・・自分で揃えなさい(娘)だって。
 
 今日はカメラを忘れてしまい、船中の写真は無し。IRさんゴメンナサイm(_ _)m
 
 

2月11日
小田原
五郎丸
ヤリイカ

晴れ・波0.5m

  初めてのヤリイカ挑戦!!
 家内からの期待(50ハイ)を込めて、初めてのヤリイカ釣りに!スルメイカなら可能性が無いことも無いが、ヤリイカを50ハイも要求。(知らない人は怖いもの無し)
 昨年はSMさんがヤリイカに初挑戦し8ハイと検討したので、先ずは1ハイ、次にSMさんに対抗し8ハイを目標に。
 HSさん東北から戻り、久々の同行
 何時ものIRさんは「建国記念の日」なのにお仕事、またSMさんは魚鈴の挑戦が怖くて(?)これも仕事に逃避。冗談ですm(_ _)m
 今回の釣行KJさんと東北から戻ってきたHSさんと3名の釣行です。船宿は小田原「五郎丸」。小田原は以前にイナダを釣りに一度だけ行ったことがあり、その時は大漁だったので本日も期待。
 「3人並びの釣座を確保するには6時までに来て下さい」との事で、HSさんに4:30にピックアップしてもらい、「東名川崎」−「厚木」−「小田原」と。1時間30分を予定したが、1時間で到着。
 三連休の一日目で釣り人多くオマツリ覚悟
 船は大型の42人乗り。これで片側6人くらいならと思ったら、「今日は連休最初の日だからお客さん多いよ」との事で、仲乗りさん含め23名か。
 船頭さんからは「今日は人が多いからオマツリが多いよ。錘は120号の通常の形だけ」と釣り人の仕掛けを点検。150号の錘や、棒状の錘などチェックにかかる人あり。(HSさんも錘変更)
 「お祭りを防ぎ、手返しを良くするのが沢山釣るコツだよ。仕掛けは5、6本。空いてる時と、混んでる時は、仕掛けも換えないと」と船頭さん。
 漁場は初島沖!
 7時丁度に出船。大型船なので航程30分で初島沖に到着。投入器に仕掛けをセットし船頭の合図を待つ。「さあどうぞ」の声で120号の錘を投入。上手く「スパッ」「スパッ」「スパッ」と小気味良くイカヅノが出て行く。「さあ乗ってくれよ」と水深130mまで到着した仕掛けの糸ふけをとり、誘いをかける。
 一投目は誰にものらない。周りの船も釣れていない、今日は調子が悪そうだな。何度か流してるうちにKJさんも久しぶりのイカなので、「イカの重さを忘れてしまった」と言っていたが待望の1ハイ目。その後にHSさんにも1ハイ目。もうかれこれ1.5時間経過。他もあまり釣れていないが、魚鈴にだけは1ハイものらない。初めてなので良くわからず、重くなったかなと思い上げてみてもカラ。単に腕が疲れ水深130〜170mに120号の錘で重く感じただけか。ヤバイ。ヤバイと何時ものあせり。

