忍ぶ川

原作 三浦 哲郎

監督 熊井 啓

出演 栗原 小巻
    加藤 剛

哲郎は料亭『忍ぶ川』で志乃と出会う
志乃は深川木場の廓界隅に生まれ育ち 幼い頃から春をひさぐ女達の悲劇をその目にしてきた。
その一方、東北の旧家生まれの哲郎は兄や姉の不幸な死が元で その血を呪うように生きてきた。
暗い過去を持つ二人はお互いに強くひかれあい 志乃は父の死に目に合うよう哲郎を婚約者として紹介する。
哲郎は雪深い実家で志乃とささやかな結婚式をあげた。

過去に吉永小百合によって映画化の話があったそうですが
実現しなかったそうです。
初夜を迎えるシーンでのヌードが問題になって辞退、
今回 栗原小巻での映画化が実現
モノクロの映像ながら とても綺麗に映っております。
やっと幸せを手にした二人 一度結ばれた後 馬ソリの鈴を聞き
新たに結ばれる時 本当に幸せになれる実感を感じる

どうだろうか?あまりにも純粋な恋愛 今の世代には受け入れられるだろうか?
私自身 当時は作り事のように目をそらしていた記憶が蘇る・・・
しかし 愛は純粋であり なんの打算もなく人を信じあえる事が本当の幸せであると今実感している。
映画の感想は あまり話さないのですが(感じ方はいろいろだから)
さて皆さんはどんな感想を懐くのでしょうか それに興味を感じます。