たこでもわかる!
PC用語集
〜Part15〜

ドラッグ&ドロップ(通称D&D)

パソコン初心者がまずつまづく点が、この「ドラッグ&ドロップ」です。

マウスのクリックや移動は出来ても、この操作が出来なければファイルの移動やコピーがとても大変です。

逆に覚えれば、一気にWindows操作が快適にできるようになります。

では、まず用語の意味を解説しましょう。

"ドラッグ"とは直訳すると「つかむ」という意味です。

そして"ドロップ"は「離す」という意味です。

つまり「つかんで離す」ということですね。

ただこれでは何だかわかりませんので、実際の操作を教えます。

まず、デスクトップにあるアイコン(絵の小さいマーク)を左クリックして"選択"状態にします。

その時、マウスの左クリックから"指を離さないで"クリックしっぱなしの状態にしてください。

指で左クリックを押したまま、マウスを動かしてみてください。

すると、アイコンが上下左右に自由に動きますね。

これがドラッグ(つかんでいる)状態なのです。

そのまま、好きなところで左クリックを「離して」ください。

これがドラッグ&ドロップ(D&D)の操作です。

できましたか?
でも何でこれが「凄く便利なのか」は分かりにくいと思うので、下に実用例を書いておきます。

1.ファイルの移動やコピーが出来る

→フォルダ(ファイル保存場所)を開いておき、その場所へファイルを"D&D"することにより、移動することが出来ます。右クリックで"D&D"すれば、ファイルをコピーすることも簡単に出来ます。

2.プログラムから目的のファイルを開く

→例えばWordを起動しておき、そのメインウインドウにテキスト文章を移動すると、Wordでファイルを開くことが出来ます。

画面下の「タスクバー」という所にソフトを起動していればソフトを選択できると思いますが、そこの上に一度ドラッグして、ウインドウが切り替わってからドロップすると、便利です。

3.アイコンの複数選択に使える

→これは本来の意味から外れますが、何もないところで左クリックしたままマウスを動かすと、アイコンを複数選択できます。複数選択して、それらをD&Dすることも出来ます。

4.ウインドウの移動も出来る

→ソフトの画面を移動する時は、画面上部の青いバーを左クリックで選択し、そのままバーをD&Dすれば、ウインドウを移動できます。

このように、様々なところにD&Dは使用できます。Windowsに限らずGUIと呼ばれる、グラフィカルな画面を持つOSでは、必須の機能です。是非使いこなしてみてくださいね。

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