【第43話】

『お舟さん!ついに主役になる?!』

「あら!イヤだよぉ〜わたしが主役なんて・・・。(実は嬉しい)」
マスオ「いいですね〜。僕も主役になたいよ」
サザエ「母さんの主役記念ということでみんなでお寿司でも食べにいきましょうよ!(ジュルリ)」
カツオ「賛成!!」
「じゃあ、全部お父さん持ちねvv」
海平「わっ・・・・わかったぞ!どんとこいっ!」
マスオ「実は僕の上司が脱サラして寿司屋をやってるんですよ。そこなら安くしてくれると思いますよ!渋谷に店があるんですけどそこにしませんか?」
タラちゃん「じゃあそこにするですぅ!!」
タマ「シャーーーーッッ!!!(怒)」
タラちゃん「タマー・・どうしたですかぁ?」
三河屋サブロウ「ちわー、三河屋でーす。」
サザエ「あらサブちゃん!サブちゃんもyかったらお寿司食べにいかない?」
三河屋サブロウ「いいんですか??」
波平「ばかもん!!サザエ!!サブロウさんは仕事中だぞ!!それにこういうことは一家水入らずでやるもんだ!!」
ト書き「色々あったが一家は水入らずで渋谷にたどり着いた。」
マスオ「あそこのビルの二階にある店が僕の元上司の店ですよ!」
伊佐坂先生「おや、磯野さん。こんなところで奇遇ですなぁ。そちらもここの寿司を?」
「あら伊佐坂先生!今日は私の主役記念ということでお寿司をいただきにきたんですよ。」
伊佐坂先生「そうですか、それはめでたいですなあ。」
タラちゃん「ぼく早くたべたいです〜」
波平「まあとにかく店に入ろう。いつまでも立ち話もなんだし。」
効果音「【女将】いらっしゃいませ〜。あっ、先生に磯野さん!」
マスオ「これはこれは、女将さんじゃないですか」
伊佐坂先生「実は私がこの店に就職するように口利きをしてあげたんですよ。どうも女将さんにはアシスタントは向かないみたいだったし。」
波平「まっ、うまい寿司を食わせてくれるんならなんでもいいわい。おい店主!ひらめを握ってくれ!」
ワカメ「おいし〜い!」
サザエ「お寿司を食べ終わったら次は何をすればいいかしら?主役記念って一体何をすればいいのかしら?」
「そうねぇ・・・旅行もあちこち行ってるし・・・美味しいものもほとんど食べ尽くしたって感じだし。」
ワカメ「せっかく渋谷にきたんだし109で母さんの服を買うのはどう?」
カツオ「え〜っ!?109で母さんの服を!?」
ワカメ「イメチェンよっ!」
伊佐坂先生「すごいイメチェンになりそうですな…」
ト書き「そして一行は109へ着いた」
ワカメ「お母さんどんなに変身するかしらぁ^^わくわく」
カツオ「母さんのイメチェンしたとこはやくみたいなぁ。」
サザエ「おまたせーーー。」
カツオ「姉さんを待ってるわけじゃないよ!母さんの服が見たいんだよ!」
サザエ「そ、そうだったわね!それにしても母さんいつまで着替えてるのかしら?」
「何かごてごてしてて動きにくいよ〜サザエ〜〜!!」
波平「か、母さん!なんちゅう格好だ…あゆ?」
カツオ「もう少し年相応の服を着たほうがいいよ、母さん!」
「それならいつもどうりでいいでしょ。」
サザエ「母さんはスタイルいいから、叶姉妹みたいのはどう?」
「あら、叶姉妹みたいだなんて嬉しいこと言ってくれるわね〜〜vv」
カツオ「(小声で)母さんと姉さんは絶対に叶姉妹なんかにはなれないな・・・。クスッ」
波平「(小声で)確かにサザエに限って言えば無理かもしれないが、母さんはなれると思うぞvv」
スズコちゃん「ワカメちゃん!大変よ!今、109に叶姉妹が来てるんですって!見に行きましょうよ!」
ワカメ「えぇ!!いくいく!!そういえばお兄ちゃんもファンだったじゃない。一緒に見に行きましょ!!」
効果音「【妹】私たちなら、ここにいるわ…。ね、お姉さま」
マスオ「はわわわ…本物の叶姉妹だ…」
効果音「【姉】たまには109にくるのも悪くないわね。でもそろそろ映画の試写会の時間ね。急ぎましょう。」
波平「やはり本物は違うな…」
サザエ「でも母さんだって着こなし次第では叶姉妹みたいになれるわよ!」
波平「確かにサザエは無理だが母さんはいけると思うぞ!!」
マスオ「声がでかいですよ義父さん・・・」
「おとうさん、その言葉は本気と受け取ってよろしいんですね?…私、今日から大胆なイメチェンをするわっ!やっぱり主役は派手にきめないとね!」
ワカメ「そうよ!主役になったんだから派手に行きましょう!!」
カツオ「よくいる派手なおばさんみたいにならないようにね。」
効果音「【サッチー】誰よ、私の文句言ってるのは!」
サザエ「あっ!あのh」
効果音「【サッチー】何!サインでも欲しいの!?」
カツオ「(違うとはいえない・・・)あ・・・はい!」
効果音「【サッチー】人にサインを頼む態度じゃないわね!バカにしないでよ!忙しいからもういくわよ!」
波平「……109というところは色々な人がくるんだな。ところでかあさん、買う服はきまったか?」
「えぇ、きまったわ!さっきの宣言どおり派手な服を買いましたよ!少しはイメチェンできたかしら?」
マスオ「す、すごい、お母さんが一気に30歳も若返ったみたいだ!!(マジで)」
波平「よしよし、腹ごしらえもしたし、かあさんも主役にふさわしい服を着た。次は何をしたものかな?なんせ記念すべき初主役だからな。」
タラちゃん「次はカラオケなんてどうですかぁ?」
ワカメ「わー!!行きたい!」
三河屋サブロウ「カラオケに行かれるんでしたらこの辺で安いとこ知ってますよ?」
サザエ「あらま〜サブちゃん気がきくじゃない!連れてって!勿論おごりね(爆)」
波平「サブちゃん、よくここを嗅ぎつけたな!もう仕事は終わったのかい?」
三河屋サブロウ「一応終わりました〜あとサザエさんにわたすだけでしたからね〜」
タマ「ニャーン(終わってないよ)」
カツオ「でも、せっかくの主役記念なのにカラオケとは地味なかんじだね。」
波平「カツオはかあさんの歌唱力を知らないからそんなことをいうんだ。いっておくが、かあさんは滅茶苦茶歌うまいぞ!美空ひばり級だな!」
「さ〜!!歌うわよ〜!!」
波平「うむ!早くカラオケボックスに向かおう!かあさんは今ゴージャスな衣装を着てることだし本当の歌手みたいだな!」
ワカメ「芸能界にスカウトされちゃったりして!?ここは渋谷だし。」
