チェリスト
ジェレミ・フィンドレイ

Jeremy Findlay Cellist

えいご

プロフィール

プロフィール画像 ジェレミ・フィンドレイは音楽一家に生まれ、幼少からチェロを始めた。 ソリスト・室内楽奏者として、シャンゼリゼ劇場、コンツェルトハウス(ベルリン)、 ルドルフィヌム・ホール(プラハ)、ワルシャワ・フィルハーモニック(ポーランド)、 イズミホール(大阪)、セント・ローレンス・センター(トロント)、 Municipal Theatre of Sao Paulo(サンパウロ)、Roy Thomson Hall(トロント) コリセオ(ブエノスアイレス)、カーネギーのヴァイルホール、リンカーンセンターの アリス・タリー・ホール(ニューヨーク)といった多くの名声あるホールにて演奏を行っている。 ソリストとして、トロント交響楽団、プラハフィルハーモニア、ワルシャワ放送管弦楽団、 クラクフ・フィルハーモニック、ポズナニ・フィルハーモニック、マルタ国立管弦楽団、 北チェコフィルハーモニー、チェコ室内管弦楽団、カメラータ・ザルツブルク、 ライン北ドイツ室内アカデミー(ドイツ)、エルミタージュ室内オーケストラ(モスクワ) Orquestra Sinfonica do Teatro Nacional Claudio Santoro Brasilia(ブラジル)、 the Symphonic Orchestra of the Municipal Theatre of Sao Paulo(サンパウロ)などと共演。 2010年3月、チェコの作曲家・Jiri Gemrotがジェレミ・フィンドレイのために書いたチェロコンチェルトを、 北チェコフィルハーモニー、Charles Olivieri-Munroe指揮で初演。 以後キャリアは確実に築かれ、ワルシャワ交響響、ワルシャワ放送響、 北チェコフィルハーモニー、トロントシンフォニーオーケストラ等と定期的に共演している。 またセントローレンスホール、リンコーンセンター(ニューヨーク)、大阪のいずみホールをはじめヨーロッパ、 南アメリカ、香港、韓国、台湾、オーストラリアの各地でリサイタルを開き、好評を得る。

彼の録音したサン・サーンス/チェロ協奏曲第1番、第2番は、指揮者サー・ロジャ・ノーリントンにより “This is superb playing by a fine young cellist who deserves to be heard worldwide” (世界中が聴くに値する若きチェリストによる極上の演奏)と絶賛された。また各音楽誌でも絶賛された。 桐朋学園、メキシコ、トロント、ワルシャワなどでもマスタークラスを開いており、 フィンドレイの演奏活動は幅を広げ室内樂奏者としても高い評価を受けている。 フィンドレイはthe Festival d'Aix-en-Provence (フランス) Ludwig van Beethoven Easter音楽祭(ポーランド)、 Music in Old Cracow 音楽祭(ポーランド)、 国際音楽家セミナー(英国)、国際ショパン音楽祭(ポーランド)、Villach 音楽祭(オーストリー)、 ポンティノ音楽祭(イタリア)など、多くの音楽祭にゲストとして招かれ、 Flatiron Trio、オクーン・アンサンブル、 アンサンブル・ザルツブルクなどと一緒に演奏を行っている。彼はソリスト、 室内楽奏者として多くのCD録音を行っている。また ORF(オーストリア)、チェコ国営ラジオ(チェコ)、 ポーランドラジオ、 NHK(日本)、CBC(カナダ)、国営公共ラジオ(米国) といったラジオ局やテレビ局にも 出演している。

父親からチェロを習いはじめ、トロントロイヤル音楽高校にスカラシップを得て入学。 1992年ドンブの指導のもと、トロント大学を卒業。その後プラハ音楽アカデミーで J.Chuchroに師事。その後、ドイツのクリストフ・リヒターのもとで研鑚を積む。 また、ヨーロピアンモーツアルトアカデミーにてSandor Veghのもと室内楽も学ぶ。 ボリス・ペルガメンシコフやヨーヨー・マのマスタークラスも受講する。

