いろんな畿内色:あくまで参考ですが、いろんな写真や文献を解釈して出しました。皆さんのモニター特性による差も考慮してね。このページはマック用。ウイン用はこちら

 

項目 カラー 塗料(できるだけ混ぜないで済む選択肢。) 根拠(かなり独断含む。)
九州飛行機 ハンブロール150 長谷川一郎さんを信じます。
三菱(陸軍機は100式以降?) ハンブロール155 フィリピンでぶっこわれてる九九襲のカラー写真や、現存機とかの細部に残る色から。イギリスの百式司偵の機内は、英空軍のコックピットグリーンで再塗装されているようで、隅々にこの色が取り残されているのが新しい世界の傑作機に載ったカラー写真で確認できます。
三菱 ハンブロール88 上記の百式司偵の色々な部分にちらちらしてる色。オリジナルなのか?昭和22年製の電車の内部にも使ってある色。
中島(零戦、九六陸攻、銀河など、海軍機) ハンブロール31 カモフラージュ用の濃緑色よりも薄く、電車の内部色に近いという情報から。最近の電車の運転席の色よりは暗いみたい。航空ファンの99年12月号の銀河はこの色。
中島(九七艦攻、天山、彩雲) 濃いメタリックグリン(青竹ーザボンエナメル) 小泉工場はこの色かも。自信なし。
中島(戦前の陸軍機) ハンブロール112

二式単線の試作型までという話。以降は青竹で済ませているようです。オリーブグリーンの一式戦というのは、立川で生産した分なのでは?

百式重爆は実質「三式」なので、青竹。

中島(戦中の陸軍機) 濃いメタリックグリーンまたはメタリックダークブルー 金属地肌に半透明の「青竹」塗料を重ね塗っていました。「青竹」には青〜緑とバラツキがあったみたいです。空自のF15の機内も青竹らしい。
川崎(三式戦) ハンブロール63 三式戦は基本的にこの色のようですが、防弾板が黒い丁型や、第三風防内が暗い緑に見える色で塗ってある機体(REVIという雑誌にそのカラー写真が載ってます。)がありますから、調べるとおもしろいです。
川崎(二式複戦) ハンブロール159 二式複線は明石工場製なので、三式線とは違う色だった可能性にかけました。
川崎(九八軽爆) ハンブロール80 こんな色だったのかな?信頼度10%。
川崎(九九双軽/前期) ハンブロール112 戦前の陸軍機は全部これ?
川崎(九九双軽/その他) タミヤ「明灰緑色」 白黒写真で見ると、明るい色に見える機体は、この色かも。機内のキャンバス張りの部分はカーキやバフで塗っとくといいかも。
愛知(初期の九九艦爆、零水偵) 濃いメタリックグリーンまたはメタリックダークブルー どうも、白黒写真からはこの色みたい。床板は薄いグレイのゴム引きだったかも。
愛知(彗星/1) ハンブロール159 長谷川一郎さんが追浜で見たと書いてた色。瑞雲や流星もこの色か?また、モノグラム出版の晴嵐の本にコックピット色10GY44(マンセル/うろ覚え)というのもこの色に近いみたいです。
愛知(彗星/2) タミヤ「暗緑色」 塗装工程と思われる生産ラインでの彗星の写真では、手前の機体の方は、奥の機体が未塗装青竹に見えるのに対し、上面色と一所の色に塗られているように見えます。また、コックピットだけの写真でも、かなり濃い色のようです。もしかしたらこの色かも!万が一そうなら、瑞雲や流星もこの色か?
川西 ハンブロール86 これはどの資料も一致してますね。飛行艇のキャノピー内以外の機内は金属地肌のままのようです。もちろん極光もこの色でしょう。
21空廠 てきとうなグレイ 21空廠製の流星はこの色だったらしい。
立川(九八直協) ハンブロール112 初期型はこの色だったみたいですが、のちの型や、練習機は何色だったのでしょう?タイの機体をご覧になった方、教えてください。ついでに後席に床板があったかどうかも!

で、アメリカから本がでた。↓

九八直協 濃いメタリックグリーンまたはメタリックダークブルー モノグラムの本のタイの現存機(九九高練)は、内部を真っ黒にスプレーされてしまっていますが、所々にこの色を認めることができます。
立川(一式双発高練) ハンブロール72 「エビオスの色」という当時の方の証言を長谷川一郎さんがエッセイで書いておられますが、ひょっとすると、それは機内のキャンバス張りの部分のことかも。でも、どっちにしろ、この陸軍のワークホースのキットがないのは残念。
立川(一式戦三型) ハンブロール159 一式戦三型は立川製なので、「一式戦の機内はオリーブグリン」という証言は立川製の機体のことなのでは?
布張り機 ハンブロール110 いわゆるドープ塗の布の色。フレームは黒色らしい。
表紙へ 完成しないダンジョン(キ〜サ)