タラちゃん「そうかもです。」
サザエ「あらま!そしたら私も有名人ね!!!」
カツオ「でも案外スカウトされたのはお母さんだけだったりして。」
ワカメ「お母さんはスカウトされる確率大ね! なんでお母さんの話をしてるのに姉さんが反応するのよ!」
サザエ「では一曲うたいます!」
カツオ「人の話聞いてねぇしぃ・・・。」
波平「ばかもん!!サザエ!!109の中で大声で歌うやつがおるか!!カラオケボックスについてから歌わんか!!」
ト書き「一向は近くにあったカラオケボックスに向かった。」
波平「カラオケなんて会社の忘年会以来だなぁ。なんだか緊張するわい。」
ワカメ「あっ。お父さんが歌う番よ。」
波平「じゃあまずわしがかあさんの前座として先陣をきらせてもらうかな!ワカメ!globeのFACEをかけてくれ!(古っ!)」
ワカメ「父さんったらカラオケボックスのリモコンの使い方がわからないからって私に頼むんだから…はい、globeのFACEいれたわよ!」
「次は私が歌いますからね!まずは石川さゆりの歌にしようかしら。 」
サザエ「もっと派手なのにしましょうよ〜〜!!」
ワカメ「派手なのがいいー」
カツオ「じゃあモー娘。で決まりでしょ!」
マスオ「おいおい、おかあさんが主役なんだから、おかあさんに選曲させてあげればいいじゃないか。」
サザエ「でもそれじゃあ地味になっちゃうから私達が決めてあげてるのよ〜」
マスオ「でも…おかあさんはモーニング娘。なんて歌えるんですか?」
「知ってはいるけど歌える自信はないわねぇ…でも思い切ってチャレンジするべきかしら?」
ワカメ「ついでにモー娘。のコスプレもしてみて、衣装はちゃんと持ってきてるからvv」
サザエ「ワカメ!そんなものが買えるようなお小遣いはあげてないわよ!どうしたのよ、それ!?」
ワカメ「じんろくさんにもらったのよ。あの人マニアだし」
サザエ「そんな人と付き合っちゃだめよ!」
甚六「そんな人で悪かったですね〜〜(怨)」
「しょうがないわね。マネしましょ。・・・モームス。の辻でーす。ヨロピクゥ!!」
波平「うぉぉっ、母さんすっごくいけてるぞ!!サザエの何百倍も可愛いぞvv(マジで)」
ワカメ「父さん!globeのFACEが既にかかってるわよ!母さんに見とれてないで歌いなさいよ!」
波平「鏡に映った〜あなたと2人〜情けないよで〜たくましくもある〜」
サザエ「ねえねえワカメ、ほかにもコスチュームない?あたしもやりたぁ〜い!!」
波平「歌い終わったぞ!次はかあさんの番だ!早く曲をいれなさい!」
「そうねえ・・・何がいいかしら・・・(演歌位しか解らないわ・・・どうしましょ)」
波平「無難なところでサザエさんの歌なんてどうだ?」
「それもそうね・・・じゃあ日曜版サザエさんのエンディングよ!!」
カツオ「ところでカラオケボックスの代金は誰が支払うの?」
「私が払いますよ〜。」
サザエ「あら駄目よ。今回は母さんが主役なんだから。お金のことは気にせず楽しんでよ!!」
「あらありがとうvvそれじゃ、海平さんに払っていただこうかしら・・・ね(海平を見て)。」
波平「かあさん!海平兄さんなんていない!わしゃ波平じゃ!」
ワカメ「じゃあ、お父さんカラオケ代よろしくね!!じゃあ、、私、ピザ頼んじゃお!!」
波平「そこまで払うとはいっとらんぞ!」
マスオ「まあまあ、いいじゃないですか。せっかくの初主役記念ですし!それよりも早くサザエさんの歌をみんなで熱唱しましょう!」
ワカメ「そうね!さっそく曲をかけるわ!」
「それでは歌いま〜すvvお魚加えたドラ猫〜〜追っかけて♪(ノリノリで)」
カツオ「す、すごい!母さんがこんなに歌がうまかったなんて!本当にオーディションでも受けてみたら?」
「あらやだ!そんなにうまいかしら?」
波平「そうじゃぞ!!母さんの歌声はサザエの何百いや何万倍もうまいぞ!!」
「うふふ…ありがとっ!カツオのいうとおり本当にオーディション受けてプロ目指そうかしら!?」
サザエ「じゃあ、早速ハロプロへれっつらゴーよvv」
「いやよ。やっぱ演歌歌いましょ。・・・私の人生〜♪山あり〜谷あり〜♪・・・ひっくひっく。この曲歌うと、お父さんが浮気した事思い出すわ・・・。」
カツオ「お父さんって浮気してたのかあ・・・」
マスオ「演歌がいいならテイチクレコードにいってみたらどうです?演歌歌手が多数所属してるはずですけど。」
サザエ「でもよく考えると母さんの歌声って素人のど自慢の粋をでてないと思うんだけど…」
カツオ「そんな、水を差すようなことを・・・。」
ワカメ「そうよ!だめもとでやってみればいいのよ!あわよくば「孫」が大ヒットした大泉逸郎みたいになれるかも!?そして印税ガッポリ!」
波平「ワカメ!!お父さんはお前をそんながめつい考えをするような娘に育てた覚えは無いぞ!!(泣)」
タラちゃん「わーんです」
ワカメ「わーん(泣)」
マスオ「おとうさん!ワカメちゃんはおかあさんが歌手になるのが楽しみでしかたないだけですよ!印税なんて2次的なものじゃないですか。」
ワカメ「そうよそうよ!(といっても実は免税が1番重要)」
波平「ワカメ、父さんが悪かった…実はわしも母さんがデビューしたらいいのになぁと前々から思ってたんだ!」
カツオ「本当?」
波平「本当だとも、わしゃ母さんがモー娘。顔負けの歌声とルックスで超可愛いアイドルのステージ衣装を着てコンサートを開いて欲しいんじゃ!!それがわしの人生最大の夢なんじゃよvv」
サザエ「さ、さすがに超可愛いアイドルのステージ衣装はまずいんじゃないかしら…年齢の問題もあるし…」
タラちゃん「じゃあ、あの着物なんてどうですか??」
サザエ「そうね、着物ならまあ…って何でカラオケボックスの中に着物があるのよ!」
マスオ「タラちゃん、嘘はいけないよ。でも着物を着てデビューするなら僕はいいと思いますね。」
「マスオさんったら!そんなによいしょされると本当にデビューしたくなってきたわね。」
サザエ「いいんじゃないかしら?」
ワカメ「そうよ、そうよ!!母さんならすぐデビューできるわよ!!」
タラちゃん「おばあちゃん、かっこいいですぅ〜」
海平「(小声で)ちょっとは自分のトシも考えてほしいよなぁ〜・・・。」
カツオ「その年でモー娘。」