 魚鈴だけに乗らない
 すると、「ズシーン」と初めて乗った感触が伝わってきた。「これだ、やっときた」、キーパーにロッドを載せると船頭から「ロッドは手で持って。イカはこのグイグイの重みが伝わるのを楽しむんだ」と言われてロッドを手に持ち替えて中程度でリールを巻き上げる。隣のKJさんも大きく竿がしなっている。「これはイカじゃないな。何かの魚だよ」と。
 魚鈴の竿もグイグイひかれながら、ついに顔を現したのは大型のヤリイカ。慌てることなくスムーズに取り込み終了。念願のヤリイカ1パイ遂にゲット。
 船頭さんこれを見て「オーデカイナ」とそれから「まだ釣ってない人いるかー」と声を掛けるも「シーン」。何と魚鈴がボーズ脱出最後の人だったのだ。
 さてKJさんに目を向けると、魚ではなくイカがついているではないか、それもアレ・アレ・アレと4ハイも。
船頭「ダメダヨ魚なんて嘘言って。4ハイもついてるじゃない」
 HSさんネルギー充填し追いかけ開始
 1パイをクリアーした魚鈴は、その後ポツポツと釣れはじめた。HSさんの2ハイを追い越しダブルもありの5ハイ。その後7ハイまで伸ばし、SMさんの8ハイをターゲットに。しかし、その後の1パイがなかなか釣れない。やっとの事で1パイを追加し、SMさんに追いついた(お昼頃)。丁度干潮の時間帯のようなので、そのせいで乗りが悪かったのか。
 この時点で、KJさん10ハイ、HSさん4ハイ、魚鈴8ハイ。
 HSさんはお昼に「まる」「白角」のエネルギーを充填すると、船宿で朝に購入した丸スッテにも乗り、ポツリ、ポツリと追いかける。さあ「ツ抜け」にリーチ。しかし「さあこれで終了」との船頭の声に、HSさん残念!
 KJさん、魚鈴は乗り乗りを感じる。だが、魚鈴は直前で「ガクン」と感じ、急に軽くなり最後の1パイよ、さようなら。KJさんは慎重にゲット。これにて納竿。
 昨年のSMさんより2ハイ多く「ツ抜け」達成!
 今日は船頭が言っていた通りオマツリが多く、7〜8回他の人とからんでしまった。あまりモタモタしていると、仲乗り(お馴染みさん?)が来て、絡まりを解いてくれた。(あちこちで面倒を見てくれている)
 イカは他の人とのオマツリが多く迷惑を掛けるので尻込みをしていたが、他の人も同じ。それよりも手前マツリをいかに少なくするかが、釣果を伸ばすには必要と実感する。
 釣れたときに5本だから投入器に入れなくてもと思っていると、手前マツリをして解くのに時間がかかってチャンスを逃してしまう。必ずツノは投入器に投入すること。 「投入器に投入する際は、カンナを下にして投げ込むようにすると良い」とSMさんから教わったようにすると上手くできた。
 イカは錘が着底した時が乗せるチャンス。全員が着底させると、その際にイカが散ってしまうらしい。如何に早く着底させ乗せるか、これが釣れる人と釣れない人の差のようだ。
 SMさんの事前指導もあって、SMさんを2ハイ上回り「ツ抜け達成」。これもSMさんのおかげです。次回は対戦しましょう。

【釣果】
 KJさん  12ハイ
 HSさん    9ハイ
 魚鈴     10ハイ
 HP上の釣果 6〜35でした。(ベテランが多い)
 
 家内の期待(50ハイ)には副えなかったが、ヤリイカ初挑戦で10ハイは満足の結果でした。
【料理】
 当然、透き通ったヤリイカのお造りは、とても甘く好評でした。
 HSさん曰く「もう一日おくともっと美味しくなるよ」でした。

