つくばみらい市にあるこの施設は、広大な土地の中に、テレビドラマや映画の時代劇を撮影する建物やセットがたくさん作られています。施設内は長屋、下町、江戸城、宿場、江戸町屋の5つのゾーンに分かれています。長屋ゾーンは江戸庶民の暮らしを、下町ゾーンは東京の下町の町並みを、江戸城ゾーンは江戸城を中心とした武士の暮らしを、宿場ゾーンは下町風情を、江戸町屋ゾーンは江戸を支えた大店群をそれぞれ再現しています。どれも撮影用に作られているため、意図的に古い感じを表現しています。平日訪れたため人出は少なく、広い施設をのんびり散策することができました。自販機は目立たないところに何台かひっそりと置かれていましたが、食事ができる場所はありませんでした。
雪印メグミルクの前身、雪印乳業の創立者である黒澤酉蔵の生誕130年にあたるこの年、常陸太田市にある酉蔵ゆかりの地を訪ねてきました。酉和館は酉蔵が生まれた地に建っています。北海道に転居後に土地を地元の人に寄贈したところで、今もって地元の人に活用されています。館の隣には酉蔵の石碑も建てられています。酉和館の帰りに梅まつりで賑わう弘道館と偕楽園も訪ねました。水戸市内は見どころ満載で、これ以外にも大日本史編纂の地、徳川斉昭・光圀公像、二人を祀った常磐神社、斉昭の別邸・好文亭、弘道館公園、八卦堂、孔子廟、東照宮、水戸城跡の空堀・土塁、水戸彰考館跡などがあります。