タラちゃん「ちょっと無理があるですぅ。」
ワカメ「たしかに無理ね。」
サザエ「じゃあ着物&演歌路線ならいいの?」
カツオ「姉さんは普通の服がお似合いだよ♪」
波平「ばかもん!!カツオ!!話をよく聞きなさい!!今はかあさんの服装の話をしとるんだ!!」
カツオ「は〜〜い・・・」
「実際の話、みんなは私が芸能活動を始めるとしたら反対なの?」
波平「わしゃ大賛成じゃvv」
サザエ「私も賛成だけど問題は母さんの実力でデビューできるかよね。」
ワカメ「それは大丈夫よvvお母さんの歌唱力はお姉ちゃんよりもすっごく上回っているんだもん。」
「でも、私ひとりじゃ何だか心細いわ。お軽ちゃんも誘っていいかしら?」
お軽「お舟ちゃん、そういうことならOKよvv2人でアイドルデュオ組んでデビューしましょvv」
効果音「【カラオケ店店員】そろそろお時間です〜!延長されますか?」
サザエ「歌わないのにここにいるのは不毛ね。家に戻っておかあさんのデビューについての相談をしましょう。」
カツオ「それもそうだね、帰ろ帰ろ。」
ト書き「〜30分後〜」
サザエ「さあこれから第32回磯野家家族会議を始めるわよ〜〜!議題は「お母さんの歌手デビューについて」!」
波平「みんな、これは家族単位の問題だ。遠慮せず活発な意見を出してくれぃ!!」
カツオ「ではさっそく…そもそも母さんは本当にデビューしたいの?それと実力はあるの?」
「実力は・・・どうでしょうねえ?デビューはしたいでsけど」
ワカメ「それならとにかくオーディションとかを受けまくるべきね!誰かそのへんのことに詳しい人っていないの?」
ウキエ「その辺については私が一番良く知っているわよvv」
カツオ「ウキエさん!・・・まさかオーディション受けたことあるの??」
波平「とにかくデビューへのノウハウを詳しく教えてくれ!」
海平「波ちゃん結構熱くなってきてるなぁ・・・。」
波平「当たり前じゃ!」
「ウキエさん、どうか教えてくださいな!この際歌手じゃなくて女優やタレントとしてのデビューでも結構よ!演技やトークだってこなす自信はあるのよ!とにかく芸能活動をしてみたいの!」
ウキエ「わっかりました!!この私がお舟さんのために一肌脱いで上げましょう!!」
マスオ「頼もしいなぁ!でも具体的にどうやって?」
ウキエ「まずは、写真選考ね。私の知り合いにCGやってる人がいるからその人に頼んで修正を・・・。」
「(不安げに)私のどういうところに修正を施すののかしら?」
カツオ「顔のしわをどうにかしたら?」
「まあ失礼ね!!(怒)」
波平「カツオ!口が過ぎるぞ!!」
ウキエ「修正って言っても本人とわかるくらいですよ。今じゃ、就職試験の履歴書でもそれぐらいやりますから。」
マスオ「オーディションとかって若い人が受けるイメージが強いけど年輩の人が受けてもいいものなんですか?素朴な疑問なんですが。」
サザエ「あら、大丈夫なんじゃないの?」
カツオ「ひょっとしてシルバー部門のオーディションとかがあったりして?」
タラちゃん「そんなのあるの?」
ワカメ「実は、私、甚六さんと、つき合ってるの。」
カツオ「ワカメ、いきなり何いってるんだ。」
ワカメ「冗談よ。でもそれが私の夢なの♪」
波平「今はワカメの夢よりかあさんの夢をかなえるのが先決じゃ!」
ワカメ「お父さんひどい!!おとうさんなんか、大嫌い!!!!!!!!!」
カツオ「そんな大げさな…」
タラちゃん「僕は、そっちの方が大事だと思うです。」
ワカメ「タラちゃん!ありがとう。タラちゃん!大好き!」
マスオ「タラちゃん、ワカメちゃん!気持ちはわからないでもないけど今回は『お舟さん!ついに主役になる?!』なんだ!そのへんのことも考えてくれ! 」
ウキエ「あのぉ〜…皆さん、私の話を聞いてくださ〜い。」
「私はさっきから真剣に聞いてますよ!ワカメ達!少し静かにしなさい!」
ウキエ「とりあえず受けてみることですよ。探せば結構オーディションってありますし。とにかく履歴書を書いてください。あと写真も必要ですから。」
サザエ「母さん頑張って!」
「写真ですか〜。お化粧しないとね!サザエ手伝ってちょうだい!」
ワカメ「お母さん!頑張って芸能人の仲間入りを果たしてね!」
カツオ「カメラは使い捨てでいいの?」
ワカメ「ちゃんとしたフォトスタジオで撮ったほうがいいような気が?」
サザエ「でもお金がかかるから、いいわよ家にあるカメラで!!」
カツオ「それなら腕のいいカメラマンを探さないとね。」
マスオ「そういうことなら穴子君を連れてくるよ!彼は学生時代に写真部だったらしいから!腕前もかなりのものだよ!」
穴子「おう!任せてくれよ!!」
「あら、穴子さんいらっしゃい。今、お茶いれますからね。」
穴子「いやぁ、お構いなく。しかし、たまたまフグタ君の家を通ったら僕の話をしてるから驚いたよ!しかもちょうどいいことに今カメラも持ってるよ!」
イクラ「ちゃ〜ぁ。ちゃ〜ぁ。はぁ〜い。」
カツオ「とにかくさっさと履歴書を書いて写真撮って芸能プロに送ろうよ!」
ト書き「舟はとりあえず書類一式を芸能プロに送った。淡い期待をこめて…」
「やったわ!合格通知がきたわ!来週面接ですって!どうしましょう!?」
カツオ「かぁさん、せっかくだから行ってみなよ!」
「それもそうね、じゃあなに着ていこうかしら〜〜vv」
サザエ「まさか本当に書類審査に通るとはね…」
ワカメ「やだ姉さん妬いてんの??」
サザエ「ま・・まさか、そんなことあるわけ・・・(内緒で私も書類出したのに、落ちたなんて言えないわ!)」
「こんなのどうかしら?(ピンクのフリルたっぷりのドレス)」
ワカメ「それはちょっと派手じゃない?」
「にゃ〜(趣味悪ッ!!)」
サザエ「ちょっと、母さん、猫のまねしないでよ。」
マスオ「面接に合格すれば、おかあさんは芸能界入りですかぁ…」
ウキエ「でも芸能界には恐ろしい魔物が住んでいるから、くれぐれも気をつけてください。」
サザエ「魔物??何よそれ?」
ワカメ「でもウキエさんってすご〜く物知りなのね!かあさん年寄りだから少しは勉強しなさいよ?」
タマ「にゃ〜お〜。(足元に擦り寄る)」
「わかってるわよ、そんな事!!この私にかなう者なんていやしないわ!!(強気で)」
