Editionとは「機能によって製品が分かれている」ことです。WinXPは主にメインの2つ+Media Centerが主力商品でしたが、今回は主力だけで4つになりました。
Vista Home Basic
→Vistaの基本機能のみで、新しい綺麗なUI(画面の見た目)、Media Center機能などが省かれている。
Vista Home Premium
→Home BasicにWindows Aeroやフリップ3Dといった新UIが搭載されている。PCをTV+ビデオレコーダーのように使えるMedia Center機能も搭載している。日本では採用機種が多く、高性能なパソコンに多い。
Vista Business
→Home PremiumからMedia Center機能を抜いて、ドメインへの参加と新しいバックアップ機能を搭載。ただし、暗号化機能や多言語サポートがない。
Vista Ultimate
→Vistaの全て機能が入ったバージョン。当然、パッケージの値段も最も高い。
このように、4つに分かれています。消費者向けのパッケージも、おそらくUltimate以外の3つが混じった形で販売されるため、各Editionの違いを十分に理解している必要があります。
2.新しいUIを搭載した
→UIとは操作方法と捉えるとわかりやすいです。UIが変わる、つまり画面のレイアウトが大きく変わります。見た目も格好良くなり、操作性も良くなった点が多いです。
高性能PCでは、Windows Aeroという更に綺麗なモードと、フリップ3Dというアニメーションつきのソフト切替機能が使えます。
★画像で見ようゥ★
(すべてAero設定)
デスクトップ画面
(横300×縦240,17.9KB JPEG画像)
→アイコンが大きい、Windowsサイドバーが見えます。
スタートボタン1
(横200×縦315,19.7KB JPEG画像)
→終了ボタンを押すと、スリープ状態になったり、検索バーが追加されロックボタンもあるなど、一番変わったところです。
スタートボタン2
(横200×縦316,19.9KB JPEG画像)
→上の画像の「すべてのプログラム」を押すと、なんと横に大きく画面が出るのではなく、そのままプログラムのところ上記のように変わります。画面を占領せず、効果的です。
★ゥ
FOMA向けi-motionを配信しちゃいます!
新しいフリップ3Dでのソフト切替動作をそのままP902iで撮影してみました。
WindowsXPまでのOSでも[Alt]キーを押しながら[Tab]キーを押すと切替ができましたが、Vistaでは[Windowsキー]+[Tabキー]でこのような立体的な画面になります。
FOMA向け
iモーション
フリップ3D
(8秒,497KB)
※パケ代注意、パケ放題向け,901i/700i以降対応
3.Windowsサイドバーを搭載
デスクトップ右側に、ニュースや画像、リアルな時計など専用ソフト(ガジェット)を配置できるようになりました。
4.ファストブート&スリープ
起動が速くなり、また電源を切るのではなく一時的に作業を中断する「スリープ」が標準になり、PCの再開が速くなりました。
5.USBメモリで高速化「Windows ReadyBoost」
USBメモリがメインメモリの代わりになる、素晴らしい技術。ただし、高速アクセスに対応したUSBメモリが必要。
6.Windows Side Show機能
携帯で言う「窓」と同じ感じです。主にノートPCの外側に搭載され、パソコンの電源ON/OFFに関係なくメールチェックや、一部のソフトの機能が使えます。
日本ではほとんど採用されていないですが、いずれ採用機種が増えて面白いことになると思います。
そのほかにも色々あります。また同時に発売されるOffice 2007の方がインパクトが強いかもしれませんね。
随時情報を追加したいと思いますので、アクセスよろしくお願い致します。