3月20日
久比里
山下丸
アジ



曇り・凪のち荒れ

  三連休の真ん中、若潮でのアジ!!
 今回の釣行は当初タイを予定していたが、お彼岸であることから魚鈴が欠席となり、幹事をHSさんに委ね、山下丸のアジに決定。その後、魚鈴も同行!
 HSさん、KJさん、IRさんと魚鈴の四人
 SMさんはお彼岸のため実家へ墓参りで欠席。
 前回IRさんとアジ釣りを行ったときに、「食いの渋い時は、イソメ」と思い買いに行こうとすると、HSさんから「ハイヨ」とイソメが渡される。何と買いに言ったら「アジ釣りの人はタダでいいよ」と4人分をゲットしてきたのだ。今日の幹事さん気が利く。
 今回の山下丸は魚鈴は初めてであり、他の人はカワハギで何度か来ているらしい。アジは大丈夫? でも船は大型船、左右10人の計20人でam7時30分に出船。30分も走るのかなと思いきや約10分の久里浜沖。周りには他の船がいない。
 漁場は久里浜沖!
 「何々、こんなところで?」思わずKJさんと顔を見合わせてしまう。
 水深は何と35m。今までは100m前後であり、ビシアジでこんなに浅いのではこれは期待薄だな、と思いながら全員がスタート。
 IRさん悪夢の始まり!
 IRさんは、錘が着底してすぐに軽くなってしまった。何と道糸がプッツリ切れているのではないか。「この糸今日新調したばかりだよ」とブツブツ。仕方なく船頭からビシ一式を借りることにする「貸すのは無料だが、無くしたら1000円だよ」
 さあ、4人を含め全員がコマセシャクリをするが、全然アタリがない。当然のように移動。
 浦賀水道を行ったり来たりで、金谷沖の方か?しかし、周りの船はいない。何と山下丸の単独行動。ここでもウンともスンとも無い。
 魚鈴にはここまで一回のアタリすら無い。他の人はというと、本命は誰にも来ない。
2時間後の状況
 KJさん・・・サバ一尾 ⇒ IRさん頂く
 HSさん・・・トラギス一尾 ⇒ リリース
 IRさん・・・アタリなし
 魚鈴 ・・・アタリなし
 その他の人達は? 右舷10名中 1〜2尾か?
 海は凪からべた凪へ
 今日の天気は当初晴れの予報であったが、曇りで気温も上がらなかった。波は50cm ⇒ 凪 ⇒ べた凪。今日の潮は若潮で、6時から12時まではほとんど流れず、その後下げ潮という最悪の状態。
 10時過ぎ頃か?KJさん、待望の1尾をゲットする。この船は水が出ないので、その後何度も水の入れ替えをする。「帰りまで生かしておくんだ」と。魚鈴ならすぐエラの下を切ってしまうのだが、一尾も釣れていないのではそれもできない。今日は久しぶりのお坊さんか?
 12時過ぎに待望の一尾!
 やっと初めてのアタリがきました。あの「ククン」と!慎重に巻き上げると20センチほどの小型アジ。真ん中のイソメに喰らいついてきた。一発必中。今日はまだバラシが無い。というより、アタリが一回しかないのだ。
 やや遅れ、同様にHSさんにも待望の1尾。これは25センチはあるだろう。しかしこの場所には2尾しかいなかったのか、その後全然アタリ無し。
 一時間後に一尾追加!
 その後もアタリが全然無く、移動途中はメール作成。(その前に、福岡の地震情報が入る。福岡?心配だな。)IRさんもメール作成中(今日の釣果を奥様へ連絡か?)
 一時間後、魚鈴に一尾の追加。今回のは25cmの中型で、これも真ん中のイソメに。早速〆る。
 潮も下げ始まって来てこれからか?と思いきや、やはり続かない。
 その後 30分後のメール作成中に船頭から「あたってるよ」、と一尾追加で都合 三尾。悲しいー。
 潮も流れ始まったが、相変わらずアジからの便りは無い。
 2時頃から天気が荒れ始める!
 先ほどのベタ凪から一転して海が荒れ始めた。風が強く吹き始め海も波が荒くなってきた。魚からの便りは依然無し。「どうせこのまま釣っていても釣れない。船は久里浜沖に戻って時間調整の後に納竿だろう」と判断し、魚鈴は後片付けを始める。続けてHSさんも後片付け。波は3mを超えてきた。やはり久里浜沖にもどり、「ププ−」と最後の合図。KJさんとIRさんは、再投入。IRさんはまだ姿を見ていない。ここでIRさんに又も悪夢が・・・何とまた道糸がプッツン。そして納竿。
 皆さんもアジの記録更新!!
 アジというと、「釣れなくても20尾は固い」とHSさんが今回決定したのに、残念ながら下記の記録で皆さんが今までの釣果記録の更新となってしまったのだ。
 KJさん、HSさんを責めないでください。今日は潮周りが悪かったのだから。それと、船頭の腕かな?船酔いも無くボーズが複数もいるなんて、船頭の責任は重大ですよね。
 今日はカメラを忘れてKJさんの携帯にてパチリ