波平「でも芸能界じゃ、仕事を貰う為にプロデューサーに抱かれるとか・・・いかんいかん!やっぱりダメじゃ母さん!!」
カツオ「母さんなら大丈夫さ!なんせ僕の母親だからね!己の実力のみで芸能界のドンに上り詰められるに違いないよ!」
サザエ「あらやだ、私は元から芸能人じゃない〜。」
カツオ「違うよ!姉さんじゃなく母さんにいってんだよ!あんたは俺の姉だろ!何回間違えば気がすむんだ?」
サザエ「あらま!カツオ!!姉さんにむかってその言葉づかいは何!?」
カツオ「悪かったよ姉さん…でも間違いを少しは減らしてよ!」
ワカメ「そうよ。姉さんが芸能界にはいれるわけないじゃない。」
「まあまあみんな落ち着いて!それよりも私の相手をしてちょうだい!」
波平「・・・ああ、母さんが・・わしの母さんが、遠く感じる(涙)」
マスオ「おかあさんは芸能人になってもおかあさんですよ!変わりませんって!」
波平「本当か?本当に本当か?なぁ母さん!(ちょっと壊れ気味)」
穴子「フグタ君のお義母さんが書類選考に通ったというから遊びにきたよ!やっぱり僕が撮ってあげた写真が効いたみたいですね!」
タラちゃん「芸能界こわいデスー」
マスオ「おぉ穴子君、いらっしゃい!穴子君もお義母さんを応援してくれよな!」
穴子「もちろんさ!しかし来週に面接ですかぁ!よくわからないけどデビューは決まったようなものなんじゃないかな?」
タラちゃん「デビューってなんですか?」
サザエ「デビューって言うのはね・・・、どんな意味なんだろう?誰か知ってる人いる?」
マスオ「デビューっていうのは芸能界やスポーツ界や社交界、また、文壇や画壇などに初めて登場することをいうんだよ。」
タラちゃん「パパ物知りです〜!」
カツオ「結構ミーハ−な方?マスオ兄さんって」
ワカメ「そうよねぇ。マスオ兄さんマニアなんじゃない?」
マスオ「別にマニアとかそういうことではないよ。ただ僕は自分の知ってることを教えただけさ。」
サザエ「そうよ?全くワカメはマニアなんて言葉どこから覚えたのよ!」
ワカメ「堀川君からよvv」
タラちゃん「堀川くんはアイドルおたくですぅ〜!リカちゃんが言ってたですぅ。」
波平「くだらん話はそのくらいにしなさい!」
ト書き「そして面接当日…」
「もうそろそろ行こうかしらね。場所は池袋駅から徒歩3分のビルでいいのよね?」
タラちゃん「あっ、向こうから誰かが来たです〜〜。」
ワカメ「母さん!!ファイト」
タラちゃん「ファイトですぅ」
サザエ「私がビルの前までついていってあげる!そのほうが母さんもリラックスできるでしょ?」
マスオ「サザエ〜、あわよくば自分もスカウトされないかな〜とか考えてるんじゃ・・・。」
波平「身の程知らずもいいところじゃな、サザエ。」
サザエ「や・・やーねー、そんなんじゃないわよ!ただ芸能人の誰かに会えるんじゃないかなーって・・・。」
タラちゃん「そうですね。」
ト書き「19分後...」
ワカメ「お母さんおなか空いたよ〜〜、ご飯まだ?」
サザエ「まだ面接中なのよ!でもホントお腹空いたわねぇ・・・じゃあ私達だけで食べに行きましょうか。」
「サザエ〜!終わったよ!合格ですって!即決だったわ!シンガーソングライターとしてデビューできるそうよ!やっぱり審査員の目の前でギターを弾いたのとデモテープが効いたみたい!」
タラちゃん「やったですー!」
マスオ「それで、デビュー曲はなんていうんですか?」
「『戦火の下でのときめき』(#−−#)。ふふふっ。お父さんとの思い出を歌にしてもらったのよ。」
サザエ「え〜!もうデビュー曲まで決まってるの!?どういうことなのかしら?」
波平「やっぱり、母さんの魅力に全員がめろめろになったということかvv」
カツオ「発売はいつなの?」
「元旦に発売ですって!」
マスオ「うまくのせられたような気がするなぁ・・・。」
カツオ「とにかく家に帰ってお母さんの合格祝いをしようよvv」
タラちゃん「わ〜い!お祝いです〜!」
ト書き「10分後」
「こんな高級レストランで合格祝いをしてくださるなんて…すごく嬉しいわ!」
海平「ところでお代は誰が払うのかな?(恐る恐ると)」
マスオ「僕が払いますよ!」
カツオ「マスオ兄さん太っ腹!かっこいいよ!」
サザエ「どうでもいいけど早く注文しましょうよ!(ジュルリ) 私は舌平目のムニエルを!」
マスオ「そんなに高いものかい!?」
ワカメ「お姉ちゃんがそんな高いものたのんでどおするの?」
サザエ「めったに食えないんだからこういうときに食っとくのよ!さあ、たらちゃんは何にしようか?」
タラちゃん「僕はキムチ北京ダック10皿はいけるです〜」
「ワインはロマネコンティーにしましょう。なんせ私の合格祝いですもの!」
マスオ「ひぇ〜!!僕の貯金が一気に吹っ飛ぶよ!!…口は災いの元だな…」
カツオ「マスオ兄さん、ファイト!」
ト書き「一家はマスオの金で豪華ディナーをたらふく食べた。」
タラちゃん「ふ〜食った食った、ですぅ」
「私も久しぶりに食べたわ〜・・・。請求・・・45万・・・。マスオさんよろしくね〜」
マスオ「・・・みんな、みんなそろって・・・。僕に金はらえって・・。ひ、ひどいや!こんな人達、家族でもなんでもない!!(マスオ、走ってレストランを出る)」
サザエ「もぅ!情けないわねー!でもどっか行っちゃったし。。。よし、カツオがお金払いなさいね〜」
波平「ばかもん!!サザエ!!カツオが払えるわけなかろう!!とりあえずこの場はわしがカードで払っておく…(泣)」
タラちゃん「うっぷ、食いすぎて気持ち悪いです〜・・・、うう、うげ、うげらぼげぎゃ〜。(タラちゃん、床にゲ○を吐く)」
サザエ「タ、タラちゃんこんなところで吐いちゃいけないでしょ!!」
マスオ「あ〜もう、タラちゃん…なにもこんなところで… おとうさん、支払いのほうを先に済ませちゃってください。」
波平「なにを言ってるんだ!支払いは君だろうが!!」
マスオ「え〜!おとうさんがカードで払ってくれるといったのが聞こえたから慌てて戻ってきたのに!じゃあ割り勘ということで!」
「お父さんとマスオさんに払わせるのはかわいそうだから、全額海平さんに払っていただきましょうvvねっ!!(海平を見て)」
波平「いや…しかたない、わしとマスオ君で割り勘にしよう。そうと決まったらさっさと払って帰ろう。」
