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時事問題のススメ |
イラクから届いたメール 03年12月
汚職・腐敗防止のために国際的に活動するNGOトランスペアレンシー・インターナショナルのメーリングリストに、こんなメールが入っていました。
「沖縄の平和市民連絡会は、今年の1月と5月の二度に渡ってイラクにメンバーを派遣しましたが、第3回目の訪問を終えて、本日仲間が帰国しました。自衛隊が派兵されようとしているサマワの情報を得ましたので、連絡させていただきます。
以前も自衛隊がバクダッド周辺に派兵されそうな時に、バクダッド周辺の水事情について情報を流しましたが、サマワのライフラインはバクダッドの何倍も整っているとのことで す。つまり水道も完備されており、きれいな水が出ているのです。私たちの仲間は生水を飲みましたが、下痢すら起こしませんでした。彼が持ち帰ってくれた水を私も飲みましたが、まったく平気です。
自衛隊の主要な業務の一つとして「浄水作業」が報道され続けています。これはバクダッド派兵予定の時もそうでした。サマワは、自衛官に水を配れるくらいにきれいな水がきちんとあるそうです。
もちろん、郊外には水道が通っていなくて給水車に頼っている地域もあるそうですがそれは戦前から同じ状況だそうです。つまり、戦争によって破壊されたのでそうなっているのではないのです。また人口比から言っても、水道がない地域に住んでいる人はごく一部です。だからほっとけということではないのですが、自衛隊が「給水作業」の為に行くという理由は否定されることになります。
サマワには水があります。電気もあります。無いのは仕事です。失業率は60%を越えているそうです。自衛隊が行って仕事をしてしまっては困るのです」(一部略)
平良夏芽(タイラナツメ)日本基督教団うふざと伝道所牧師(転送歓迎)
関連記事http://www.mainichi.co.jp/eye/heiwa/news2/art/20030624155850_000378.html
同時に派遣者は、サマワは平和で、住民が自衛隊を襲うことはありえないだろうと書いていました。平和な街に外国部隊を送ってわざわざゲリラを刺激し、あげくのはてに東京や大阪までテロリストの標的にさらすのはやめてほしいと思います。
ただ、イラクでは、国連や赤十字が撤退し、病院の医薬品や器具が不足して診療に支障をきたしているそうです。ストリートチルドレンも目立つそうですが、各国からNGOなどが現地入りして対策にあたっており、むしろ、NGO間やイラク人との調整がとれていない状況だそうです。必要なのは、戦闘地域での治安を守る強力な軍隊か、物資やお金など、文民による人道や技術援助でしょう。サダムもつかまった今、日本は後者の貢献だけで十分だと思います。
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