社会人。初の海外出張が人生初の海外。しかも中国。
中国語はもちろんの事、英語も全く話せない。でもたった一人。
もっと勉強しておけば。。。でも、アフターフェスティバル。
そんな海外での仕事が1ヶ月続きました。各地を転々と。
上海。
西安。
北京。
石家荘。
長春。
北京。
日本人と言う事もあり、現地では代理店が気を利かせて4つ星/5つ星クラスのホテルを予約してくれていました。
しかし、当時会社の交通費清算方法が1日定額だった為、安ホテルに泊まると差額分がポケットに入ってくる。
そこで最後の北京で、自ら高級ホテルをキャンセルし、エレベータすらない3F建ての古ホテルに変更。
そこでの2日目だったか3日目だったか。。。
夜、いつものように床につき、でもなんだか寝つきが悪かった。
果たしてどれくらい時間が経ったのかは定かではない頃、寝苦しさと共に目を覚ました。
目を開けると、暗闇の中にはいつもの場所に光っている非常灯やら、その光でうっすらと見える室内が確認できた。
部屋の配置など、何一つ不思議なところは無かった。
夜中だし、こんな時間に起きたところでやることないし、また寝るか。って感じでなんとなく寝返りでもうとうとしたのだが、体が動かない。
「ほう、これが金縛りってやつか?」なんて、結構冷静だった。
「では、気合で。。。」と思ったが、やはり体は動かない。
すると、そのうち明らかに誰かに足を摑まれた感覚が。
と思った瞬間、「ぎゅーっ!!」と捻られた。痛いけど、体が動かない。
そのうち捻られるのも止み、うとうとしてまた寝入ってしまった。
翌朝、土曜日で仕事が休みだった為、「今日はどこを探検するかな♪」などと上機嫌で目を覚ましてベッドから降りた瞬間、昨晩起こったことが足の痛みと共に思い出された。「イテテテ。」 軽い捻挫のようだった。
特に摑まれた手の跡の様なものは無かったが。。。
結局、それからビッコ引き引き、近所の超市(スーパーマーケットのこと)に行き、その中の薬局で本場!!マンキンタンを購入。2,3日痛かったので、ずっと塗ってました。
会社(日本)に電話する用事があったので電話すると、電話に出た現:弊社社長(半駐在状態で中国歴が長く、中国語ペラペラレベルの人)曰く、「北京は特に出るよ。俺なんか、何度もあった。」と。 まじっすか。。。
まだ何日かここに泊まらなければならないんだけど。。。
でも、結局その後は何も無かったんだけどね。
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