ト書き「波平とマスオは泣く泣く金を払った。そして一家は家路に着いた。」
「ふ〜!やっぱり我が家が一番!さてと、寝る前に歌の練習でもしようかしらね。レコーディングの時にダメだしされたら困るからね。」
サザエ「私も手伝うわ☆」
カツオ「姉さんの歌ったってしょうがないだろ!しかも寝る前に姉さんの歌声聞いたら寝れなくなっちゃうよ。」
マスオ「なんにせよデビュー曲の『戦火の下でのときめき』が大ヒットするといいですね!」
「そうね!その為にはうんと練習してうまくならないとね!なんせ明日池袋でレコーディングだし!」
カツオ「えっ!明日なの!?いくらなんでも急すぎない?」
ワカメ「そうねぇ。急といえば急よねぇ。」
サザエ「まあ細かいことはいいじゃない!デビューできるんだし!売れて印税がガッポリはいってくるといいわね〜!」
海平「印税かぁ〜〜、わしらにはどのくらい入るんだろうなぁ、波ちゃんvv」
波平「海ちゃん、わしらには印税はいらんよ!儲かるのはかあさんだけじゃ。」
カオリちゃん「こんにちは!!」
カツオ「あっ、カオリちゃん、いらっしゃい!今日はどうしたの?」
カオリちゃん「聞いたわよ!舟さんがデビューするんだって?ねえ、カツオ君〜。もし舟さんが儲かったらお金ちょうだい〜。(カオリちゃん、カツオにウィンク)」
カツオ「う、うん。もちろんだよ。全部あげちゃうよ〜・・・」
「こら!カツオ!そのお金は私のものですよ!」
波平「そうじゃ!金は自分の力で稼いでこそ意味がある!それなのに人にたかるとは…あぁ嘆かわしい!!」
カオリちゃん「ほんの冗談でいっただけですよ!本当はただ応援にきただけですってば!きたばかりでなんですけどもう夜の9時ですし帰りますね。」
サザエ「突然たずねてきてすぐに帰ったわね…母さん!あんまり練習してのどの調子が悪くなるといけないからもうそのへんで寝たら?」
「いやよ!!」
海平「舟ちゃんは練習の虫だからなぁ〜〜。」
カツオ「それに比べてねえさんは・・・」
サザエ「何かいった?」
カツオ「いっちゃ割る井?」
サザエ「悪い!!(きっぱり)」
波平「もう午前2時だ。いい加減にみんな寝よう!母さんも明日のレコーディングに備えなさい!集合は午前11時じゃろ!」
「ZZZzzz。。。(もうすでに寝ていた)」
ト書き「そして朝になった。」
効果音「コッケコッコ〜。」
「(大声で)さあ、皆今日も張り切っていくわよ〜〜!!」
サザエ「あら、母さんどうしたのその声・・ガラガラじゃない!のど痛めたんじゃない?」
「あらやだ・・・本当!?」
マスオ「別にガラガラだとは思いませんけどねぇ。いつもどおりの美声じゃないですか。サザエは大げさだなぁ。」
波平「ははは!まあちょっとガラガラだが、まあ大丈夫だろうて。さあ、まだ7時だが早いにこしたことはない。出発するぞ!(上機嫌な波平)」
タマ「にゃんにゃにゃん♪(父ちゃんご機嫌ね♪)」
伊佐坂先生「おお!朝早くから、どうしたのですか?。」
「あら伊佐坂先生!実は私シンガーソングライターとしてデビューすることになりましたの!今日はレコーディングで池袋にいくんですよ!」
お軽「なにっ!お舟ちゃんデビュー決まったの?(親友の私に一言もなく・・・。)」
「そうなのよ。すごいでしょう?お軽ちゃん。(自慢げな舟)」
お軽「(折角お舟ちゃんと2人でユニット組んで芸能界デビューしようと思ったのに・・・、お舟ちゃんたら一人だけデビューするんだもの、ユニット名も考えたのに・・・)」
「本当に運が良かったわ〜!デビュー曲は『戦火の下でのときめき』というのよ!お軽ちゃんも買ってね!」
お軽「(なんか複雑だわ)」
タマ「にゃ〜ん(自慢かよ!)」
サザエ「母さん!ぼやぼやしてると遅刻するわよ!今回もまた私がついていってあげるからね!さあ早くいきましょう!」
カツオ「とかいって、本当はあわよくば自分がデビューする腹積もりなんだろう。ほんと懲りないんだから。」
サザエ「別にそんなつもりはないわよ。だいたいなんで母さんについていくだけで私がデビューできるのよ?常識的にありえないわ。」
「二人とも喧嘩はよしなさい。ついてきたい人はついてくればいいわ。とにかくもういくわよ!」
ト書き「舟たちは池袋のレコーディングスタジオに向かった。」
タラちゃん「あっ、人がいるです。」
ノリスケ「あっ、タラちゃんーーー!!!!」
サザエ「ノリスケさん!」
イクラ「ちゃーいちゃーい!」
「ノリスケさん!池袋のレコーディングスタジオ前で会うなんて奇遇ね!」
ノリスケ「何しにきたんですか?」
「ノリスケさんにはまだいってなかったわね!実は私シンガーソングライターとしてデビューすることになったの!今日はレコーディングなのよ!」
ノリスケ「え〜!そうなんですか!凄いですね!発売したら即買いにいきますよ!ついでに友人、知人、会社の同僚にもすすめておきます!」
サザエ「母さん!早くスタジオの中に入りなさいよ!スタッフの方たちが待ちくたびれてるわよ!」
「はいはい、わかったわよ。」
ト書き「舟は無事にレコーディングを終えた。そして、ついに『戦火の下でのときめき』の発売日を迎えた。」
マスオ「みんなあけましておめでとう!しかし元旦に発売なんてなんだか縁起がいいね!」
ワカメ「そうね!」
「今年のお年玉は去年よりも倍増よ!(上機嫌な舟)」
三河屋サブロウ「ちわーっ三河屋で〜す。あけましておめでとうございます。」
サザエ「あらサブちゃん、あけましておめでとう。」
三河屋サブロウ「聞きましたよ!お舟さんのデビューのこと!気になってさっきCD屋をのぞいてみたんですがかなり売れてるみたいですよ!」
「あら。そんなに売れてたの?嬉しいね」
タマ「にゃ〜ん(ありえないことが起こってるぞぅッ)」
波平「わしらも店に買いにいこう!それにどのくらい売れてるか直接みたいしな!」
「そうね!早くいきましょう!」
サザエ「みんなにCDの宣伝しなきゃ!!」
カツオ「あれ、花沢さんもCDを買いに行くの?」
花沢さん「うん!!オリコン1位なのよ!!流行の最先端を生きる私が買いに行かないなんてことはないにきまってるじゃない!!あっ船さん!!握手とサイン下さい!!」
「あら、花沢さん・・・いいですよ☆」
花沢さん(父)「おい花子〜!」
