記事タイトル:純文学?!第4回 


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お名前: 塔間潤    URL
いつのまにか第4話が!
今回わりとサイクルが早いですね。

それにしても、シャルトさんの書く女性は、恋愛に真剣な人が多いですね〜。
しかも描写が妙にリアルっぽいから、最初はてっきりシャルトさんは女性の
方だと思っていましたよ(^^;)
さて、次回はいよいよ2人の再会ですね♪
どんな言葉を交わすのか、今から楽しみですよ(^-^)
[2000/06/21 04:59:40]

お名前: シャルト    URL
またまた書き込ませて頂きました。
今回は女性の視点と言う事ですが、どうでしょう?
それっぽさって、出ていますでしょうか?
はっきり言って今回は最初でつまづきました。
その理由は、女性は「あなた」と表現していますが、
この言葉は、相手の表情がわかっているイメージがかなり強いように思いました。
そこでかなり迷ったのですが、
一貫性がないといけないので、敢えて「あなた」と表現しました。

syuさん>
現実的な描写は、文学作品には欠かせないでしょう(ほんとうに文学作品かは置いておいて)
今回は女性の視点なので、さすがに体験はしていませんと思いますが(笑)
これからも、まだ続く予定なので、よろしくお願いいたします。

HOMEHOMEと同時進行ですか・・・・。
そうですね、今の感想は眠いです。

フローレンスの名前は、
間違えてすみませんでした。
ラフィエルですよね。今度からは気をつけます。
でも、フローレンス劇場のフローレンスは、天使という感じではないにしろ、
妖精っていうのはあっているような気がしますね。
だって、いたずらが好きだから(笑)

syuさんの作品にも期待しますね。
がんばってください。

塔間さん>
思い出の場所、再会。
うーん、多分するとは思いますが、
二人の心境はどうなのでしょうか?
忘れてる?今でも・・・・?
どちらにしろ次回で明らかになります。(引っ張る男)

文才については、昔というか、中学では誉められましたよ。
高校でも誉められましたし、でもいままで、がんばるという事してきませんでしたから、
今はがんばって、いろいろな人に見てもらおうかなと思っています。
文才は自分ではあるとは思ってないです。
もし、自分に文才があるって思ってしまったら、
そこで止まって伸びなくなってしまいそうなので・・・・。
つけたいなぁ、がんばればつくかなぁ、でいいと僕は思っています。
なんか偉そうな事かいてますが、これからも精進しますので、
よろしくお願いいたしますね。

それでは失礼いたします。
[2000/06/16 01:54:31]

お名前:     
どこまでも続く草原の中、
白い帽子の影から、あなたの姿を見る。
いつからか、私はあの人を見ていた。
あなたが私の方を振り向く。
そして、大きな声で私を呼ぶ。
私は、それにこたえようと手を振る。
あなたは、私の方へ走ってくる・・・・・。

また、この夢だ。
かつてはこの場所にいた人。
だが、今はもういない。
あなたは私をおいて、ここを去った。
もう2年も待っているのに・・・・・・。

・・・・いつまで待てば良いの?・・・・・
私は、今まで多くのお見合いをしてきた。
親の決めたお見合いだ。
私は、相手には興味を示さなかった。
そして、いつもチクリと、私の胸が痛む。
相手は良い人ばかりだから・・・・・。
大地主の息子や、貴族のせがれ、他にも偉い人達ばかり。
もし、その人達と結婚したなら、幸せな家庭を作れるのだろうか・・・・。
それが私をとてつもなく不安にさせる。
すれ違いの生活、それに耐えてきた私の母。
ここ一年、夫婦らしい会話は聞いた事が無い。
いつも父は私に、良い見合いだからと、無理やり薦める。
私の気持ちを知っているのだろうか。

私は、また今日も家を出て、外を歩く。
毎日歩いても、大きな変化は見つからない。
いや、毎日見てるから見つからないのかもしれない。
2年前とは変わりすぎているのに、
毎日のように変化を見ると、移り変わりがわからない。
昔を思い出そうとしても、はっきりとは思い出せない。
少しだけ昔、2年前の事なら少しだけ思い出せそうな気がする。
私は少しだけ休む事にした。
いつもの店のいつもの席。
いつものカフェテラスで、暇な時間を過ごす。
それは、はたから見ればうらやましいかもしれないが、
私にとっては退屈な日々のひとかけらに過ぎない。
私は日傘をしまい、白い帽子をスッと横に置く。

私はお茶を飲みながら、
少しだけ空を見る。
何が見えるわけでもない。
ただ、いつもどおりに雲が浮かんでいるだけ。
いつもどおりに・・・・・・。

確かにいつもどおりだが、なぜかその日は、
私の気持ちが違った。
いつもどおりの雲を見ていると、昔の事を思い出してしまった。
昔といっても2年前、私には忘れる事の出来ない思い出。
私は、カチャッとカップを置くと、
また少し歩く事にした。
久しぶりに、昔見たあの草原を見たかったから・・・・・。

今日は特に日差しが強かった。
日傘をさしていても、地面の照り返しが私を苦しめた。
こんな日にあの場所へ行っても何があるわけでもない。
でも、少しだけ見ておきたかったから・・・・・。
私は草原にある木陰で休む事にした。
[2000/06/16 01:34:49]

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