旅先のホテルにて


ホテルの地下のバー カウンターにたたずんで
残してきた君思う 君思う
飲み干した氷だけのグラス 額につけ
指先でもてあそぶ もてあそぶ

こんな事なら君を連れてくればよかった
何度も思い返しては後悔をしている
男はたまに一人にならねばならぬと格好をつけ
それが反って淋しさに苛まれるなんて

月明かりに照らされたベッドの白いシーツ
ふと思い出した美しい君の寝顔 君の寝顔
淋しさに耐え切れず 出てみた夜の町
情婦(おんな)に誘われても虚しさ募るだけ 募るだけ

帰ってきた日には出迎えて思い切り俺を殴ってくれ
なんて酷い自分勝手な男だと責めてもいい
いつか君がつぶやいた 「会えなくてさびしい」が
今ようやくこの身に染みて感じたから

(Guitar Solo)

こんな事なら君を連れてくればよかった
何度も思い返しては後悔をしている
男はたまに一人にならねばならぬと格好をつけ
それが反って淋しさに苛まれるなんて

(Guitar Solo)