【釣果】
 KJさん   1尾 (カレイ、サバ)
 HSさん   1尾 (トラギス2尾追加)
 IRさん  0尾 (残念)
 魚鈴     3尾
 HP上の釣果 0〜5でした。
 
【料理】
 アジ3尾でしたので、ネギと大葉とみそで「なめろう」をつくり、美味しく頂きました。
 
【家内からIRさんへ】
 「ビシを2個も無くされたのは残念でしたが、IRさんの体の変わりになってくれたのですから。ご無事で戻られたのを良しとして下さい。」との事でした。
 自分は何時も「釣れなくてもドザエモン(水死体)にならないで無事に帰ってこれたのだから」と言われてますから、気を落とさずリベンジしましょう。

3月27日
金沢八景
忠彦丸
イシモチ



晴れ・凪

  先週のリベンジにIRさんからお誘い!!
 先週のアジの呪縛を早く取り除こうと、IRさんから「イシモチ」のお誘い。本当はライトタックルアジをやりたかったらしいが、釣れていないので船宿もイシモチに変更している。IRさん親子と忠彦丸の半日イシモチでリベンジを狙う。
 イシモチにお客さん大挙訪れる
 出船7時30分の一時間前の6時30分に現地到着。既に5人程が申し込みを終了している。我々3人も受付をすませると、その後もイシモチ狙いのお客様が続々。船宿は違うが昨日のテレビ放映の影響か?船宿ではイシモチで2艘にする。ライトタックルもイシモチ狙いなので、都合イシモチ3艘で7時30分に出船。
 忠彦丸さんは、その他、タイ、マルイカ、アジと都合6艘でフル稼働。半日船でも1000円引きが、好評!
 我々の船は、左右7人の計14人。約20分も走り猿島周り。既に多くの船が始めている。
 漁場は猿島周り!
 「はいどうぞ。水深58メートル。糸ふけをとったらそのままで!」との船頭の合図で投入開始。
最初はアタリが無かったが、30分程で形を見出した。
 IRさんJr絶好調!
 我々の中での最初のヒットはIRさんJr。水深が60メートルほどなので、上げるのが辛そう。やっとのことであがったのは、中々のサイズ。
 すると魚鈴にもやっと針掛かりする。それまで何度かアタリはあるものの、針掛かりには至らない。3年前に黒川丸でイシモチを釣ったときはこんなに難しくなかったハズ。ファーストゲットは小型。早速血抜きをする。”この血抜きが非常に大切なのである”とある船宿のホームページに載っていた。
 その後IRさんも何ヶ月かぶりでゲットする。これも大型・・・オメデトウ。するとJrさんが非常に重そうにリールを巻いている。中型のダブルをゲット。
 水深は60mほどあるので、あちこちでオマツリが発生。仕掛けも切るしかない。
 納竿は11時
 相手合わせの釣りとの事だが、「ガツガツ」とアタリがあるので合わせるが、外れてしまう。今日はこの繰り返しで、最後までコツを掴む事ができなかった。
 後は仕掛け。前日の急なお誘いで、仕掛け作りができなかったので脅威の「黒川丸」仕掛けが一組しか無かった事。
 12時までと思いきや、11時で納竿。
 今回も上品な釣果!!
 本日はイシモチでツヌケもできず後ろ髪が引かれる思いだったが、2週連続で好きな釣りもできたし、気候も春のポカポカ陽気だったし、お酒の置かずにもなったし、残すことも無く食し満足でした。IRさん有難うございました。
【釣果】
 IRさん   9尾
 Jrさん   9尾
 魚鈴      8尾
 HP上の釣果 8〜29でした。何とスソ(でも最初に下船した人には聞いてなく、たまたま後に降りた魚鈴が聞かれた。ザンネーン!)
 
