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会話文法の特徴


 会話においては、我々はいいたい事を前もって準備することができないことがほとんどでしょう。しかし、メッセージを相手に伝えなくてはならないとき、我々は無意識のうちに、頭に浮かんだ事(意味のまとまり)をどんどんつなぎ合わせ、組み立てていく事になります

その情報を組みたてていく過程において、会話に間があいたり、言いかけた事を途中で言いなおしたり、繰り返したり、あるいは話題を持ちかけたり、変えたりする事が行なわれます。

 この事を、もう少し具体的に見ていきましょう。

内容的なものを加味して一応の目次を作ってみました
目次 ○序章   ○その1、その2(短縮化)   ○その3、その4(訂正) 
    ○その5(倒置、省略)   ○その6、その7、その8(間があく)  

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序章小さな情報(または意味)のまとまり、つまり、句や節を含まない5文型、句や節を単位として、それをどんどん情報追加していく

SAMPLE
 Takehito Mizuki. He's in a movies and is always says, ‘You make big joke-ha?'  I like him to say it.

      水木武仁。彼は映画の人で、いつも「君はジョークが上手いね」と言っているの。彼がそれを言うのが好き。
 
 小さな意味のまとまりに当たるとことを各々下線を引いてみよう。すると、

Takehito MIzuki. He's in a movies and is always says, 'You make big joke-ha?' I like him to say it.

と、5箇所にもなる。

そのために、文章の文法とは違ったいくつかの特徴が表れます。ではその事を以下に見ていきましょう。


その1短い句や節が多い
 これは人間の理解力だけでなく、喋る際のリズムや息継ぎの間隔などにも関係してくるのでしょうが、会話では、句や節が短いものが圧倒的です。そのため、andやand thenで続くものなどが多くなります

SAMPLE
 I hope he is always big, tough, and strong guy like this, and then, I hope, when he is at the strongest, I can beat him.

    やつには常にこのように大きく、タフで、そして強くあって欲しい、そして俺はやつが最も強いときに、俺はやつを倒したいんだ。

その2短縮形
 例 I am→I'm  I am not →I'm not(I ain't)  want to→wanna
   do not →don't  have not →haven't(ain't)  be going to→(be) gonna などなど


その3文頭の語を間違える
 話者は、情報を伝えていく上で、主語を先に決めていきますが、情報を組みたてていく上で、その主語では情報がきちんと伝えられないことに気がつくときがあります

SAMPLE
 I was, you know yesterday was Mother's Day and I didn't get a card or anything. David finally, David did remember it after I told him about it Saturday night.

        私…えーと、昨日は母の日でした。そして私はカードやら何やらがありませんでした。デービットはついに、デービットはそのことをやっと思い出しました、私が彼にその事を土曜日の夜に言った後にね。

上のサンプルでは、I was, you know yesterday was…の所と、David finally, David did remember it…がそれにあたります。


その4繰り返し

SAMPLE
 A: How often have you been here?
 B: This this is my first visit to Japan.

    A:ここには何回訪れたの?
    B:これ、これが私が日本に訪れた最初です(私は始めて日本に訪れました)。

SAMPLE
 W,wait a moment, please.

   しょ、少々お待ち下さい。

 上のサンプルでいう、This this is と W,weit あたるところです。このように文で書かれると、「なんで」と思うか、かなり違和感がありますね。しかし会話ではこのような事が頻繁に起こるのです。考えながら喋って、結果的にそうなることも多いですし、単にどもってしまっただけの場合も多いです。


その5倒置や省略が多用
 これは学校や予備校でも習うのでは?省略は、同じ語を何度も繰り返すとくどくなるので省略されます。会話は、話題を変えたり、理解を間違えて頓珍漢な受け答えをしない限りは、原則、ある特定の内容について話されますので、その都度同じ単語を繰り返していたら当然くどいですよね。当然、会話では主語の省略もよく出てきます。一番簡単な例を挙げると

SAMPLE
 All right.

 です。これは、前に文脈があって、本当は It's all right. あるいは That’t all right. などですね。

SAMPLE
 A: Please turn off the lights when you leave.
 B: Yes, promise I'll.

    A:出て行くとき、電気消していってくださいね。
       B:わかった。約束するよ。

 上の例では、Bは省略しなければ、Yes, I promise I'll turn them off.となるのです。

SAMPLE
 Time to go to work a scheme.
 
   計画を実行する時間だ(実行してみてはどうなの)

 これは、慣用表現の、It’s (high) time〜「〜する時間だ」の省略版です。←会話で頻出。
論理関係のしっかりした評論文ばかり読んでいて、主語を見つけないと気が済まなくなっている人は主語の省略を見破るのに案外苦労するかも・・・。
 倒置も、会話は頭に浮かんできたことを先に言うから、当然頻出するわけです。例を挙げよう。

SAMPLE
 Delicious, it is.

   うまいんだな、これが。

SAMPLE  
 Hey! The man we've been waiting for, Kenji! (Clap Clap Clap)
 
      よ!まってました。健治!〈パチパチパチ〉

 上の例の日本語は昔のビールのCMのキャッチフレーズです(^^)。Delicious(C) it(S) is(V)です。下のサンプルは、The man(O) we(S)'ve been waiting for(V)です。いずれにしても、倒置や省略は多用されるので、早くなれることが大事です。


その6少し間があく
 下のサンプルでは−の所がそうです。考えながら(または思い出しながら)答えているので、間が開くわけです。

SAMPLE
 A: What kind of food will you serve?
 B: Well, lots of cheese and - chicken−oysters−a-nd-cookies, of course.
    
     A:なにをおだしするの?
     B:そうだねえ、チーズをたくさんと、お肉と、かきと、そんでもって、もちろんクッキー。


その7単語を伸ばして間を取る

SAMPLE
 I wonder if… he can get home by himself. He is all drunk like that.
        
      一人で帰れるのかなあ…あんな酔ってるよ。

 ここではif…を伸ばして発音しているとします。ためらいを表したり、場合場合によって色々なようほうが考えれられるでしょう。

SAMPLE
 A: I wish you could speak French as well as Kazuharu.
 B: I'll be able to, if, nmm・・・ I study very・・hard・・・.

     A:和治くらいフランス語が喋れるといいんだけどね。
     B:できるよ。まあ・・・もし、真剣に勉強をすれば、の話しだけど・・・ね。

その8fillers
 このテーマは別章で扱います。
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FOR FURTHER STUDY
 このページは、あくまで英語の会話文法の特徴です。それも、中学生や高校生が学べる程度の内容にしてあります。(中学生には少し難しいかもしてませんが出来る範囲で読んで、分かる所だけでいいので吸収してください)つまり、学校文法で足りないと自分で勝手に思っている所を補っているページです。したがって、英会話の特有の特徴の一握りを網羅しているに過ぎません。

 他にも、音声的な特徴や、呼称の特徴、強調表現、親族の呼び方、親しい人と喋るときと、そうではない人と喋るときとの論理の飛躍の違い、卑語、方言、談話戦略など、様々な特徴があります。もちろん、このページの内容も、もっともっと深く研究できるものです。

 また、あくまで学校文法の補足をしているページですが、学校文法が役に立たない立場に立っている訳ではなく、むしろ、役に立つのでもっと応用できるようにという気持ちを込めてのページであることを強調しておきます。