木曽・風越山山行(1699m)

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参加:横田・天野・榊原・志水

AM9:30木曽古道入り口―――PM12:15風越山山頂

木曽古道

風越山から

中央アルプスの木曽側にある前衛の山は4つ程ある。細かな山は別にしても代表的な山はというと、北から風越山・萩原沢岳・糸瀬山・南木曽岳の4座だ。萩原沢岳は前回に登る機会があったが天気に恵まれずに中断した。今回、西山さんから話しを聞いてみると、風越山は今の時期は花が咲いていて奇麗だとの事。日帰りでのんびり行ける気楽さもあって早速にもと計画を実行する事になった。国道19号線は”寝覚めの床”のある上松町から右に入り、木曽駒ヶ岳の上松道コースへ向かう道を少し進み、途中で右に折れると前方に風越山が堂々と聳えてみえる。民家のばらついている道を風越山の山麓に向かうと途中からだがまだ立てたばかりの標識が木曽古道の方へと案内してくれる。

木曽古道の入り口で簡単に準備をして早速出発をした。古道の標識に導かれて風越山登山道まで樹間の中を20分も進むと2本目の林道に出て登山道入り口の標識にでる。後はジグザグに登って行くと、最初に笹百合が咲いているのに出合う。キスゲが咲き、菖蒲を見つける。やがて展望が開けてきた。アザミ・トリカブトをみつける。他にも花は沢山咲いていたがどうにも分からない。草原状の中を気持ち良い風に吹かれて歩く内に山頂手前の分岐点に着く。ここから山頂までは10分。山頂に取り付けてある梯子で中央アルプスを展望して分岐点に戻り食事をとり、僕たちは帰路についた。樹間に入る迄の笹原の道からは木曽谷が一望出来る。霞んでいたが糸瀬山も望めた。景色にも恵まれてゆったりした楽しい一日になった。