ドイツのの旅は自転車旅行で始まった

   やったこともない自転車旅行を、一ヶ月も海外でやるなんて!! しかも初めてのドイツで・・・。しかし、何時もやっている旅に比べて特に大きな挑戦でもないという気持ちがあった。思惑通り、何時もより、快適であった。
   
   ドイツでは"大勢のドイツ人と海外からの旅行者"が、自転車旅行をしていた。何故、これほどまでにと思うほどに、若者から定年後の夫婦までが大勢走っていた。一日に百名以上の人々に、挨拶を交わしながら行く時もあった。"人々の生活と健康、そして観光"の活脈路は、人々の挨拶の中に脈打っていた。ここには自転車で長期の旅行を楽しむ条件が揃っていた。
    
    地球の歩き方に載っているホテルのおやじが"三十年ホテルをやって、日本人を大勢迎えているが、日本人が自転車に乗ってやってきたのは始めてだ"と言った。運動に縁遠く、体は弱いと自負している自分が一番乗りに近い?個人としては嬉しいが、日本人としては余裕がない様で情けない。そこで誰にも出来るドイツの自転車旅行を一連の文章で紹介しておきたい。
   

    ドイツ自転車旅行概要

(1)自転車走行日数14日(旅行総日数30日)    
    走行距離665キロメートル、一日あたり走行距離≒47.5`   

(2)ガイドブック&地図
東京購入 立案ガイドブック EUROPA by BIKE (the mountaineer book社)       現地購入 地図として      Romantischestrasse (Esterbauer社)                             Burgenstrasse     (   〃   )

(3)自転車       National Panasonic OSC1 10万円のツーリング車 13.5`       自転車の総重量は荷物込みで         25キロ

動機  
   最近海外旅行から帰ってくると、体重が2,3キロはやせて結構疲れ果てている。これはバスなどに乗って長時間にわたり身を硬くしていることによる運動不足と、海外の文化、慣習、システムへの不適応からくるストレスが原因だ。体を動かす喜びと、異郷に身を置く旅の喜びが両立できないものか

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附記)

自転車旅行ノーハウをまとめて置く

(1) 自転車の購入と分解、組立て   

1)ツアー用の自転車の購入が必要。分解と組立てそれに長期旅行の耐久性が考慮されている。

2)分解、組立ては難しくはないが、スムーズになるまでは時間が掛かる。 親切な自転車屋で購入して、分解、組立てのホーハウを取得してから出かけよう。

(2) 自転車携行関係

1) 自転車は携行バックに入れて、宅急便で自宅まで取りにきて成田まで3,500円。ラッシュアワーにぶつかる時は利用したい。

2) 飛行機で追加料金なしで持ち込める。ただし、予約が必要。少し大きいので、成田や海外の飛行場で特別な扱いを受けながら運ばれるリストに記載される。

3) 自転車の空気は抜いておこう。空港で必ず抜くことを要請される。

4) 携行バックは20キロ以上あるので、運ぶのは面倒。現地での自転車の組立て、分解は、駅前のホテルに泊まって行う。

(3) 現地の自転車屋は大いに利用しよう。   
    必ず問題が発生する。自分で解決しようとしないで、自転車屋に持ち込もう。今の自転車はパンクはないように思う。

(4) 地図は必須   
   地図はないと旅行は無理だ。必ず、サイクリング地図を、現地についてから調達しよう。現地の観光局や本屋で売っている。何語で書かれていても、地図は読める。 。