【料理】
 お刺身にして頂きました。結構美味しいですよ。IRさんへは「湯引き」を教えたところ、早速試してみたらしい「美味しかった」とのコメントを頂きました。
 皆さんも、「まず血抜き」そして料理しだいでは、美味しくいただけますよ。残った魚は、巣干しにしてから素焼きにして、甘辛煮にします。(釣り情報に載ってました)・・・明日食べる予定です。

10月15日
小田原
坂口丸
ヤリイカ



曇り後晴れ・凪

  ヤリイカ 2度目の挑戦は!!
 
東京湾、相模湾での洋上ミーティングは、魚鈴が福岡から会議で戻ってくるのに併せて実施するので、天候・潮の状態等はあまり気にせず実施しています。
 10月の洋上会議 議長はSMさん
 今回の議長はSMさんにお願いしたところ、小田原・坂口丸でのヤリイカに決定したのだが、「議長は仕事で出席できないかもしれない」との発言に、HS委員からは、「議長は仕事は二の次で会議に出席すべし」との発言で翻意しKJさん、HSさん、SMさんと4人で ヤリイカ釣りです。IRさんは都合により参加できませんでした。
 厚木インター降り忘れる
 何時ものように魚鈴はHSさんに4時20分にピックアップしてもらい、川崎インターから厚木を経て小田原へ の予定でしたが厚木で降りるのを忘れてしまい、秦野まで行ってから小田原に向かうことになりました。
 秦野から小田原ー厚木道路に乗るのにナビで誘導してもらい、何とか当初の予定通り小田原厚木道路にて、5時30分には目的地に到着です。
 今日のイカ釣りは、イカを求めてアチコチ動き回る前触れかな?
 
 前日に電話を入れておいたので、別船を指定される。ジャンボ船ではないがこれも大型船、大ドモを4席確保(後ろで良かったのかな?)
 6時過ぎには、KJさん・SMさんも到着し、準備完了し7時の出船までしばし歓談する。
   

 一路漁場へ
 予定通りの出船だが、ジャンボ船、第二坂口丸、そして我々が乗船している第一坂口丸の順に港を離れる。一番最後にスタートしたが、高速船の為第二坂口丸、途中で釣りを開始したジャンボ船を追い抜いて、トップに立ち
 約45分の工程で初島西側に到着する。
 
 実釣開始
 さあ実釣開始。魚鈴は自作のオーソドックスなツノを7本つけての投入。前回経験しているので、ツノがスムーズに取り込まれる。
 シャクリ、シャクリ、シャクラないと釣れない。しかし乗らない。すると船頭が、「前で乗ったよー」と。しかし、後ろの4人組は、誰ものらない。このような状態で約1時間。
 急にSMさんが「ハイヨ」とゲソをくれた。本命のヤリイカがゲソだけ残っておりその後のツノから錘までなくなっていた。美味しい!
 遂にヤリイカの感触
 その後にあのグイグイと引き込まれる重さが伝わってきた。ついに魚鈴に本命が乗った。この重みを楽しむようにして電動リールのスイッチON。
 乗ってる、本命のヤリイカを2杯ゲットする。そのあとの流しでは、4人全員が乗った。なんと魚鈴は4杯をゲットで計6杯。4人の中では先頭を走る。
 KJさんは、スルメイカが多い。ヤリイカは未だ0.5杯(半身は魚に食べられてしまった。)
 しかし、我々は続かずその後はポツリポツリの状態でツ抜けにはならない。
 
 HSさん底モノ狙い
HSさんは、底物狙いで釣り針にサバの切り身を付ける。
 「ハイ上げて」との船頭の声で巻き上げるが、HSさんのリールは空回り。何かとてつもない大物がかかっているようだ。中乗りもタモ網を持ってきて準備している。やっと姿が見えてきた。「サメだ」との船頭の声で、船頭も中乗りも直ぐに持ち場に戻ってしまった。
 SMさんがタモで取り上げると、なんと1メートルを越える大きさであった。
その後、サメの暴れによりHSさん太ももに怪我をしてしまった。