花沢さん「はーい!!!じゃ、サインはまたこんどで!!!まってーおとうちゃーん」
サザエ「だけどオリコン1位なんてすごいわね。」
三河屋おやじ「おっ舟さん!!!新聞よみましたぜぇ!!!見出しは『浜崎歩の十年後?!』だもんな!!!一面だったぜ!!!今、サブに買いに行かせてるわぁ!!!『2枚買おう!!!』だってさ(笑」
マスオ「しかし、今日発売なのにオリコン1位なんてことがあるんですかねぇ?どうやって調査してるんだろう?」
波平「まあ細かいことはいいじゃないか!とにかくわしらもCDを買ってその後に宴でもひらこうではないか!とにかくめでたい!」
ワカメ「でもまさか本当に母さんが売れっ子になるなんて…私がデビューをすすめたおかげよね!?印税はいくら貰えるのかしら?」
カツオ「ぼくは印税でなにを買ってもらおうかなぁ」
「あまり高いものはダメですよ!一応私が貰うお金なんだから!」
カツオ「お母さんのいけず〜。」
「いけずでいいも〜ん。」
波平「まずは家をリフォームして、車を買って、あとは・・・。」
ト書き「磯野家はその後どんちゃん騒ぎをした・・・そう・・・印税がなくなるほど・・・」
カツオ「ねえ〜。今日も高級レストラン行こうよ〜。(すっかり金の亡者となってしまったカツオ)」
「なにいってんですか!!!今日はサンマです!!!」
カツオ「やったー!サンマだって!」
タラちゃん「さんまですぅ!」
サザエ「ほ〜らほらほら〜〜おいしそうでしょう!!焼きたてよ〜〜秋の味覚よ〜」
ワカメ「印税もそこをついてきたわね。母さん!また新曲だして大ヒットさせてよ!」
「ふっふっふっ、そんなことも有ろうかと思ってもう新曲をレコーディングしてもらったのよvv題して「割烹着を着た天使」よvv」
カツオ「天使って誰なの?」
サザエ「もちろん私のことに決まってるじゃない!私をモデルにして作って曲なのよね、母さん!」
「そんなわけないでしょ!私自身がモデルよ!今回の曲は私が作詞、作曲、編曲をてがけたのよ!大ヒット間違いないわ!」
タマ「にゃ〜ん(これは売れないな)」
ト書き「しかしなんとタマの思惑ははずれなんと、1日で「割烹着を着た天使」は在庫が完売。日本中に舟の名が広まった。」
カツオ「お母さん、今度家に超有名プロデューサーが訪ねてくるんだってね。」
タラちゃん「ばぁちゃんスゴイですぅ!」
ワカメ「母さんにこんな才能があったとはね・・・」
三河屋サブロウ「さ、さざえさん!大変ですよ〜〜!」
サザエ「どうしたのサブちゃん、まさか私の芸能界デビューが決まったとか?(期待を込めて)」
三河屋サブロウ「そんなわけないじゃないですか!お舟さんのことですよ!スポーツ新聞に載ってたんですが『割烹着を着た天使』を聞いて感動した総理がお舟さんに是非会いたいといってるらしいですよ!」
カツオ「え〜!本当サブロウさん!?本当だとしても総理も冗談でいったんじゃないの?」
サザエ「た、大変じゃない。用意をしなきゃ!」
「あぁ・・・あの小泉総理に会えるのね・・・わたし写真集見たときから総理のファンだったのよ・・・ゆ・・夢みたい・・・(腰を抜かす)」
波平「む、むむ…!!(ジェラシー)」
マスオ「小泉総理といえば自分の希望で所属政党のテレビCMにX―JAPANの曲をつかったくらいだからなぁ。案外本気でいってるのかもしれませんね!」
カツオ「総理かァ・・・(ヒヒヒ・・・面白いことになってきたぞ・・・)」
ト書き「???「ピンポーン お舟さんいますか?」
「は〜い!舟は私ですが。どちらさまですか?」
効果音「ぱしゃぱしゃ!!!(フラッシュの音)」
「きゃぁっ!!な・何なんですかっ!?(と言いつつちゃっかりVサインをする)」
サザエ「なんですか貴方たちは!いきなり写真なんか撮って!」
タラちゃん「そうです!失礼ですぅ!」
花沢さん「えへへへ。あたしマスコミにばらしちゃったぁ」
「い、一体何をばらしたって言うの?」
花沢さん「舟さんの住んでる家ですぅ。」
効果音「【マスコミ】お舟さん!総理の発言をどう思ってるんですか?」
「まぁ!これがインタビューというものなのね! もちろん総理が会いたいというなら喜んで!」
サザエ「母は総理の大ファンなんですのよ。ホホホ・・・(TVや新聞に載るので上品にふるまおうとしてる)」
効果音「ぱしゃぱしゃぱしゃ(フラッシュの音)」
波平「こらこらこら!人の家に勝手に上がってくるとはけしからん!」
サザエ「今日のところはお引取り下さい!母はあまり取材を好みませんので!」
「ええ、いずれ会見を開きますので。」
カツオ「ふ〜…とりあえず追い返したけどこんなのが続くとしたらたまらないね。」
ワカメ「お母さんがノイローゼになっちゃうわ!」
波平「ワカメの言う通りじゃ!真剣に考えるべきだとわしは思う!!」
カツオ「まぁ、スターの宿命かもね。」
「まあそうなのかもしれないけど…最近は家事もおろそかになってしまってみんなに申し訳ないわね…」
カツオ「ま、まさか・・・。引退する気なの!?(驚)」
波平「そうじゃ!かあさん!わしとしてはもう引退してほしいぞ!かあさんがどんどん遠くへいってしまうようで…」
ワカメ「でもせっかくスターになれたのにもう引退するなんて…もったいないわ。」
「なぁんてねvv冗談よ。これからも歌って踊れるアイドル主婦を続けるつもりよvv」
タラちゃん「僕としては複雑ですぅ。」
お軽「こんにちは」
「あらお軽ちゃんじゃないの〜なにかあったの?」
お軽「なにかあったの〜?・・・じゃないわよ!大変なのよ!お舟ちゃん、週刊誌に載ってるわ!」
ト書き「(週刊誌の見出し)磯野舟。あの人気アイドル主婦の乱れた男関係?独占スクープ?!」
カツオ「あ、ほんとだ」
波平「か、かあさん!ほれ見ろ!いわんこっちゃない!芸能人なんかになるからこんなデタラメを書かれるんだ!…まさか事実じゃないだろうな?」
「事実のわけないじゃないですか!あぁ…こんな記事を書かれるなんて…またマスコミが押し寄せてくるわ…」
お軽「もう潮時なのかもしれないわよ、お舟ちゃん。」
サザエ「人気絶頂のこの時期に辞めるのもカッコイイかもね〜。山口百恵みたいに伝説になるかも。」
「いいえ、逆にそのスキャンダルを売りにして更に名を高めるのよ!!」
波平「か、かあさん!頼むから引退してくれ!かあさんはスターになってから少し変じゃぞ!」
