いなご甘露煮


親曰く、
「戦後、栄養不足解消の為に食べたものだ。」
ということで、最近の不調を打破すべく買っちゃいました、いなご甘露煮。

なんとも古めかしいパッケージですが、さすが缶詰。
賞味期限は、2003年3月までOKです。

期待半分・不安半分で早速OPEN。

なんと、大量のいなご達。
このビックリが挿入した写真では伝わらないのが残念です。(もっと鮮明な写真が欲しい物好きな方は、連絡下さい。)
また、一匹取り上げて眺めてみると、特に、後足というんでしょうか、この長い足がいなごをアピールしてます。

さて、目も慣れてきたところで、次は、においを嗅いで見ました。
においは少し醤油がきついですが、普通でしょうか。
慣れている琵琶湖の小鮎飴炊きは、もう少し甘いにおいがします。
ま、両方、知らない方がほとんどでしょう。

さて、いよいよ味見です。
ビールを一杯やって、覚悟一発ということで、一匹口に入れました。
食べた感じは小海老でしょうか。
大げさですが、バリバリという感じがします。
味はといいますと、いなごと言われなければ分からない普通の味です。
酒のつまみにはならないですが、ごはんにトッピングして食べれば、結構、合います。
私の好みでは、もう少し甘い方がよいのですが。
そうすれば、つまみになるかもしれません。

親曰く、
「昔、炒って醤油をかけて食べた時は、いなごの内臓の臭いにおいがした。」
らしいです。
なんだ、琵琶湖の魚と変わらないな。
琵琶湖の魚の方がおいしいけど。

最後に、パッケージに書かれている詳細を書いておきます。
製造元のホームページはあるのですが、一部しか商品紹介が無く、この甘露煮は紹介されていませんでした。

品   名  いなご甘露煮
原材料名  いなご・砂糖・水飴・醤油
内容総量  45g
賞味期限  底の記載
製 造 元   株式会社 原田商店
        長野県諏訪市湘南3820-1


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