記事タイトル:壊れシャルト修復工事再開 


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お名前: HIDE太郎侍   
ただ今帰ったなりっ!年も明けて髪が無いのも気にならなくなったなり
今年も宜しく頼むぜよ。それにしても、シャルト殿のKIYOSHI
スペースはスゴイなりなぁ。社長さん、良い人じゃなかったなりな。
先が読めない所が面白いぜよ。でも、ここまでくると4コマの
KIYOSHIとは違う人物みたいで、どんな姿か気になるぜよ。
この主人公の姿も気になるぜよ。社長さんはハゲてそうなりな。
これから先KIYOSHIは帰ってくるなりか?
今後の展開に来たいなり。
[2000/01/05 01:36:00]

お名前: 塔間潤    URL
なんか今回はすごいボリュームですね!
それにしても…最近はすごく現実っぽい話になってますね。
これってもしかして、シャルトさんの日常が入っているとか??
今後の展開が楽しみですが、社長さん良い人じゃなかったのかー。
[2000/01/04 03:43:43]

お名前: シャルト   
こんばんわ
今宵あなたを最高のエンターテイメントにお招きしましょう。
担当はわたくしシャルトでございます。
では、ごゆっくりどうぞ。


 ガラガラガラ
わたしは、昔の会社の扉を開けた。
「あの・・・・すいません。」
会社の中は一人だけ30代ぐらいの事務の人が座っていた。
「ああ、あなたね昨日社長に電話掛けてきたのは。」
フーンと言いながらその事務の女性は、
わたしを上から下まで品定めでもするかのようにじっくりとみた。
「あの・・・・。」
わたしが困惑して彼女に何か言おうと思ったら、
「あ、いいのよ。何も言わなくて。あなたにはちゃんとした仕事があるから。」
彼女はわたしの顔を見ずに話しかけてきた。
「あなたは社長に呼ばれたのよねぇ。」
何か多くの意味が含まれているような口調で彼女は言う、
「あなたのすることは分かっているんでしょうね。」
わたしを見下すような口調で彼女はそう言う。
「え?わたしは社長から何も聞いてませんが。」
「あらそうなの?お気の毒に。」
彼女はわたしを見下すような笑いをした。
「あの、それで社長はいつお戻りになられるのですか?」
わたしは嫌な予感がしたので話を変えようと訊ねた。
「あの人?あの人はいつかしらねぇ。もうすぐかもしれないし、
まだまだかもしれないし。・・・・わからないわ。」
彼女はあっけらかんとした態度でそう言うとまた自分の机に戻っていった。

わたしは何がなんだか分からなかったが、
一人で待つことのした。
まもなく、社長が会社へと戻ってきた。
「おお、君か。待っとたぞ。」
社長は自らも営業行い日夜会社のために働いているかなり珍しい社長だ。
「あの、・・・・」
わたしがあの事務の女性の方を見ると、社長は
「ああ、あいつか?あれは儂の新しい女房だよ。」
社長はもう50にもなるのに再婚だなんて、
わたしは驚きを隠せなかった。
「あいつはやきもちやきでな、きみが呼ばれたことを妬いているんだよ。」
わたしは内心ホッとした。
「あの、それで仕事の方は・・・・。」
「女房の方から聞いとらんかね。」
「ええ、なにも。」
「あいつも困ったもんだ。女なら誰でも儂から遠ざけようとするからな。
それで仕事はな、事務の手伝いをしてもらいたいんだよ。
うちの人間は他で忙しくてな。」
事務か、特に難しい仕事でもないしわたしでもできるかなと考えていると、
「まぁ、疲れない程度にやってくれ。明日から頼んだぞ。」
その日はそれだけだった。

次の日、会社へと出社すると社長が真剣な面もちでわたしに話しかけてきた。
「いや、君を雇うと言ったのはな、口実でな実のところ・・・・
ある人間とお見合いをしてもらいたいんだ。
頼む、このお見合いに我が社の命運がかかっているんだ。
このとうり。」
社長は頭を床に着けるような勢いで、
深く土下座した。
わたしは困惑した、何か裏があるとは思っていたが、
それがお見合いだったとは。
困惑の表情を浮かべているわたしに社長は、
「いや、会ってくれるだけでもいいんだ。
無理は言わないから。なっ。」
社長に頼まれたわたしは断ることもできずに流されていた。
「日取りは、急な話だが明日だ。大丈夫かね。」
急な話にわたしは何も答えることができず、
あのアパートへと帰された

そして次の日がやってきた。
わたしは、一応いっちょうらのスーツを着て
約束の場所へと出かけた。
待ち合わせの時間より早く来たのにそこには社長がいた。
「おお、来たか。」
社長は本当にすまなさそうな顔をして、
「本当にすまないな。・・・・ところで、昨日は眠れたかな?」
何か無理にでも話をしようとしてそんな言葉が出てしまったようだ。
わたしは笑顔でそれに返事をした。

本当はさんざん悩んだ
わたしはKIYOSHIをたぶん愛してる
今は会ってないから実感が湧かないけど・・・・
でもわたしは未だあのアパートの部屋で待っていた
いつ来るのか分からない彼を・・・・
KIYOSHIわたしはどうしたらいいの・・・・
[2000/01/01 02:22:35]

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