たこでもわかる!
廬PC用語集
〜Part1〜
★CPU(シーピーユー)★
CPUは人間に例えると脳にあたる部分で、パソコンを動かすために様々な処理をする中心的な部品です。
本当は「Central Processing Unit」の略で中央処理演算装置といいます。そのまんまですね。
パソコンを動かす中心的な役割をするものですから、当然性能の基準があります。
CPUの場合は動作クロックというものが大きく関わってきて、次にキャッシュサイズ、最後に拡張命令というもので決まると思ってください。(現在はこれにコア数が大きく関わってきます)
動作クロック、つまり周波数の単位はMHzとGHzで、1,000MHz=1GHzです。この数字が大きいほど、基本的には処理が速くなります。
次にキャッシュの量。キャッシュとは、CPUが命令を実行するのに一時的にデータを置いておく場所のことで、超高速にアクセス(読み書き)が出来ます。
このキャッシュの量が多いと処理が高速になります。(メインメモリを使わずにキャッシュだけで処理出来る量が増えるので)
ただ、調べない限り基本的にはどのCPUはがどれくらいのキャッシュを積んでいるかはわかりません。同じブランドのCPUでも値段が高い方、上位型番の方がキャッシュを多く積んでいることが多いです。
最後に、拡張命令です。ただ現在は各社とも同じような命令を採用しているので、これによる性能差はほとんどないと思われます。なので、ここでの解説は省きます。
現在Windows向けのCPUを売っている代表的な会社は「Intel」「AMD」の2社です。
Intel(インテル)はCoreやPentium4、CeleronなどのブランドのCPUを作っています。
現在の一般向けブランドはCore 2 Quadが最上位で、続いてCore 2 Duo,Pentium Dual-Core,Core solo,Celeronと続きます。
なので同じ周波数だったらCore 2 Quad シリーズが最も高速と言えます。
AMDも同じ感じでAthlonが上位版、Sempronが廉価版です。(他にTurionが有名です)
最新事情
実は現在のCPUは、周波数だけで単純に性能比較が出来なくなっています。
そこで性能をわかりやすくするために導入されたのが、AMDだと「モデルナンバー」、Intelだと「プロセッサ・ナンバー」という数字です。
これも各社の"ブランド内においての性能比較"が可能なだけで、現在は他社と比べることが非常に難しくなっています。
例:Intel社だと
Core 2 Duo T7300>Core 2 Duo T7100>Core 2 Duo T5500
こんな感じです。
7300が一番速く、同じ7xxx番でも7100の方が遅く、更に5xxxの方が遅くなります。
簡単に言えば、数字が大きい方が速いのです。
電気店で売っているPCのプライスカードには、CPUナンバーの下に小さく周波数が書いてあることが多いのは、このためです。
最近登場した「デュアルコア」CPUや「クアッドコア」CPUと呼ばれる物の解説は、別ページにしてあります。(※近日公開予定)周波数だけを見るのではなく、まずシングルコアか否かを確認するの方が大切ですね。
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