YOUTUBE

 

YOUTUBEでは、この他にも色々な演奏が御覧になれます。

 

プレス

●"非常にシンプルで飾り気のない音によってベートーベンは演奏されている。それにより、19世紀初めから現在までのチェロの演奏技法の発展をも表している。 また、必要とされる音の探求も行っている。Gemrotの曲では、テクニック的ハードルを指の敏捷さと、幅広いダイナミクスによって乗り越えている。Findlayはスウェーデン人ピアニスト Per Rundberg と素晴らしいパートナーシップで演奏している。 ベートーベンとマルティヌーの演奏では、お互いに影響しあいながら見事に演奏している。
原文(英語)
The STRAD Magazine, Augst 2012

●"ジェレミ・フィンドレイは、ベートーヴェン、イジー・ゲムロト、マルティヌーの三人の作曲家がチェロとピアノのためのバリエーションを作曲していることに気が付き、このアルバムのアイデアを得た。 ベートーベンの初期の作品であるこれらの2曲は、モーツアルトに影響されている。ゲムロトはドボルザークの未完成曲で、ほとんど知られていないチェロコンチェルトin A majorの主題を使用している。ゲムロトとマルティヌーの作品はベートーベンのバリエーションよりもずっと後になって作曲されたものだが、このCDのプログラムに見事にフィットしている。"
原文(英語)
AUDIOPHILE AUDTION, June 2012

●「世界中が聴くに値する素晴らしい若手チェリストによる極上の演奏である。」
「全ての録音に情熱、精密さ、音楽的才能が息づいている。」
サー・ロジャー・ノーリントン

●「ドボルザーク・チェロ協奏曲のソリストであるジェレミ・フィンドレイは卓越した機敏さ、強さ、個性的な音色で演奏した。」 「速いパッセージでのフィンドレイの音色は安定し、活力に満ち、明確なアーティキュレーションである。」
マルタ サンデー タイムス(The Sunday Times of Malta)

●「ピアニスト・エレナ・ブラスラフスキーとよく共演している、 チェリスト・ジェレミ・フィンドレイは、最近サンサーンスの二つのチェロ協奏曲を録音した。 (サン・サーンスンの最初のチェロソナタ、白鳥(動物の謝肉祭より)も同時に録音されている) 彼の息の長いフレーズによる、気取らない朗々とした演奏、そして魅力的な香りによって強い印象を与えている。
ザルツブルク新聞(Salzburger Nachrichten)

●「今夜のメインイベントはカミーユ・サン・サーンスの二つのチェロ協奏曲だった。 チェロ協奏曲No2はNo1の30年後に書かれたものである。カナダの若手チェリスト、 ジェレミ・フィンドレイは指揮者、オーケストラ、そして彼の大胆で華麗な技巧によって、 チェロ協奏曲イ短調の素晴らしい演奏を行った。」
Glos Wielkopolski ポーランド(Glos Wielkopolski, Poznan)

●チェリスト ジェレミ・フィンドレイはJ.Sバッハの無伴奏チェロ組曲第一番、 第二番の素晴らしい演奏を行った。彼の解釈は非常に心を打ち、 常在寺(東京)の環境と完全に調和していた。」
日蓮新聞、日本

●「フィンドレイとブラスラフスキーは洞察力と真の持ち味でもって演奏した。」
The Globe and Mail, Toronto

●「フィンドレイの音楽的才能の熱さと快活さを表す、生き生きと情熱のこもった演奏」
クラシカルミュージックマガジン、トロント(Classical Music Magazine, Toronto)

●「彼は確かなテクニック、素晴らしい音色、優れた音楽的直感を駆使している。」
トロント スター(Tront Star)

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Jiri Gemrot

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