十日恵比寿の時期になると浮世絵木版画の市村一房堂を思い出します。
京都恵比寿神社を少し南に下ったところに市村一房堂はあります。私は十日恵比寿の頃、会社の先輩の紹介で浮世絵木版画摺りの工程を見学し、その後、私自身が摺ってみる体験をしました。刷師の市村さんは、非常に丁寧に工程を教えてくれました。例えば、版木は、堅い桜の木を使うなどなど。。また、工程は何度も何度も重ねて摺り、その一例を写真で紹介します。
また、馬簾は以下のように作られます。
当初は、残念ながら弟子が無く、自分の代でおしまいと言われていましたが、今はどうなっているのでしょうか?
そうそう、同じ場所で、商品の販売も行われています。私は、部屋に七福神を飾っていますし、留学生にプレゼントしたこともあります。 安いものは500円以下からありますので、皆さん、一度、立ち寄ってみられてはどうでしょうか?