自己防衛しよう
ウイルス対策
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ウイルス対策ソフトを導入したら、次はWindowsの欠陥を直す、修正パッチのダウンロードをしましょう。

現在流行しているウイルスの多くは、Windowsの欠陥をつついてPC内部に進入し、感染するものがほとんどです。

この欠陥が非常に多く、そして頻繁に見つかっているのが現状なので、こまめにチェックしてダウンロードし、適用する必要があります

方法は簡単です。

インターネットエクスプローラー(ホームページを見るソフトです)を起動して、ツール→「Windows Update」をクリックし、後は画面を見ながら作業を進めるだけです。

(ちなみにスタートメニューの中にある場合もあります)

利用料金はもちろん無料{

ただし、PCを買ってからすぐは、一度に大量のパッチをダウンロードしてインストールする必要があるので、少々時間がかかると思います。
面倒だな…

私もそう思います(笑)

でもしなければ、ウイルス対策ソフトでは防ぎきれないタイプのウイルスに感染するかもしれません。

あ、でも確かウイルス対策ソフトには、パターンファイルを自動的にチェック/適用してくれる機能があったから…

そう、この「Windows Update」にも、WindowsXPの場合だけ自動的にやってくれる機能があるんです

これを有効にしておけば、面倒な手間はかかりませんね。

最新バージョンのWindowsXP SP2ならば、初期状態でこの機能がONになっています。

スタートボタン→コントロールパネルと進み、「パフォーマンスとメンテナンス」というリンクをクリック。

そして「システム」というリンクを押します。

画面が出てきたら、上にあるタブの「自動更新」をクリック。

すると一番上に「コンピュータを常に最新の状態に保つ」というチェックがあるので、チェックが入っていなければ入れてください。

そして好みの方法を下の3つから選びます。

これで、自動的にチェックしてくれるようになります。
お疲れ様です

ここまですれば、ほとんどの対策は終わったと言えます。

まとめとして

1.ウイルス対策ソフトは非常に重要なので、導入をためらってはいけない。

2.ウイルス定義ファイルやWindowsUpdateは、頻繁に更新を確認する。

この2つだけです。

ここでちょっとした豆知識を教えます。

前ページで紹介した「ウイルス対策ソフト」ですが、これを導入するとPCの動作が鈍くなります。

これを嫌ってソフトを導入せず、プロバイダ提供の、ウイルスチェックサービス(メール受信の際にウイルスをチェック/駆除してくれるサービス)しか導入しない人がいます。

でも、これだとメール以外のウイルスを(例えばCD/DVD経由など)検知できませんし、Windowsの欠陥を突いてくるタイプのウイルス、すなわちネットに繋いでいるだけで感染するタイプのウイルスは防げません。

これでは非常に危険なので、出来ればソフトは入れたほうがいいですね。

6500円前後のソフトでなくても、1980円のウイルス対策ソフト、なんてのもありますので、何かしら入れたほうがいいです。

もちろん価格によって機能は変わってきますが、基本的な「ウイルス感染からPCを守る」ことには変わりありませんので、とにかく導入することを勧めます。

そして、1年に1回ソフトをバージョンアップする必要がある、とも言いました。

これは、最初にソフトを買うと付いてくる「ウイルスパターンファイルの更新サービス」の期限が1年で切れてしまうことが多いからです。

実に嫌らしい制限です。

そして、ソフトをバージョンアップするとこの期限がリセットされるんですね。

もちろんサービスの利用料だけを払ってもいいんですが(1年間で大体3000円くらいです)この利用料を支払えるのがクレジットカードだけだったりします。

だったら、多少金額を上乗せして機能が追加されている新バージョンを買おうかな、と思ってしまうんですね。

まんまと企業のワナに引っかかっていますが、結局はこのパターンが主流だと思います。
応用編

今後このページでは、ウイルス以外の様々なセキュリティについて、紹介していきたいと思います。

まだ先の公開になるかもしれませんが、どうぞ楽しみにお待ちください。
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2004/9/02公開