カツオ「うん、たしかに・・」
サザエ「私はまだかあさんの人気に便乗してないからだめよ!やめちゃ!!」
波平「ばかもん!!サザエ!!どうしてお前はそんなに浅ましい考えしかできないんじゃ!!」
タラちゃん「ママ〜、がんばるですぅ!(母親が売れれば親の七光りで食っていけるじゃーん)」
波平「タラちゃんまで…!!」
タマ「にゃ〜(いい加減現実を知れよ、このノーテンキ一家め)」
サザエ「タマ、ごはんですよ〜」
ワカメ「いいなぁ たま」
サザエ「は?なんで??」
ワカメ「だってタマっていつも気ままにわが道を行くからいいよねと思ったのよ。」
タマ「にゃ(ネコだって色々大変なんだぜ。)」
波平「猫と人間の生き方は別じゃ!」
ワカメ「ようするに自分の信じた道を歩いていける人が羨ましいってことよ!私も母さんみたいになりたい…でも学校では目立ちたくないわ。学校では出るくいは打たれるし…」
海平「確かにそうだな、わしも昔経験したことだしなぁ波ちゃん。」
カツオ「やっぱり母さんの意見を尊重するべきだよ。」
早川さん「こんにちはぁ!!舟さんいますか??」
「えぇいますよ?」
早川さん「あの・・・ご迷惑かとも思ったんですけど・・・私、舟さんの大ファンなんです。「戦火の下でのときめき」と、「割ぽう着を着た天使」を聞いてすごく勇気づけられたんです。もしよければサインしてもらえませんか?」
「サインねぇ…実は今引退するかしないかで家族間でもめてるのよ…だから今日はサインをする気になれないわ…ごめんなさい。」
早川さん「そうですか…じゃあ出直します…」
「(早川さんの背中を見送って)やっぱり、ファンの期待を裏切るなんて私には出来ないわ!!やっぱり現役続行よ!!」
サザエ「さすが母さん!その意気よ!!」
波平「むぅ…それなら家事と芸能活動を両立せい!それなら大目に見てやろう!」
「そんなの無理よ!あなたがやってよ!」
波平「な・・なんじゃとぉ!?一家の主に向かってなんて物言いだっ!」
「まあ言い方は乱暴だったわね。でも私が芸能活動してるんだから家事をやってくれてもいいんじゃなくて?」
マスオ「まあおかあさんも大変ですし我々が・・・」
波平「マ、マスオ君まで何言っとるんだ!」
サザエ「それはこっちの台詞よ父さん!だれのおかげでこれから生活してくと思ってんの?母さんの印税と父さんやマスオさんの安月給比べ物になんないわ!」
カツオ「とか偉そうにしてる姉さんの仕事でしょ。家事は。いっつも母さんにまかっせぱなしじゃないか!」
サザエ「バレたかっ!」
ワカメ「なんか家族間の仲が悪くなってきたわね…やっぱり争いの元の芸能活動は辞めたほうがいいと思うわ!」
「・・・引退するにしてもせめてコンサートくらいやってみたいわ!日本武道館で!コンサートが実現したら普通の主婦に戻ってもいいわ。」
マスオ「たしか美空ひばりさんも武道館でコンサートしましたよね。」
タラちゃん「でも僕はやめないで欲しいですゥ(お年玉が普通になるだろが」
サザエ「でもどうせやるなら全国ツアーをやって欲しいわね。」
波平「いや、一回だけのコンサートだからこそ伝説になれるのじゃ!」
マスオ「今までコンサートもやらず、テレビにもめったにでなかった謎めいたアーティストが一度きりのコンサートを開いて引退・・・なんだかかっこいいですね!」
「・・・そうね!わたし、プロダクションの社長さんに話してみるわ!」
ト書き「そして・・・」
「いよいよ最初にして最後のコンサートがはじまるのね…お客さんはたくさんきてくれたみたいね!嬉しいわ!」
サザエ「まさか母さんが日本武道館を満員にさせるアーティストになるなんてね…ほら、母さん!そろそろ出番よ!」
「なんだか緊張しちゃうわね。」
効果音「観客(わーっ」
ワカメ「母さんがんばってー!」
「ありがとう!わ・・・私頑張るわ!!(と言ってステージに登場!)」
カツオ「なんだか見ているこっちがドキドキしちゃうよ。」
タラちゃん「、、。(おばあちゃんを辞めさせるわけにはいかないんだよ。」
イクラ「ハーイ(じゃあ、僕たち2人で邪魔しちゃおうよ)。」
ウキエ「そろそろ始まるわね。」
カツオ「タラちゃん、イクラちゃん、邪魔はしちゃダメだ。(むんずっ)」
タラちゃん「ば・・ばれてたですぅ・・・(無念)」
「みんな〜!私の最初にして最後のコンサートにきてくれてありがとう!明日からは普通の主婦に戻るけど私のこと忘れないでね!一曲目はデビュー曲である『戦火の下でのときめき』です!聞いてください!」
効果音「観客(わーっ!)」
サザエ「母さん・・・今までで一番輝いてるわっ(もらい泣き)なんか全てが夢の中の出来事だったように・・・。」
効果音「ジリリーン、ジリリーン!!!」
「みんな〜聞いてくれありがとう!ラストは『割烹着を着た天使』よ!最後まで楽しんでね!」
ト書き「こうしてコンサートは大盛況のうちに無事終了した。」
「これでようやく普通の主婦に戻れるわ。もうマスコミにおびえることもないのね。」
波平「やっぱり母さんは母さんじゃなきゃな。」
サザエ「さあ、我が家に帰って夕飯の用意をしましょう!明日からといわず今日から主婦業に戻ってもらいますからね、母さん!」
波平「お前も主婦業をしっかりやらんかい、サザエ!!(ハリセンニ、三発サザエに食らわす)」
ト書き「数日後」
「ほらほら、カツオ!いつまで寝てるんだい?遅刻するわよ。お父さん、トイレで新聞読まないでくださいな。サザエ洗濯もの」
カツオ「僕たち母さんがいない間なまけてたみたいだね」
マスオ「ほんとにねぇ、ところでカツオ君学校は?」
カツオ「やだなぁ義兄さん・・・今日日曜だよ。母さん張り切ってるから忘れてんだよ」
「あら、いやだわ(笑)。久しぶりの主婦業だから気合入っちゃったvv」
ワカメ「なんんせよ、母さんはやっぱり芸能人より主婦が似合ってるわね!」
タラちゃん「(未練と不満たらたらに)僕は芸能人のほうがよかったです〜〜・・・。」
サザエ「大丈夫よ、タラちゃんはママがトップアイドルに育て上げるから!」
カツオ「姉さん、タラちゃんには無理だよ(笑)」
マスオ「そろそろ次の話ですかね?」
「ホント今回はいい夢見させてもらったわ〜(まだ余韻に浸っている)」
