Ｅ．危険に注意
人間は大自然の前では無力である。ただ楽しいだけではない。
旅に出るからには肝に銘じておかなければならない事だってある。
事の次第よっては命を落とす事だって有り得るのだ。
旅人の心得をもう一度考えてみよう。
- 無理な速度で走らない。知らない土地を走っている事を忘れずに。
- 悪天候の時は予定を変更する勇気を持とう。自然を侮ってはいけない。
- 決してあせらない。あせりは注意力を散漫にする。
- 野生動物に餌を与えない。人間を襲ったり伝染病を媒介したりするぞ。
- テントの外に食べかすを置かない。熊が襲ってきたらしゃれになんない。
自然の中では自然のルールに従う事が肝要。時にはライダーが自然に対して脅威を与える事だってある事を自覚しておくべし。それと、楽しく旅をするには最低限守らなければならないマナーも有る事を忘れずに。
- 自然のものを持ちかえらない。美しい自然を破壊するのは「一人くらい」の軽い気持ちだという事を覚えておくように。
- もてなしを受けたなら相手に礼を尽くす事。礼状を忘れる事勿れ。
- ごみを捨てない。簡単な事だが守れない人は多い。
偉そうな事を書いたが、自分でも守っているかどうか自信がない。だが、自分が意識しなくとも悪い事をしている事だって有る。自制心を持つ事です。
北海道に行ったなら、上富良野町にある「ライダーハウス ひぐま」を訪れてみると良い。北海道のイロハとマナーを教えてくれるぞ。 |
