阿夫利神社

通称「世直し石尊」  

 本殿

この神社は、そもそも人でなく世にも奇怪な青石を御神徳とし、神輿を奉納。以後、勇壮な神輿倒しを今に伝える。

他の祭には、見られないスタイルを紹介します。好ご期待を!

石尊(阿夫利神社)の由来

鎮座地
 千葉県印西市高西新田字石尊に鎮座。境内面積は一千百五十坪。
神域内は老木鬱蒼として森厳の気自ら襟を正さしめる。
御祭神
 石凝留命、石裂命、日本武尊、根裂命
由 来
 明和元年、海上郡銚子海底より青石二個取上しに、其の石往々奇怪のおとあり、其の土地に於いて、住民之を崇敬する者多し、其の後祈願も其の願いに応じ利益少からず、のち住民供之を名づけて世直し石尊と尊称す。すなわち悪風を直し正に帰せしむるが故なり。
住民或は其里に移し鎮守となさんとするものあり、或は相模の国石尊社へ奉納なさんとするものあり、論議の末終に奉納するの議に決せり。因て俄に神輿を作り其内に蔵し、発程方角を占して、各駅村を巡行し、将に奉納なさんとす。同年十二月中旬、近隣誉田村村及清戸村へ着せり、夫より浦部村鳥見社に着し、此処に暫時安置し程なく近隣同国相馬郡布佐駅へ奉送せんとせしに、豈図らんや時すでに月迫の故か、同駅に於いては更に受けず引返し、なお亦帰村の上安置す。其夜村吏のもの夢みらく、青衣の老人ニ名、来り曰く「俄等を高西新田鎮守両社の内へ合祭せよ」と言い捨て消失せり。
村吏驚きて其夜明くるを待ち、同新田兼帯浦部白幡両村一同集議して神意に任せ同二年六月ニ十七日両社境内の凸地の頂に奉納す。因って年々歳々同日を以て祭る。
御神徳
 荒神なるをもって破魔勝運、家内安全、商売繁昌、交通安全、学業成就に霊験あらたかなり。
御祭日
 初囃一月二十四日(宮内)二十五日(本郷、白幡両区)渡御の道程に於ける部落各当屋にて御神輿の梯子立てをし囃す。
 例大祭 七月二十七日
浦部区鎮守鳥見社より発輿し、宮内、本郷を渡御し白幡区鎮守八幡宮に奉じ、阿夫利神社に至る。提灯をかざし、境内に至る石段を登り来る雄姿と、境内における梯子立てはまさに当大祭の圧巻である。
     七月二十八日
遠方各地より講中講員多数参拝す。尚当日神楽殿に於いては、千葉県指定無形文化財「浦部の神楽」が奉納される。
 平成四年七月吉日
                    阿夫利神社社務所より