関係詞は先行詞の情報追加

ここでは関係詞の基礎を今までとは違う(と思う)アプローチで見なおそう
関係詞が出てきたときに必ず後置修飾と考えてしまう人、必読!です。



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 まずは中学校で始めて関係代名詞を習ったときにアプローチされたであろう方法をここに再現します。

  She is a person.  She is in this room.
         ↓
  She is a person (who is in this room).
      先行詞←形容詞節で先行詞を修飾

 多分こんな感じの例文が出てきたと思うんですが。実はここに全ての基本が入っているのです。
その後すぐに、先行詞が「…」だと関係詞は「〜」がくると言う勉強ばかりしてきたと思うので、あまり関係詞を使った
文の便利さがわかっていない様ですが…で、その全ての基本とはなんなのでしょうか。見てみよう。
 まずShe is a person.と言って、「彼女はひとである」といっていますよね。その後にShe is in this room.
「彼女はこの部屋にいます」となって、前文のa person の説明、つまり情報を追加しています。
これを一つの文にしたのが She is a person who is in this room. なのです。つまり、who is in this room は
先行詞のa person の情報を追加しているのです。

  I have a friend.  His father is a policeman.

 これも「私は友達がいます」「彼の父親は警察です」となり、後の文は、前文のa friend の情報の追加ですね。
関係詞を使って1つの文にすると

  I have a friend whose father is a policeman.

 となるわけで、関係詞節は先行詞 a friend の情報を追加しているのです。一応図解すると、

  I have a friend (whose father is a policeman).
      先行詞 ←先行詞の情報追加

 となるわけですね。

このように関係詞を使うことによって、2文を容易に1つの文にして、先行詞の情報を追加できるのです

 もう少し例をみよう。

  This is the town where my family live.

 これは、This is the town. My family live there. を一つの文にして、the town の情報を追加しています。

  I'll give this book to whoever wants it.

 これは複合関係詞ですね。whoever は anyone who と同じなので、

 = I'll give this book to anyone who wants it. 

 となるので、I'll give this book to anyone. と They want it. の2つの文を一つにして anyone の情報追加
していると考えればいいのです。
 
 さて、関係詞を使うを容易に長い文が作れるので、日本語に訳して理解するのに面倒だと思う人も多いと思うが、
そういう人は関係詞節を見ると必ず形容詞節(つまり後置修飾)に訳してしまうからだと思います。しかし、
関係詞が使ってある文は分解できる(つまり、関係詞の文を作るプロセスの逆をやればいい)ので、理解するときは
文を分解して考えてみよう。そうすれば内容の発信された順序で理解できるので理解するスピードも上がります
(これは全ての後置修飾にあたります。)
 
  John has a pen which Father bought for him.

 これは、John has a pen. Father bought it for him.
とわけて考え、理解するときは「ジョンはペンを持っています。(そしてそれは)父が彼に買ったものです」
とすれば、いいということです。

  Scientific achievements of which we can be proud now place in the hands of our generation
the power to destroy the whole of mankind.

 これは、
Scientific achievements now place in the hands of our generation the power to destroy the whole of mankind.
(placeが動詞でthe powerが目的語)と
we can be proud of scientific achievements. の2つに分けられますね。
 ですのでこれも、「科学の達成、それは我々が誇れるもの、は今や、我々の世代の手に、力を置いた、(それは)
全人類を滅しかねない」とすれば、情報が与えられたとおりに理解できるわけです。綺麗な日本語に直したいなら、
その後に「我々が誇りうるような科学の達成は今や、我々の世代の手に、全人類を滅ぼしかねない力を委ねた」
とすればいいのです。

おわり