タラちゃん「おばあちゃんすごかったです!(もう少しでオレもデビューだったのに!)」
マスオ「タラちゃんもアイドルになりたいかい?」
タラちゃん「【ジャニーズJr.】に入りたいです〜!」
サザエ「それなら次回の話は『タラちゃん、芸能界デビュー』かしら?」
穴子「こんにちは〜!……えっ!もう次回ですか!?僕の出番ほとんどなかったな……」
カツオ「でも2回連続同じような話は嫌だな〜」
穴子「たまには僕とフグタ君が目立つ話がいいねぇ。」
海平「わしはどうだ?」
カツオ「そうだ、たまにはお父さんと海平おじさんが主役の話にしようよvv題して「海平&波平、双子の2人旅」ってのはどう?」
波平「でも海ちゃんはレギュラーじゃないしなぁ。それに海平というキャラを知らない人も多かろう。」
海平「ひょっとして、わしってマイナー?」
波平「そんなことないさ。ただ、ワシのほうが少し人気があるだけじゃよ」
カツオ「父さん、嘘はよくないよ。逆に海平さんを傷つけることになるよ?」
サザエ「そうよ、だからこそ次回はマイナーキャラにもスポットを当てるという形で海平おじさんに主役をやってもらいたいのよ。」
カツオ「そういう考えがまずいと思うんだけどなぁ。例えばクラスで一番目立たない人に劇の主役を押し付けたらイジメといわれると思うんだけど。」
タマ「ニャ〜〜〜〜〜〜ニャニャ〜〜」
サザエ「あら?タマどうしたの?」
タマ「ニャニャンニャニャ〜?(オレはどうだ?)」
ワカメ「タマは前に主役やったことあるじゃない。次回は私が主役をやりたいわ!」
カツオ「お前はいっぱい登場してるじゃないか、今回は我慢しとけよ。」
ワカメ「お兄ちゃんの方が多いわ!!あたしなんて2回しかないのよ!!」
サザエ「とにかく!!次の話にするならマスオさんの話にしればいいにきまってるじゃない!」
海平「わしじゃわしじゃ〜!」
マスオ「一体、どうなってしまうのか!?」
ノリスケ「いつもいつも主役は磯野家・・・脇役は波野家・・・同じ親類同士で日の目なんて拝めないんだよ・・・どーせどーせ・・・」
タイコ「私達一家は所詮日陰家族よ・・・(遠い目)」
波平「誰がどういおうと、次回の主役はわしと海ちゃんだ!!」
カツオ「父さんなんてもう歳だから老後のこと考えてりゃーいいんだよ!若いぼくとワカメとタラちゃんにきまってるだろ!!!」
タラちゃん「違うですゥ!僕ですゥ!芸能界デビューですぅ!」
裏のおじいちゃん「こうなったら多数決はどうじゃ?」
ノリスケ「僕が主役に一票!」
サザエ「不法侵入よ!ノリスケさん!」
波平「ノリスケ君、これはわしらに対する挑戦じゃな!!」
ノリスケ「そうですとも!勝負です!」
マスオ「次回の話のタイトルにはあえて人物の名前をいれないというのはどうでしょう?『なんたる偶然』なんてのはどうですかねぇ?さっきテレビのサザエさんでやってたんですがね(笑)」
カツオ「あれはマスオ義兄さんかタイトル言ってたし、マスオ義兄さんの偶然話ばっかりだったじゃないか!ほとんど義兄さんが主役のようなものだよ。」
マスオ「なんだぁカツオ君!君も見てたのかぁ!」
ワカメ「ばればれよ!!」
マスオ「でもカツオ君やワカメちゃんにだって偶然話の一つや二つあるだろ?」
カツオ「ない!(キッパリ!)」
ワカメ「わたしもないわよ!(キッパリ)」
マスオ「ほーお、二人とも、今度のお年玉はいらないと・・・。」
ワカメ「べっつにぃ〜〜期待してないからいいよーんだ」
カツオ「そうそう」
ワカメ「あんな安月給の1部もらって恩着せられるならもらわないほーがいいわよ!ね〜〜?」
サザエ「なんにせよ次回が楽しみね!どんな話になるのやら。しかし、なかなか次回にいかないわね…」
マスオ「確かにそうだね、後僕を馬鹿にしたカツオ君とワカメちゃんは次回主役になる権利は最初っから無しにしようねvv」
「次回に飛ぶ前に私がもう一曲歌いま〜す」
サザエ「もういいわよ。」
カツオ「そうだワカメ!マスオ義兄さんVSカツオ&ワカメ〜最後の聖戦〜なんていうのは?」
マスオ「どこが「聖」なんだよ〜言ってごらぁ〜んw」
波平「カツオ!インディー・ジョーンズのパクリはいかんぞ!」
ワカメ「だったら「波平、フセイン大統領に一喝」「マスオ、某国に拉致される」「イクラ、ブッシュ大統領に暴言」はどう?」
波平「とにかく次回はわしと海ちゃんの主役話にするぞ!!カツオにワカメ、お前たちはマスオ君を馬鹿にしたから次回と次々回の主役になる権利は無しじゃ!!」
カツオ「でもそれは管理人に委ねられてるからわかんないよ。」
海平「管理人さんにお歳暮出しとかなきゃ・・・。」
タラちゃん「僕は海平おじさんとおじいちゃんがいいです。(このハゲ2人を手玉に取れば次の主役は俺だぜ!)」
サザエ「じゃ、それで決まりねvv」
マスオ「あ、ああ・・・(ちっ・・・せっかく主役になれるかもしれなかったのにあの兄妹が割り込んできやがって・・・あいつらにはもうXマスプレゼントもお年玉もやらねぇ!(怒))」
海平「なあ波ちゃん、主役ってどんなことすればいいんじゃろう・・・わしゃ〜初めてで・・・(不安)」
波平「う〜む(思考中)」
タマ「ニャー!!ガリガリガリガリガリ・・・・」
サザエ「タマ!うるさいわよ。外に出なさい!(つまみ出す)」
タマ「フニャーー!!ニャニャニャーーー!!(何すんじゃい!このクソババア!!)」
「まあまあサザエもタマも落ち着いて落ち着いて。」
タラちゃん「うわ〜ん!ママこわいですう!(オレのかわいさで主役ゲットだぜ!)」
タマ「ニャーニャーニャーー!!(入れてクレー−!)」
サザエ「まあ、騒がしいけどこれでお開きにしましょうか、ねっ皆vv」
「最後は私が締めるわ。この番組は東芝とごらんのスポンサーの提供でおおくりしました」
ト書き「こうして、サザエさん達の騒がしい1日が終わったのでした・・・」
効果音「チャンチャン♪」
カツオ「それよりもお母さん、じゃんけん忘れてるよ!!」
ワカメ「じゃんけんってなんのこと??お兄ちゃん?」
サザエ「カツオ!ジャンケンはあたしの仕事よ!」
「サザエは引っ込んでなさい。行きますよ〜じゃんけんぽん!!(グー)」
サザエ「(しまった!じゃんけん取られた!)ら、来週もまた見てくださいね〜うふふふふふふ♪(母さんのばか〜(泣))」