 その後のヤリイカは?
 さて本命のヤリイカはというと本当にポツリポツリの状態で納竿の声。
しかし今度は魚鈴のリールがなかなか巻き上がらない。そうするうちに船は帰るために走り始めた。「待ってくれ乗ってるよ」とSMさんが叫ぶと、大型のスルメイカが3杯。これを取り込み本日の釣りは終了。 ちょっと後ろ髪が引かれる思いではあったが、食べるには充分な量でした。

 バケツでの保存について
 何故か前回は納竿まで生きていたヤリイカが、途中で死に真っ白になってしまった。
 KJさんから他の人の保存状態が報告される。「ヤリイカとスルメイカを別々のバケツに入れていると生きているようだ」次回はこれを教訓としよう。

【釣果】(ヤリイカ+スルメイカ)
 KJさん 5.5+9
 HSさん 6  +1 
 SMさん 9.5+1
 魚鈴   9  +8

IRさん、ヤリイカは甘くて美味しいですよ。次回は行きましょう。

11月5日
大分
光洋丸
関サバ
関アジ

曇り後晴れ
50cm

念願の関アジ、関サバ!!??
 
福岡に来てからは、堤防、浜等での釣りは何度か経験したが、沖釣り計画は3度とも失敗(海荒れで出船せず、満杯でNG)だったが、関サバを釣りたい一身でMHさんが電話をかけやっと2人の空席を見つけ別府湾から関サバ・関アジ釣りへ。
 朝2時15分家を出発
 昨日の打合せでは、2時15分にピックアップしてもらう予定であったが、2:15に既に到着の電話。このようなこともあろうかと、魚鈴も既に2時10分には準備完了していたので、早速乗車する。運転は福岡での釣り仲間MHさん。(以前二人でアジゴ500匹を釣る)
 4時20分には現地到着
 九州道・大分道とも我々貸切のようで、スイスイと現地には4時20分に到着。約一時間も前に到着。別府丸の事務所はあるが、光洋丸の店は無い。しかし船はあった。12人乗りで今日の予定は7人から8人のハズ。取りあえず、朝食・昼食をコンビニで購入し待つ。
 5時になると別府丸にはお客や船頭が集まるが、光洋丸には誰も来ない。やや不安になり電話を掛けるが、船の前で待っていて欲しいとの事。
 船も貸切
 しばらくすると船長が到着し、「乗っていいよ、今日はお宅さんだけ、他の人は昨夜キャンセルになった。困るんだよな突然キャンセルされちゃ」とやや不機嫌。
 タックルを2組準備してきたが、魚鈴は自分のを持っていったので1組で間に合うが、「他のお客がいないのでもう一本出したら、コマセを効かせるためにも」と言ったが、2千円は大きいので一本だけにする。
その後、釣り方のレクチャーを受け5時35分出船。あたりは真っ暗。
 尚、ここの釣り方は上篭のサビキで錘は100号を使用。仕掛けは全てここで購入。しかし、お金はまだ一銭も払わず。最後に払うのかな?お金もいくらか判らず、やや不安。
 
 一路漁場へ
 一時間10分で漁場に到着。だが、他の船は一隻もいない。なんか変だな。

天気は最高!

さあ釣るぞ!

船酔い前


 6時50分釣り開始
 船長がいろいろな準備をしてくれ、魚探をみながら船長が言うには「20メートルで止めておいて」。早速仕掛けを投入するも、聞いていた水深100mで潮の流れが速く。とはほど遠い。
 MHさん体調に異変をきたす。船酔いだ。
 その後船長より、「そこ取りをして、2メートルくらい上げて」でもアタリが無い。
 船長も釣り始める。なかなかアタリが来ない。「まめにコマセを撒いて。無くなってるよ」そのうち、船長が「きた、サバか?」しかしあがって来たのは”マルアジ”。「今のマルアジは脂がのっていてマアジより美味いよ」「マルアジがいればサバもいるはずだ」だって。
 すると、魚鈴の竿もしなった。なかなかの引きだ。あがって来たのは、やはりマルアジ。その後MHさんもマルアジ一匹と魚鈴が一匹追加する。
 8時35分移動
  「食いが良う無いので、沖へ移動します」と。途中、何丸だったか太陽の炎マークのフェリーに出会う。9時15分到着。やはり周りにはどの船もいない
 「水深60メートル」しかし、あたりが来ない。既にコマセは1ブロック使用済み。すると、船長の2本の竿が次々としなる。あがってきたのは、”サバ”本命である。約40cmか?「底から2mやてみて」船長が実践で教えてくれる。しかしこちらは二人ともあたりが来ない。同じようにやっているのにナー。釣り座は二人並んで、魚鈴が右舷大トモで後ろに向かって、MHさんは左舷大トモで後ろに向かっている。コマセもそれなりに効いているはずなのに。船長は右舷前方で2本出している。
 9時45分頃、遂にアタリが来た。”サバ”だ、しかし引き上げるときに”ポチャリ”と痛恨のバラシ。幻の関サバに終わるのか?
 10時30分、ここまで船長も5〜6本。
 10時30分再移動
 船長が他の僚船と電話で連絡し、移動開始する。こんなに釣れないのでは、この船だけが空いてるハズだ。キャンセルもうなずけた。
 11時10分再開
 11時10分到着し、釣り座を大トモ後ろ向きから右舷に変更し釣り再開。棚は底立ち2m。すると、程なく船長にアタリ。その後、魚鈴にもアタリがありがあり、30センチの中型?(関東では大型)の真アジをゲット。無難に取り込み再投入すると、底立ちするやないや”ググッ”と引き込みがあり、アジのダブル。
 すると遂に”サバ”をゲットする。35センチでは普通サイズか?
 入れ食いタイムに突入か
 その後も小型のサバと大型のアジが次々と取り込み、朝の調子はどこへやら。しかし大型のサバはなかなかゲットできない。取り込み直前でのバラシが3度、大型ゲットはまだ一本のみ。
 おかしいぞ、今度のは引きが違う。リールがうなって時々止まる。その少し前には船長が同じ状況にて大型サバを釣っている。期待通りの大型のサバ。水面で暴れているので、タモでとろうとするが、サビキの別の針が引っかかってしまい、本命のサバを取り込めない。MHさんのタモで手伝ってもらいやっと取り込み成功!サイズは45cm。満足、満足!その後もアタリ続け、13時過ぎには25cmクラスのアジの4点掛け。これを最後にアタリが止まってしまった。
 MHさんは、残念ながら船酔いが酷く、時々竿を出す程度。この入れ食いタイムの半分はダウンしていた。しかし、それなりには楽しめたでしょうか?


これは35cm

クーラーに
真直ぐ入らない

 13時50分沖上がりし、港到着は15時45分
 帰りには、船長よりその場で絞めたアジ・サバの土産をもらい、ほぼクーラー満杯で帰途に着く。
 (船長は大型のサバ・アジと土産用は、別のイケスに入れていた)費用は10,000+仕掛け・エサ・氷等で+2,000円でした。MHさんは、竿(電動付き)を借用し+2,000でした。2人で26,000だが、船長自らが釣った”大サバ、大アジ”はどこかのホテル・料亭・飲食店と契約しているはずなので、客が少なくても儲かるのだろう。
 今日の釣り場を聞いたところ「四国寄り」との事であったが、豊後水道ではなかったようだ。本当の関サバ・関アジでは無いだろう。ニセブランドか?
 魚鈴は只今単身赴任中!
 さてクーラー満杯の魚を持って帰っても仕方が無いので、帰る途中で会社の人と待ち合わせをして魚をもらってもらう。魚鈴のクーラーの中、サバ1本にアジ5尾。これでも多い。(美味しく食べれる、保存の方法がわかれば、もう少し持ち帰っても良かったが・・・。)
 後記
 船長さんは非常に親切でした。
 コマセの入れ方を指導してもらいました。篭の目が粗いので、細かく砕かずに、凍ったまま網篭に入る大きさに切り、入れる事。そうすることにより、海中で溶けて少しずつエサが出る様になる。
【釣果】(サバ+アジ)
 MHさん 不明
 魚鈴   サバ:10 + アジ:20
 料理
 初めての自分によるサバ料理は、刺身・ゴマ鯖・しめ鯖で美味しく食べました。(九州でしか食べられない)

11月25日
福岡
筏釣り

五目

晴れ後曇り
50cm

  糸島半島の湾にて五目釣り
 
 過去2度のタイ五目は天候に恵まれず断念したが、今回はイカダ釣りに挑戦。福岡での会社関連の人と総勢6名にて大漁を祈る。本命はチヌ・メイタとの事であるが、釣り方も仕掛けもエサもどのようにするのかわからず、同行者から指導を受ける。
 8時に釣具屋集合
 8時過ぎには全員が釣具屋にて仕掛け・エサを準備し、裏から渡し舟にてイカダに。何せ初めての挑戦なので、本命のチヌが釣れない事を想定し、「アオムシ」「アミコマセ」も揃える。航程は約5分、イカダはカキの養殖イカダであり、こちらも美味しそう。
 一投目から
 チヌの釣りかたはエビを付けそこをダンゴで固めて釣るのだが、最初は良くわからないので、同付き3本針でカワハギやメバル、カサゴ等が釣れないかとアオムシ(アオイソメ)を付けて投入し、底に着いたか否や、竿がしなる。
 これはすごい、大きくしなり格闘の末上がってきたのは、ヒラメか?と思ったら大型のカレイ。無事に取り込み成功。肉厚で35cmのカレイをゲット。
 本命のチヌは?
 さて本命のチヌは全然習性も釣り方もわからず、他の人の見様見真似でやっているが上手くいかず、教えを請う。
 @ダンゴは、コブシ大に固く握る
 A底まで落とす
 Bダンゴが割れたときの小さなアタリを見逃さずにあわせる
 この要領で釣るが、割れたときのコツンとのアタリであわせるが、小さなアタリであわせるのか、アタリの後に大きなアタリがあたりがあるのか、固い竿では最後まで釣れなかった。チヌは竿先の柔らかい竿でないと駄目な事がわかり、深追いせずアオムシにして他の魚を狙う事にする。
 本命のチヌ・メイタは同行者4人がゲット。多い人で4〜5枚?
 

 マゴチも
 魚鈴はアオムシを付けて狙っているのが、フグに邪魔をされる中でも、カワハギ、ハゼをゲット。ハゼは泳がせつり用に確保しておくと、そのハゼを他の人が使いヒラメを狙う。アジは大きすぎて、これには食いつかなかった。
 すると、置き竿にしていた竿の鈴が「チリーン」と。「鈴鳴なったよ」と教えてあげると、「おお何かいる」と竿がしなる。あがってきたのは、ヒラメではなく42センチある大型のマゴチ。

 コマセ釣り
 もうひとつのコマセ釣りでは、アジが余り釣れないし、サヨリが寄ってくるが中々針掛かりしない。しかし粘りに粘って、アジサビキで何とかサヨリを2尾ゲットする。
 【釣果】
 カレイ    1枚
 カワハギ   3枚
 アジ     5尾
 サヨリ    2尾
 料理
 カレイは刺身。マゴチは刺身と翌日はバター焼き。サヨリは塩焼き。カワハギは鍋と、美味しく頂きました。